<2025年更新!>2022年にコールマンより、ポンプ付きのインフレーターマットが発売されました。
様々なメーカーから多数のエア注入式マットが発売サていますが、それと比較したこのマットの特徴は「横幅が74cmで広い」というところでしょう。
特徴
- 使用サイズ:約186 x 74×7 (h) cm
- 収納時サイズ:約φ11×26cm
- 重量:約830g
- 材質:75Dポリエステル(TPUコーティング)
- 仕様:収納ケース式ポンプ
- 付属品:収納ケース
- 持ち運びに便利な軽量・コンパクト収納
- 収納ケースをポンプに利用し簡単に膨らませる
- ダブルバルブであっという間に空気の抜き取り完了
- 寝返りしてもマットから落ちづらいワイドサイズ
(従来に比べ横幅約40%アップ)
組み立て動画
個人的感想
できるだけ収納サイズを軽量・コンパクトとしたい、キャンパー向けの幅広マットというところでしょうか。ファミリー向けの同社のマットの中には、マットを並べたときにボタンで連結できるようになっているものも(キャンパーインフレーターマット シングルIII )ありますが、このコンパクトインフレーターマット/Sには連結機能は無いようです。
コンパクトな1人用のエア注入式マットとして、横幅74cmはかなり広いほうです。
キャンパーインフレーターマット シングルIII は横幅63cm

ベッドのようなクッション性のキャンパーインフレーターマットハイピーク/シングルは横幅68cm

になります。
キャンパーインフレーターマットハイピークは横幅ありますが、マット自体が10cmと厚く、中にポリウレタンフォームが入っていてどうしても収納時サイズ約21×72cm、重量約2.7kgと大きくなり、まあまあな荷物になります。
コンパクトインフレーターマット/Sは、
- 使用サイズ:約186 x 74×7 (h) cm
- 収納時サイズ:約φ11×26cm
- 重量:約830g
と収納がコンパクトかつ、横幅も広いです。
エア注入式のマットの横幅は、大きく
- 横幅50cm(登山・キャンプ向け)
- 横幅60cm(キャンプ向け)
- 横幅約70cm以上(大型テントのキャンプ向け)
3タイプに分類できます。
横幅74cmはソロ向けマットとしてはかなり珍しい横幅です。私自身、キャンパーインフレーターマット シングルIII (横幅63cm)を使ったこともありますが、肩幅の小さい女性や子供なら十分かもしれませんが、私の体格(身長176.5cm)だと、仰向けに寝たときに腕(手)が床に落ちるか落ちないかギリギリの横幅です。横幅74cmだとほぼ落ちないと思います。
幅広でそれなりにコンパクトなエア注入式マットがほしいけど、ダブル・二人用サイズのマット(横幅100cm~)だと、ソロテント内に入り切らないこともあるので、コンパクトインフレーターマット/Sは手が床につかない幅広エアマットがほしい、軽く寝返りしても床に落ちないソロキャンパーのニーズに応えられる製品かも、と感じました。
断熱力に関しては、R-value表示無いのではっきりしたこと言えませんが、中に断熱材入っていない空気のみのようなので、温暖な春~秋のキャンプ向けの断熱力で、氷点下に近い一桁代の気温だと底冷えする可能性あり、氷点下はほぼほぼ底冷えする断熱力と思われます。
- 荷物を抑えたい時はこれかな(2022年11月16日):他のレビューにもありましたが、寝ればクッション性がありますが座ったりすると直地面です。荷物を抑えたいソロキャンで寝る時だけ使用するタイプなのかな

発売から1年以上経過し、amazon等でのレビューも増えてきています。ご参考に☆
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