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【2025年】コールマン ツーリングドーム/STの実力は?特徴・サイズ感・設営方法を動画付きで解説レビュー

コールマン ツーリングドーム/STの実力は?特徴・サイズ感・設営方法を動画付きで解説レビュー

コールマン「ツーリングドーム/ST」は、前室付きクロスフレームで居住性と設営性を両立した 1~2 人用テントです。収納サイズ Φ19×49 cm・重量約 4.4 kg と軽量コンパクトながら、耐水圧 1,500 mm、3 方向ベンチレーションを備え、春~秋の日本キャンプを幅広くカバーします。

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本記事では特徴・注意点・口コミ・FAQ を網羅しました。

記事のポイント

  • 前室を活用した快適性と設営時短の両立
  • 軽量収納とバイク積載の相性の良さ
  • 実売 2 万円弱で得られる高いコストパフォーマンス
  • 公式スペック+ユーザーレビューで裏付けた信頼性

著者PROFILE

運営者・著者 Masaki T

名前:Masaki T
経歴:大手アウトドアショップで寝袋・マットのコーナーを中心に約4年間の接客経験に加え、独自の調査・研究を重ね、アウトドア情報を発信し15年以上。無積雪登山・雪山登山・クライミング・アイスクライミング・自転車旅行・車中泊旅行・ファミリーキャンプなど幅広くアウトドアを経験。(詳細プロフィール

目次

コールマン ツーリングドーム/STの特徴とメリット

コールマン ツーリングドーム/STの特徴とメリット
  • 前室付きクロスフレームで雨天でも荷物が濡れにくい
  • ポールポケット+吊り下げ式インナーで設営 15 分以内
  • 耐水圧 1,500 mm &シームテープで安心の防水性
  • 3 方向ベンチレーションで夏場の蒸れを軽減
  • Φ19×49 cm/4.4 kg でバイク積載に最適
  • キャノピーポールでリビング拡張が可能
  • 価格帯が手ごろでエントリー層に人気

コールマン ツーリングドーム/STのスペック一覧

コールマン ツーリングドーム/STのスペック一覧
  • 使用サイズ:210×120×100 cm(インナー) 前室奥行き約 60 cm
  • 収納サイズ:Φ19×49 cm/重量:約 4 kg
  • 素材:75D ポリエステルタフタ(UVPRO・PU 防水・耐水圧 1,500 mm)
  • フレーム:FRP2 本+1 本
  • ベンチレーション:トップ・フロント・リア

サイズ感と居住性

coleman touring dome st 10 【2025年】コールマン ツーリングドーム/STの実力は?特徴・サイズ感・設営方法を動画付きで解説レビュー

インナーテントのフロアサイズは 210 × 120 cm、対角線は 245 cm 近くあり、身長 185 cm の男性でも頭と足先に 15 cm ほど余裕が生まれます。幅 120 cm はワイドタイプの 60 cm マットを 2 枚並べられる寸法で、ソロなら片側を荷物置きにすれば居室がさらに広がります。天頂高 100 cm はあぐら姿勢でひじを張っても圧迫感が少なく、着替えや荷物整理も快適です。前室 はブーツや 30 L クラスのザックが余裕で収まり、雨天時にクッカーを置いても動線を確保できます。

フライとインナーのクリアランスは平均 7 cm で結露が壁面に触れにくく、雨滴が室内へ滲みにくい構造です。ソロ使用時は荷物をすべて前室に出せばコットも設置でき、冬場の地冷え対策にも活用できます。

設営のしやすさ

設営のしやすさ

ポールが 3 本構成でシンプルなため、迷いなくスリーブに差し込めます。クロスする 2 本を立ち上げた後、インナーをトグルで吊り下げるだけで自立し、残り 1 本のフロントポールを通すと前室が形成されます。慣れれば 10 分程度で設営が完了し、風雨が迫る状況でも安心して準備できます。撤収時もポールとフライを分けて畳めばコンパクトに巻け、パッキングが迅速です。

前室キャノピー活用

前室キャノピー活用

フライ前面にはジッパー式ドアがあり、市販 180 cm ポール 2 本で跳ね上げると雨よけタープに早変わりします。バーナー調理や靴の脱ぎ履き、簡易メンテナンススペースとして便利で、天候が変わりやすい山間部ツーリングでも居住域を広げられます。キャノピーによってテント本体の通気性も高まり、インナーの結露を防ぐ効果も期待できます。

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180 cm ポール 2 本は別売(標準装備ではない)です。

ベンチレーション性能

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トップ中央と前後に配置されたメッシュベンチレーションは、上昇気流を利用してこもった湿気を効率的に排出します。夏場はインナーのメッシュパネルと併用することで空気が循環し、蒸し暑い夜でも温度上昇を抑えます。

