キャンプの快適さを左右する最重要ギア、それが「テント」です。特にアウトドア初心者から上級者まで人気のあるブランドが「コールマン」。本記事では、コールマンテントの選び方について、種類やシーン別のおすすめ、サイズ感、設営のしやすさなどを含めて徹底的に解説します。

コールマンのテントは非常に人気がありますが、種類が多くてコールマンの公式サイト見てもいっぱいありすぎてどれ選べばよいかはっきり言ってわかりにくいです。
また、テントは設営すると場所を取るため、よほど大きなアウトドア用品店でないと実物を見る機会が少なく、展示品も1個~2個程度が多い印象です。(繁忙期のキャンプ場行ったほうが実物見れかも。でもキョロキョロ見回っていたら怪しいですよね)
私はキャンプ好きの家庭で育ったのもありキャンプ歴は数十年でテント泊はソロ・ファミキャン合わせて100泊以上です。私よりも詳しいキャンプの上級者の仲間と度々キャンプしてることもあり、本当に様々なタイプのテントを体験してきていますので、その経験も踏まえて記載しています!(約10000文字の長文になりますがお付き合いください☆)
記事のポイント
- はじめに|「どれを選べばいいの?」に応えます
- コールマンテントの特徴とは?|信頼と実績の理由
- テントの形状による違いと選び方|失敗しない選定術
- 人気モデルで比較する形状別の違い
- 使用シーン別|最適なテント形状&モデルのおすすめ
- テント選びに失敗しない!設営までの流れと準備のコツ
著者PROFILE


経歴:大手アウトドアショップで寝袋・マットのコーナーを中心に約4年間の接客経験に加え、独自の調査・研究を重ね、アウトドア情報を発信し15年以上。無積雪登山・雪山登山・クライミング・アイスクライミング・自転車旅行・車中泊旅行・ファミリーキャンプなど幅広くアウトドアを経験。(詳細プロフィール) 名前:Masaki T
はじめに|「どれを選べばいいの?」その迷いに応えます


- テント選びは最初の関門。だからこそ、悩むのは当然
- コールマンのテントが人気の理由
- それでも迷うのは、違いがわかりづらいから
- 「見た目」ではなく「使い方」で選ぶのが大切
- テントは「家」。だからこそ、じっくり選んで損はない
- よくある失敗例と、その原因
- では、どう選べばいいのか?
- このガイドの目的
- 一緒に「あなたにぴったりのテント」を見つけましょう
テント選びは最初の関門。だからこそ、悩むのは当然



キャンプに興味を持ち、いざ道具を揃えようとしたとき、最初にぶつかる壁。それが「テント選び」です。
キャンプに欠かせない存在であるテント。しかし、ネットショップや店舗で並ぶテントの数々を目にすると、こんな疑問が自然と湧いてくるのではないでしょうか。
- 「種類が多すぎて、何が違うのか分からない」
- 「見た目は似てるけど、価格はバラバラ」
- 「ドーム?トンネル?2ルーム?何がどう違うの?」
- 「本当にこれで快適に眠れるの?」
こうした迷いや不安は、キャンプを始めるすべての人が一度は経験するものです。
特に人気ブランドであるコールマン(Coleman)のテントは、ラインナップが非常に豊富で、それが魅力である一方、選ぶ際のハードルを感じることもあります。
コールマンのテントが人気の理由



では、なぜ多くの人が数あるブランドの中からコールマンを選ぶのでしょうか。その理由は以下のような点にあります。
1. 初心者にやさしい設計
コールマンのテントは、設営が簡単にできるように工夫されています。例えば、ポールに色分けがされていたり、説明書の図解がわかりやすく作られていたりと、初めてでも迷わず設営できる構造になっています。
2. 日本の気候に合わせた設計
夏は蒸し暑く、冬は冷え込む日本。コールマンのテントは、通気性・防水性・遮光性・防寒性など、日本の四季を考慮して作られています。
3. 豊富なバリエーション
「ソロキャンプ」「ファミリーキャンプ」「デイキャンプ」「車中泊との併用」など、キャンプスタイルに応じたテントが豊富に揃っているため、どんな人でもぴったりのモデルが見つかる可能性が高いのです。
それでも迷うのは、違いがわかりづらいから
コールマンのテントはラインナップが充実している分、カタログや公式サイトを見るだけでは違いが伝わりにくいことがあります。
たとえば…
- 「タフスクリーン2ルームハウス MDX」と「ラウンドスクリーン2ルームハウス」の違いは?
- 「ツーリングドーム」と「クイックアップドーム」はどう使い分けるべきか?
- 「マスターシリーズ」ってなに?普通のモデルと何が違うの?



このように、同じ形状でも用途や機能、価格に大きな差があるため、比較の目が必要になってきます。
「見た目」ではなく「使い方」で選ぶのが大切
テント選びでもっとも失敗しがちなのが、見た目だけで決めてしまうことです。
もちろんデザインやカラーは大切ですが、それ以上に大事なのは、
- 使う人数
- 季節・気温
- 設営のしやすさ
- 持ち運びの便利さ
- 天候への対応力
など、「使い方の想定」に応じた選び方です。



