[2025年更新]コールマンの寝袋の特徴、各人気モデル(ファミリー・車中泊向け、個人利用・ソロキャンパー向け、子供向け)をご紹介。コージーⅡ、マルチレイヤースリーピングバッグ、ファミリー2 in1、パフォーマー、などラインナップが豊富です。

コールマンは、W・C・コールマンが1901年にランプ事業から始まった総合アウトドアメーカーです。(そのためコールマンにはランプのイラストが入っています)
ありとあらゆるアウトドア用品を手広く製品化し、日本でも広く普及しています。アウトドアショップはもちろんのこと、スポーツ用品店やホームセンターでも時期になるとコールマン製品を扱っていますが、コールマンの寝袋が展示・販売されている姿を良く見かけます。

コールマンの寝袋は、キャンプの初心者から上級者まで広く普及している定番アイテムです。
著者PROFILE


経歴:大手アウトドアショップで寝袋・マットのコーナーを中心に約4年間の接客経験に加え、独自の調査・研究を重ね、アウトドア情報を発信し15年以上。無積雪登山・雪山登山・クライミング・アイスクライミング・自転車旅行・車中泊旅行・ファミリーキャンプなど幅広くアウトドアを経験。(詳細プロフィール) 名前:Masaki T
コールマンの寝袋の特徴
- 車移動のキャンプ向け
- アメリカ本国とラインナップが異なる
- 主力製品は封筒型の寝袋
- 2種類の形(封筒型、マミー型)
- 洗濯機で丸洗い可能
- リニューアルすると数字が着く・増える
- 同じモデルの数字は保温力を表す
- 価格帯の違いで質感が異なる
- モデルにより横幅が違う
- 連結可能
- 隠れた性能-ほぼ無臭
車移動のキャンプ向け





コールマンの寝袋は、車移動のキャンプ向けの製品がほとんどです。
山岳系の寝袋は、長い時間自分自身で背負って持ち運ぶため軽量・コンパクトが重要視されますが、車移動のキャンプでは車で持ち運び、持ち運ぶのは自宅⇔車、車⇔テント間の限られた距離のため、抱えて持ち運べる程度の重量・コンパクト性でも十分です。
まるで自宅の布団のように開放感のある寝袋、購入しやすい価格でしっかりしたメーカー製の寝袋を購入したい方には、コールマンの寝袋は有力な選択肢となりえます。
アメリカ本国とラインナップが異なる
日本で販売されているコールマンの寝袋は、アメリカ本国と製品が多少異なっています。
日本で流通している寝袋は、子会社であるコールマンジャパンが日本向けに企画・デザインしていると思われます。
主力製品は封筒型の寝袋


寝袋には大きく分けて、封筒型とマミー型の2つの形があります。
2種類の形(封筒型、マミー型)
封筒型


マミー型


けっこう形が違いますよね。封筒型は、一般的に自宅で使うふとんに近い長方形ですが、マミー型はその名のとおりミイラみたいな形をしています。
単純に形だけの違い?!と思いきや、実はかなり用途が違っています。
そこで、封筒型とマミー型の特徴を比較しながら見てみましょう。
封筒型の特徴
○良いところ
- 普段使用する布団に近い
- 寝ているときの圧迫感があまりない
- 価格が安いものが多い
- 家族単位で使うには便利
△いまいちなところ
- 重い
- 収納時に大きい
- 寒冷地には不向き(体との密着度が弱いため)
☆こんな人に封筒型がおすすめです。
- 夏など暖かい時期のみキャンプする
- 主な移動手段は車で、寝袋を自らの力で持ち運ぶ機会がすくない。
マミー型の特徴
○良いところ
- コンパクトに収納できる
- 重さが軽い
- 寒冷地に向いている(体との密着度が強いため)
△いまいちなところ
- 寝ているときの圧迫感が少しある
☆こんな人にはマミー型がおすすめです。
- 登山やバイクや自転車など、積載量が限られている。
- 3シーズンをキャンプする。
- 冬もキャンプする。
- 登山や縦走など、リュックに入れて持ち運ぶことが多い。
- 荷物を軽くしたい。
- 荷物を小さくしたい。



