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マムート デュカン32の実力は?特徴・注意点・動画で徹底解説レビュー

マムート デュカン32(Ducan 32)は、軽さと背面通気性を両立しながらも自重1,090gで32Lの収納力を実現する最新デイパックです。公式スペックと購入者レビューをもとに、特徴・メリットから注意点、実売価格までを網羅しました。

記事のポイント

  • 32 L×1090 gの軽さと容量バランス
  • ハーネス周りに8箇所の収納を装備
  • レインカバー&ハイドレーション対応で全天候OK
  • デュカン22との比較で用途を具体化

著者PROFILE

運営者・著者 Masaki T

名前:Masaki T
経歴:大手アウトドアショップで寝袋・マットのコーナーを中心に約4年間の接客経験に加え、独自の調査・研究を重ね、アウトドア情報を発信し15年以上。無積雪登山・雪山登山・クライミング・アイスクライミング・自転車旅行・車中泊旅行・ファミリーキャンプなど幅広くアウトドアを経験。(詳細プロフィール

目次

マムート デュカン32の特徴とメリット

マムート デュカン32の特徴とメリット
  • 通気性を高めるContact Stream™背面構造
  • アクセスしやすいフロント&サイドポケット
  • 軽量かつ耐久性の高いナイロン混素材
  • 撥水加工&取り外し式レインカバー標準装備
  • トレッキングポールホルダーを前後に配置
  • 体に沿うアナトミカルショルダー&ヒップベルト
  • ハイドレーションシステム対応
  • サステナブルなbluesign®認証素材採用

マムート デュカン32のスペック一覧

マムート デュカン32のスペック一覧
項目詳細
容量32L
重量1,090g
サイズ(高さ×幅×奥行)56×26×22cm
素材ナイロン90%・ポリエステル10%
背面システムContact Stream™(通気メッシュ+金属フレーム)
レインカバー取り外し式・付属
対応ハイドレーション2〜3Lリザーバー対応

通気性を高めるContact Stream™背面構造

通気性を高めるContact Stream™背面構造

登山では背面にまとわり付く熱気がどうしても気になります。デュカン32は背面パッドを最小限に抑え、湾曲フレームでパック本体を背中から浮かせるContact Stream™構造を採用。歩行中に絶えず空気が流れるため、真夏の縦走でも汗だまりが大幅に減りました。フレームは薄いスチール製で荷重を腰へ逃がしつつパック全体のねじれを吸収。

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結果として通気性と安定性が高次元で両立し、長時間の行動でも背負い心地が軽快に感じられます。

背面構造 マムート デュカン(Ducan)
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背負った時に背中に当たるメッシュ部分とザックの本体の間は手のひらが難なく入るくらいのスペースが確保されています。

登山時に風が抜けていくので、かなり蒸れにくい構造になっています。

背面構造 マムート デュカン(Ducan)
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軽快な背負い心地は長時間行動の疲労軽減にもつながります。

ショルダーポケットで行動食を素早く補給

ショルダーポケットで行動食を素早く補給

左右ハーネスにストレッチポケットを装備。行動食など小物を立ち止まらず取り出せるため、行動テンポが維持できます。

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因みに、このショルダーポケットには私のスマホは入りませんでした(一般的なサイズのスマホ(Galaxy )です)。サングラスを入れる程度のポケットサイズですので、ご注意ください。

アクセスしやすいフロント&サイドポケット

アクセスしやすいフロント&サイドポケット

テントサイトでヘッドライトを探そうとしてザックをひっくり返した経験はありませんか。デュカン32はフロントの大型ストレッチポケットに加え、左右サイドにポケットを2本ずつ配置。

さらにショルダーハーネスにスマホサイズのジッパーポケット、ヒップベルトにーメッシュポケットを装備しました。

スマホサイズのジッパーポケット
ヒップベルトのスマホポケット
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未使用時は薄く畳めるため腰回りの干渉もありません。SNS好きなハイカーにとって小さな幸せをもたらすディテールです。

私の手帳ケース入りのスマホでも余裕で入ります。一般的なスマホサイズならほぼ入ると思います。

軽量かつ耐久性の高いナイロン混素材

軽量かつ耐久性の高いナイロン混素材

荷室の生地は70〜210デニールのリサイクルナイロンを主体に、要所へポリエステルをブレンド。自重1,090gという軽さながら、岩稜で擦っても破れにくいバランスを実現しています。表面はPFCフリーDWRで撥水加工され、急な小雨なら弾いてくれるので安心です。

撥水加工&取り外し式レインカバー標準装備

急変する山の天気。デュカン32には専用レインカバーが底部ポケットに格納され、10秒で装着可能です。実測95gと軽量ながら全体をしっかり覆い、テン場での雨撤収時に装備をドライに保ってくれます。

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強風でバタつかないドローコード付き。雨が止んだ後は濡れたカバーだけを取り外して乾かせるため、ザック本体を汚さずに済みます。

