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[2024年更新!]

コールマンの寝袋の特徴、各人気モデル(ファミリー・車中泊向け、個人利用・ソロキャンパー向け、子供向け)を紹介します。

コールマンは、W・C・コールマンが1901年にランプ事業から始まった総合アウトドアメーカーです。(そのためコールマンにはランプのイラストが入っています)

ありとあらゆるアウトドア用品を手広く製品化し、日本でも広く普及しています。アウトドアショップはもちろんのこと、スポーツ用品店やホームセンターでも時期になるとコールマン製品を扱っていますが、コールマンの寝袋が展示・販売されている姿を良く見かけます。

  

コールマンの寝袋は、キャンプの初心者から上級者まで広く普及している定番アイテムです。

 

コールマンの寝袋の特徴

車移動のキャンプ向け

車移動のキャンプ

  

コールマンの寝袋は、車移動のキャンプ向けの製品がほとんどです。

山岳系の寝袋は、長い時間自分自身で背負って持ち運ぶため軽量・コンパクトが重要視されますが、車移動のキャンプでは車で持ち運び、持ち運ぶのは自宅⇔車、車⇔テント間の限られた距離のため、抱えて持ち運べる程度の重量・コンパクト性でも十分です。

まるで自宅の布団のように開放感のある寝袋、購入しやすい価格でしっかりしたメーカー製の寝袋を購入したい方には、コールマンの寝袋は有力な選択肢となりえます。

 

アメリカ本国とラインナップが異なる

日本で販売されているコールマンの寝袋は、アメリカ本国と製品が多少異なっています。

日本で流通している寝袋は、子会社であるコールマンジャパンが日本向けに企画・デザインしていると思われます。

 

主力製品は封筒型の寝袋

寝袋には大きく分けて、封筒型とマミー型の2つの形があります。

2種類の形(封筒型、マミー型)とそれぞれの特徴の解説

2種類の形(封筒型、マミー型)

封筒型

封筒型の寝袋

マミー型

封筒型の寝袋

けっこう形が違いますよね。封筒型は、一般的に自宅で使うふとんに近い長方形ですが、マミー型はその名のとおりミイラみたいな形をしています。

単純に形だけの違い?!と思いきや、実はかなり用途が違っています。

そこで、封筒型とマミー型の特徴を比較しながら見てみましょう。

封筒型の特徴

封筒型の寝袋

○良いところ

  • 普段使用する布団に近い
  • 寝ているときの圧迫感があまりない
  • 価格が安いものが多い
  • 家族単位で使うには便利

△いまいちなところ

  • 重い
  • 収納時に大きい
  • 寒冷地には不向き(体との密着度が弱いため)

☆こんな人に封筒型がおすすめです。

  • 夏など暖かい時期のみキャンプする
  • 主な移動手段は車で、寝袋を自らの力で持ち運ぶ機会がすくない。

マミー型の特徴

封筒型の寝袋

○良いところ

  • コンパクトに収納できる
  • 重さが軽い
  • 寒冷地に向いている(体との密着度が強いため)

△いまいちなところ

  • 寝ているときの圧迫感が少しある

☆こんな人にはマミー型がおすすめです。

  • 登山やバイクや自転車など、積載量が限られている。
  • 3シーズンをキャンプする。
  • 冬もキャンプする。
  • 登山や縦走など、リュックに入れて持ち運ぶことが多い。
  • 荷物を軽くしたい。
  • 荷物を小さくしたい。

 

  

コールマンのカタログを見るとわかりますが、マミー型より封筒型の方がずっと種類が多いです。

また経験上、品揃えの良いアウトドアショップへ行っても、扱っているコールマンの寝袋は、ほとんど封筒型です

洗濯機で丸洗い可能

  

コールマンの寝袋のほとんどは、洗濯機で丸洗いが可能であるとカタログにも記載されています。

寝袋は寝汗、よだれなどで特に首周りが汚れやすく、ついつい飲み物をこぼしてしまうこと稀にあります。浴槽やたらいなどで押し洗いするのは手間ですから、洗濯機で洗えるのは助かります。コールマンの寝袋は生地と中綿が化学繊維のものがほとんどですから、洗濯機で脱水したら乾燥にもそれほど時間がかかりません。