コールマンのカタログを見るとわかりますが、マミー型より封筒型の方がずっと種類が多いです。
また経験上、品揃えの良いアウトドアショップへ行っても、扱っているコールマンの寝袋は、ほとんど封筒型です。
洗濯機で丸洗い可能





コールマンの寝袋のほとんどは、洗濯機で丸洗いが可能であるとカタログにも記載されています。
寝袋は寝汗、よだれなどで特に首周りが汚れやすく、ついつい飲み物をこぼしてしまうこと稀にあります。浴槽やたらいなどで押し洗いするのは手間ですから、洗濯機で洗えるのは助かります。コールマンの寝袋は生地と中綿が化学繊維のものがほとんどですから、洗濯機で脱水したら乾燥にもそれほど時間がかかりません。
ただ、保温力の高いモデルは中綿の量も多く、洗濯槽のサイズによっては寝袋が入らない可能性もあります。



その時は最寄りのコインランドリーを活用してください。
寝袋を洗濯機で洗う前に、固形物(付着した草、食べかすなど)はしっかり取り除きましょう。
また、洗濯槽が縦式の場合は洗濯時に寝袋がプカプカ浮いて全体的に洗えなかったり、脱水時に偏ってガタガタ鳴って洗濯機がエラー表示することもあります。経験上、浮いた時は上から洗濯槽に押し込んで寝袋の中の空気を抜く、脱水時にガタガタ鳴った時は洗濯槽に添ってグルグルととぐろをまくように入れ直せば解決できます。
リニューアルすると数字が着く・増える
例えば、パフォーマーⅢ(3)という人気のモデルがありますが、リニューアル前はパフォーマーⅡ(2)でした。リニューアルして間もないと、大手通販サイトで旧モデルと新モデルが混在していることが多々あります。



数字が増えたものが新しいモデルになります。
同じモデルの数字は保温力を表す
コールマンの寝袋は、商品名に数字が入っていて、その数字が快適温度の目安を表しています。
例)
- パフォーマーⅢ/C15 (快適温度15℃以上、夏向け)
- パフォーマーⅢ/C10 (快適温度10℃以上、3シーズン向け)
- パフォーマーⅢ/C5 (快適温度5℃以上、3シーズン向け)



直感的にわかりやすく、消費者に優しい表示となっています。
価格帯の違いで質感が異なる


コールマンの寝袋は、モデルによって生地の質感が大きく変わります。
同じポリエステル素材でも、安価なモデル(パフォーマー)は内側がウインドブレーカーのようなザラザラした肌触りですが、もうワンランク上のモデル(コージー)は生地がしなやかで肌触りが良くなっています。
寝袋の内側の生地は、肌が直接触れる部分のため、寝心地も変わってきます。



質感はほぼ価格に比例します。
モデルにより横幅が違う






一見、写真だけみると見過ごしてしまいそうな内容ですが、商品説明を見るとモデルにより広げた時のサイズが異なります。
同じ保温力の2製品を比較してみます。
- パフォーマーⅢ/C10 (使用時サイズ:約80×190cm)
- コージーⅡ/C10 (使用時サイズ:約84×190cm)
- マルチレイヤースリーピング(使用時サイズ:約90×200cm)



わずか横幅数cmの違いですが、内周としては2倍異なるため、入った時のゆったり感が体感できる程度に違います。
一般的には男性でも80cmで十分な余裕を感じますが、肩幅が大きく体格の良い男性はより横幅が広い方がゆったり快適に寝れるでしょう。
連結可能