濡れたカバーを分離収納できる点も好印象です。

トレッキングポールホルダーを前後に配置

トレッキングポールホルダーを前後に配置

フロントの2カ所にポールアタッチメントを備え、Zポールにも対応。

体に沿うアナトミカルショルダー&ヒップベルト

体に沿うアナトミカルショルダー&ヒップベルト

肩と腰を包む立体パッドは、荷重が集中する部位だけを厚めに配置。ヒップベルトは前方向に引くエルゴプル方式で、冬用グローブでも調整が簡単です。

ハイドレーションシステム対応

背面内部に2〜3Lリザーバーを収めるスリーブを備え、ホース用ポートも左右に配置。歩行中もこまめな水分補給ができるため、高温多湿の夏山での熱中症リスク軽減に役立ちます。

サステナブルなbluesign®認証素材採用

環境配慮はギア選びの新基準。デュカン32はメイン素材がbluesign®認証を取得し、PFCフリー撥水も採用。性能と環境配慮の両立を求めるハイカーにとって、選択肢の幅を広げる一因となるでしょう。

マムート デュカン32の気になる点・注意点

マムート デュカン32の気になる点・注意点
  • 背面長は固定で調整不可
  • ヒップベルトを畳めないため街使いでは嵩張る
  • 軽量系ザックと比べるとやや重量級

背面長は固定で調整不可

背面長はMサイズ(約46cm)のワンサイズ展開。身長165cm未満では肩位置が合わず背負い心地が硬くなる可能性があります。試着時にショルダー付け根が耳より高くなるか確認したいところです。

ヒップベルトを畳めないため街使いでは嵩張る

パッド入りヒップベルトは快適ですが、電車通勤時に腰周りが膨らみ座席で邪魔になるケースも。街用バックパックとして使う場合はベルトを後ろでまとめるなど工夫が必要です。

軽量系ザックと比べるとやや重量級

1,090gは同容量クラスのUL系ザック(800〜900g台)に比べて100〜200gほど重めです。雪渓を越える残雪期や、テント泊で装備を極限まで削るファストパッキングではこの差が気になるかもしれません。ただし、デュカン32は背面フレームとポケット類が充実していて荷重分散と操作性に優れるため、快適性を優先するオールラウンダーにとっては十分に許容範囲といえます。

コンプレッション不足

mammut ducan32 2 マムート デュカン32の実力は?特徴・注意点・動画で徹底解説レビュー

上部に横ストラップがなく、中間の荷物が揺れやすい点は要注意。

マムート デュカン32の関連動画

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デュカン32の動画は見つかりませんでした。

ただ、サイズ違いの26の動画はありましたので、そちらで十分参考になります。

背面エアスペースの構造が詳細に解説され、通気性能の視覚的理解に役立ちます。

ウィメンズとメンズ(ユニセックス)モデルの動画です。

マムート デュカン32の向いている人/向いていない人

  • 向いている人:春〜秋のアルプス縦走で通気性と収納力を両立させたい登山者、撮影機材やビジネスギアも携行する兼用派、サステナブル素材に価値を感じるユーザー。
  • 向いていない人:背面長が短めの小柄体型、UL志向で900g以下を求めるハイカー、電車通勤でヒップベルトの嵩張りを避けたい人。

マムート デュカン32のよくある質問

Q. テント泊装備は入る? A. 夏山1泊のUL装備なら収まりますが、フード付きシュラフやクッカーを追加する冬季は40L以上を推奨します。

Q. 機内持ち込みは可能? A. 三辺合計104cmで大手航空会社の国際線機内持ち込み基準(115cm)を下回り、多くの場合持ち込み可能です。

Q. レインカバー単品購入は? A. マムート正規取扱店で“Pack Raincover S”が互換します。

全体のまとめ

全体のまとめ
  1. Contact Stream™で汗ムレ軽減
  2. 32Lの収納力と1,090gの軽量性
  3. 大型ストレッチポケットで素早い出し入れ
  4. ショルダーポケットでスマホ常備
  5. 取り外し式レインカバー標準装備
  6. bluesign®認証&PFCフリー撥水
  7. デュカン22との併用で季節を網羅
  8. Amazonレビュー平均4.7と高評価
  9. セール活用でコスパ向上
  10. 機内持ち込みサイズで海外遠征にも便利
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マムート デュカン32は「背面の涼しさ」と「高い収納効率」が同居する万能32Lザック。使い勝手と環境配慮を両立し、日帰りから小屋泊まで幅広く対応します。

実売価格

Amazon、楽天では大型イベントセール、タイムセール、値引きクーポン、ポイントアップキャンペーンで実質売価は変動します。

レビュー

  • フロントポケットが大きい:夏用に背中の蒸れないザックとして購入。フューチュラから乗り換え。重量的には1kgちょっとでした。ショルダーのポケットは500のペットボトルがギリギリ入らないくらい・。サイドのポケットは結構大きいですが口の部分が伸縮しない感じ。1lのボトルは入ります。ウェストベルトのポケットは右側に蓋のない小さいポケットが追加されてます。大きいものは落ちそう。メインは一見狭く見えましたが荷物を詰め込むと結構入る感じです

\低価格&口コミ多/
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