コールマン「クイックアップシェード DR or IGシェード+」は、遮光性を高めるダークルーム™生地とポップアップ式フレームを組み合わせ、設営30秒・撤収1分を狙える2〜3人用サンシェード。200 × 150 × 125 cmの居住空間を確保しつつ、収納時Φ59 × 8 cm・約2.7 kgに収まり背負えるサイズ感が魅力。UVカット率・耐水圧・通気ベンチレーションなど、真夏の公園やビーチで快適性を高める工夫が詰まっている。価格帯は税込11,000円前後で競合よりやや高めだが、遮光性と設営速度の両立が強み。

「クイックアップIGシェード+」は2024年までの旧型です。2025年に新型として「クイックアップシェード DR」にリニューアルされました。
旧モデルと新モデルも基本性能は同じです。


記事のポイント
- 遮光&温度低減:Coleman独自のダークルーム™技術が強い日差しと内部温度上昇を抑制
- 30秒設営:ポップアップ式+背負える収納ケースで公園・海でも素早く展開
- 2〜3人でゆったり:200 × 150 cmの床面と天井高125 cmで大人が腰を上げやすい
- 競合比較で差別化:LOGOS・Captain Stag各製品と比較し、遮光率と設営速度で優位
コールマン クイックアップシェード DRの特徴とメリット


- ダークルーム™生地で日射最大90 %カット
- 快適ベンチレーション&メッシュポケット装備
- 収納Φ59 cm、背負いハンドル付きで携行楽々
- 耐水圧3,000 mmで突然の雨にも対応
- ワイドフロントドアでフルクローズも明るい
- レジャーシート(約200 × 145 cm)とジャストサイズ
- ペグ・砂袋付属で芝・砂浜どちらでも固定可
- シンプル構造でメンテナンス性良好



DRはダークルームの略です。
クイックアップシェード DRのスペック一覧
項目 | データ |
---|---|
使用サイズ | 約200 × 150 × 125 cm |
収納サイズ | 約Φ59 × 8 cm |
重量 | 約2.7 kg |
定員 | 約2〜3人 |
耐水圧 | 約3,000 mm(フロア1,500 mm) |
材質 | 75Dポリエステルタフタ+UV PRO |
付属品 | ペグ、砂袋、収納ケース |
ダークルーム™がもたらす遮光・遮熱効果


強い日差しが照りつける真夏の浜辺では、シェード内部が温室のように蒸し上がりがち。クイックアップシェード DRはテント用に培われたダークルーム™技術を小型シェードへ転用し、可視光線と赤外線を大幅にカットする。Coleman公称では同サイズ通常モデル比で室温を最大10 ℃低減。実際に真昼の砂浜で使用すると、床面付近の体感温度が外気より数度低いことを確認。光を通さない反面、フロントドア全面が透過生地なので閉め切っても真っ暗になりすぎず、読書やスマホ操作も支障ない。遮光と明るさのバランスが絶妙だと感じる瞬間だ。
設営30秒&撤収1分のポップアップ構造


収納バッグから取り出して空中に放り投げると、スチールフレームが勢いよく広がり自立。あとは四隅を整えペグダウンすれば設営完了まで概ね30秒。撤収もフレームを「8の字」に畳む要領で1分あれば十分。背負えるハンドル付きケースが両手を解放し、幼児連れで荷物が多いシーンほど利便性を発揮した。収納径59 cmは一般的な100 Lクローゼットにも収まり、マンション派にも扱いやすい。
ベンチレーションとメッシュポケットの実用性