コールマンの封筒型の寝袋は、同モデルの同サイズなら、お互いのファスナーを合わせることで連結することができます。



最初からファミリー向けに連結されたモデル以外でも、上記の条件を満たせば連結できます。
隠れた性能-ほぼ無臭





コールマンの寝袋はほぼ無臭です。実はそれって当たり前のことでは無いんです。
amazon等で販売されているネットブランドの安価な寝袋の中には、製品から匂いが強いものもあるようです。具体的な製品名は伏せますが、いくつかの安価な寝袋のレビューを調べたところ
- 『使い初めは少し油のような匂いがします』
- 『変な匂いがします。他の商品もそうなのかは知りませんが、オイル臭いです。』
等の書き込みがありました。(私自身もはるか昔に1000円程度の安価な寝袋購入したことありますが、何度も洗濯しても独特の繊維臭?のような匂いが残っていたことを思い出しました。この件について少し調べてみましたが、コスト削減に伴う”低品質なミシン油”や”安い染料”が使われていることが原因かもしれません。油は洗濯で取れても、色染めの染料は何度洗っても匂いが残るようです)。寝袋は何時間も体を包む用途ですので、弱い匂いでも長時間吸い続けると気分が悪くなってしまう方がいるかもしれません。
実はコールマンの寝袋は、レビューを見ても匂いに関する内容はほとんどありません(私がいくつかのモデルで調査したところ、匂いに関するレビューは1つも見つかりませんでした。ただし、コールマンのエアー注入式マットは多少似匂いあります。締め切った屋内だと多少気になるかもですが、キャンプでは全く気にならないですが、)
※キャンプ予定日までの日数が余裕がない方は、返品リスクのある製品よりも安心して使えるメーカー製の寝袋がおすすめです。
最新情報
近年の情報を掲載します。
2025年
マルチレイヤーコットンバッグ


「マルチレイヤーコットンバッグ」は、新発売されたオールシーズン対応(1℃以上快適温度)の高機能シュラフ。寝袋としては非常に珍しい生地にコットンを使用しています。取り外せるフリースブランケットで温度調節が自在に。コットン素材の優しさ、フリースの暖かさ、使い勝手の良さが融合した一枚として、幅広い世代のキャンパーから注目を集めています。



コールマンに直接確認したところ、2023年に発売されたコールマン パーカーの発展型とのことです。
レビュー記事


人気&ロングセラー(おすすめ!)
コージーⅡ C5/C10


コージーⅡ C10


コージーⅡ C5
- 使用時サイズ:約84×190cm
- 材質:表地/ポリエステル 裏地/ポリエステル 中綿/ポリエステル



コールマンの寝袋といえば、コージーⅡと言えるくらい質感・寝心地・価格のバランスの取れた万能寝袋です。
寝袋選びで迷ったらコレ!といえるくらいド定番です☆
コージーⅡの生地の材質もパフォーマーと同じくポリエステルですが、質感は大きく異なり滑らかで上質な肌触りです。横幅が84cmなので、ゆったりと寝ることができます(これは封筒型の寝袋としてはかなり広め、体格の良い方でも大丈夫!)。2016年発売の旧モデルのコージー(Ⅱが無い)は”肌触りが良い”と好評で、コージーⅡでは抗菌加工の新機能が追加されています。内側にスマートフォンの収納ポケットが付いています。



「これからファミリーキャプを初める」かつ「定期的にキャンプする予定」という方は、パフォーマーよりコージーの方がおすすめです。
amazon・楽天の口コミ
- [C10]やはり、キャンプメーカーだけあって間違いないクォリティ!:もともとコールマンの封筒型寝袋を愛用していましたが、使いすぎて内側の生地が擦れ破れ、中綿が出来ましたので、いろいろ調べた中でリピしました。結果は大正解でした。やはりキャンプメーカーの寝袋はしっかり作られています。安心して眠ることが出来ました。
- [C5]あったかい:那須へキャンプへ行くのに新たに購入。子どもたちが寒くないように買ったのですが、抜群の効果を発揮してくれました。夜中の気温が大体8〜9度くらいでしたが、むしろ少し暑いくらいです。寒がりな娘は快適と喜んでいました。