たとえば、家族4人で真夏にキャンプをする場合と、夫婦2人で春秋にキャンプする場合とでは、適したテントはまったく異なります。
テントは「家」。だからこそ、じっくり選んで損はない
キャンプでは、テントは単なる寝床ではありません。雨風を防ぎ、プライベートな空間を確保し、時には子どもたちの遊び場にもなる…まさに一晩の我が家です。
だからこそ、「あ、これでよかった」と思える選択をするためには、テント選びには時間をかけても損はありません。
基本的に、適応人数よりもテントが大きくても問題ないです(4人用テントを2人で使うと広々快適です)。大きいほど居住快適性が増します。ただ大型のテントは費用も高くなり、設営の手間、テントの収納サイズや総重量も増えます。テント選びは、車の積載量や何泊キャンプするかも考慮して落とし所を見極めるのが大事です。
よくある失敗例と、その原因
失敗例①:サイズが思ったより狭かった
→ テントの定員数は「寝るだけの人数」。荷物や余裕を考えると、+1人〜2人の余裕が欲しいところです。



何かと荷物が増えるファミリーキャンプでテントが狭いのはしんどいです。
失敗例②:設営に時間がかかりすぎた
→ 慣れていないうちは、ドーム型やワンタッチ型などの「設営が簡単なモデル」から始めるのがおすすめです。



設営はどうしても慣れが必要です。
失敗例③:結露や風に悩まされた
→ ベンチレーション(通気口)の構造や、耐風設計の有無を確認しましょう。



基本的にテントの出入り口は風下にします。ただ、場所によっては山風・海風で時間帯で風向きが真逆に変わることもあり、難しいです。
では、どう選べばいいのか?
ここまで読んでいただくと、テント選びには「答えが一つではない」ことが伝わったかと思います。だからこそ大切なのは、自分のキャンプスタイルを見極めることです。
選び方のステップは、大きく以下のように整理できます。
ステップ | チェックポイント |
---|---|
① | 何人で使う? |
② | どの季節に使う? |
③ | 雨・風・虫対策は必要? |
④ | 設営は簡単な方がいい? |
⑤ | 移動手段は?(徒歩・バイク・車) |
これらを一つずつ確認していくことで、自然と候補が絞られていきます。
この記事の目的
本記事では、上記のステップを元に、コールマンの代表的なテントを徹底比較し、あなたに合った一張りを見つけられるように構成しています。
- ドーム型・2ルーム型・トンネル型・ワンタッチ型の違い
- 各モデルの特徴・向いている人
- 実際のユーザー評価
- サイズ感・重さ・設営時間の比較
- 季節ごとのおすすめ
などを「冷静に、わかりやすく」ご紹介していきます。



次の章では、まず「コールマンのテントの特徴」について解説していきます。
コールマンのテントはなぜ暗号のようなテント名なの?



コールマンのテントは
・4Sワイド2ルームコクーンⅢ
・タフスクリーン2ルームエアー MDX+
・タフドームエアー/3025+
のように、暗号みたいになっていますよね?
実は意味のある文字や記号がそのまま組み合わさったテント名になっているんです!
具体例
「4Sワイド2ルームコクーンⅢ」の場合


記号 | 意味 |
---|---|
4S | Four Seasons(4シーズン)対応。 極太アルミポール・耐水圧3,000 mmフライ/10,000 mmフロア・全面スカートなどで、強風・豪雨・真冬の氷点下から真夏の30 ℃超まで想定した設計。 |
ワイド | 居住空間を最大化したワイドボディ設計。 本体約 670 × 440 cm、リビングは成人男性も屈まず歩ける天井高約 220 cm。強度と広さを両立させる独自フレームが特徴。 |
2ルーム | 1つのフライシートの下に寝室(インナーテント)+リビングを一体化した“2ルームテント”。悪天候でもリビングで調理・団らんが可能です。 |
コクーン | 英語で「繭」。 円弧状に張り出す骨格で繭のように包み込む大空間と剛性を両立したコールマンのフラッグシップモデル名。オプションの追加インナーで2ベッドルーム化も可能。 |
Ⅲ | シリーズ3世代目の改良版。通気系ベンチレーションや遮光PUコーティングなど機能をブラッシュアップ。 |
「タフスクリーン2ルームエアー MDX+」の場合


記号 | 意味 |
---|---|
タフ(Tough) | 厚手の生地(耐水圧 2,000 ~ 3,000 mm)と太めのアルミポールで、社内耐風テスト 15 m/s 超をクリアした「タフシリーズ」であること。 |
スクリーン(Screen) | リビング壁面が全面メッシュになる「スクリーン仕様」。虫を防ぎつつフルオープンにでき、タープ代わりにもなります。 |
2ルーム(2 Room) | 寝室(インナーテント)とリビングが一体化した“ツールームテント”であること。 |
エアー(Air) | ワイドエアメッシュや大型ベンチレーション、別売〈リバーシブルファンベンチレーション〉に対応し、空気循環を高めた換気特化モデル。 |
MDX | M=Medium(ミドルサイズ)+ DX=Deluxe(デラックス) の略。ミドルクラスの広さに快適装備を載せた“ミディアム・デラックス”仕様を示します(インナー約 300 × 250 × 175 cm)。 |
+(プラス) | 既存 MDX をアップグレードした「Plus」モデル。主な追加点は ① ダークルーム™テクノロジー(日光を約90 %カット) ② 耐水圧 3,000 mm への強化(寝室) ③ ワイドエアメッシュ拡張――など。 |
「タフドームエアー/3025+」 の場合


