MENU

マムート デュカン22の実力は?デュカン24の後継モデルの特徴・注意点を徹底解説!

マムート デュカン22の実力は?デュカン24の後継モデルの特徴・注意点を徹底解説!

最軽量クラスの22Lバックパック「マムート デュカン22(Ducan22)」を中心に、公式スペック・実際の使用感・購入者レビュー・ライバル製品との比較を網羅する。容量22L・重量約920gの軽量性と通気性を両立するAir Spaceサスペンションを軸に、長所と短所、向いているユーザー像、FAQ、実売価格までを総合的に解説します。

mt マムート デュカン22の実力は?デュカン24の後継モデルの特徴・注意点を徹底解説!

2025年にマムート「デュカン」シリーズはリニューアルされました。デュカン24の後継モデルがデュカン22になります。引き続き軽量ながら強度の高いフレームを採用している登山用ザック「デュカン」。背面もスースーで蒸れ軽減・背負心地も良い本格的な登山対応のザックです。

記事のポイント

  • マムート デュカン22の特徴とメリット
  • 気になる点・注意点
  • 向いている人/向いていない人
  • よくある質問
目次

マムート デュカン22の特徴とメリット

マムート デュカン22の特徴とメリット
マムート デュカン22
マムート デュカン22
マムート デュカン22
  • スペック一覧
  • 軽量設計が疲労を抑える
  • 背面Air Spaceサスペンションで蒸れを排出
  • ショルダーポケットで行動食を素早く補給
  • ヒップベルトのスマホポケット
  • フロントアクセスで荷物迷子を防ぐ
  • ハイドレーション対応で水分補給が簡単
  • レインカバー標準装備で急変にも安心
  • ポール固定ストラップで安全性向上
  • 耐摩耗ナイロンで長寿命
  • 女性モデル(ウィメンズ)がある

スペック一覧

マムート デュカン22 
項目デュカン22
容量22 L
重量約920 g(公式値)
外寸52 × 19 × 23 cm
背面長46 cm
素材210Dリップストップナイロン+ポリエステル
サスペンションAir Spaceサスペンション
レインカバー付属
ハイドレーション対応(〜3 L)
用途ハイキング、小屋泊

軽量設計が疲労を抑える

軽量設計が疲労を抑える

約1 kgを切る重量は同容量帯でトップクラスの軽さです。軽装で歩く日帰り登山では、肩や腰への負担を抑え、下山まで脚力を温存できます。パック自体が軽いと行動食やレインウェアなど必携装備を増やす余裕も生まれ、結果として安全マージンが高まります。

背面Air Spaceサスペンションで蒸れを排出

背面Air Spaceサスペンションで蒸れを排出

背面メッシュが本体と背中の間に空気層を作り、歩行の揺れに合わせて上方向へ換気します。

背面構造 マムート デュカン(Ducan)
mt マムート デュカン22の実力は?デュカン24の後継モデルの特徴・注意点を徹底解説!

背負った時に背中に当たるメッシュ部分とザックの本体の間は手のひらが難なく入るくらいのスペースが確保されています。

登山時に風が抜けていくので、かなり蒸れにくい構造になっています。

背面構造 マムート デュカン(Ducan)
mt マムート デュカン22の実力は?デュカン24の後継モデルの特徴・注意点を徹底解説!

日本の高湿度環境でも背面の汗が乾きやすく、冷えによる体力消耗を抑制。腰パッドは立体的に設計され、荷重を骨盤へ分散し揺れを減らします。

ショルダーポケットで行動食を素早く補給

ショルダーポケットで行動食を素早く補給

左右ハーネスにストレッチポケットを装備。行動食など小物を立ち止まらず取り出せるため、行動テンポが維持できます。

mt マムート デュカン22の実力は?デュカン24の後継モデルの特徴・注意点を徹底解説!

因みに、このショルダーポケットには私のスマホは入りませんでした(一般的なサイズのスマホ(Galaxy )です)。サングラスを入れる程度のポケットサイズですので、ご注意ください。

ヒップベルトのスマホポケット

ヒップベルトのスマホポケット

右ヒップベルトには折りたたみ式のスマートフォンポケットを配置。6.7インチクラスまで収納でき、歩行中でも写真撮影がスムーズに。

mt マムート デュカン22の実力は?デュカン24の後継モデルの特徴・注意点を徹底解説!