コールマン ツーリングドーム

フライとインナーの隙間が十分確保されているため、雨天時にベンチレーションを開けたままでも雨の侵入が少なく、結露も軽減します。

耐水圧とシーム処理

フライシートおよびフロアは PU コーティングで 1,500 mm の耐水圧を確保し、縫い目にはシームテープを施しています。通常の雨量で浸水の心配はほとんどありません。加えて、フロアは 210D の厚手オックスフォード生地を採用し、地面の凹凸や摩耗にも強い設計です。長期使用でも劣化しにくく、メンテナンスも容易です。

コンパクト収納と積載性

直径 19 cm のスリム筒状収納バッグはパニアケースやシートバッグに収まり、公共交通利用でも持ち運びやすいサイズです。重量 4.4 kg で片手でも楽に移動でき、女性キャンパーや初心者でも扱いに困りません。付属ペグとロープも専用ポーチにまとめられ、紛失リスクを軽減しています。

コストパフォーマンス

前室付き国産ブランドテントとしては実売価格 2 万円弱と手ごろで、初めてのソロテントにも選ばれます。競合モデルと比べ、防水・通気・設営性のバランスが高く、長期的に見ても買い替えの必要性が低い点が強みです。

カスタムパーツ互換

コールマン純正キャノピーポールやマルチグランドシート 210W、別売リペアパーツなどアクセサリーが豊富で、ユーザーのスタイルに合わせた拡張性があります。純正品以外にも汎用アルミポールや軽量ジュラルミンペグがフィットし、アップグレードの自由度が高いです。

コールマン ツーリングドーム/STの気になる点・注意点

コールマン ツーリングドーム/STの気になる点・注意点
  • スカートが無いため冬は冷気が侵入しやすい
  • 前室は低めでチェア高さに制限がある
  • FRP ポールはアルミより折損リスクが高い
  • 収納袋の余裕が少なく畳み方にコツが必要
  • 人気モデルゆえ在庫欠品が起こりやすい

冬季の冷気対策

スカート非搭載のため隙間風が入りやすく、氷点下ではフロア周りが冷え込みます。インナーにリフレクティブシートや断熱マットを敷き、シュラフカバーを併用すると快適度が向上します。

テントのスカートとは?
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テントのスカート(スノースカート、タープスカートとも呼ばれます)は、フライシートの裾まわりに取り付けられる防風・防寒用のハーフフライのことを指します。主に冬山登山用や風の強い場所での使用を想定した4シーズンテントに装備されることが多いです。以下、スカートの特徴と役割をまとめました。

スカートの主な役割

  • 風の侵入防止
    テント底部から吹き込む強風をブロックし、居住空間を安定させます。
  • 保温性の向上
    地面近くの冷気や雪、砂埃の侵入を抑え、テント内の温度低下を防ぎます。
  • 雪・砂・小石の侵入防止
    積雪や砂地の野営地で、インナーテント内への雪や砂の侵入を防ぎ、快適性を維持します。
  • 水の浸入抑制
    雨や融雪水が裾から室内に流れ込むのを軽減します。
  • 泥はね防止
    雨天時に地面の泥が跳ね返ってフライやインナーテントを汚すのを防ぎます。裾部分が地面との間のクッションとなり、泥の付着を抑制します。
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暑い夏を除いてスカートがある方が効能が多いです。

前室高さの制限

前室は頂点でも約 80 cm と低めで、ハイバックチェアは収まりません。ローチェアやあぐらスタイルで過ごすのが基本となります。

FRP ポールの耐久性

アルミに比べ折れやすいため、強風時はテンションを分散する配置や補強用のショックコードを携帯すると安心です。

収納袋のタイトさ

付属収納袋はジャストサイズ設計で、フライを濡れたまま収納すると入れにくくなります。別途スタッフバッグに分けると撤収がスムーズです。

在庫欠品リスク

ハイシーズン前は品薄になりやすく、早めの購入計画が吉です。公式サイトで在庫状況を確認しましょう。

コールマン ツーリングドーム/STの口コミ・レビュー

amazon 実購入レビュー

「雨キャンプでも前室が役立ち、荷物が濡れず助かりました。設営も 1 人で 12 分程度。コストパフォーマンス抜群です」[amazon]

楽天 実購入レビュー

「収納サイズが想像より小さく、125cc バイクでも余裕で積めました。風が強い日に追加ガイラインが必要と感じました」[楽天]

ポジティブ評価の傾向

設営スピードと前室活用に高評価が集中。初心者でも扱いやすい点が支持されています。

ネガティブ評価の傾向

冬季利用での結露やスカート非搭載に関する指摘が散見されます。

総合評価まとめ

平均評価 4.5で、コストパフォーマンスと実用性が両立した良コスパテントといえます。

コールマン ツーリングドーム/STの関連動画

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コールマン ツーリングドームは販売から歴史があるため、様々な動画がありますが、撮影が新し目のものをピックアップしました。