コールマンの寝袋の代表格とも言えるコージーⅡは別のページで詳しく解説しています!高い質感ながら価格が手頃でコージーおすすめです☆
レビュー記事


【4シーズン対応】マルチレイヤースリーピングバッグ





寝袋業界で、革新的な製品で人気のロングセラー製品です☆
その名は、「マルチレイヤースリーピングバッグ」です。


コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ
- 幅広い温度帯
- 4シーズン対応モデル
- 3つのレイヤーを組み合わせても分割しても使えます
- ゆったりサイズで抜群の寝心地
- 持ち運び便利なキャリーケース付き
- 使用時サイズ:約 90×200cm
- 収納時サイズ:約52×29×38cm
- 重量:4.9kg
- 材質:表地/ポリエステル 裏地/ポリエステル 中綿/ポリエステル
- 付属品:収納ケース
- 価格:¥15,950円(税込)



重ね合わせの組み合わせで、保温力を調整できるようになっています。(メーカー表記では、快適温度-5℃まで対応)


結論を書くと、価格は高めですがこの寝袋は、
- 上質な寝心地にこだわりたい3or4シーズンキャンパーの方
- キャンピングカー等で年中車中泊する方
には、非常に魅力的な商品と感じました。
amazon・楽天の口コミ
- 羽毛布団の心地良さ:コットやインフレータブルマットと組み合わせれば、もはやそこらのビジネスホテルのベッドより遥かに快適な寝心地を得られます。開封直後からイヤなニオイもせず、ふわっふわで快眠。これはもうチャックの付いた布団。そのチャック部分は巻き込みを抑えるためにプラのガイドが付いており、細かいところの配慮がうれしい。
羽毛布団のように軽い、しかし折り畳んでもデカい。付属のバッグもでかいので多少雑に丸めても難なく入るが、寒くない時期にレイヤーを減らして使う場合はトートか何か別の入れ物を用意しないとスペースがもったいない。。。外側に自在付きの紐が出ていて丸めた時に簡単に絞って纒められる。極限まで圧縮したい時は荷締めベルトや布団圧縮袋を使うのが良いだろう。



発売以来、非常に人気で売り切れ、度々在庫切れにもなった商品です。



コージーⅡにならぶコールマンを代表する寝袋!横幅90cmで寝袋というより布団!春・秋・冬でゆったり寝たい、長期間テントや車中泊生活する方にはおすすめ!詳細は別ページに記載しました。
レビュー記事


各人気モデルの紹介



コールマンの封筒型寝袋は種類が豊富のため、主力の人気商品を主軸に紹介していきます。用途に合わせて、個人ソロキャンパー向け、ファミリー・車中泊向け、子供向けの3つに分類しました。
- ファミリー・車中泊向け
- 個人利用・ソロキャンパー向け
- 子供向け
ファミリー・車中泊向け
ファミリー2 IN 1(GREEN LABEL)


コールマンから環境配慮素材(リサイクル生地)を採用した寝袋として「ファミリー2IN1/C5」と「ファミリー2IN1/C10」NEWリリースされました。



他のコールマンの寝袋ではカラフルな物が多いのですが、落ち着いたカラーになってます。気温10℃以上対応モデル(C10)と気温5℃以上対応モデル(C5)の2種類あります。
amazon・楽天の口コミ
- [C10]雰囲気良し。サイズは注意。:ファミリー用ではなく、2分割(二人別々)での使用を前提に購入しました。特にふかふかとか、暖かいというものではなく、夏掛けの軽量布団のような質感です。派手な色味のものや化繊素材のものが多い中(同じ仕様で既存モデルもあります)、落ち着いた色味とシャカシャカしないコットンっぽい生地はイメージ通りで、この雰囲気こそが購入の決め手でしたので満足です。サイズについては、長さ190cmとありますが、開いた状態でいっぱいに伸ばしても190cmはないです。ファスナーを閉じて引き延ばして180cm、普通に平置きすると170cmの長さでしたので、これ以上の身長の人が普通に寝袋として使うと頭が収まらないかと思います…。自分の場合は夏用に購入したので、足のファスナーを開けて使うか、掛け布団的に使うので問題はないですが、この点は身長に合わせて検討される必要がありそうです。
- [C5]寝心地抜群:寝心地が良いものを探していました。私と子ども(50キロ)2人で寝ましたが、少し狭かったです。寝返りは無理です。それと、家の洗濯機じゃパンパンすぎてしっかり洗えてるか不安なので毎回コインランドリーへ持って行ってます。結構ボリュームもあって、大きい車じゃないとかなり嵩張ると思います!寝心地は抜群です!ふかふか!