ただ、保温力の高いモデルは中綿の量も多く、洗濯槽のサイズによっては寝袋が入らない可能性もあります。

  

その時は最寄りのコインランドリーを活用してください。

寝袋を洗濯機で洗う前に、固形物(付着した草、食べかすなど)はしっかり取り除きましょう。

経験談

また、洗濯槽が縦式の場合は洗濯時に寝袋がプカプカ浮いて全体的に洗えなかったり、脱水時に偏ってガタガタ鳴って洗濯機がエラー表示することもあります。経験上、浮いた時は上から洗濯槽に押し込んで寝袋の中の空気を抜く、脱水時にガタガタ鳴った時は洗濯槽に添ってグルグルととぐろをまくように入れ直せば解決できます。

リニューアルすると数字が着く・増える

例えば、パフォーマーⅢ(3)という人気のモデルがありますが、リニューアル前はパフォーマーⅡ(2)でした。リニューアルして間もないと、大手通販サイトで旧モデルと新モデルが混在していることが多々あります。

  

数字が増えたものが新しいモデルになります。

同じモデルの数字は保温力を表す

コールマンの寝袋は、商品名に数字が入っていて、その数字が快適温度の目安を表しています。

例)

  • パフォーマーⅢ/C15 (快適温度15℃以上、夏向け)
  • パフォーマーⅢ/C10 (快適温度10℃以上、3シーズン向け)
  • パフォーマーⅢ/C5 (快適温度5℃以上、3シーズン向け)

 

  

直感的にわかりやすく、消費者に優しい表示となっています。

 

価格帯の違いで質感が異なる

コールマンの寝袋は、モデルによって生地の質感が大きく変わります。

同じポリエステル素材でも、安価なモデル(パフォーマー)は内側がウインドブレーカーのようなザラザラした肌触りですが、もうワンランク上のモデル(コージー)は生地がしなやかで肌触りが良くなっています。

寝袋の内側の生地は、肌が直接触れる部分のため、寝心地も変わってきます。

  

質感はほぼ価格に比例します。

モデルにより横幅が違う

一見、写真だけみると見過ごしてしまいそうな内容ですが、商品説明を見るとモデルにより広げた時のサイズが異なります。

同じ保温力の2製品を比較してみます。

  • パフォーマーⅢ/C10 (使用時サイズ:約80×190cm)
  • コージーⅡ/C10 (使用時サイズ:約84×190cm)

わずか横幅4cmの違いですが、内径としては2倍の8cm異なるため、入った時のゆったり感が体感できる程度に違います。女性や子供であれば80cmで十分ですが、肩幅が大きく体格の良い男性は横幅が広い方が快適に寝れるでしょう。

また、コールマンは2人が同時に寝れる横幅(2枚の封筒型を連結)した寝袋もあり、車中泊や子供との添い寝に活用できます。

連結可能

コールマンの封筒型の寝袋は、同モデルの同サイズなら、お互いのファスナーを合わせることで連結することができます。

  

最初からファミリー向けに連結されたモデル以外でも、上記の条件を満たせば連結できます。

 

隠れた性能-ほぼ無臭

  

コールマンの寝袋はほぼ無臭です。実はそれって当たり前のことでは無いんです。

隠れた製品性能”匂い”

amazon等で販売されているネットブランドの安価な寝袋の中には、製品から匂いが強いものもあるようです。具体的な製品名は伏せますが、いくつかの安価な寝袋のレビューを調べたところ

  • 『使い初めは少し油のような匂いがします』
  • 『変な匂いがします。他の商品もそうなのかは知りませんが、オイル臭いです。』

等の書き込みがありました。(私自身もはるか昔に1000円程度の安価な寝袋購入したことありますが、何度も洗濯しても独特の繊維臭?のような匂いが残っていたことを思い出しました。この件について少し調べてみましたが、コスト削減に伴う”低品質なミシン油”や”安い染料”が使われていることが原因かもしれません。油は洗濯で取れても、色染めの染料は何度洗っても匂いが残るようです)。寝袋は何時間も体を包む用途ですので、弱い匂いでも長時間吸い続けると気分が悪くなってしまう方がいるかもしれません。

