コールマン コージーⅡ(C10/C5)は、キャンプ初心者からベテランまで幅広い層に支持される人気の寝袋です。快適な睡眠を追求した設計と、優れた保温性、使いやすさが魅力。この記事では、コールマン コージーⅡの特長やメリット、気になる点、口コミ・レビュー、競合製品との比較まで徹底的に解説します。

人気・定番の寝袋なので、大手キャンプ用品店での取扱率も高く、実物を確認しやすいのもコージーⅡの魅力でもあります。
記事のポイント
- 快適な睡眠を追求した設計
- 優れた保温性と使いやすさ
- キャンプ初心者からベテランまで対応
- 購入前に知っておきたい注意点
著者PROFILE


経歴:大手アウトドアショップで寝袋・マットのコーナーを中心に約4年間の接客経験に加え、独自の調査・研究を重ね、アウトドア情報を発信し15年以上。無積雪登山・雪山登山・クライミング・アイスクライミング・自転車旅行・車中泊旅行・ファミリーキャンプなど幅広くアウトドアを経験。(詳細プロフィール) 名前:Masaki T
コールマン コージーⅡはC10とC5の2種類ある


コージーⅡ C10


コージーⅡ C5



内側の色が違います
コールマン コージーⅡ C10/C5 比較表
項目 | コールマン コージーⅡ C10 | コールマン コージーⅡ C5 |
---|---|---|
快適温度 | 10℃以上 | 5℃以上 |
サイズ | 約84×190cm | 約84×190cm |
収納サイズ | 約φ23×40cm | 約φ26×26×40cm |
重量 | 約1.6kg | 約2.0kg |
中綿 | ポリエステル | ポリエステル |
表地/裏地 | ポリエステル | ポリエステル |
価格 | [楽天] 5,000円~ [amazon] 5,000円~ | [楽天] 6,000円~ [amazon] 6,000円~ |
おすすめの季節 | 夏場のキャンプや暖かい時期 | 春から秋にかけてのキャンプ |



C10は10℃以上、C5は5℃以上となっており、C10の方がより暖かい環境での使用に適しています。




コールマン コージーⅡ(C10/C5)の特徴とメリット
- 快適な睡眠を追求した設計
- 優れた保温性と使いやすさ
- キャンプ初心者からベテランまで対応
- 多様なシーンで活躍
- 抗菌加工で清潔
快適な睡眠を追求した設計


コールマン コージーⅡは、快適な睡眠を追求するために、ゆったりとしたサイズと肌触りの良い素材を採用しています。
封筒型形状は、寝返りを打ちやすく、圧迫感を軽減。また、中綿には保温性に優れたホローファイバーを使用し、暖かく快適な睡眠をサポートします。さらに、足元にはゆとりを持たせた設計で、窮屈感を軽減し、リラックスした睡眠を促します。これらの設計により、キャンプでの睡眠を快適なものにします。



封筒型の寝袋で幅84cmは広めです。体格が良い方でも難なく寝れるサイズ感だと思います。
また、ポリエステル生地の肌触りがコットンのように滑らかで肌当たりが良いのも特徴です。
優れた保温性と使いやすさ


コールマン コージーⅡは、優れた保温性と使いやすさを兼ね備えています。C10は夏場のキャンプや暖かい時期、C5は快適温度は5℃以上の春から秋にかけてのキャンプ、で快適に使用可能です。また、洗濯機で丸洗いできるため、手入れが簡単で清潔に保てます。
さらに、コンパクトに収納できるため、持ち運びや保管にも便利です。これらの特長は、キャンプ初心者からベテランまで、幅広い層に支持されています。
キャンプ初心者からベテランまで対応
コールマン コージーⅡは、キャンプ初心者からベテランまで、幅広い層に対応できる寝袋です。手頃な価格帯ながら、快適な睡眠をサポートする機能を備えており、初めてのキャンプにもおすすめです。また、ベテランキャンパーにとっては、サブ寝袋や車中泊用としても重宝します。



多様なキャンプスタイルに対応できる汎用性の高さが、コールマン コージーⅡの魅力の一つです。
多様なシーンで活躍
コールマン コージーⅡは、キャンプだけでなく、車中泊や防災用品としても活用できます。車中泊では、快適な睡眠空間を確保し、長距離移動の疲れを軽減。また、防災用品としては、避難時の寒さ対策として役立ちます。多様なシーンで活躍するコールマン コージーⅡは、持っておくと安心なアイテムです。