アドベンチャークッションバッグ/C5


- 快適温度:5℃
- ミニバン車中泊にピッタリなサイズ
- 一緒に寝られる横幅150cm
- 自宅でも使えるクッション型収納ケース
- コンパクトに丸めて2つを一つのケースに同時に収納も可能(運搬保管時に便利)
- 普段使いできる防災用としても便利
- 上下分割すると2つ別々に使用可能
- 洗濯機で丸洗い可能
キャンプだけでなく普段の自宅ではクッションとしても使えるスリーピングバッグです。





折りたたんで、クッション形状の収納袋にいれれば、クッションとして使えるというもの。
寝袋のサイズや保温力自体は、すでにコールマンのラインナップに類似品がありますが、この新商品は新しい収納の仕方・使い方を提案した寝袋になります。
amazon・楽天の口コミ
- 肌触りよくさわやかな柄です。:写真の通りさわやかなストライプで肌触りもいいです。クッションになるのがいいなと購入しましたが頑張ってクッションにつめたとき、綺麗に収まるのが難しいので、そこは微妙かなと思いました。それ以外はおおよそ満足です。




個人利用・ソロキャンパー向け
パフォーマーIII C5/C10/C15


- 材質:表地/ポリエステル 裏地/ポリエステル 中綿/ポリエステル
- 付属品:収納ケース



コールマンの寝袋の中でも安価なモデルがパフォーマーIIIです。
表地も裏地もウインドブレーカーのような少しザラザラするような肌触りです。また横幅も80cmと他のモデルと比べると細めです。(一般的な封筒型の寝袋の横幅としては普通です)
今後何度もキャンプ等で利用する予定で寝袋を探している方は、もうワンランク上のモデルを選ぶことをおすすめしますが、「急遽、友人たちとキャンプへ行くことになった」など購入後に数回しか使わない方には価格が手頃で良いかもしれません。



個人的にはこのモデルより、ワンランク上のコージーがおすすめです。
2018年以降、生地の噛み込みにくくするファスナーが採用されていて、よりスムーズに開閉できるようになっています。内側にスマートフォンの収納ポケットが付いています。
amazon・楽天の口コミ
- [C5]実際には10℃が限界 春~秋用ならコスパは上々:私が購入した際には3,800でした。(値段はかなり変動するようです。)値段のわりに作りはしっかりしていて、生地もファスナーも高級感があります。さらっとした生地は寝返りが打ちやすくて冬以外に多用していますが内部の綿のヘタリも少なくいい状態で使えています。【使用温度目安 5℃】と記載されていますが、実際には最低気温が10℃を割ると厳しいです。たくさん着込んで湯たんぽも使えば気温1ケタでもなんとかしのげますが寝心地が犠牲になります。ただ、元々冬用に設計されたものではないのでしっかりした作りと耐久性を考えれば、色々迷うならコレを選ぶのが無難だと思います。






コンパクトコルネット/L0








手足を出して着たまま移動もできるコンパクト収納のマミー型寝袋が発売されました。
- フード付きで頭部からの放熱を抑えコンパクトに収納できるマミー型
- 手足を出せるから携帯操作や着たままの移動にも便利
- 引きずらないようスソの固定が可能なフットストッパー
- 開閉が簡単なセンタージッパー
- 首元が暖かいサーマルカラー
- 洗濯機で丸洗いが可能
使用下限温度:0℃以上となっていますので、3シーズン用となります。ただ、首から足先までジッパーがある一般的なタイプと異なり、この寝袋は股ぐらいまでなので毛布のように開ききることができず、夏には使いにくいと思います。


