「山岳・登山・トレッキング用の寝袋・シュラフ」の記事一覧

【実験】テント内とテントの外の気温差ってどの程度?温度データロガーで測定

寝袋・シュラフ 山岳・登山・トレッキング用の寝袋・シュラフ 登山・キャンプ記
テント内外温度差 測定結果

背景 以前から、「テントの保温力はどの程度なのだろうか?」という素朴な疑問を抱いていました。 外よりもテント内部の方が温かいのは知っていますが、具体的にどの程度の温度差があるのか具体的に測定してみたいと思っていました。 2019年09月29日から八ヶ岳の行者小屋にテントで1泊した時に、2つの温度データロガーで測定してみました。   測定環境 テントはモンベルのステラリッジテント4型を使用 […]

マミー型寝袋の世界基準は左ジッパー(スライダー)、しかし日本の主流は右ジッパーの理由

寝袋・シュラフ 山岳・登山・トレッキング用の寝袋・シュラフ

日本で流通する登山や旅行用の軽量なマミー型寝袋のほとんどは、寝た状態で右側にジッパー(スライダー)が付いています。 しかし、世界基準ではジッパーは左側が多いのが現状です。 海外製は左ジッパー(シートゥーサミットのシュラフ)   右ジッパーと左ジッパーの比較 右ジッパーと左ジッパーの比較実演  上の動画を見ると、右ジッパーより左ジッパーの方が右手で開けやすい様子が映し出されています。 な […]

【2024年版】山岳・登山用の寝袋・シュラフの選び方の基本(無積雪期)

山岳・登山・トレッキング用の寝袋・シュラフ

【2024年更新!】 私自身の今までの知識・経験の集大成として、山岳・登山用の寝袋の選び方の基本をまとめることにしました。 商品を探していろいろ調べた結果、どれが良いかわからなくなってしまった カタログに掲載れている特徴や数値の意味がわからない といった方でも、このページを最後まで読めばある程度理解できるようになるのではないか、と思います。 今まで日帰り登山だけだったけど、テント泊に挑戦してみたい […]

山岳・登山向け3シーズン用のダウン・化繊綿の寝袋おすすめ一覧

山岳・登山・トレッキング用の寝袋・シュラフ

山岳・登山向けのマミー型寝袋は、中綿がダウンか化繊綿かで大きく分けることができます。ダウンの中でも最軽量・コンパクトなハイエンドモデルと、もう少し安価な素材を利用したお手頃価格モデルがあります。化繊綿は、全体的にダウンよりも重量が重くなる傾向がありますが、企業努力によりダウン並の重量の寝袋もわずかながらあります。 お手頃価格3シーズン用のダウン寝袋一覧[価格2~2.5万] 最軽量・コンパクトな3シ […]

マウンテンハードウェア ハイパーラミナ スパーク[0℃,737g]は軽量・コンパクトな3シーズン向け化繊寝袋。サイズ大きめ。

マウンテンハードウェア(mountainhardwear) 山岳・登山・トレッキング用の寝袋・シュラフ

ハイパーラミナ スパークは今までの化繊シュラフにはない「高い圧縮性」と、「保温性」と「軽量性」のバランスとが評価され米国バックパッカー誌"EDITOR'S CHOICE 2015"を受賞しています。(化繊タイプのシュラフとしては史上初のようです)。 マウンテンハードウェア ハイパーラミナ スパーク 価格:¥28,080(税込) リミット温度:0℃ サイズ: レギュラー 内部全長:198cm 肩周囲 […]

ファイントラック ポリゴンネスト 6×4[0℃,630g]は超軽量・コンパクトな3シーズン向け化繊寝袋。だたし好みは分かれる。

ファイントラック(finetrack) 山岳・登山・トレッキング用の寝袋・シュラフ

ファイントラック ポリゴンネストの利用者のレビューを何度も見てきていますが、好みが分かれる寝袋のようです。過去にダウン寝袋の濡れによる保温力低下に悩まされていた方には高評価ですが、そこまで悩みが無かった方にはイマイチ、と反応が分かれるようです。 ファイントラック ポリゴンネスト 6×4 価格:¥32,832 (税込) 重量: 630g 素材 表:ナイロン100% 裏:ナイロン100% 中間層:ポリ […]

