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【2025年】コールマン4Sワイド2ルームコクーンⅢの実力は?特徴・注意点・比較表で徹底レビュー(動画付き)

特徴・注意点・比較表で徹底レビュー(動画付き)

4Sワイド2ルームコクーンⅢは、約670×400 cmの圧倒的なリビングと遮光PUフライで四季を通じて快適に過ごせるコールマンのフラッグシップモデルです。耐水圧3,000 mm、極太アルミポール、コットン混インナーによって冬は暖かく夏は涼しい住環境を実現しています。総重量34 kgというヘビー級サイズと設営スペースの確保が課題ですが、剛性と居住性を最優先するファミリーやグループには、長期にわたって信頼できる一張りです。購入を検討するなら、ライバル製品との比較や口コミを踏まえ、自分のスタイルに合うかどうかを見極めましょう。​

記事のポイント

  • 広さ・耐候性・剛性のバランスが際立ちます。
  • 遮光+スカート構造で真夏も真冬も快適に過ごせます。
  • 34 kgの重量とφ40×85 cm収納は積載面でハードルが高いです。
  • 競合モデルと比較することで自分に合う最適解が見つかります。

目次

コールマン 4Sワイド2ルームコクーンⅢの特徴とメリット

コールマン 4Sワイド2ルームコクーンⅢの特徴とメリット

1. スペック一覧

スペック一覧
項目数値
本体サイズ約670×400×220 cm
インナーテント約360×240×195 cm
収納サイズ約φ40×85 cm
総重量約34 kg
耐水圧フライ3,000 mm/フロア10,000 mm
定員5~6人
mt 【2025年】コールマン4Sワイド2ルームコクーンⅢの実力は?特徴・注意点・比較表で徹底レビュー(動画付き)

コクーンⅢは幅6.7 m×奥行4 mの巨大リビングと、フロア長辺3.6 mの大型インナーを持ちます。天井高は最大220 cmで成人男性が立って着替えられる余裕があります。

2. オールシーズン対応フライの遮光性

フライ生地は210Dポリエステルオックスフォードに遮光PUコーティングを施し、紫外線や赤外線の侵入を抑えます。強い日差しの下でもインナーの体感温度上昇を3〜5 ℃程度低減する実測データがあり、熱波の夏キャンプで真価を発揮します。さらにフルスカートが冷気や雪の吹き込みを防ぎ、冬でも保温しやすい構造です。コットン混紡インナーは吸湿性が高く、夜間の結露量をナイロンインナー比で約30 %減らします。オールシーズン快適性を保つ仕組みが随所に盛り込まれています。​

3. 圧倒的な居住空間と導線設計

6.7 × 4 mのリビングには、120 cm幅コットを2台並べても中央にテーブルセットを置く余裕があります。前後エントランスは高さ200 cm超で出入りしやすく、サイドキャノピーを跳ね上げればもう一つの屋根付きリビングが誕生します。就寝スペースとリビングをジッパー一枚でセパレートできるため、夜に子どもが寝静まった後でも大人がゆったり寛げます。

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動線が交差しない設計は大人数キャンプでのストレスを軽減し、長期滞在でも快適さを維持できます。

4. 高効率ベンチレーションで夏も快適

フライ上部の天窓ベンチレーター、サイドメッシュ、大開口フロントドアの3方向換気により、煙突効果で熱を逃がしながら新鮮な空気を取り入れます。冬場は天窓だけを数センチ開けて湿気を排出し、冷気の流入を最小限に抑えられます。薪ストーブや石油ストーブ利用時にはサイドのインレットから吸気を確保すれば、一酸化炭素の滞留リスクも軽減できます。

mt 【2025年】コールマン4Sワイド2ルームコクーンⅢの実力は?特徴・注意点・比較表で徹底レビュー(動画付き)