記号 | 意味 |
---|---|
タフ(Tough) | 強度の高いアルミメインポールと耐水圧 2,000 ~ 3,000 mm の生地を採用した「タフシリーズ」であること。風速 15 m/s 以上の社内試験をクリアしています。 |
ドーム(Dome) | 屋根が半球状のドーム型テント。設営が簡単で風にも強いのが特長。 |
エアー(Air) | 「ワイドエアメッシュ」や大型ベンチレーション、別売りの〈リバーシブルファンベンチレーション〉対応など“空気の流れ”に特化した換気強化モデルであること。 |
3025 | インナーテントの床サイズ ≒ 300 cm × 250 cm を示す型番。数字の前半 30 が幅、後半 25 が奥行きを表します。 |
+(プラス) もしくは DR | 既存モデルをアップグレードした「Plus」仕様。主に ① ダークルーム™テクノロジー(日光を90%以上遮光し温度上昇を抑制) ② 耐水圧の強化(寝室3,000 mm へ) ③ 換気パーツの拡大――などの追加機能を示します。 |



それぞれ意味のある単語が組み合わさったテント名なので、それぞれの単語の意味を知るとテント名でテントの特徴がわかるようになっているんです!(かなりシステマティックな名前なんです)
使われる単語・記号一覧
シリーズ



コールマンのテントは、複数のシリーズがあります。
- タフ シリーズ:設営しやすさと価格のバランスが良く、初心者〜中級者に人気。
- マスター シリーズ:高耐久かつ快適性を重視したハイスペックモデル。
- トンネル シリーズ:前室が広く、ファミリーキャンプに特に人気。
- ソロキャンプ向けモデル:軽量かつ省スペース、ツーリングやデイキャンプ向き。
基本的にソロキャンプ向けモデル、か、タフシリーズのテントで十分です。マスターシリーズはハイスペックですが価格がかなり高くなるため、多くのキャンパーにはタフシリーズで十分満足でき、売れ筋です。
テント形状
形状 | 特徴 | モデル例 |
---|---|---|
ドーム型 | 軽量・設営しやすい・初心者向け | タフドーム/3025+、ツーリングドームST |
トンネル型 | リビングスペースが広く快適だが風にはやや弱い | トンネル2ルームハウス/LDX、MDX |
2ルーム型 | 寝室+リビング構造でファミリー向け | タフスクリーン2ルームハウス MDX+、ラウンドスクリーン |
ワンタッチ型 | 最短1分で設営可能、デイキャンプに最適 | クイックアップドームW+、IGシェード+ |
記号の紹介
文字・記号 | 意味 | 対象モデル例 |
---|---|---|
エアー | 換気強化版。専用ファン(別売)との併用で | |
M | Medium(ミディアムサイズ) | タフスクリーン2ルームハウス MDX+ |
L | Large(ラージサイズ) | タフスクリーン2ルームハウス LDX+ |
DX | Deluxe(デラックス:上位仕様) | タフスクリーン2ルームハウス LDX+ |
ST | Standard(スタンダード) の略。ツーリングドームシリーズの“標準サイズ”=1〜2人用ベーシックモデルを示します(同シリーズの上位・大型版が LX)。 | ツーリングドーム ST |
/数字 例)/3025,/270 | /3025の場合はインナーテントの床サイズ ≒ 300 cm × 250 cm を示す型番。数字の前半 30 が幅、後半 25 が奥行きを表します。 /270は270cmの正方形 | タフ2ルーム/3025 BCクロスドーム/270 |
+ | プラス機能:さらなる改良・進化版 | ダークルームテクノロジー強化など |



以上がわかると、コールマンのテント名見ただけでスペックが見えてくるよ!(メーカーの人はわかりやすいかもだけど、これを知らない一般人はわかりにくいですよね。)
コールマンテントの特徴とは?|信頼と実績の理由を徹底解説


- はじめに|コールマンテントが長年選ばれ続ける理由
- 特徴1|日本の気候に最適化された設計
- 特徴2|初心者でも安心の「わかりやすい設営構造」
- 特徴3|豊富なラインナップで「ぴったり」が見つかる
- 特徴4|長く使える耐久性と信頼性
- 特徴5|家族キャンプへの配慮がすばらしい
- 特徴6|デザインとカラーの進化
- 特徴7|コスパが高く、コールマンは「最初の1張り」に最適
- まとめ|コールマンテントの7つの強み
はじめに|コールマンテントが長年選ばれ続ける理由
コールマンは1900年にアメリカで誕生した、アウトドアブランドの老舗中の老舗です。その長い歴史の中で、多くのキャンパーに愛されてきた製品群の中でも、特に高い評価を得ているのが「テントシリーズ」です。
日本市場においても、「コールマン=安心」というイメージは定着しており、キャンプ初心者からベテランファミリーキャンパーまで、幅広い層からの信頼を得ています。



なぜこれほどまでにコールマンのテントが選ばれ続けているのでしょうか。以下では、7つの大きな特長に分けて徹底的に掘り下げていきます。
特徴1|日本の気候に最適化された設計
高温多湿に対応する通気設計
日本の夏は、気温も湿度も高くなりがちです。そのため、テント内が蒸し風呂のようになりやすいという問題があります。コールマンのテントには、ベンチレーション(通気口)が複数配置されており、通気性を高めて内部の温度と湿度を調整できます。
強風と豪雨に対応した耐久設計
日本では台風や突風、予測不能な豪雨も少なくありません。コールマンでは、耐風試験や耐水試験を行ったうえで、耐久性の高い素材と構造を採用しています。
たとえば…
- 耐水圧1,500〜2,000mm以上のフライシート
- 頑丈なグラスファイバーまたはアルミ合金製のフレーム
- テント四隅の補強縫製
などが標準装備されており、国内の過酷な天候にも安心して対応できます。



老舗のテントメーカーは過去の試行錯誤でブラッシュアップされていて、細かなところまで作り込まれています。
特徴2|初心者でも安心の「わかりやすい設営構造」
ポールの色分けとガイド構造
コールマンのテントは、設営に慣れていない初心者のことを第一に考えた設計が施されています。特に便利なのがポールの色分け構造です。各ポールとスリーブ(通す部分)に色がついているため、どのパーツをどこに通すのかが一目で分かります。