未使用時は薄く畳めるため腰回りの干渉もありません。SNS好きなハイカーにとって小さな幸せをもたらすディテールです。

私の手帳ケース入りのスマホでも余裕で入ります。一般的なスマホサイズならほぼ入ると思います。

フロントアクセスで荷物迷子を防ぐ

フロントアクセスで荷物迷子を防ぐ

メイン気室はU字ジッパーで大きく開き、底部の装備へもストレスなく手が届きます。

mt マムート デュカン22の実力は?デュカン24の後継モデルの特徴・注意点を徹底解説!

雨蓋式でありがちな「必要な物が一番下に…」というもどかしさを軽減し、小休止がスムーズに。

ハイドレーション対応で水分補給が簡単

内部にリザーバースリーブとホース出口を備え、最大3 Lのハイドレーションに対応します。歩きながらこまめに飲めるため、高温時の熱中症リスクを減らす効果が期待できます。

レインカバー標準装備で急変にも安心

ボトムポケットに着脱式レインカバーを格納。追加費用を抑えられるほか、パックの形状に合わせた純正品なのでフィット感も良好です。

ポール固定ストラップで安全性向上

ポール固定ストラップで安全性向上

両サイドのバンジーコードと下部ループにより、トレッキングポールをワンタッチで固定可能です。岩稜や鎖場で素早く両手を空けられ、安全性が高まります。

耐摩耗ナイロンで長寿命

メイン生地は210Dの高強度リップストップナイロン。岩肌や藪こぎでの摩耗リスクを低減し、底部にはさらに高密度ナイロンを当て耐久性を確保しています。

女性モデル(ウィメンズ)がある

デュカン22には、ユニセックスモデル(主に男性向け)と女性モデル(ウィメンズ)があります。

mt マムート デュカン22の実力は?デュカン24の後継モデルの特徴・注意点を徹底解説!

女性モデルハーネス等の設計・サイズが女性用になっています。女性用は”ウィメンズ”と書いてありますのでお間違いの内容に☆

マムート デュカン22の気になる点・注意点

  • 荷重上限は約10 kgでテント泊装備は厳しい
  • 冬季は背面が冷えやすい
  • サイドメッシュが擦れに弱い
マムート デュカン22の気になる点・注意点

荷重上限は約10 kgでテント泊装備は厳しい

軽量設計のフレームは10 kg前後までが快適域とされ、テントやクッカーを加えると腰ベルトが沈み込みやすいです。日帰り〜小屋泊向けと割り切った運用が安全です。

mt マムート デュカン22の実力は?デュカン24の後継モデルの特徴・注意点を徹底解説!

個人的には5Kg程度までかな、と思います。背面がスースーのザックは、荷重がどうしても外側に寄るため、荷物の重量が増えると後ろ側に引っ張られる力が強くなり、結果、背負いにくくなります。

これは デュカンシリーズに限らす他社の背中スースーリュック全般に言える特性になります。

冬季は背面が冷えやすい

気温5 ℃を下回る環境では休憩時に汗が急速に冷えるため、薄手のウインドシールドを挟むなど対策が必要です。

mt マムート デュカン22の実力は?デュカン24の後継モデルの特徴・注意点を徹底解説!

通気性の高さは裏を返すと保温力の低さにつながります。

サイドメッシュが擦れに弱い

サイドメッシュが擦れに弱い

伸縮メッシュはボトルの出し入れが容易ですが、岩や藪に擦れると毛羽立ちや破れが起きやすい傾向があります。保護テープやカバーを活用すると安心です。

mt マムート デュカン22の実力は?デュカン24の後継モデルの特徴・注意点を徹底解説!

メッシュ生地は枝や木々に引っかかりやすく藪漕ぎ系のルートでの使用は避けたほうが良いでしょう。

経験上、メジャーな一般登山道ではそういう場所はあんまり無いので、気にしなくても大丈夫です。

マムート デュカン22の関連動画

mt マムート デュカン22の実力は?デュカン24の後継モデルの特徴・注意点を徹底解説!