実はコールマンの寝袋は、レビューを見ても匂いに関する内容はほとんどありません(私がいくつかのモデルで調査したところ、匂いに関するレビューは1つも見つかりませんでした。ただし、コールマンのエアー注入式マットは多少似匂いあります。)

※キャンプ予定日までの日数が余裕がない方は、返品リスクのある製品よりも安心して使えるメーカー製の寝袋がおすすめです。

 

最新情報

近年の情報を掲載します。

2023年

パーカー C2/C-3/C-6

 

コールマン パーカー

コールマンからフードが着脱可能な寝袋「パーカー」シリーズが発売されました。保温力が異なるC2/C-3/C-6の3種類ラインナップされています。

POINT

頭部からの放熱量をフード脱着機能により調節することで、幅広い温度帯で快適に使用できる画期的な封筒型スリーピングバッグ。中綿入りのインナーレイヤーの採用により4シーズン対応。アウターとインナーはそれぞれ独立して使用することもできます。フルオープンファスナー仕様

この寝袋の特徴は、

  • フードにより低い温度帯に対応
  • フード部分は脱着可能。取り外したフードは枕になる
  • レイヤーの組み合わせにより幅広い気温に対応(C-2,C-6のみ)

です。

  

まだ発売したばかりで口コミ等ほぼありませんが、レビュー等も今後出てくると思います。

⇒ 詳しくはこちら「フードが着脱可能な寝袋「パーカー C2/C-3/C-6」の3種類をリリース!」

 

コールマン ファミリー2 IN 1(GREEN LABEL)

 コールマン(Coleman)ファミリー2IN1/C5グレージュ

コールマンから環境配慮素材(リサイクル生地)を採用した寝袋として「ファミリー2IN1/C5」と「ファミリー2IN1/C10」NEWリリースされました。

POINT

COLEMAN GREEN LABELとは・・・地球の未来を守るため、環境配慮素材※を使用し社内基準をクリアした製品を“COLEMAN GREEN LABEL”として認証しています。※再生済み・再生可能な素材

  

他のコールマンの寝袋ではカラフルな物が多いのですが、落ち着いたカラーになってます。気温10℃以上対応モデル(C10)と気温5℃以上対応モデル(C5)の2種類あります。

 

⇒ 詳しくはこちら「フードが着脱可能な寝袋「環境配慮素材を採用したコールマン ファミリー2 IN 1(GREEN LABEL)」

 

2022年

コンパクトコルネット/L0

コールマン コンパクトコルネット/L0

手足を出して着たまま移動もできるコンパクト収納のマミー型寝袋が発売されました。

  • フード付きで頭部からの放熱を抑えコンパクトに収納できるマミー型
  • 手足を出せるから携帯操作や着たままの移動にも便利
  • 引きずらないようスソの固定が可能なフットストッパー
  • 開閉が簡単なセンタージッパー
  • 首元が暖かいサーマルカラー
  • 洗濯機で丸洗いが可能

 

使用下限温度:0℃以上となっていますので、3シーズン用となります。ただ、首から足先までジッパーがある一般的なタイプと異なり、この寝袋は股ぐらいまでなので毛布のように開ききることができず、夏には使いにくいと思います。

⇒ 詳しくはこちら「コールマン コンパクトコルネット/L0の特徴と気になった点」

 

コンパクトインフレーターマット/S

コンパクトインフレーターマット/S

ポンプ付きケースであっという間に膨らむ軽量コンパクト収納マットで、寝返りしてもマットから落ちづらい横幅74cmのワイドサイズになっているソロマットとしては珍しいマットです。

⇒ 詳しくはこちら「コンパクトインフレーターマット/Sは幅広74cmのソロキャンパー向け?」

 

コンパクトローコット2.0

コールマン コンパクトローコット2.0

組み立て・持ち運び・収納が簡単なコンパクトローコットです。独特の構造により、フレーム取り外しが不要の簡単設営・撤収設計となっています。重量:5kgもあるため車移動向きですね。既に、紹介動画がyoutubeにアップされていますので、設営と撤収の流れは動画で確認してみてください。

⇒ 詳しくはこちら「コールマン コンパクトローコット2.0」設営・収納が早い

 