ポールの色分け構造は大事です。年に数回の使用だと「えーっとどうだったっけ?」と設営方法を忘れますが、色分けは直感的にわかります。
ワンタッチ・クイック設営モデルの存在
時間がないときや、体力に自信がない人でも安心して使えるように、ワンタッチ構造を採用したテントも充実しています。
例:
- クイックアップドーム W+
- クイックアップ IG シェード+
設営時間は最短で1分以内というスピード感。女性キャンパーや子どもとのデイキャンプでも安心です。



クイック設営のテントは、フレームが柔らかいため、基本的に強風に弱く、強風だとめちゃくちゃ揺れる傾向ありますので、風が穏やかな樹林帯向きで風が強くなりがちな海辺や高原のキャンプ場は避けるのが無難です。
特徴3|豊富なラインナップで「ぴったり」が見つかる
コールマンは、「すべてのキャンプスタイルに応える」を信条に、多様なテントの種類を展開しています。以下に代表的な形状とその特徴を紹介します。
形状 | 特徴 | モデル例 |
---|---|---|
ドーム型 | 軽量・設営しやすい・初心者向け | タフドーム/3025+、ツーリングドームST |
トンネル型 | リビングスペースが広く快適だが風にはやや弱い | トンネル2ルームハウス/LDX、MDX |
2ルーム型 | 寝室+リビング構造でファミリー向け | タフスクリーン2ルームハウス MDX+、ラウンドスクリーン |
ワンタッチ型 | 最短1分で設営可能、デイキャンプに最適 | クイックアップドームW+、IGシェード+ |



それぞれに明確な用途やメリットがあり、「選びやすい」「使いやすい」「分かりやすい」の三拍子が揃っています。
特徴4|長く使える耐久性と信頼性
生地の厚みと補強技術
コールマンのテントは、他ブランドよりもやや重めな傾向がありますが、それは素材がしっかりしている証拠です。
- 68D〜75Dのポリエステル生地(耐摩耗性が高い)
- PUコーティングとシームテープ加工
- グランドシート(床面)の厚みと防水性
これらの仕様が、何年も使えるタフな製品寿命を支えています。



防水のためのPUコーティングは使い方や保管方法によりますが基本的に5年程度で経年劣化します。また、5年~10年程度で生地の縫い目のシームテープが剥がれてくることもあります。経験上、5年だと全然問題ないですが、10年程度経過すると漏水等も起きて買い替えも視野に入ってきますね。
豊富な補修パーツとサポート体制
万が一壊れてしまった場合でも、補修パーツが入手しやすく、ユーザーサポートが充実している点も見逃せません。フレーム、ポール、ペグなどの交換用部品が揃っており、自分で修理するための情報も公式で公開されています。
特徴5|家族キャンプへの配慮がすばらしい
子どもが安全に過ごせる設計
ファミリーキャンプを想定しているモデルでは、
- テントの角に丸みを持たせたデザイン
- 広めの出入口で子どもがつまずかない
- フロアに段差がない構造
など、細かな配慮が随所に見られます。
大人もリラックスできる居住性
「キャンプでも快適にくつろぎたい」という声に応え、コールマンの2ルームテントでは”立ったまま動ける天井高(約170〜185cm)”や、日差しや虫を防ぐメッシュリビングを採用しています。
特徴6|デザインとカラーの進化
かつてのコールマンは「赤×緑」の伝統的な配色が多かったのですが、近年はデザインにも大きな進化が見られます。
- グレージュやサンドカラーの採用(ナチュラルでおしゃれ)
- ブラックフレーム仕様で高級感のある外観
- 「The Outdoor Company」らしいアウトドア感と洗練性の両立



これにより、InstagramなどSNS映えを意識するキャンパーからの支持も高まっています。
特徴7|コスパが高く、コールマンは「最初の1張り」に最適
これだけの機能性・耐久性・デザインを兼ね備えながら、価格は非常に良心的です。
たとえば:
- ツーリングドームST:1万円台
- タフスクリーン2ルーム:4万円台〜6万円台
- クイックアップドーム:1万円台前半
この価格帯で、ここまで安心して使えるテントを提供しているのは、コールマンの特徴です。



初めてのテント選びで失敗したくない人にとって、まさに最適解と言えるブランドです。
まとめ|コールマンテントの7つの強み
最後に、ここまで紹介してきたコールマンテントの魅力を、もう一度整理します。
特徴 | 内容 |
---|---|
日本の気候に最適化 | 高温多湿・豪雨・強風への対応 |
初心者にやさしい構造 | ポールの色分け・ワンタッチ設営 |
豊富なラインナップ | 目的別・人数別で選びやすい |
高い耐久性とサポート体制 | 補修部品と交換対応も充実 |
ファミリー対応の設計 | 子どもも安心・大人も快適 |
洗練されたデザイン | ナチュラルカラーと高級感のある外観 |
抜群のコストパフォーマンス | この性能でこの価格は驚き |
テントの形状による違いと選び方|キャンプスタイル別・失敗しない選定術
- はじめに|形状でここまで違う!テント選びの最重要ポイント
- テントの主な形状は5種類
- ドーム型テント|最もポピュラーな基本形
- ツールーム型テント|快適性を求めるならコレ
- トンネル型テント|美しいフォルムと高い居住性
- ワンタッチ型テント|誰でも1分で設営完了
- パップ型(軍幕型)テント|通好みのロースタイル
- キャンプスタイル別・形状選び早見表
- 選ぶときのチェックポイント5選
- まとめ|形状こそが「快適さ」の鍵
はじめに|形状でここまで違う!テント選びの最重要ポイント
テントを選ぶ際、「定員人数」や「季節対応」などの要素と並んで、非常に重要なのが**テントの“形状”**です。
形状によって、
- 居住空間の広さ
- 設営のしやすさ
- 風雨への強さ
- 携帯性や収納性 などが大きく異なり、「どの形を選ぶか」によってキャンプの快適度が左右されると言っても過言ではありません。
とくに、キャンプ初心者の方は、
「ドーム型とツールーム型、何が違うの?」 「ポップアップって便利なの?」 「トンネル型はおしゃれだけど、風に弱いって本当?」 というような疑問を抱きやすいです。
本記事では、代表的な5つのテント形状についてそれぞれの特徴を深堀りしながら、「どう選べばよいのか」を徹底的に解説します。
シリーズを知ろう!