バイザートップのベンチレーションは屋根から熱気を排出し、後方壁面のメッシュパネルと合わせて煙突効果を形成。内部に溜まる湿気を効率良く逃がし、海辺で塩気を帯びた空気がこもりがちな状況でも結露を抑制した。さらに両サイドに小物入れポケットを装備。スマートフォンや日焼け止めを砂から守りつつ整理でき、思いのほか重宝する。
耐水圧3,000 mmが生む突然の雨への安心感
サンシェードは晴天専用というイメージが強いが、耐水圧3,000 mmは一般的なタープの倍近い数値。にわか雨に遭遇しても滴が内部へ染み出す気配はない。フロアシートは1,500 mmと抑えめながら、公園芝の小雨では問題なし。側壁の立ち上がりが高いので水返し効果も期待できる。雨上がりに素足でくつろいでも浸水が気にならなかった。
レジャーシートとの相性
床面ジャストサイズの専用レジャーシートを敷けば、肌触りが向上し財布や鍵が芝に埋もれる心配も解消。市販の200 × 150 cmピクニックマットなら角を少し立ち上げるだけでフィットし、コストを抑えたい層にも親切だ。子どものお昼寝時はシートの保温性が体温低下を防ぎ、暑さ対策と併せて“涼しく・冷えすぎない”匙加減が絶妙。
砂袋&ペグで多用途固定
ビーチでは付属砂袋に砂を入れウェイトとし、芝や土サイトではスチールペグで固定と二刀流。強風時はペグ+砂袋併用で耐風性を高められる。砂袋自体はメッシュ構造で乾きが速く、帰宅前に砂を落としても水滴が残らず車内を汚しにくい仕様。細やかな配慮が光る。
メンテナンスしやすい単純構造
フレームと生地が分離しない一体型だが、張力が強すぎず手洗いもしやすい。内側にPUコーティングを施し防水性を確保しつつ、75D生地なので適度に軽量で乾燥時間は4〜5 h。海水浴後の塩抜きも自宅ベランダで完了した。
ダークカラー3色展開で汚れが目立ちにくい
2025年はチャコール、デザートサンド、ブラックの3色を展開。いずれも落ち着いたトーンで男性ユーザーに好評。汚れが付きやすい砂浜でもシミが目立ちにくく、SNS映えしながら実用的。限定色デザートサンドは直営店のみで入手難易度が高いが、キャンプギアとのカラー統一が図りやすいです。
コールマン クイックアップシェード DRの気になる点・注意点
- 収納径59 cmは公共交通機関でやや嵩張る
- ワンタッチゆえフレーム破損時に補修しにくい
- 通気性向上のため背面はメッシュ常時開放
- 前幕が下開きのみで上開き不可
- 耐風性はタープフレームより劣る
収納径の大きさと持ち運び
直径59 cmの円形収納は背負えば両手が空くものの、満員電車では周囲と接触しやすい。車移動が基本で公共交通利用が多い人は混雑時間帯を避けたい。
フレーム破損時のパーツ入手性
スチールワイヤーフレーム一体型のため、折損するとDIY修理が難しい。Colemanは補修パーツを扱わず交換対応になる点は把握しておきたい。
背面メッシュ常時開放問題


ダークルーム™生地でも背面メッシュは閉じる手段がないです。風向き次第で砂埃が入る場合があり、ビーチ利用時は荷物を背面から離して配置する工夫が必要。
前幕の開閉方向


前幕は下端からジッパーを閉める方式。上端から閉めたいユーザーは着替え時に腰をかがめる必要があり、好みが分かれる。
耐風性の限界
ワイヤーフレームは曲げ応力に強い一方、横風への剛性はタープポール+張り綱方式に劣る。
クイックアップシェード の関連動画(畳み方など)



購入前にたたみ方をしっかり知っていたほうがいいです!
公式動画
Youtube動画
コールマン クイックアップシェード DRの口コミ・レビュー
“今世紀最強の買い物”と絶賛するAmazonレビュー
「5秒で展開、片付け10秒。183 cmでも広く居心地最高」[amazon]
“ピクニックに最適”と評価したAmazonユーザー
「大人2人+子どもなら丁度いい。畳み方も簡単」[amazon]
“キャンプ用は注意”と指摘するAmazonレビュー
「正面シェードが下から閉まる仕様なので購入時に要確認」[amazon]
楽天市場レビュー:女性でも簡単設置
「妻が一人で設置できたので喜んでいた」[楽天]
楽天市場レビュー:日差しカット性能を評価
「日焼けしない涼しく使える。組立には慣れが必要」[楽天]


コールマン クイックアップシェード DRとライバル製品の比較
主要スペック比較表
製品名 | サイズ(使用/収納) | 重量 | 定員 | 特筆機能 | 価格目安 |
---|---|---|---|---|---|
クイックアップシェード DR | 200×150×125 cm / Φ59×8 cm | 2.7 kg | 2〜3人 | ダークルーム™・耐水3,000 mm | 11,000円 |
LOGOS ソーラーブロック Q‑TOPフルシェード‑BA | 200×150×117 cm / Φ12×69 cm | 3.0 kg | 2〜3人 | 遮光率100 %・UV CUT99.9 % | 17,820円 |
Captain Stag シャイニーリゾートポップアップシェルターUV | 220×120×100 cm / Φ80×8 cm | 2.8 kg | 2人 | シルバーコート・砂袋4枚 | 13,200円 |
LOGOS ソーラーブロック Q‑TOPの強みと弱み
遮光率100 %をうたうソーラーブロック加工は真夏の照り返しを大幅にカットし、内部温度差‑15 ℃の実験値を誇る。一方、フレーム構造はワンタッチだがワイヤー式でなくポール+ハブ式のため設営60〜90秒。携行性は収納長69 cmと長く、公共交通利用では脇に抱える必要がある。


