【ソロ・ファミリーキャンプ向け】寝袋選びのポイントと厳選おすすめ・人気モデル8選
<2021年更新!>
車で移動するソロ・ファミリーキャンプ用の寝袋の選びのポイント(形状、サイズ、生地、保温力、収納サイズ)と厳選おすすめ・人気商品を紹介します。
形状
寝袋には、大きく分けて封筒型とマミー型の2種類あり、それぞれ形状による特徴が異なっています。

○良いところ
- 普段使用する布団に近い
- 寝ているときの圧迫感があまりない
- 価格が安いものが多い
- 家族単位で使うには便利
△いまいちなところ
- 重い
- 収納時に大きい
- 寒冷地には不向き(体との密着度が弱いため)

○良いところ
- コンパクトに収納できる
- 重さが軽い
- 寒冷地に向いている(体との密着度が強いため)
△いまいちなところ
車移動のキャンプで多く普及しているのは、封筒型の寝袋です。その理由は、
- 車は積載量が大きく寝袋の収納サイズが多少大きくても積み込める
- 自宅で使われる布団に近い寝心地で初心者でも違和感無く寝やすい
- 多くの封筒型の寝袋は価格が数千円で購入しやすい価格帯である
- ファミリーキャンプであれば家族分(4人家族であれば4個)を購入するため、経済性が重要視される
という背景があるようです。
また、構造上、封筒型は氷点下対応が難しいですが、キャンプの最盛期は夏です。好きな方でもせいぜい春・秋までの3シーズンのため、封筒型で対応できるのが現状です。
サイズ
様々な封筒型の寝袋が販売されていますが、よくよく見ると大きさが異なっているのに気づきます。
大手通販サイト(amazon、楽天)の寝袋の人気ランキング上位に掲載されている各メーカーの寝袋を例に見てみましょう。
長方形の形をした封筒型の寝袋サイズは、メーカーやモデルによって多少違います。
生地
封筒型の寝袋は、表地(外側の生地)と裏地(内側の生地)で異なっている場合が多々あります。それは、外側と内側で求められる性能が異なるためです。
表地(外側の生地)

封筒型の寝袋の表地には、ナイロンやポリエステルの化学繊維が使われていて、物によっては水濡れしても拭き取りやすい加工や、撥水加工された生地を使っています。
裏地(内側の生地)
表地と違い、裏地は体が触れる部分のため、汗を吸いやすい生地、肌触りのよい生地、暖かく感じられるフリースの生地などが使われています。
内側に使われている生地は、ある程度価格と比例しています。例えば、1000円~2000円程度の安価な寝袋の場合、外側と同様の生地が使われていることも見受けられます。5000円程度になると、肌触りの良い生地やフリース生地などが使われています。
1回ぐらいしか使わないという方はそういうのでも良いかもしれませんが、これから何度も使う予定の方は肌触りのよい生地を使ったものがおすすめです。(発汗量の多い夏は特に)
吸汗性能・肌触りの良い寝袋の見分け方ですが、
- 裏地の材料が木綿が混毛されている
- ポリエステル100%でも木綿の生地のような少しザラザラしたような質感・光沢
- 汗の吸いが良いと書かれている
という場合は汗の吸いが良く肌触りが良いと考えて良いでしょう。
価格が安く、写真等でみても裏地がウインドブレーカーみたいなものは、あまり汗を吸わない可能性が高いと考えてよいでしょう。
保温力
キャンプ用の寝袋の保温力は、夏用と3シーズン用で分けることができます。
夏用

夏は夜でも暑くて寝袋に入らないことも(2020/08/26 秩父巴川オートキャンプ場)
快適睡眠温度が15℃程度のの寝袋は夏用です。
3シーズン用(春(GW)、秋(紅葉時期))

春のGWや紅葉時期の夜は冷える(2020/11/15 道志青根キャンプ場)
快適睡眠温度が0℃~10℃程度のものは3シーズン用です。
収納サイズ
封筒型の寝袋の収納サイズは、同程度の保温力のマミー型の寝袋に比べて大きくなります。また、保温力が高さに比例して、生地と中綿の量が増えるため、収納サイズも大きくなります。
車移動であればある程度の大きさも許容できると思いますが、車種(コンパクトカー)やキャンプ人数(家族4人なら4個)によっては、積載が困難になる可能性もあります。

ファミリーキャンプはとにかく荷物が多い(2016/08/05 上高地の小梨平キャンプ場)
気になる方は、最寄りのアウトドアショップで大きさをみるなど、事前に確認すると良いでしょう。
保証(初期不良対応)
最近はamazon等でもネットブランド品の寝袋が多数販売されています。キャンプの著名なメーカー品(コールマン、ロゴス等)でも、ネットブランド品でも初期不良等は起こりえます。様々なレビューを見ると、初期不良として
- ファスナーの不良(ファスナーが壊れている、ファスナーが動かない)
- 縫製不良(縫いが大きくズレている、白い中綿が飛び出している)
- 製品から不快な匂いがする(安価なネットブランド品でたまにある)
などあるようです。
購入の際には、高評価のレビューだけでなく、低評価のレビューの確認も推奨します。
厳選おすすめ・人気8選のご紹介
キャンプ向けの化繊綿の寝袋と、ダウンの寝袋を紹介します。
コスト重視の方は化繊を、多少価格が上がっても軽量・コンパクトにしたい方はダウンを検討してみてください☆
Bears Rock 3.5シーズン 寝袋 MX-604-[楽天ランキング上位]