2021年

アドベンチャークッションバッグ/C5

コールマン アドベンチャークッションバッグ/C5

キャンプだけでなく普段の自宅ではクッションとしても使えるスリーピングバッグです。

 

折りたたんで、クッション形状の収納袋にいれれば、クッションとして使えるというもの。

寝袋のサイズや保温力自体は、すでにコールマンのラインナップに類似品がありますが、この新商品は新しい収納の仕方・使い方を提案した寝袋になります。

  • ■快適温度:5℃
  • ■ミニバン車中泊にピッタリなサイズ
  • ■一緒に寝られる横幅150cm
  • ■自宅でも使えるクッション型収納ケース
  • ■コンパクトに丸めて2つを一つのケースに同時に収納も可能(運搬保管時に便利)
  • ■普段使いできる防災用としても便利
  • ■上下分割すると2つ別々に使用可能
  • ■洗濯機で丸洗い可能
  • 肌触りよくさわやかな柄です。(2021-03-23):写真の通りさわやかなストライプで肌触りもいいです。クッションになるのがいいなと購入しましたが頑張ってクッションにつめたとき、綺麗に収まるのが難しいので、そこは微妙かなと思いました。それ以外はおおよそ満足です。
[出典:楽天]

⇒ 詳しくはこちら「自宅ではクッションとしても使える☆コールマン アドベンチャークッションバッグ/C5」

 

2020年

キャンパーインフレーターマットハイピーク

コールマン キャンパーインフレーターマットハイピーク

 

まるで自宅のベッドのように快適に眠れる厚さ10cmの自動膨張式マットレス。

  • 寝心地さいこー(2021年1月29日):他のインフレーターマットは放置しててもなかなか膨らんでこないものが多いですが、これは自分で空気を足せるので、しかも別売のポンプなども不要!素晴らしいですね。コットと合わせて使うともはや普通のベッドで寝てるのと変わらないレベルです。収納がかさばるのでファミリーで人数分揃えるとなると結構な荷物になります。1個だけ買ってじゃんけんで買った人が使うとか楽しいかもしれないですね!
[出典:amazon]

 

人気&ロングセラー

【4シーズン対応】マルチレイヤースリーピングバッグ

コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ
コールマンから、2019年の新商品として3つのレイヤー組み合わせて外気温に合わせて4シーズンまで対応できる封筒型の寝袋が発売されました。

  

寝袋業界で、革新的な製品で人気のロングセラー製品です☆

その名は、「マルチレイヤースリーピングバッグ」です。

コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ

コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ

  • ■幅広い温度帯
  • ■4シーズン対応モデル
  • ■3つのレイヤーを組み合わせても分割しても使えます
  • ■ゆったりサイズで抜群の寝心地
  • ■持ち運び便利なキャリーケース付き
  • ●使用時サイズ:約 90×200cm
  • ●収納時サイズ:約52×29×38cm
  • ●重量:4.9kg
  • ●材質:表地/ポリエステル 裏地/ポリエステル 中綿/ポリエステル
  • ●付属品:収納ケース
  • 価格:¥12,960(税込)

重ね合わせの組み合わせで、保温力を調整できるようになっています。(メーカー表記では、快適温度-5℃まで対応)

コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ

結論を書くと、価格は約1.2万円ですが、この寝袋は、

  • 上質な寝心地にこだわりたい3or4シーズンキャンパーの方
  • キャンピングカー等で年中車中泊する方

には、非常に魅力的な商品と感じました。

また、いつ、どの季節に来るかわからない防災用の寝袋としても非常に優秀だと思います。

  • 羽毛布団の心地良さ(2022年3月28日):コットやインフレータブルマットと組み合わせれば、もはやそこらのビジネスホテルのベッドより遥かに快適な寝心地を得られます。開封直後からイヤなニオイもせず、ふわっふわで快眠。これはもうチャックの付いた布団。そのチャック部分は巻き込みを抑えるためにプラのガイドが付いており、細かいところの配慮がうれしい。
    羽毛布団のように軽い、しかし折り畳んでもデカい。付属のバッグもでかいので多少雑に丸めても難なく入るが、寒くない時期にレイヤーを減らして使う場合はトートか何か別の入れ物を用意しないとスペースがもったいない。。。外側に自在付きの紐が出ていて丸めた時に簡単に絞って纒められる。極限まで圧縮したい時は荷締めベルトや布団圧縮袋を使うのが良いだろう。
[出典:amazon]

