<2026年最新版>2016年9月の購入から約10年使い続けている、キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) のEVAフォームマット ダブルを徹底レビューします。実売価格と寝心地・耐久性のバランスに優れた定番キャンプマットの実力を、写真付きで詳しく紹介します。

結論からいうと、寝心地・耐久性・収納袋の作りを含め、実売価格とのバランスに優れたフォームマットです。
約10年使い倒した実体験をもとに、良い点も気になる点も正直にお伝えします。
著者PROFILE


名前:Masaki T
経歴:大手アウトドアショップで寝袋・マットのコーナーを中心に約4年間の接客経験に加え、独自の調査・研究を重ね、アウトドア情報を発信し15年以上。無積雪登山・雪山登山・クライミング・アイスクライミング・自転車旅行・車中泊旅行・ファミリーキャンプなど幅広くアウトドアを経験。(詳細プロフィール)
※このページで使用している写真の多くは2021年9月に撮影したものです。そのため写真には使用感がありますが、2026年7月時点で公式サイトの仕様を確認したところ、本記事に記載しているサイズ・素材と同じ内容が掲載されていました。
著者PROFILE


名前:Masaki T
経歴:大手アウトドアショップで寝袋・マットのコーナーを中心に約4年間の接客経験に加え、独自の調査・研究を重ね、アウトドア情報を発信し15年以上。無積雪登山・雪山登山・クライミング・アイスクライミング・自転車旅行・車中泊旅行・ファミリーキャンプなど幅広くアウトドアを経験。(詳細プロフィール)
キャプテンスタッグ EVAフォームマット ダブルの基本仕様
| 正式商品名 | EVAフォームマット(ダブル)140×217cm |
|---|---|
| 品番 | UB-3001 |
| 使用サイズ | 約幅140×長さ217×厚さ1.5cm |
| 収納サイズ | 約70×13×39cm |
| 素材 | 発泡ポリエチレン、EVA樹脂 |
| 原産国 | 韓国 |
| メーカー希望小売価格 | 14,300円(税込) |
| R値 | 公表なし |
販売価格は、ショップや時期によって変動します。
キャプテンスタッグ EVAフォームマットを選んだ3つの理由
このマットを選んだ理由は、主に3つあります。子育て世代のキャンパー目線で、購入の決め手を紹介します。
- 子どもがマットから落ちても冷たくなりにくいようにする
- テント内で快適に過ごすため
- エア注入式マットが空気漏れしても寝られるようにするため
子どもがマットから落ちても冷たくなりにくいようにする


EVAフォームマットを購入する前のテント内



このマットを購入したのは、子どもが生まれてファミリーキャンプをするようになり、テント内部に敷くマットが必要になったからです。
それほど寒くなければ、このマットに直接寝ることもできます。ただ寝心地が少し硬いので、我が家ではこのマットの上にエアマットを重ねて使っています。
「エアマットだけで十分では?」と思う方もいるかもしれません。ですが子どもは寝相が悪く、シングル用のエアマットの上に寝かせても、しばらくすると落ちてしまいます。(幼児は「いつのまにそこまで動いたの?」と驚くくらい、寝ている間にあちこち動き回ります)
その点、ダブルサイズのフォームマットなら、テントの端まで行かない限りマットの上にとどまってくれます。
テント内で快適に過ごすため





テント内部にこのマットを敷くと、足裏が冷たくなりにくくなります。
季節や標高、時間帯によっては地面が冷たく、断熱性がほとんどないテント生地の上に足を乗せるとひんやり感じます。このマットをテント内に敷くことで、地面の冷たさや硬さを和らげられます。
このマットは空気を入れて使う構造ではないため、穴が開いて空気が抜け、突然ぺちゃんこになる心配がありません。万が一エア注入式マットが空気漏れを起こしても、一定のクッション性を確保できます。
エア注入式マットは寝心地が非常に良い一方で、穴が開く、生地が剥離して膨らむ、バルブが故障して空気が抜けるといったトラブルが起こる可能性があります。
エア注入式マットが空気漏れしても寝られるようにするため


エア注入式マットの空気漏れは、補修材(接着剤・補修生地)を持っていても、原因箇所を見つけるまでに時間がかかります。寝る直前に空気漏れに気づいても、対処しきれないことも少なくありません。
荷物を減らしたい登山なら仕方がない面もありますが、荷物を積める車移動のキャンプなら、空気漏れでぺちゃんこにならないフォームマットをテント内に敷いておくと安心です。
キャプテンスタッグ EVAフォームマット ダブルの特徴
ここからは、実際に使って感じた特徴を4つのポイントに分けて紹介します。
- 収納袋
- 寝心地
- 耐久性
- 折りたたんで枕として使える



以下、2021年9月に撮影した写真をメインに紹介しています。
収納袋




筆者が購入した製品には、専用の収納袋が付属していました。作りがしっかりしており、約10年使用した現在も問題なく使えています。
寝心地


フォームマットなので、寝心地はエア注入式マットには劣ります。ただ表面の凹凸が体重を適度に分散してくれるので、思ったよりソフトな寝心地です。地面に直接寝るよりは、ずっと快適に過ごせます。





マットの厚さは約1.5cmです。表面には大きめの凹凸があり、整備されたキャンプ場の地面なら適度なクッション性を感じられます。
石がゴロゴロした河原や、整備されていないキャンプ場だと、寝たときに石の感触が伝わることもあります。
肌触りはしっとりしていて、銀マットのようにペタペタ肌に張り付く感じがありません。肌の露出が多いTシャツ・短パンで寝る暖かい時期でも、銀マットより快適に過ごせます。