【2020年】モンベル ダウンハガー650 #3 [-2℃,720g](3シーズン用)は生地変更で軽量化。キャンプだけでなく登山も視野に。

モンベル(montbell) 山岳・登山・トレッキング用の寝袋・シュラフ

モンベル ダウンハガー650 #3は主にキャンプ用のユーザー向けでしたが、2020モデルから生地変更に伴う軽量化により登山用途も十分に視野に入ったように感じます。 2023年追記 この寝袋の紹介記事は、下記ページに移転しました。 【2023年版】モンベル「ダウンハガー 650(#0,#1,#2,#3,#5)」の特徴と注意点   2020年モデルより 2019年モデルまでは生地に40デニー […]

タケモ スリーピングバッグ 3 [2℃,700g]はコストパフォーマンス重視の軽量寝袋

タケモ(takemo) 山岳・登山・トレッキング用の寝袋・シュラフ

タケモ スリーピングバッグ 3 価格 :  ¥22,000 +税 サイズ : 内周囲 肩回り 158cm  全長 205cm  足元回り 104cm 重量 : 700g 素材:表地 裏地 ポリエステル100% 20Dのポリエステルリップストップ 中綿 : ホワイトダックダウン ダウン90% フェザー10% 300g  750フィルパワー 構造 : ボックス構造  シングルドラフトチューブ&ネックチ […]

イスカ エア 300SL[2℃,550g]はコストパフォーマンス重視の軽量登山向け寝袋

イスカ(ISUKA) 山岳・登山・トレッキング用の寝袋・シュラフ

イスカ エア 300SLは、ハイエンドモデルのエア 280xの中綿を800フィルパワー ホワイトグースダウンから720フィルパワーのダウン(おそらくダックダウン)に変えただけのモデルです。重量が20gしか変わりませんが、価格が約5千円も下がります。     お知らせ このページの情報は古いです。最新情報は下記ページをご参照ください。 イスカの寝袋・シュラフの失敗しない選び方 【 […]

イスカ エア 280x[2℃,550g]は玄人好み3シーズン用登山向け寝袋

イスカ(ISUKA) 山岳・登山・トレッキング用の寝袋・シュラフ

イスカは登山の玄人の方々から支持されているメーカーで、エア 280xは登山向けの3シーズン用寝袋のハイエンド製品になります。   お知らせ このページの情報は古いです。最新情報は下記ページをご参照ください。 イスカの寝袋・シュラフの失敗しない選び方 【2023年版】イスカの寝袋・シュラフの失敗しない選び方   イスカ エア 280x 価格30,240円(税込) 羽毛量 : 28 […]

モンベル アルパインダウンハガー800 #3 [0℃,573g]はグラム単位で軽量したい方向け

モンベル(montbell) 山岳・登山・トレッキング用の寝袋・シュラフ

モンベル アルパインダウンハガー800 #3 【価格】 ¥24,500 +税 【中綿】800フィルパワー EXダウン(グースダウン) 【素材】表地:10デニール・バリスティック® エアライト[ポルカテックス®加工] 【重量】548g(573g) ※( )内はスタッフバッグを含む総重量です。 【カラー】バルサム(BASM) 【収納サイズ】φ13×26cm(2.8L) 【リミット温度】0℃ 【コンフォ […]

【2020年】モンベル ダウンハガー800 #3 [-1℃,595g]は軽量・コンパクトな初心者にも優しい寝袋

モンベル(montbell) 山岳・登山・トレッキング用の寝袋・シュラフ
モンベル ダウンハガー800 #3

モンベル ダウンハガー800 #3はモンベルのハイエンドモデルの3シーズン用寝袋です。軽量・コンパクトを実現しながら快適な寝心地を実現している、モンベルの主力のスリーピングバッグになります。   モンベル ダウンハガー800 #3 【価格】 ¥30,000 +税(レギュラー) 【中綿】800フィルパワー EXダウン(グースダウン) 【素材】表地:10デニール・バリスティック エアライト® […]

山岳・登山向けの寝袋のサイズ選び-横方向:肩幅・肩周囲・肩回り

山岳・登山・トレッキング用の寝袋・シュラフ

  寝袋の肩幅 寝袋のサイズ選び縦方向と共に重要なのが、横方向です。 寝袋で使われる横方向の長さは主に 「肩」部分の長さ 「お尻」部分の長さ 「足」部分の長さ の3つあり、寝心地に大きく影響するのが、肩部分の長さです。メーカーによって肩幅・肩周囲・肩回りと表記が異なります。 肩幅は寝袋のファスナーを閉じた状態で無理なく引っ張ったときの横幅の最大長になり、 肩幅 × 2 ≒ 肩周囲 になります。肩幅 […]