発売以来、非常に人気で売り切れ、在庫切れにもなった商品です。

詳細は個別ページに記載しましたので、興味のある方はそちらをご確認ください。

⇒ 【4シーズン対応】コールマンのマルチレイヤースリーピングバッグの特徴・感想・実売価格

 

各人気モデルの紹介

コールマンの封筒型寝袋は種類が豊富のため、主力の人気商品を主軸に紹介していきます。

用途に合わせて、個人ソロキャンパー向け、ファミリー・車中泊向け、子供向けの3つに分類しました。

 

ファミリー・車中泊向け

ファミリー2 in1 C5/C10

  • 使用時サイズ:約168×190cm/約84×190cm(分割時)
  • 材質:表地/ポリエステル(起毛仕上げ) 裏地/ポリエステル(起毛仕上げ)中綿/ポリエステル
  • 付属品:EZキャリーケース

快適温度:5℃以上のC5、快適温度:10℃以上のC10の2種類あります。

  

表地も裏地も起毛仕上げで肌触りがやさしいです。

アドベンチャーススリーピングバッグよりも横幅が大きく、分割使用しても横幅84cmあります。写真を良く見ると首元にサーマルスプリットカラーと言われる、冷気をブロックし、暖まった空気を保持するための保温材の入ったチューブが3つ(3人分)付いています。これが気になって寝にくい方もいるようです。

  • [C10]普段使いにもオススメ!(2022年10月25日):夏のキャンプのために購入しましたが、こちら普段使いに最適!洗えるし、コンパクトになるし、デザインも可愛い!非常時にも持ち出しやすい為、防災用にも全ての布団はアウトドア製品に変えようかな?と思える良品に出会えました。冬は少し寒いので、同じシリーズのもう一段階あったかいバージョンも新たに購入してもいいなと思っているところです。なんせコンパクトになるので保管にもストレスがありません。
  • [C5]ファミリーに良き!(2022年12月31日):4人家族で、2つ購入しました。子供たちはなかなかシュラフ内で寝ててくれないのですが、このシュラフは広げて1枚の布団のようにしても使えるので、インフレーターマットの上で、大きな布団2枚にして使っています。厚さも丁度良く、夏の後半で少し夜が冷えるぐらいなら、これだけで十分です。
[出典:amazon]

 

アドベンチャーススリーピングバッグ C0/C5

  • 使用時サイズ:約150×190cm/約75 ×190cm(分割時) 
  • 材質:表地/ポリエステル 裏地/ ポリエステル 中綿/ポリエステル 
  • 付属品:収納ケース

ミニバンで車中泊するときに車内の横幅に収まるようなサイズの大型の封筒型の寝袋です。

  

上下2枚の寝袋を分割して、一人ずつ寝袋に入る使い方もできます(ただ、横幅が約75cmなので体格の良い方はすこし狭く感じるかもしれません)。

C5は2015年の発売依頼、車中泊やキャンプ用として”肌触りが良い”とamazonでも高評価です。2017年にC0が追加されました。

以下、アドベンチャーススリーピングバッグC5のamazonのカスタマーレビューより抜粋。

  • [C5]寝袋なのに布団(2022年3月5日):ミニマリストを目指して布団を捨ててしまったのでこれで寝ています。シャカシャカした寝袋と違って布団みたいでいい!
[出典:amazon]

     

    個人利用・ソロキャンパー向け

    パフォーマーIII  C5/C10/C15

    • 使用時サイズ:約80× 190cm
    • 材質:表地/ポリエステル 裏地/ポリエステル 中綿/ポリエステル
    • 付属品:収納ケース

    コールマンの寝袋の中でも安価なモデルがパフォーマーIIIです。表地も裏地もウインドブレーカーのような少しザラザラするような肌触りです。また横幅も80cmと他のモデルより細めです。