デュカン22の動画は見つかりませんでしたが、ワンサイズ上のデュカン26の動画は発見しました。

基本構造はほぼ同じですので、ぜひ参考にしてみてください。

背面エアスペースの構造が詳細に解説され、通気性能の視覚的理解に役立ちます。

ウィメンズとメンズ(ユニセックス)モデルの動画です。

マムート デュカン22の向いている人/向いていない人

向いている人

  • 日帰りから小屋泊まで軽量装備で歩きたいハイカー
  • 汗かき体質で背中の蒸れを抑えたい人
  • 行動中にスマホや行動食をサッと取り出したい人

向いていない人

  • テント泊装備10kg以上を担ぎたいバックパッカー
  • 冬季メインで背面の保温性を重視する登山者
  • 価格重視で15,000円以下を望むユーザー

マムート デュカン22のよくある質問

Q. ハイドレーションの推奨サイズは?
A. 2〜3Lリザーバーが適正です。3Lでも余裕がありますが、2Lなら余ったスペースに小物が入ります。
Q. レインカバーは他シリーズと共用できる?
A. デュカン28のカバーと共用可能ですが、フィット感は専用品が最適です。
Q. 背面長は調整できますか?
A. 固定式で調整不可です。身長160〜180cmが最適範囲となります。
Q. 機内持ち込み可能サイズ?
A. 外寸52×19×23cmは多くの航空会社の55cm基準をクリアしますが、航空会社によって規定が異なるため事前確認を推奨します。
Q. 付属レインカバーの耐水圧は?
A. メーカー公表値は2,000mmで、短時間の強雨に対応します。

全体のまとめ

mammut ducan22a 1 マムート デュカン22の実力は?デュカン24の後継モデルの特徴・注意点を徹底解説!
mammut ducan22a 2 マムート デュカン22の実力は?デュカン24の後継モデルの特徴・注意点を徹底解説!
mammut ducan22 2 マムート デュカン22の実力は?デュカン24の後継モデルの特徴・注意点を徹底解説!
mammut ducan22 1 1 マムート デュカン22の実力は?デュカン24の後継モデルの特徴・注意点を徹底解説!
  • 920gの軽量ボディで脚力温存
  • Air Space背面が蒸れを軽減
  • ショルダーポケットで補給が迅速
  • U字ジッパーで荷室アクセス快適
  • レインカバー標準付属でコスト節約
  • 10kg超の荷重には不向き
  • 冬季は背面の保温対策が必須
  • サイドメッシュは擦れに注意
  • カラー展開が少なめ
  • 価格はやや高めでも性能は折り紙付き

実売価格

mt マムート デュカン22の実力は?デュカン24の後継モデルの特徴・注意点を徹底解説!

マムート デュカン22は2025年にリニューアルされ、まだレビュー数はありません。ただ、旧モデルのデュカンはかなりレビュー数ありますので、そちらを参考にするのも良いと思います。

旧モデルは在庫処分に伴い、セール価格になっています。「デュカン 22」に相当する旧モデルは「デュカン 24」です。

新モデルの方は、旧モデルに比べて

・ジッパー開閉(旧モデルは雨蓋式)
・メッシュポケットが付きました
・スマートフォンが入るポケットが少し大きくなった
・腰の部分のクッションの形状が変わりました

等の違いがあります。

個人的には経験上、新モデルのメッシュポケットあったほうが便利だと思います。

ただ、旧モデルは安くなっていますので、実売価格見ながら、検討されてもいいかもしれません。

Amazon、楽天では大型イベントセール、タイムセール、値引きクーポン、ポイントアップキャンペーンで実質売価は変動します。


デュカン 24
(旧モデル)

ユーザーレビュー(amazon・楽天)

  • 富士山日帰り弾丸ツアーに使います:この容量で軽い!コスパ良く、テクノロジーを実感出来る!
  • 軽量で体にフィット:日帰りザックの買い替えで購入しました。私は、ミレーのザックばかり持っているのですが、届いてから思った事は、持った瞬間とても軽いのに驚きました!試しに背負ってみると、体にジャストフィットして何だか嬉しくなりました。前からMAMMUTのザックが気になっていて、初めて購入してみましたが、とても良いザックだと感動しています。背中が空いている所は、ミレーと同じですがフィット感がMAMMUTの方が良いと思いました。これから日帰り登山で活躍してくれると思うので、使用感を検証して行きたいと思います。
  • 軽くてしっかりした低山向け登山リュック:低山向けの登山用リュックを探していてマムート2.4Lのリュックを購入。形もよく、グリーンの色がとても綺麗で形も良くとても気に入ってます。背板が入っていて作りもしっかりして、背負った感じも身体にフィットしとても軽いです(^^)
  • 背が蒸れずよい:夏登山では蒸れずに快適。ただし荷が密着していない分走ると左右に振られます。日常遣いにも活用、思った以上に詰め込めます。

デュカン 22
(旧モデル)

  • URLをコピーしました!
目次