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コンパクトインフレーターマット/S

<2024年更新!>2022年にコールマンより、ポンプ付きのインフレーターマットが発売されました。

様々なメーカーから多数のエア注入式マットが発売サていますが、それと比較したこのマットの特徴は「横幅が74cmで広い」というところでしょう。

 

特徴

コンパクトインフレーターマット/S

【メーカー説明】
  • 使用サイズ:約186 x 74×7 (h) cm
  • 収納時サイズ:約φ11×26cm
  • 重量:約830g
  • 材質:75Dポリエステル(TPUコーティング)
  • 仕様:収納ケース式ポンプ
  • 付属品:収納ケース
  • 持ち運びに便利な軽量・コンパクト収納
  • 収納ケースをポンプに利用し簡単に膨らませる
  • ダブルバルブであっという間に空気の抜き取り完了
  • 寝返りしてもマットから落ちづらいワイドサイズ
    (従来に比べ横幅約40%アップ)

組み立て動画

 

 

個人的感想

できるだけ収納サイズを軽量・コンパクトとしたい、キャンパー向けの幅広マットというところでしょうか。ファミリー向けの同社のマットの中には、マットを並べたときにボタンで連結できるようになっているものも(キャンパーインフレーターマット シングルIII )ありますが、このコンパクトインフレーターマット/Sには連結機能は無いようです。

 

コンパクトな1人用のエア注入式マットとして、横幅74cmはかなり広いほうです。

キャンパーインフレーターマット シングルIII は横幅63cm

ベッドのようなクッション性のキャンパーインフレーターマットハイピーク/シングルは横幅68cm

になります。

キャンパーインフレーターマットハイピークは横幅ありますが、マット自体が10cmと厚く、中にポリウレタンフォームが入っていてどうしても収納時サイズ約21×72cm、重量約2.7kgと大きくなり、まあまあな荷物になります。

コンパクトインフレーターマット/Sは、

  • 使用サイズ:約186 x 74×7 (h) cm
  • 収納時サイズ:約φ11×26cm
  • 重量:約830g

と収納がコンパクトかつ、横幅も広いです。

エア注入式のマットの横幅は、大きく

  • 横幅50cm(登山・キャンプ向け)
  • 横幅60cm(キャンプ向け)
  • 横幅約70cm以上(大型テントのキャンプ向け)

3タイプに分類できます。

横幅74cmはソロ向けマットとしてはかなり珍しい横幅です。私自身、キャンパーインフレーターマット シングルIII (横幅63cm)を使ったこともありますが、肩幅の小さい女性や子供なら十分かもしれませんが、私の体格(身長176.5cm)だと、仰向けに寝たときに腕(手)が床に落ちるか落ちないかギリギリの横幅です。横幅74cmだとほぼ落ちないと思います。

幅広でそれなりにコンパクトなエア注入式マットがほしいけど、ダブル・二人用サイズのマット(横幅100cm~)だと、ソロテント内に入り切らないこともあるので、コンパクトインフレーターマット/Sは手が床につかない幅広エアマットがほしい、軽く寝返りしても床に落ちないソロキャンパーのニーズに応えられる製品かも、と感じました。

断熱力に関しては、R-value表示無いのではっきりしたこと言えませんが、中に断熱材入っていない空気のみのようなので、温暖な春~秋のキャンプ向けの断熱力で、氷点下に近い一桁代の気温だと底冷えする可能性あり、氷点下はほぼほぼ底冷えする断熱力と思われます。

 

  • 荷物を抑えたい時はこれかな(2022年11月16日):他のレビューにもありましたが、寝ればクッション性がありますが座ったりすると直地面です。荷物を抑えたいソロキャンで寝る時だけ使用するタイプなのかな
[出典:amazon]
  

発売から1年以上経過し、amazon等でのレビューも増えてきています。ご参考に☆

 

 

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この記事を書いた人寝袋選びで大切なこと寝袋とマットは2つで1つ

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著者: Masaki T

2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆

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谷川岳の雪洞で宿泊

今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。

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雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)

雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。

自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。

楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆

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山岳・登山用の寝袋マットの選び方の基本(無積雪期)

寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。

キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。

『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。

これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。

登山ルート上のキャンプ場・テント場

『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。

テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆

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