コールマンのテントは、複数のシリーズがあります。
- タフシリーズ:設営しやすさと価格のバランスが良く、初心者〜中級者に人気。
- マスターシリーズ:高耐久かつ快適性を重視したハイスペックモデル。
- トンネルシリーズ:前室が広く、ファミリーキャンプに特に人気。
- ソロキャンプ向けモデル:軽量かつ省スペース、ツーリングやデイキャンプ向き。
基本的にソロキャンプ向けモデル、か、タフシリーズのテントで十分です。マスターシリーズはハイスペックですが価格がかなり高くなるため、多くのキャンパーにはタフシリーズで十分満足でき、売れ筋です。
テントの主な形状は5種類
形状タイプ | 特徴 | 向いている人・シーン |
---|---|---|
ドーム型 | 設営が簡単、コンパクト | 初心者、ソロ~小人数ファミリー |
ツールーム型 | 寝室+リビングの快適構造 | ファミリー、連泊、全天候対応 |
トンネル型 | 居住性抜群・おしゃれ・広い | 中級者以上、大人グループ、雨天対応 |
ワンタッチ型 | 設営が最短1分、軽量 | デイキャンプ、公園、初心者向け |
パップ型 | 軍幕風、おしゃれ、遮光性高い | ソロキャンプ、男前スタイル、焚き火 |
ドーム型テント|最もポピュラーな基本形


構造と特徴
ドーム型は、2本のポールをクロスさせて立体をつくる「最もスタンダードな構造」です。頂点が丸く、シンプルな半球形に近い形で、設営がとても簡単です。
メリット
- 設営が簡単で10〜15分で完了
- 風に強く、耐久性が高い
- 軽量で持ち運びやすい
- 初心者でも安心して扱える
デメリット
- 室内がやや狭く感じることがある
- 前室(リビング)スペースが小さい、またはない
おすすめシーン
- ソロキャンプ
- はじめてのファミリーキャンプ
- バイクや車中泊との併用
コールマンの代表モデル
- ツーリングドームST
- タフドーム/3025
- BCクロスドーム/270
ドーム型テントは、昔からあるスタンダードなテントです。大きな欠点が無く、+アルファの機能が無い分シンプルなため、重量・設営・価格も手頃で初心者が購入しやすいテントです。






ツールーム型テント|快適性を求めるならコレ


構造と特徴
ツールームとは、「2つの部屋=寝室+リビングスペース」が一体化している構造。近年のファミリーキャンプで大人気のスタイルです。
メリット
- 雨でもリビングスペースでくつろげる
- 荷物置き場、食事スペースなどが別に確保できる
- 子どもが遊べる空間を確保できる
- オールシーズン使えるモデルが多い
デメリット
- 重量が重く、設営に時間がかかる(20分〜30分以上)
- ソロにはオーバースペック
- 大型なので区画サイトでの設置スペースが必要
おすすめシーン
- ファミリーキャンプ(4人以上)
- 連泊キャンプ
- 雨予報の日や冬キャンプ
コールマンの代表モデル
- タフ2ルーム/3025(4~5人用、3シーズン向け)
- タフ2ルーム DX(4~5人用、3シーズン向け、リビング大)
- タフスクリーン2ルームエアー/MDX+(4~5人用、日光ブロック)
- タフスクリーン2ルームエアー/LDX+(4~5人用、日光ブロック、幅広サイズ)
- 4Sワイド2ルームカーブ(4~5人用、オールシーズン対応、ハイエンド)
- 4Sワイド2ルームコクーンⅢ(5~6人用、オールシーズン対応、、ハイエンド)
ツールーム型テントは、ファミリーキャンプや長期滞在キャンプにおすすめです。ある意味ドーム型テントとタープが合体したような構造です。実際に使うとわかりますが、このタイプは悪天候に強いです。天気が悪いとテントにこもりがちになりますが、リビング空間のお陰で雨でも動ける空間があるため、快適に過ごしやすいです。子供は天候にかかわらず元気に動きたいので、雨でもその空間が保てるのは大きなメリットです!
ただ、どうしてもテント自体が大きくなるため、設営&撤収の手間、収納サイズと重量も増えます。設営には基本2人必要になりますが、居住快適性が抜群なので、子連れファミキャンや数日滞在するキャンパーの方にはオススメです!