参考動画
※1 楽天のみの取り扱い
※2 2021/11/08時点でレビュー数が3,855件あります。
コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ-[ショップの売上上位]

「コールマンのマルチレイヤースリーピングバッグ」の購入者レビューと実売価格
詳しくは、下記ページにも掲載しています。
⇒【4シーズン対応】コールマンのマルチレイヤースリーピングバッグの特徴・感想・実売価格
コールマン コージーII-[定番]
amazonのカスタマーレビューも非常に評価が高いです。以下、コージーII/C5のamazonカスタマーレビューより。
保温力別に
- C5(快適温度:5℃以上)
- C10(快適温度:10℃以上)
の2種類あります。
コールマン ファミリー2 in1-[ファミリーに人気]
amazonのカスタマーレビューも非常に評価が高いです。以下、ファミリー2in1 C5のamazonカスタマーレビューより。
保温力別に
- C5(快適温度:5℃以上)
- C10(快適温度:10℃以上)
の2種類あります。
「ファミリー2 in1 C10/C5」の購入者レビューと実売価格
フリース イージー キャリースリーピングバッグ C0/C5-[春・秋向け]
- 使用時サイズ:約84×190cm
- 材質:表地/ポリエステル 裏地/ フリース(ポリエステル)、フリース 中綿/ポリエステル
以下、amazonのカスタマーレビューより抜粋。
「フリースイージーキャリースリーピングバッグ C0/C5」の購入者レビューと現在の実売価格
コールマン パフォーマーⅢ-[メーカー製で低価格]
以下、パフォーマーⅢ C5のamazonカスタマーレビューより。
保温力別に
- C5(快適温度:5℃以上)
- C10(快適温度:10℃以上)
- C15(快適温度:15度℃以上)
の3種類あります。
「パフォーマーIII C5/C10/C15」の購入者レビューと現在の実売価格
スノーピーク SSシングル(エントリーパックSS)-[高級感あり]
- サイズ/重量:78×196cm/1.7kg
- 材質:表地/68Dポリエステル、裏地/68Dポリエステル、中綿/ポリエステル
- 快適温度:13度、下限温度:5度
- 収納サイズ:49×38×20cm
以下、amazonのカスタマーレビューより抜粋。
参考動画
「スノーピーク SSシングル&エントリーパックSS」の購入者レビューと実売価格
Naturehike 軽量 封筒型ダウン寝袋[CW280]-[軽量・コンパクト]
- Mサイズ)長さ190×幅72cm 収納時:約12×26cm 重量:約570g
- Lサイズ)長さ200×幅80cm 収納時/約18×35cm 重量:約790g
- 材質:15D400Tナイロン
以下、amazonのカスタマーレビューより抜粋。
「Naturehike 軽量 封筒型ダウン寝袋(M、L)」の購入者レビューと実売価格
Naturehike 軽量 封筒型750FPダウン寝袋[CW400]-[軽量・コンパクト]
- Mサイズ)210*75cm 収納時φ16*35cm 重量:約910g
- Lサイズ)220*85cm 収納時φ18*35cm 重量:約930g
- 材質:20Ⅾナイロン
以下、amazonのカスタマーレビューより抜粋。
参考動画
「Naturehike 封筒型750FPダウン寝袋[CW400](M、L)」の購入者レビューと実売価格
大手通販サイトランキング
上記以外にも、さまざまな寝袋が出回っています。
大手通販サイトのamazonや楽天の寝袋・シュラフの人気ランキングのリンクを掲載しておきますので、購入の際の参考にしてみてください。
大手通販サイトの[寝袋・シュラフ本体]人気・売れ筋ランキング

自然が広がる、自然に還る
おすすめです!(2019-02-16)我が家は4人家族です。キャンプ道具色々とほしいのですが、あんまりお金もかけられません。今まではテントに布団持ち込みしてましたが、さすがに、嵩張るので、あちこちのサイトを検索して家族4人分の寝袋を購入しました。本当は、こちらのシリーズの-16℃まで対応の寝袋にしたかったのですが、予算的に辛かったので、-6℃までのこちらを2個購入。
翌日には届きました。開けてみて、びっくり。本当に手触りが良いです。ふかふか、ふわふわです。高級な寝袋は見たことがないので、比較できないのですが、この商品を購入する2週間ほど前に他社の製品で、限界温度-15℃まで対応の3000円台の格安寝袋を2個購入しました。そちらは、確かに-15℃までとあって、分厚かったですが、縫製はイマイチで、縫えていない部分も数ヶ所あり、手触りも外側ですがパリパリ感がありました。まあ、安いしこんなものだろうと思ってましたが、今回、この商品を購入してこんなにも違うのかと思ったところです。
私が購入した-15℃まで対応の他社製品と-6℃までのこの商品、比べてみると、手触りは圧倒的にこちらの商品がよいです。私はこちらの商品で、家族4人分揃えれば良かったと後悔してるところです。
キャンプの予定は3月末と4月上旬。九州ですが、まだまだ、夜間や明け方は寒いです。実際使用してみないと分かりませんが、インナーシュラフや湯タンポなどで防寒してみようと思います。
ちなみに、こちらの商品、ちゃんと隅々まで見ましたが、綺麗に縫製されていて、糸のほつれはありませんでした。ファスナーも普通に使用して、噛みません。