表面はグリーン、裏面はグレーです。公式の素材表記は「発泡ポリエチレン、EVA樹脂」で、原産国は韓国です。


耐久性
このマットは、かなりの頻度で使ってきました。使用による削れや傷も見られます。


エア注入式マットなら空気漏れにつながるような負荷がかかっても、フォームマットは傷がつく程度で、筆者の使用範囲ではそのまま使い続けられています。
購入から5年以上が経過すると、最初よりもマット全体が明らかに柔らかくなりました(購入時はもっとハリがありました)。とはいえ変化はその程度で、生地がボロボロになるようなことはなく、約10年経った今も現役で使えています。
その他の使い方|折りたたんで枕にもなる


一部を半分に折りたためる構造になっていて、折りたたんで枕代わりに使うこともできます。


ただ実際にやってみると、押さえていないと元に戻ろう(広がろう)とします。


そのため、この使い方はほとんどしていません。休憩で横になったときに、たまたまこの部分が頭の近くにあれば、重ねて枕代わりにする程度です。
キャプテンスタッグ EVAフォームマット ダブルのデメリット
良い点だけでなく、購入前に知っておきたい注意点も3つ紹介します。
- 収納サイズが大きい
- 単体では硬さや底付き感がある
- R値が公表されていない
収納サイズが大きい
収納サイズは約70×13×39cmで、エアマットのように小さく圧縮することはできません。徒歩キャンプや登山より、荷物を積める車移動のキャンプに向いています。
単体では硬さや底付き感がある
厚さは約1.5cmなので、地面が硬い場所や石が多い場所では、肩や腰に地面の感触が伝わることがあります。柔らかい寝心地を求める方は、エアマットやインフレーターマットとの併用がおすすめです。
R値が公表されていない
断熱性能を示すR値は公表されていません。冬キャンプや冷え込む高原で使う場合は、R値が明示された別のマットと重ねて使うと安心です。
類似製品との比較|WAQ XPEフォームマットとの違い
比較用に購入した「WAQ XPEフォーム 2人用キャンプマット」とも比較してみます。サイズ・寝心地・収納力の3つの観点で見ていきましょう。
- サイズを比較
- 寝心地の違い
- 収納サイズ・持ち運びやすさの比較
サイズを比較



まずは展開時のサイズを比べてみます。




展開時のサイズは、次のとおりです。
- キャプテンスタッグ:幅140×長さ217×厚さ約1.5cm
- WAQ:幅160×長さ200×厚さ約1.6cm
キャプテンスタッグはWAQより長さが17cm長く、WAQはキャプテンスタッグより横幅が20cm広い設計です。身長方向の余裕を重視するならキャプテンスタッグ、2人で横に並んだときの広さを重視するならWAQが使いやすいと感じます。


寝心地の違い
素材は、キャプテンスタッグが発泡ポリエチレンとEVA樹脂、比較したWAQ製品がXPEフォームです。表面の凹凸の形状や硬さにも違いがあります。
キャプテンスタッグは長期間の使用によって購入時より柔らかくなっているため、現在の状態だけでは厳密に比較できません。ただし、購入当初の感触を振り返っても、キャプテンスタッグの方が比較的柔らかかったと記憶しています。
また、キャプテンスタッグは凹凸が大きめなので、寝たときに背中に当たる感触がソフトです。飲み物をこぼしたときの拭き取りやすさも、キャプテンスタッグの方が上です。
収納サイズ・持ち運びやすさの比較
収納サイズは、キャプテンスタッグが約70×13×39cm、WAQが約80×40×12cmです。どちらもエアマットのように空気を抜いて小さくすることはできません。
収納袋は、筆者が所有する製品同士で比べると、キャプテンスタッグの方がしっかりした作りだと感じます。




まとめ|約10年使ってわかった結論
- 約10年使用しても現役で使える耐久性
- 価格・寝心地・耐久性のバランスがよい
- 筆者購入品にはしっかりした収納袋が付属
- 子どもがマットから落ちても冷たくなりにくい
- テント内の冷たさや硬さを和らげられる
- 空気漏れで突然使えなくなる心配がない
- 凹凸が体重を適度に分散する
- 収納サイズが大きいため車移動向き
- R値は公表されていない
品番UB-3001は、2026年7月時点でも公式サイトに掲載され、複数の通販サイトで販売が続いているロングセラーモデルです。



約10年使った筆者の経験から見ても、シンプルで壊れにくく、長期間使いやすいフォームマットです。
実際に使うとわかりますが、低価格で実用的なマットです。アウトドアショップで似た商品を見たことがありますが、生地がもっとペラペラで、このマットの方が良いと感じました。
ネット上にも似た商品はありますが、車移動でパンクの心配がない大型マットを手頃に導入したい方には、有力な選択肢だと思います。
断熱性能を示すR値は公表されていません。比較的暖かい時期の使用が中心ですが、標高や気温、地面の状態によっては底冷えを感じる可能性があります(我が家ではエアマットと重ねて使っているため、単体での断熱力の限界はわかりません)。
筆者が実際に使った範囲では、WAQの方が地面からの冷たさを感じにくい印象でした。ただし両製品とも比較可能なR値が公表されていないため、客観的な断熱性能の差は判断できません。
寒い時期の使用を重視する方は、厚さや体感だけでなく、R値が公表されているマットもあわせて検討することをおすすめします。
WAQのマットのレビュー記事はこちら↓


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