トンネル型テント|美しいフォルムと高い居住性


構造と特徴
アーチ型ポールを連ねてトンネル状に展開するタイプ。居住性が非常に高く、開放感もあるため、近年人気が急上昇しています。
メリット
- 寝室+リビングが明確に分かれる
- 立ったまま移動できる高さを確保できる
- デザイン性が高く、SNS映えする
- スカート付きで冬にも強いモデル多数
デメリット
- 風に弱い(特に側面からの強風)
- 設営に慣れが必要(ポールの本数が多い)
- ペグダウン数が多く、準備に時間がかかる
おすすめシーン
- 友人や大人同士のグループキャンプ
- 冬〜春先の寒冷地キャンプ
- レイアウトやインテリアを楽しみたい中・上級者
コールマンの代表モデル
- トンネル2ルーム/240
- トンネルシェルター/240
ドーム型だとリビングが無くて不便、ツールーム型だと大きすぎるの間のユーザー向けのテントです。テント内の高さが170cm程度なので大人が立って移動するには少し足りないです。(ツールームテントだとリビング部分の高さが約2mあります)


ワンタッチ型テント|誰でも1分で設営完了


構造と特徴
折りたたみ傘のように一瞬で展開できるタイプ。設営のハードルが非常に低く、初心者に圧倒的人気を誇ります。
メリット
- 驚異の設営スピード(最短1分以内)
- 軽量でコンパクト
- 公園・海水浴・ピクニックにも便利
デメリット
- 耐風・耐水性能がやや劣る
- 居住性・通気性は本格テントに劣る
- 寝泊まりには不向きなモデルも多い
おすすめシーン
- デイキャンプ
- 公園やBBQ
- 小さなお子様との外遊び
コールマンの代表モデル
- クイックアップシェード
- ポップアップシェードDR




パップ型(軍幕型)テント|通好みのロースタイル


構造と特徴
軍隊で使われていたような“シンプルな三角屋根”の構造で、タープを組み合わせてアレンジが楽しめます。
メリット
- 焚き火との相性が良い
- ロースタイルの設営が楽しめる
- ソロキャンプで雰囲気を楽しみたい人に人気
デメリット
- 居住性は最小限
- 設営にはコツと経験が必要
- 冬・悪天候には不向きなモデルが多い
おすすめシーン
- 男前スタイルのソロキャンプ
- 焚き火メインのキャンプ
- 玄人キャンパーのレイアウト遊び
コールマンの近似スタイル
- ヘキサライトやタープ+ドームテントの組み合わせで代用可能


キャンプスタイル別・形状選び早見表
キャンプスタイル | おすすめ形状 | 理由 |
---|---|---|
初心者ファミリー | ツールーム型 | 快適性・リビング付きで安心 |
ソロキャンプ | ドーム型、パップ型 | 軽量・設営簡単、ミニマムで自由 |
カップル・夫婦キャンプ | トンネル型 | 開放感・空間分離ができて快適 |
公園・ピクニック | ワンタッチ型 | 設営1分、持ち運びラク |
上級者・レイアウト重視 | トンネル型、パップ型 | アレンジ自在で自由度が高い |
選ぶときのチェックポイント5選
- 使用人数:定員+1〜2人を目安に
- 設営時間:初心者なら20分以内が目安
- 移動手段:バイク・車・徒歩でサイズ選定
- 天候対応力:耐水圧・スカート・ベンチレーション
- 使用シーズン:夏だけ?冬も?通年?
まとめ|形状こそが「快適さ」の鍵



テントはただの寝床ではなく、その日の我が家です。
形状を誤ると、
- 暑くて眠れない
- 雨でリビングがない
- 設営に手間取り、くたくたになる
といったことになりかねません。
でも、逆に言えば「自分のキャンプスタイルに合った形」を選べれば、それだけで快適さは格段に上がります。



キャンプがもっと楽しく、自由になるために。ぜひ形状ごとの違いを知った上で、自分にぴったりの1張りを見つけてください。
人気モデルで比較する形状別の違い
- 人数に対してのサイズ感・空間感覚を把握しよう
- 初心者が失敗しないための形状選びのコツ
- 各形状におけるベストな選び方まとめ表
- 最後に|形状を理解すればテント選びは怖くない
テントの形状が違うと、同じ「コールマン製」であっても、重さ・価格・機能・設営時間などが大きく異なります。ここでは、特に人気の高い代表モデルを形状別に並べ、一覧表で比較します。
モデル名 | 形状 | 定員 | 重量 | 設営時間 | 耐水圧 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
ツーリングドームST | ドーム型 | 1~2人 | 約4kg | 約10分 | 1,500mm | 軽量・設営簡単・ソロキャンプの定番 |
タフドーム/3025 | ドーム型 | 3~4人 | 約9kg | 約15分 | 2,000mm | コスパ抜群の定番ファミリーテント |
タフスクリーン2ルーム/3025 | ツールーム型 | 4~5人 | 約16kg | 約25分 | 2,000mm | リビング付き、オールシーズン対応モデル |
4Sワイド2ルームコクーンⅢ | ツールーム型 | 5~6人 | 約34kg | 約30分 | 3,000mm | 家族でも広々、プライベート空間確保 |
トンネル2ルーム/240 | トンネル型 | 2~3人 | 約13kg | 約30分 | 2,000mm | おしゃれで居住性◎、開放感を楽しめる |
※価格や仕様は時期によって変動するため、公式サイトや販売店で最新情報を確認ください。
人数に対してのサイズ感・空間感覚を把握しよう
テントに記載されている「定員数」は、基本的に“寝るだけ”の人数です。荷物や余裕を考えると、実際に必要なサイズは以下を目安にすると快適です。
想定人数 | 推奨テントサイズ | 使用イメージ |
---|---|---|
1人 | 1~2人用テント | ソロ用。荷物を入れるなら2人用が快適 |
2人 | 3人用以上推奨 | 荷物+余裕スペース確保 |
3~4人 | 4~5人用がおすすめ | ドーム型または小型ツールームが適正 |
4~6人 | ツールーム、トンネル型 | 子ども連れファミリー向け |
6人以上 | ラウンドスクリーン2ルーム等 | 大型サイトが必要。区画サイズに注意 |
以外に忘れがちなのが”荷物を置くスペース”です。キャンプ場には、フリーサイト(テントを車を横付けできないのが多い)とオートキャンプ(テントに車を横付けできる)の2パターンあります。オートキャンプの場合、荷物を車に入れておけますが、フリーサイトは設営場所とテント場が離れているため、実質使う荷物をすべてテントに持っていくことになります。キャンプ場によっては距離が離れていることがあり、ドーム型だと前室に置けない荷物をテント内に持ち込むことになりますが、ツールームはリビングが広くかなりの荷物を置けますので、その点も検討して選ばれると良いと思います。