子供向け
スクールキッズ C10


- 快適温度:10℃以上
- 使用時サイズ:約180×65cm
- 収納時サイズ:約ø17×34cm
- 総重量:約700g
- 材質:表地/ポリエステル 裏地/ポリエステル 中綿/ポリエステル
小学生向けの寝袋のため、サイズも小さくなっています。家族でファミリーキャンプする時にわざわざ子供用の寝袋を用意する、というよりは、学校の行事(お泊まり会、宿泊研修、林間学校など)で必要で用意する、といった用途向けです。
そのため、
- 誰のかわかるようにネームカードが付いている
- 大人に比べ腕力が弱い子供でも自分で折り畳み袋に収納できる
よう配慮されています。
ただ、旅先で先生が子供達の寝袋の開け締めを逐一面倒みるのは大変なため、事前に親が子どもに寝袋の広げ方、使い方、収納方法を教えることがとても大切です。


くるくると巻いて収納する時に、大人は腕力で難なく出来てしまいますが、子供に実際やってもらって力不足で収納できない場合、子ども自身の体重を腕に乗せるように教えてあげると、上手にできると思います。
以下、amazonのカスタマーレビューより抜粋。
- 暖かい:北海道で6月に使用しましたが、寝汗をかくほどでした。子供でも収納袋にしまいやすいようになってました。
- 良かった。:子供の行事で購入しました。プラバックル?が少々固くて一人で外すのが大変そうでしたが物がしっかりしているからかな?と思っています。大人は簡単に取り外し出来るので。




キッズマミー C4


- 快適温度:4℃以上
- 使用時サイズ:約140↔170×65cm
- 収納時サイズ:約ø24×37cm
- 重量:約1.25kg
- 材質:表地/ポリエステル 裏地/ポリエステル 中綿/ポリエステル
- 付属品:EZキャリーケース
キッズの身長に合わせてサイズを調節できるようになっているユニークな子供用の寝袋です。



スクールキッズと異なり、余分なスペースをなくして暖かさをよりキープできるようにマミー型になっています。
子供の野外宿泊は、体育館など建物内の場合は極端に室温が下がらずスクールキッズで間に合うと思いますが、春・秋にテント泊する場合などは夜冷えるため、キッズマミーの方が良い場合もあります。
スクールキッズC10か、キッズマミーC4のどちらが良いか迷ったら、私の個人的な判断ですが、気温15℃(外気温ではなく、子供が寝る場所の気温)が分岐点かなと思います。
以下、amazonのカスタマーレビューより抜粋。
- 息子一人で片付けられた。:洋服サイズ130の年中さんの息子でも一人で片付け可能でした。新品臭等気にならず開封後使えてる。洗剤の匂い移りも無く届きました。
- サイズが変わるのがいい!:110cm位の子供が使ってます。サイズが変わるので、寒くなく、快適に寝ている様子。長く使えるのもいいですね。




最後に



コールマンの寝袋は種類が豊富で、なかなか選べない、という方もいるかとおもいます。その場合、最寄りのアウトドアショップに足を運んで実物を確認することをおすすめします。
できれば、実際に寝袋の中に入って寝比べてみると良いでしょう。
スポーツ用品店より、キャンプ用品専門店の方がコールマンの寝袋の在庫も種類も豊富です。数が多くありませんがコールマン直営店もあります。直営店でも、店舗規模がお店によりかなり違います。大型店舗の方が寝袋の商品数も多いと思います。参考URL:コールマン店舗情報 (取り扱い店舗全て出ます。#直営店のタグで絞り込み推奨)



このページでは、コールマンの寝袋のみ紹介しましたが、野外・テントで寝る場合はマットも必要(断熱&寝心地のため)ですので、お忘れなく☆
参考リンク
- コールマンジャパン:http://www.coleman.co.jp/
近年の発売情報
近年、発売された商品を記録として残しておきます。
2023年








2021年


2020年


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