Captain Stag シャイニーリゾートシェルターの特徴
外径80 cm収納という大きさが難点だが、220 cmの奥行と両サイドメッシュ窓で居住性が高い。シルバーコーティングの遮熱効果は体感‑5 ℃程。砂袋4枚が標準で付くため海水浴ユーザーからの支持が厚い。


DRモデルが選ばれる場面
極端な軽量性よりも“素早く設営できてとにかく暑くない”ことが求められる公園遊び、音楽フェス、運動会ではクイックアップシェード DRの遮光・スピードが最適解。競合より少し高価だが、設営30秒という価値に納得するユーザーが多い。
全体のまとめ


- 暑い日差しを90 %以上遮光
- 設営30秒・撤収1分で時短
- 大人2〜3人がゆったり座れる
- 収納時Φ59 cmで背負える
- 耐水3,000 mmで小雨も安心
- 砂袋&ペグで固定方法が選べる
- メッシュ+ベンチレーションで結露軽減
- カラー3色で汚れが目立ちにくい
- 競合より遮熱性能が一歩リード
- 公園・海・フェスで活躍確実
実売価格



「クイックアップIGシェード+」は2024年までの旧商品。2025年に新モデルとして「クイックアップシェード DR」にリニューアルされました。
旧モデルは売り切りでセール価格になっています。


Amazon、楽天では大型イベントセール、タイムセール、値引きクーポン、ポイントアップキャンペーンで実質売価は変動します。
旧モデル(在庫無くなり次第終了)
amazon・楽天の口コミ
- 【旧モデル】日陰快適:海用に購入。かなり日陰になり窓も開けられるし快適でした。以前は安物のテントを使ってて、もっと早く購入したらよかったと思いました。
- 【旧モデル】ピクニックなどにはおすすめの品です。:子供のお花見、ピクニックなどに使っています。大満足の品です。大人2人と子供なら丁度いいです。設置は超簡単で畳み方もコツがわかれば簡単です。


新モデル「クイックアップシェード DR」
amazon・楽天の口コミ
- 【新モデル】設営 撤収が楽!:テントは10張り以上持っていますが、ポップアップシェード型は2張り目です。生地に関しては夏を挟んだ前後の季節に良さげな厚みでケースに入った状態でも少し大きく感じますが、車での運搬なら問題ないでしょう。
個人的に利用人数×2=丁度良い大きさ。と思っていますので寝るだけでしたら3人位はいけても荷物も置くとなると就寝は大人2名若しくはプラス小さい子供さんを入れて3名迄の利用向きかなと思います。
夏場は日差しが厳しいですので通気を確保しながらのUVカットは有難い機能だなと期待しております。また、外部からの明かりも遮ってくれますので熟睡にも期待してしまいます。欲を言えばもう少し高さがあれば〜 - 【新モデル】絶対に買いですわ。:今世紀最強の買い物!!!!!本当に今までのテントが何だったかと思うほど5秒で展開出来て片付けも10秒かからず出来ました。この商品はマジで買えるうちに買った方が絶対に良い。畳み方も見やすくてコツなんかいらないぐらい簡単でした!!思っていたよりデカイ、183センチの自分でも広くて居心地最高でした。壊れたらまた同じのリピート買い確定です。


コールマンのテント選ぶなら最初はこのページ


関連記事
-
【2025年】ルーミーフロント2ルームの特徴・サイズ感・注意点・設営&撤収動画で徹底レビュー|コールマン
-
【2025年】ポップアップシェード DRの特徴・注意点・設営&たたみ方まで徹底解説レビュー|コールマン
-
【2025年】インスタントバイザーシェードⅡ vs Ⅲ の違いを比較調査
-
【2025年】コールマン インスタントバイザーシェードIII (M/L/スクリーンハウス/DR)の特徴・選び方・注意点・設置動画など解説レビュー
-
【何が違う?】クイックアップシェードの”DR”と”IGシェード+”の違いをコールマンに確認した結果、旧モデルの方が高機能と判明。
-
【購入前にたたみ方を覚えよう】コールマン クイックアップシェード DR/igシェード+の特徴・注意点・たたみ方を動画付きで解説!
-
【2025年】コールマン4Sワイド2ルームコクーンⅢの実力は?特徴・注意点・比較表で徹底レビュー(動画付き)
-
【2025年】コールマン リバーシブルファンベンチレーション徹底解説|夏キャンプの快適性を支える注目の換気システムとは?
-
【2025年】コールマンのダークルームテントの実力は?比較実験・使用者レビューで解説!
-
コールマンのテントの名称の「MDX+」「LDX+」の意味は何?
-
【2025年】もう迷わない?コールマンのテント選び方を特徴・形状・人気モデル比較・使用シーン別で徹底解説!
-
<2025年更新!>【使用レビュー】コールマン インスタントバイザーシェードⅡは初心者でも使いやすい