    今後何度もキャンプ等で利用する予定で寝袋を探している方は、もうワンランク上のモデルを選ぶことをおすすめしますが、「急遽、友人たちとキャンプへ行くことになった」など購入後に数回しか使わない方には価格が手頃で良いかもしれません。

      

    個人的にはこのモデルより、ワンランク上のコージーがおすすめです。

    2018年以降、生地の噛み込みにくくするファスナーが採用されていて、よりスムーズに開閉できるようになっています。内側にスマートフォンの収納ポケットが付いています。

    • [C5]実際には10℃が限界 春~秋用ならコスパは上々(2023年3月26日):私が購入した際には\3,800でした。(値段はかなり変動するようです。)値段のわりに作りはしっかりしていて、生地もファスナーも高級感があります。さらっとした生地は寝返りが打ちやすくて冬以外に多用していますが内部の綿のヘタリも少なくいい状態で使えています。【使用温度目安 5℃】と記載されていますが、実際には最低気温が10℃を割ると厳しいです。たくさん着込んで湯たんぽも使えば気温1ケタでもなんとかしのげますが寝心地が犠牲になります。ただ、元々冬用に設計されたものではないのでしっかりした作りと耐久性を考えれば、色々迷うならコレを選ぶのが無難だと思います。
    [出典:amazon]

     

    コージーⅡ  C5/C10

    Coleman(コールマン) コージーII/C5
    Coleman(コールマン) コージーII/C10
    • 使用時サイズ:約84×190cm
    • 材質:表地/ポリエステル 裏地/ポリエステル 中綿/ポリエステル

    コージーⅡの生地の材質もパフォーマーと同じくポリエステルですが、質感は大きく異なり肌触りが良くなっています。また、横幅が84cmなので、ゆったりと寝ることができます。2016年発売の旧モデルのコージー(Ⅱが無い)は”肌触りが良い”と好評で、コージーⅡでは抗菌加工の新機能が追加されています。内側にスマートフォンの収納ポケットが付いています。

      

    「これからファミリーキャプを初める」かつ「定期的にキャンプする予定」という方は、パフォーマーよりコージーの方がおすすめです。

    • [C10]気温10℃の環境ではまず寒くて耐えられないので注意(2022年6月20日):布団感覚で良い商品なのですが、やはり気温15℃くらいまでが限界でしょうか。気温12℃では毛布と併用しても寒く、中に潜っても無理でした。
    • [C5]3シーズン対応で値段相応(2023年1月14日):平地なら10月初旬まで使えます。デザインも好みでした。肌触りはよいですが、化繊なので重くかさばります。
    [出典:amazon]

     

    フリース イージー キャリースリーピングバッグ C0/C5

    フリースイージーキャリースリーピングバッグ/C0
    フリースイージーキャリースリーピングバッグ/C05
    • 使用時サイズ:約84×190cm
    • 材質:表地/ポリエステル 裏地/ フリース(ポリエステル)、フリース 中綿/ポリエステル

    「フリースイージーキャリースリーピングバッグ」は、裏地全面に暖かみのあるフリースを使用したスリーピングバックです。快適温度0度と5度の2モデルがあります。

      

    夏には向きませんが、春秋冬メインで使いたい方向けのモデルです。

    収納が嵩張る(C0:収納時サイズ:約Φ28×41cm)ので、車の積載量を考慮が必要です。

    以下、amazonのカスタマーレビューより抜粋。

    • [C5] あったかい(2022年11月14日):あったかい。春秋のちょっと寒い日でも全く問題なし。
    • [C0]暖かい 可愛い 重たい でかい(2023年2月16日):それなりに暖かいです。(ㅅ' ˘ `) そして可愛いです。(*ˊ˘ˋ*) そして重たいです。('ー`) そして とてもでかい です。(/ᐛ\) 荷物に余裕がある方は良いと思います。
    [出典:amazon]

     

    子供向け

    スクールキッズ C10

    • 快適温度:10℃以上
    • 使用時サイズ:約180×65cm
    • 収納時サイズ:約ø17×34cm
    • 総重量:約700g
    • 材質:表地/ポリエステル 裏地/ポリエステル 中綿/ポリエステル