温度管理が難しい大型テントでも、ベンチレーションの使い分けで快適性を高められる点が魅力です。

5. 極太ポール&ペグダウンで耐風性抜群

メインポールはφ19 mmアルミ合金、サブポールには同径またはφ17 mmを採用し、テント全体をトラス構造で支えます。張り綱は反射材入り5 mmロープを標準装備し、夜間の視認性も良好です。ビルドインガイポイントは15カ所以上あるため、強風時には追加でガイロープを張ることで耐風性を大幅に向上できます。総重量34 kgゆえ運搬は大変ですが、設営後の安心感は「まるで森の中に要塞を建てたよう」と表現されるほどです。

コールマン 4Sワイド2ルームコクーンⅢの気になる点・注意点

重量と積載のハードル

4Sワイド2ルームコクーンⅢは本体だけで約34 kgあります。スチールペグやロープ、付属ポールをすべて含めると実測で36 kgを超えるケースもあり、軽量志向のテントとは対極に位置します。ハイエースやミニバンなら床面へ平置きできますが、SUVやステーションワゴンではテントがラゲッジの奥を専有し、クーラーボックスやチェアが積みにくくなることがあります。ルーフボックスを活用し、重量物は床面に集中させると走行バランスが崩れにくいです。

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登山テントのように「背負えばどこへでも」という気楽さは得られませんが、家族全員がリビングで寛げる代償と割り切る必要があります。​

区画サイトでのサイズ制限

国内の人気キャンプ場には7 × 7 m、あるいは8 × 8 mといった比較的タイトな区画が多数あります。コクーンⅢは張り綱を含めるとおおむね10 × 9 m程度を要し、区画の目一杯を占有するか、場合によってははみ出してしまいます。事前に区画図を確認し、サイトが狭い場合はフロントのキャノピーを跳ね上げず、長いガイロープを短く取ることで対応する方法もあります。ただ、ストレスなく張るにはフリーサイトもしくは10 × 10 m以上の区画が理想です。

設営・撤収に必要な人数

メインポールはφ19 mmアルミ合金で一本あたり4 kg近くあり、ポールをテントスリーブに通す段階で重量を感じます。二人で左右から押し込めば15〜20分で自立させられますが、一人では20 分を切るのは困難です。サイト到着が暗くなるケースや、風が吹きはじめた状況では特に二人以上で協力したいところです。撤収時は幕体の大きさゆえ畳んだ後のエア抜きをしっかり行わないと収納袋に入らず、慣れるまで時間がかかります。

価格とアクセサリー費用

本体価格は25万円前後で、5人用クラスでは国内最高値帯です(オンラインショップの実売価格はもっと安いです)。さらに純正グランドシート、インナーシート、フロントルームクリアウォール、キャノピーポールなどをそろえるとプラス4〜5万円は覚悟したいところです。価格に見合う性能は備えていますが、初めての大型テントとしては心理的ハードルが高いといえます。レンタルで一度試してみる、あるいは中古市場を活用するなど、購入前に実物を体験する手段を挟むと安心です。

収納サイズの大きさ

収納時はφ40 × 85 cmの円筒形になります。一般的なRVボックス(内寸70 cm程度)には収まらず、横倒しにしてもテールゲートの開閉領域を圧迫します。車載レイアウトは「テント+ポールを最奥に、軽量ギアを手前に」といった重ね方が基本です。車中泊と併用する遠征キャンプでは就寝スペースが狭まるため、別途カーゴトレーラーやヒッチキャリアの導入を検討する利用者もいます。​

コールマン 4Sワイド2ルームコクーンⅢの動画


コールマン 4Sワイド2ルームコクーンⅢの口コミ・レビュー

Amazon高評価レビューに見る剛性感

Amazonでは平均★4.6(2025年4月現在)を維持しています。「幕がとにかく厚くて安心感が段違い」「風速15 mの浜辺でも倒れなかった」と耐久面への賛辞が目立ちます。一方で「軽自動車に積むと他の荷物がほぼ載らない」「女性一人設営は非現実的」といった重さに対する辛口コメントも散見されます。購入動機の多くが「冬キャンプを本格的に始めたくなった」「子どもが増えて過ごしやすさを求めた」などファミリー層のライフスタイル変化に由来している点が特徴的です。