いろいろなタイプのテントを利用してきましたが、複数人ならツールーム型テントが楽でおすすめです!
初心者が失敗しないための形状選びのコツ
1. 設営に自信がないなら「ドーム型」or「ワンタッチ型」
設営に30分以上かかる大型モデルは、最初の1張りとしては苦戦する可能性があります。まずは扱いやすい形状を選ぶのが安心です。
2. リビングスペースが必要かどうかを考える
雨や日差しを避けてくつろげる「リビングスペース」が必要なら、ツールーム型またはトンネル型がおすすめです。
3. 区画サイトの広さに注意
キャンプ場によってはテントのサイズ制限があることも。設営予定地のサイズとテントの展開寸法は事前に確認しましょう。
4. 子どものいる家庭では「高さ」にも注目
大人が立って動ける天井高(170cm以上)があると、着替えや夜間の移動も楽になります。



ツールーム型はリビング部分が高さ約2m程度で、立って歩いて移動でき、長時間滞在でも疲れにくいです。
各形状におけるベストな選び方まとめ表
キャンプタイプ | 初心者向け | 快適性重視 | 携帯性重視 | 雨・風対策 | 見た目・スタイル |
---|---|---|---|---|---|
ドーム型 | ◎ | △ | ◎ | ◎ | ○ |
ツールーム型 | △ | ◎ | △ | ◎ | ○ |
トンネル型 | △ | ◎ | △ | ○ | ◎ |
ワンタッチ型 | ◎ | △ | ◎ | △ | ○ |
パップ型 | ○ | △ | ◎ | △ | ◎ |
最後に|形状を理解すればテント選びは怖くない
「テント=寝るだけの空間」と思っていた方も、この記事を通じて形状の違いによって過ごし方、快適さ、楽しみ方までもが大きく変わることに気づかれたかもしれません。
逆に言えば、自分のキャンプスタイルに合った形状を選ぶだけで、キャンプの満足度は格段に向上します。
- 初めてのキャンプなら、設営が簡単なドーム型やワンタッチ型
- 家族連れや雨の多い時期には、リビング付きのツールーム型
- 見た目もこだわりたいならトンネル型やパップ型



自分にとって「何を優先したいか」を基準にすれば、最適な一張りが自然と見えてくるはずです。
使用シーン別|最適なテント形状&モデルのおすすめ
テントの形状とモデルは、「誰と行くか」「どこで使うか」「何泊するか」で最適解が変わります。ここでは代表的なシーンを例に、おすすめのテント形状とモデルを紹介します。
- ソロキャンプに最適な形とモデル
- カップル・夫婦でのキャンプ
- 子ども連れファミリーキャンプ
- 冬キャンプ・寒冷地キャンプ
- デイキャンプ・ピクニック
- 購入前にチェックしておきたいポイント10選
- まとめ|形状の違いを知ることでキャンプの質は一段と上がる
1. ソロキャンプに最適な形とモデル
選びたい形状
- ドーム型(軽量・設営簡単)
- パップ型(雰囲気と焚き火重視)
おすすめモデル
- ツーリングドームST
軽量でコンパクト、収納サイズも小さく、徒歩やバイク移動にもぴったり。 - クイックアップドーム W+
設営1分。ソロで手軽にキャンプを楽しみたい方に。 - (非公式で人気)パップ風アレンジ+タープ
雰囲気を大切にする方に人気。タープと組み合わせて「軍幕風」に。
2. カップル・夫婦でのキャンプ
選びたい形状
- トンネル型(ゆとりある居住空間)
- ドーム型+タープ(自由なレイアウト)
おすすめモデル
- トンネル2ルームハウスLDX+
寝室とリビングが分かれていて快適。見た目もおしゃれ。 - タフドーム3025++ヘキサタープ
組み合わせることで柔軟な使い方が可能。夜は星空の下で過ごすスタイルにも対応。
3. 子ども連れファミリーキャンプ
選びたい形状
- ツールーム型(雨・虫・日差しに強い)
- トンネル型(室内移動も楽)
おすすめモデル
- タフスクリーン2ルームハウス MDX+
最も定番で人気。室内空間が広く、ファミリーでも圧迫感なし。 - ラウンドスクリーン2ルームハウス
大型モデル。6人家族でも余裕を持って過ごせる。 - ワンタッチ型テント+シェード併用
公園でのピクニックや日帰りキャンプに◎
4. 冬キャンプ・寒冷地キャンプ
選びたい形状
- トンネル型(スカート付きが多い)
- ツールーム型(閉じて暖かく過ごせる)
おすすめモデル
- 4Sワイド2ルームカーブ(スカート装備)
- 4Sワイド2ルームコクーンⅢ( 保温性が高く、風雪にも強い上位モデル)
5. デイキャンプ・ピクニック
選びたい形状
- ワンタッチ型
- サンシェード型
おすすめモデル
- クイックアップシェード
- ポップアップシェードDR