    小学生向けの寝袋のため、サイズも小さくなっています。家族でファミリーキャンプする時にわざわざ子供用の寝袋を用意する、というよりは、学校の行事(お泊まり会、宿泊研修、林間学校など)で必要で用意する、といった用途向けです。

    そのため、

    • 誰のかわかるようにネームカードが付いている
    • 大人に比べ腕力が弱い子供でも自分で折り畳み袋に収納できる

    よう配慮されています。

    ただ、旅先で先生が子供達の寝袋の開け締めを逐一面倒みるのは大変なため、事前に親が子どもに寝袋の広げ方、使い方、収納方法を教えることがとても大切です。

    くるくると巻いて収納する時に、大人は腕力で難なく出来てしまいますが、子供に実際やってもらって力不足で収納できない場合、子ども自身の体重を腕に乗せるように教えてあげると、上手にできると思います。

    以下、amazonのカスタマーレビューより抜粋。

    • 暖かい(2022年6月25日):北海道で6月に使用しましたが、寝汗をかくほどでした。子供でも収納袋にしまいやすいようになってました。
    • 良かった。(2022年7月5日):子供の行事で購入しました。プラバックル?が少々固くて一人で外すのが大変そうでしたが物がしっかりしているからかな?と思っています。大人は簡単に取り外し出来るので。
    [出典:amazon]

    キッズマミー C4

    • 快適温度:4℃以上
    • 使用時サイズ:約140↔170×65cm
    • 収納時サイズ:約ø24×37cm
    • 重量:約1.25kg
    • 材質:表地/ポリエステル 裏地/ポリエステル 中綿/ポリエステル
    • 付属品:EZキャリーケース

    キッズの身長に合わせてサイズを調節できるようになっているユニークな子供用の寝袋です。

      

    スクールキッズと異なり、余分なスペースをなくして暖かさをよりキープできるようにマミー型になっています。

    子供の野外宿泊は、体育館など建物内の場合は極端に室温が下がらずスクールキッズで間に合うと思いますが、春・秋にテント泊する場合などは夜冷えるため、キッズマミーの方が良い場合もあります。

    スクールキッズC10か、キッズマミーC4のどちらが良いか迷ったら、私の個人的な判断ですが、気温15℃(外気温ではなく、子供が寝る場所の気温)が分岐点かなと思います。

    以下、amazonのカスタマーレビューより抜粋。

    • 息子一人で片付けられた。(2023年1月1日):洋服サイズ130の年中さんの息子でも一人で片付け可能でした。新品臭等気にならず開封後使えてる。洗剤の匂い移りも無く届きました。
    • サイズが変わるのがいい!(2023年2月16日):110cm位の子供が使ってます。サイズが変わるので、寒くなく、快適に寝ている様子。長く使えるのもいいですね。
    [出典:amazon]

     

    最後に

      

    コールマンの寝袋は種類が豊富で、なかなか選べない、という方もいるかとおもいます。その場合、最寄りのアウトドアショップに足を運んで実物を確認することをおすすめします。

    できれば、実際に寝袋の中に入って寝比べてみると良いでしょう。

    経験談

    スポーツ用品店より、キャンプ用品専門店の方がコールマンの寝袋の在庫も種類も豊富です。数が多くありませんがコールマン直営店もあります。直営店でも、店舗規模がお店によりかなり違います。大型店舗の方が寝袋の商品数も多いと思います。参考URL:コールマン店舗情報 (取り扱い店舗全て出ます。#直営店のタグで絞り込み推奨)

      

    このページでは、コールマンの寝袋のみ紹介しましたが、野外・テントで寝る場合はマットも必要(断熱&寝心地のため)ですので、お忘れなく☆

     

    参考リンク

    この記事を書いた人寝袋選びで大切なこと寝袋とマットは2つで1つ

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    著者: Masaki T

    2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆

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    雪山 クローズドセルマット

    谷川岳の雪洞で宿泊

    今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。

    雪山 テント泊 八ヶ岳

    雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)

    雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。

    自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。

    楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆

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    山岳・登山用の寝袋マットの選び方の基本(無積雪期)

    寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。

    キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。

    『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。

    これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。

    登山ルート上のキャンプ場・テント場

    『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。

    テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆

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