ツーリングドームシリーズの違い(ST・エアーST・LX・エアーLX)

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同じツーリングドームシリーズの各モデルと比較しました。

スクロールできます
モデル使用人数インナーサイズ (cm)高さ重量特徴
ST1〜2210×120×100100約 4.0kgベースモデル、前室付きクロスフレーム
エアー/ST+1〜2210×120×100100約 4.5kg遮光&大型メッシュパネルで夏場の温度上昇を抑制
LX2〜3210×180×110110約 5.2 kgフロア幅+60 cm、前室奥行き拡大で荷物が置きやすい
エアー/LX+2〜3210×180×110110約 5.9kgLX に遮光生地とエアベンチレーションを追加し快適性アップ

ST+ と LX+ は旧商品のため割愛

違いのポイント

  • サイズと収容人数:LX/エアーLX+ は幅 180 cm とゆとりがあり、60 cm マットを 3 枚並べられます。
  • 重量と収納性:LX 系は ST 系より約 800 g 重いものの、収納長さは同等で積載しやすさを維持します。
  • 遮光・通気性能:エアーシリーズは遮光性の高いダークルーム相当生地と大型メッシュで夏の蒸れを軽減。
  • 価格帯:実売価格は ST < エアーST+ < LX < エアーLX+ の順で、LX 系は約 2.5〜3 万円台です。
  • 前室スペース:LX 系は前室奥行きが約 80 cm となり、ローチェアが置きやすく調理スペースも確保しやすいです。
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基本的に1人用テントとしては、STでも十分な広さがあります。遮光・通気のエアーST+にするかは、夏メインでキャンプするかしないかが大きな分岐点だと思います。昨今、夏の猛暑日数が多くなり、バイクツーリング天国の北海道ですら夏の気温があがってきています。遮光なだけで体感温度と室温上昇が抑えられますので、夏メインで使うならエアーST+も検討しても良いと思います。

コールマン ツーリングドーム/ST のよくある質問

  1. 対応シーズンは? → 春~秋の 3 シーズンです。
  2. 二人で寝られますか? → 寝られますが荷物は前室保管となります。
  3. 自立しますか? → クロスフレームで自立式です。
  4. スノーフライはありますか? → 純正オプションはありません。
  5. 公式修理対応は? → ポールやフライのパーツ販売あり。

全体のまとめ

  • 前室付きでソロに最適な居住性
  • 設営 15 分以内で初心者でも安心
  • 耐水圧 1,500 mm で春秋の雨に対応
  • 3 方向ベンチレーションで快適
  • Φ19×49 cm/4.4 kg の軽量収納
  • キャノピー拡張でリビング確保
  • 豊富な純正カスタムパーツ
  • 実売 2 万円弱の高コスパ
  • 在庫欠品前に早期購入推奨
  • 競合よりバランスに優れる

実売価格

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コールマンのツーリングドームテントは、ソロ用のテントとしてかなりの完成度だと思います。ただ、登山用のソロテントと違い収納サイズや重量が大きいです。登山用は重量1キロ~1.5キロで軽量コンパクトなテントもありますが数倍の価格します。車移動やバイクの積載に余裕があるなら、コスパ含めツーリングドームテントは大きな選択肢だと思います。私が見た時はamazonに3000件もの口コミ付いてますので、大人気ソロテントと言えると思います!

Amazon、楽天では大型イベントセール、タイムセール、値引きクーポン、ポイントアップキャンペーンで実質売価は変動します。

amazon・楽天の口コミ

  • キャンプデビュー(初心者)でも設営簡単:買ってよかった!ソロキャンプデビューを飾るテントに最適!!初心者でも設営は簡単でした。小雨降る中のキャンプでしたが、前室も広いので問題なし。少々重さはあるが、今の私には最適なテントでした。
  • ツーリングには!!:コンパクトでツーリングキャンプには最高です!!!
  • ツーリングキャンプに良いですよ:バイク ツーリング用に購入しましたこれまで使っていたテントは 軽量化 重視で 非常に狭く 使い勝手が悪かった この商品は 広さ もちょうどいい設置も 簡単 商品も信頼できます 皆が認めるベストセラーですよ!
  • 自転車でソロキャン:雨の中二泊しました。防水性も問題なく、1人で使う分にはいい感じの広さでした。組み立ても簡単です。ただ自転車で運ぶにはちょっと重く、パニアバッグには骨組みだけ斜めにしないと入りませんでした。ペグは重いので別で買った方がいいです。芝生ならアルミの小型ペグが超軽くて良いです。自転車に乗せて坂道を登るのは結構大変ですが、ザ・ソロキャンを満喫できるギアだと思います。

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