6人家族で余裕という広さの満足感

6人家族ユーザーのレビューでは「親子4人+祖父母2人で使ってもリビングに余裕があり、雨の日は中でボードゲームを楽しめた」という声があります。コットとロースタイルテーブルを並べた状態でも子どもが走り回れるという記述は、実生活での使い勝手を物語っています。広さに起因する副次効果として「家族の荷物を全て室内に収納でき、夜間に動物や盗難を心配せずに済む」といった安心感が挙げられています。

冬キャンユーザーの保温性レポート

薪ストーブ併用者は「天窓ベンチレーションを1 cm開けるだけで結露が激減し、幕内の温度は外気−5 ℃の環境で20 ℃をキープした」と報告しています。遮光PUと厚手210D生地のおかげで放射冷却を抑制でき、インナーテントを閉じたまま寝ても顔周りが乾いていたというレビューも見られます。ストーブガードと耐熱シートを併用し、就寝時は必ず消火・換気を徹底している点など、装備と運用のバランスが快適性に寄与しているようです。

Coleman公式オーナーボイスの快適性評価

公式サイトの取材記事では「4人家族で快適性を重視するならコクーンが100点」という評価が紹介されています。特に評価されたのは「子どもが昼寝するときにリビングを締め切っても室温が安定しやすい」「暗幕効果で朝日を浴びずにゆっくり眠れる」というポイントです。夏の朝は早い時間に室温が上がりやすく、子どもが寝不足になりがちですが、コクーンⅢではその悩みが大幅に減ったとの声がありました。​


コールマン 4Sワイド2ルームコクーンⅢのライバル製品の比較

スクロールできます
モデル使用時サイズ(cm)重量定員耐水圧フライ実勢価格(円)
Snow Peak ランドロック625×405×20524.5 kg5–63,000 mm220,000
Ogawa アポロンTC585×320×20525 kg5350 mm(TC)198,000
LOGOS エアマジックPANEL XL-BJ525×300×19028 kg63,000 mm198,000
DOD カマボコテント3L760×380×21819.9 kg73,000 mm88,000
Coleman タフスクリーン2ルームエアーLDX+610×365×22021 kg4–53,000 mm110,000

ランドロックとの比較

ランドロックはコクーンⅢより約10 kg軽く、収納もひとまわり小さいため、積載が容易です。ポールはA6061アルミで剛性は十分ですが、210Dの遮光PUを持つコクーンⅢほど生地が厚くなく、真冬に薪ストーブを使う場合は追加の耐熱シートが必須です。反面、スノーピーク独自の「シールドルーフ」を併用すれば夏の遮光性は向上し、室温上昇を抑えられます。価格差は約3万円で、軽さとブランドイメージを重視するならランドロックが魅力的です。

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アポロンTCとの比較

アポロンTCはポリエステル65 %・コットン35 %のTC生地を採用しており、火の粉に強く結露量も少ないというメリットがあります。耐水圧表記は350 mmと低いものの生地そのものが水分を含む性質により、長雨でも内部への浸水はほぼ報告されていません。リビング幅は3.2 mとコクーンⅢより狭く、ファミリーでダイニングとリラックススペースを分けると手狭になります。冬の結露抑制と夏の遮熱を両立したいが、広さより生地質を取りたいユーザーに向きます。

LOGOSエアマジックPANELの時短設営

エアビーム構造により設営は最短7分と宣伝されています。実際にはエアポンプのセッティングや空気圧の調整で+5分ほどかかりますが、それでもポールテントの半分以下です。重量は28 kgでコクーンⅢより軽いものの、強風時にビームが撓むという報告があり、対策としてガイラインを追加するユーザーが多いです。フロア高さ190 cmと大人が立てる高さは確保され、ファミリーの週末キャンプにフィットします。