どちらも設営1分以内で展開、日除け・休憩スペースに最適。
購入前にチェックしておきたいポイント10選
テント選びで後悔しないために、購入前に次の点をチェックしておくと安心です。
- 使用人数に対するサイズの余裕はあるか?
- 収納サイズや重量は、運搬に支障がないか?
- 設営方法と構造は自分で扱えそうか?
- 耐水圧は1,500mm以上あるか?(雨対応)
- 通気口・メッシュ窓の位置は適切か?(夏対応)
- スカート付きか?(冬対応)
- ペグやロープは含まれているか?
- 設営スペースは、行くキャンプ場の区画内に収まるか?
- 自宅で干したり収納できるスペースがあるか?
- 長く使う予定があるなら補修部品やサポート体制も確認
まとめ|形状の違いを知ることでキャンプの質は一段と上がる
テントの形状は、単なる見た目の違いではなく、キャンプの快適さ・過ごし方・体験そのものに直結する重要な要素です。
- 設営のしやすさ
- 居住性
- 雨・風への強さ
- スタイル性
- 子どもとの過ごしやすさ
すべてが、どの形状を選ぶかで変わってきます。
初心者の方もベテランの方も、「自分のキャンプスタイルに合ったテント形状」を知り、選ぶことができれば、きっとこれまで以上に豊かで快適なアウトドアライフを楽しめるはずです。
テント選びに失敗しない!設営までの流れと準備のコツ
テントを選んだあとに待っているのが「設営」です。どんなに優れたテントでも、正しく設営できなければ快適なキャンプは実現しません。この章では、形状別の設営の流れや、スムーズに進めるための準備のコツをお伝えします。
- 設営前の準備でキャンプの成功が決まる
- ドーム型テントの設営手順(例:ツーリングドームST)
- ツールーム型・トンネル型の設営ポイント
- ワンタッチ型の設営方法
- 設営の失敗例と対策
- 設営に役立つ便利アイテム
設営前の準備でキャンプの成功が決まる
持ち物チェック(テント設営編)
- テント本体(インナー・フライ・ポール)
- グランドシートまたはブルーシート
- ペグ&ハンマー
- ガイロープ(張り綱)
- 説明書(忘れがち)
- ランタン(暗くなる前に終えられると◎)
特に、ペグとハンマーは忘れがちですが、テント設営には必須。専用品でしっかり打てるものを用意しましょう。
ドーム型テントの設営手順(例:ツーリングドームST)
- グランドシートを敷く
地面の湿気を防ぎ、テントの底を守ります。 - インナーテントを広げる
- クロスさせるようにポールを通す
- 四隅のグロメットに差し込んで立ち上げる
- フライシートを被せる
- ペグダウンし、ロープで張る
所要時間:10~15分(慣れれば5分以内も可能)
ツールーム型・トンネル型の設営ポイント
ポール本数が多いため、手順をよく確認することが重要
- 2人以上での設営がおすすめ
- まずは寝室側から立ち上げる
- フライシートは必ず前後を確認してから被せる
- 風が強い日は、片側ずつペグを打ち、倒れ防止を先に行う
所要時間:20~30分
ワンタッチ型の設営方法
- 袋から出す
- 広げて上からポンと持ち上げる
- 骨組みがカチッと固定されたら完了
- 四隅をペグダウンして安定させる
設営時間:1~2分
撤収も同様に早く、時間が限られる日帰りキャンプでは特に重宝します。
設営の失敗例と対策
失敗例 | 原因 | 対策 |
---|---|---|
フライシートが逆だった | 前後を確認せず被せた | ロゴやファスナーの向きを確認 |
ポールを折ってしまった | 力任せに曲げて無理に通した | ゆっくり通し、角度に注意する |
ペグが抜けてテントが倒壊 | 固い地面にペグが刺さらなかった | 長め・強度のあるペグを使用 |
雨で浸水した | 地面が凹んでいた、スカートなし | グランドシートの位置を工夫 |
設営に役立つ便利アイテム
アイテム名 | 用途・メリット |
---|---|
スチールペグ | 固い地面でも刺しやすい |
ゴムハンマー | ペグ打ちで手を痛めずに済む |
ペグケース | ペグ紛失防止・整理整頓 |
ペグ抜きツール | 撤収時に便利 |
グランドシート | テント底の保護・防水効果 |
ランタン or ヘッドライト | 夜間の設営・撤収で活躍 |
テント選びの最終確認チェックリスト
購入・設営をする前に、以下のチェックリストを最終確認しておきましょう。
- キャンプの頻度と予算を決めたか?
- 使用人数+荷物のスペースも含めて考えたか?
- 設営できる広さのあるキャンプ場か確認したか?
- 天候に備えたスペック(耐水圧・通気・スカート)を確認したか?
- 使い続けられるデザインか?
- メンテナンス性(洗いやすさ・乾かしやすさ)も考慮したか?
おわりに|形状と設営の知識があれば、テント選びに迷わない
テントは単なるキャンプ用品ではなく、**安心できる「我が家」**です。
- 設営のしやすさ
- 使い方の自由度
- 自然との相性
これらはすべて、「どの形状を選ぶか」によって変わります。
そしてそのテントを最大限に活かすためには、設営の正しい手順と事前準備が不可欠です。



形状によって設営方法も大きく異なるからこそ、自分のスタイルや経験レベルに合わせて「無理なく扱える形」を選ぶことが、快適なキャンプへの第一歩となります。
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