山岳・登山向けの寝袋のサイズ選び-縦方向:長さ・全長・適応身長

山岳・登山・トレッキング用の寝袋・シュラフ

全長は寝袋の縦方向の長さを表す数値です。ただ、この数値(全長208cmなど)では利用者の使用感があまりわからないため、親切なメーカーは適応身長(頭頂部と足裏部の中綿の嵩高・ロフトを潰さず快適に利用できる身長の上限値。身長180cm以下など)で表現してくれています。 寝袋の全長のみ記載されている場合は、おおよそですが、 全長[cm]-(25~32)[cm ] ≒ 適応身長 となるようです。(※メーカ […]

山岳・登山向けの寝袋のサイズ選び-付かず離れずが実用的なサイズ

山岳・登山・トレッキング用の寝袋・シュラフ

服を選ぶ時、皆さんS,M,L,XLといったサイズの中から自分の身体にあったものを選ぶと思いますが、寝袋の場合はそこまで細かく用意されていません。メーカーによって多少異なりますが、レギュラーサイズが基本で、売れ筋の保温力に限ってロングサイズやショートサイズが用意されている程度です。 カタログに様々なサイズを表す数値が掲載されていて、寝心地に大きく影響するのが、 長さ・全長・適応身長 肩幅・肩周囲・内 […]

山岳・登山向けの寝袋に使われるファスナー(ジッパー)の特徴(構造・種類・逆開・ロック機構・長さ)

山岳・登山・トレッキング用の寝袋・シュラフ

ファスナー(アメリカではジッパー、日本では昔はチャックとも呼ばれた)は山岳・登山用のほとんどの寝袋に使用されていて、ファスナーの長さは出入りのしやすさや温度調節のしやすさに繋がり、短いものはその分だけ部材が少なくなるため寝袋全体の軽量化に繋がります。 ファスナーの構造 ファスナーは、スライダー(開閉部分)、エレメント(務歯)、テープの3つの部品で構成しています。 スライダー:ファスナーを開閉する部 […]

山岳・登山向けの寝袋に使われる中綿(ダウン・化繊)の特徴

山岳・登山・トレッキング用の寝袋・シュラフ

現状、中綿(生地の内部に封入される保温材)として利用されているのは、ダウンと化繊(化学繊維)です。山岳・登山向けの寝袋に使われる中綿(ダウン・化繊)の特徴をまとめました。 ダウン 抜けてきたダウンを撮影してみました 山岳・登山用の寝袋の中綿として、広く普及しているのは鳥の羽であるダウンです。大きく分類するとグースダウン(がちょう)とダックダウンの2種類あり、グースダウンの方が羽が大きく、単位グラム […]

山岳・登山向けの寝袋に使われる生地(ナイロン・ポリエステル)の織り方、撥水加工

山岳・登山・トレッキング用の寝袋・シュラフ

山岳・登山向けの寝袋に使われる生地(表地・裏地)には、ナイロンやポリエステルが使われています。 一般的なものよりも強度がある特殊な種類や、ダウンが飛び出しにくい高密度の織り方、繊維形状のものもあるようです。 そして、登山用の寝袋のほとんどの製品には生地に撥水加工が施されていて、雨や結露により水濡れしにくい工夫がされています。   繊維 登山用の寝袋の生地は、表地(外側の生地)と裏地(内側 […]

山岳・登山向けの寝袋に求められる基本性能(軽量・コンパクト・耐久・快適性)

山岳・登山・トレッキング用の寝袋・シュラフ

山岳・登山・トレッキング向けの寝袋に求められる基本性能・特徴は、 軽量性 コンパクト性 耐久性 快適性 になります。 軽量性 登山ではザック(リュック)に荷物(もちろん寝袋も)を入れて背負って登ります。荷物が軽ければ軽いほど、体への負担も減り、上り下りが続く山道の歩行も楽になります。(実は、寝袋は歩行中は全く使わない山道具です。キャンプ地・テント場に着いて、テントを設営してようやく出番が訪れます。 […]

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