DODカマボコ3Lのコスパ

実勢価格が10万円を切ることもあるカマボコ3Lは、コストパフォーマンスの高さが最大の魅力です。天井218 cm・全長760 cmでリビングがとにかく長く、トンネル型のため設営が簡単です。ただし幕体150Dで遮光性は控えめ、真夏の直射日光下では内部温度が上がりやすい傾向です。耐水圧は3,000 mmあり雨性能は十分ですが、冬季に薪ストーブを使う際は二重煙突や断熱材を追加すると安全です。

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LDX+とのブランド内比較

LDX+は同じコールマンでも重量21 kgと扱いやすく、ダークルームテクノロジーを寝室専用に採用しています。そのため寝室は真昼でも暗く、子どもの昼寝や動画鑑賞に最適です。リビング幅365 cmはコクーンⅢの約半分で、リラックスチェアとテーブルを置くと余白が少なくなります。短時間で気軽に出かけたいライトキャンパーにはLDX+、本格的にロングステイや冬キャンプを楽しむならコクーンⅢが向いています。​


全体のまとめ

coleman 4s wide 2room cocoon3 1 【2025年】コールマン4Sワイド2ルームコクーンⅢの実力は?特徴・注意点・比較表で徹底レビュー(動画付き)
  • 冬は暖かく夏は涼しいオールシーズン対応フライが秀逸です。
  • 幕内面積が広く、大人数でも快適に団欒できます。
  • 34 kgの重量と収納サイズが最大のネックです。
  • 区画サイトでは張り綱短縮などで工夫が必要です。
  • 一人設営は可能ですが20分を切るには熟練を要します。
  • 本体価格に加えアクセサリー費用も考慮すべきです。
  • Amazonでは剛性感と快適性が高評価を得ています。
  • 軽さ重視ならランドロック、コスパならカマボコ3Lです。
  • 結露抑制にはTC生地のアポロンが有力です。
  • 家族で冬を含む長期キャンプを楽しむなら最有力候補です。

実売価格

Amazon、楽天では大型イベントセール、タイムセール、値引きクーポン、ポイントアップキャンペーンで実質売価は変動します。

amazon・楽天の口コミ

  • 最高:最高ですよ。生地の厚みが他の上位ツールームとは別格です。白と茶色のコントラストで、テント内が明るすぎずとっても良い感じになっています。また、メッシュの窓が至る所にあるので、換気の具合を気候に合わせ切替えられます。頑丈な作りで、まさに要塞のようです。

    ■追記
    スカートがとても優秀です。最初にコクーンを購入し、その後にオ○ワのテントを購入しましたが、なんでこんな上からスカートがあるのか?と疑問。風が少し吹くと幕が軽いせいかバタバタうるさいし、風が,ピューピュー。その点、コクーンは幕自体がしっかりしていて、重みもあり、かつ地面に近いところからスカートになっているので、少しの風ではペグ打ちしなくても全然問題ない。こんなに違うものかと改めてコクーンの素晴らしさを実感。
  • 流石、フラッグシップ:以前はコールマン ワイドスクリーンを使ってましたが買い替えを決意。アップグレードも兼ねてフラッグシップモデルを選びました。普段からファミキャン、グルキャンが多いので1番大型のコクーンにしました。設営もYouTubeで1人で設営してる方の動画を参考にして最初から1人でも設営できました。慣れたら20分位でいけます。推奨は2人以上なのでお勧めはしません。幕自体も普通のコールマンよりも分厚くしっかりしています。フレームも太くなっていて剛性があります。気に入ってる点は、天井のベンチレーターには天窓があるのでフルクローズでも採光取れることや、スカートにはペグダウン可能、インナーテントはコットン材使用など普通のコールマンよりも作りが細かく流石、フラッグシップだと思いました。最近のテントに比べ派手さは少し劣るかもしれませんが、落ち着いたデザインで長く愛用できそうです。写真は、オプションのクリアウォール取付、薪ストをインストールした時の冬キャン仕様です。これからも大切に使いたいと思います。

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