内側にスマホを収納できるポケット付いてます。
抗菌加工で清潔
コールマン コージーⅡには、抗菌加工が施されています。これにより、寝袋内部の菌の繁殖を抑え、清潔な状態を保つことができます。



特に、汗をかきやすい夏場のキャンプや、連泊する際に効果を発揮します。清潔さを保つことは、快適な睡眠環境を維持するために重要な要素です。
コールマン コージーⅡ(C10/C5)の気になる点・注意点


- 収納サイズ
- 冬季の使用
- 洗濯時の注意
- 耐久性
- 個体差
収納サイズ


コールマン コージーⅡは、快適性を重視した設計のため、収納サイズがやや大きめです。そのため、コンパクトさを求める場合は、他のモデルを検討する必要があります。収納時のサイズを確認し、持ち運びや保管スペースを考慮することが大切です。
冬季の使用
コールマン コージーⅡの快適温度は5℃以上です。そのため、冬季のキャンプで使用する場合は、インナーシーツやカイロなどを併用して、暖かさを確保する必要があります。冬季の使用を想定する場合は、より保温性の高いモデルを選ぶことをおすすめします。
洗濯時の注意
コールマン コージーⅡは洗濯機で丸洗いできますが、乾燥機の使用は避ける必要があります。乾燥機を使用すると、中綿が偏ったり、生地を傷める可能性があります。洗濯後は、風通しの良い場所で陰干ししてください。
耐久性
コールマン コージーⅡは、比較的耐久性に優れた寝袋ですが、長期間使用すると、中綿が劣化したり、生地が傷む可能性があります。長く使用するためには、丁寧な手入れと保管が重要です。使用後は、汚れを落とし、風通しの良い場所で保管してください。
個体差
コールマン コージーⅡは、製造時期や個体によって、サイズや重量に若干の誤差が生じる場合があります。購入前に、サイズや重量を確認することをおすすめします。特に、複数人で使用する場合は、サイズを確認し、適切なサイズを選ぶことが大切です。
動画



Youtubeに投稿されている「コールマン コージーⅡ」の動画をまとめました。やはりサイズ感など動画がわかりやすいです。
コールマン コージーⅡの口コミ・レビュー


快適な寝心地
[amazon]や[楽天]のレビューでは、「ゆったりとしたサイズで寝心地が良い」「肌触りが良く、朝までぐっすり眠れた」など、快適な寝心地を評価する声が多く見られます。特に、キャンプ初心者からは、「初めてのキャンプで不安だったが、快適に眠れて良かった」という声も寄せられています。保温性の高さ
「朝晩の冷え込みにも対応できた」「暖かく快適に過ごせた」など、保温性の高さを評価する声も多く見られます。特に、春や秋のキャンプでは、気温の変化に対応できる保温性が重要です。コールマン コージーⅡは、これらの季節でも快適に過ごせる保温性を備えています。
使いやすさ
「洗濯機で丸洗いできるのが便利」「収納しやすい」など、使いやすさを評価する声も多く見られます。キャンプでは、手入れのしやすさや収納性が重要な要素です。コールマン コージーⅡは、これらの要素を満たしており、使い勝手の良い寝袋として評価されています。
コストパフォーマンス
「手頃な価格で高品質」「コストパフォーマンスが高い」など、価格と品質のバランスを評価する声も多く見られます。コールマン コージーⅡは、手頃な価格帯ながら、快適な睡眠をサポートする機能を備えており、コストパフォーマンスに優れた寝袋として評価されています。
多様な用途
「キャンプだけでなく、車中泊や防災用品としても使える」「多様なシーンで活躍する」など、多様な用途を評価する声も多く見られます。コールマン コージーⅡは、様々なシーンで活用できる汎用性の高さが魅力です。
コールマン コージーⅡのライバル製品の比較





同じ保温力のライバル製品と比較しました。
比較表
項目 | コールマン コージーⅡ C5 | コールマン パフォーマーⅢ C5 | スノーピーク SSシングル |
---|---|---|---|
メーカー価格 | 6,930円 | 4,950円 | 6,600円 |
快適温度 | 5℃以上 | 5℃以上 | 5℃ |
サイズ | 約84×190cm | 約80×190cm | 約78×196cm |
収納サイズ | 約φ26×40cm | 約φ24×40cm | 約φ18×38cm |
重量 | 約2.0kg | 約1.5kg | 約1.6kg |
中綿 | ポリエステル | ポリエステル | ポリエステル |
表地/裏地 | ポリエステル | ポリエステル | ポリエステル |
特徴 | 抗菌加工、洗濯機で丸洗い可能 | 軽量、コンパクト | 収納性が高い、連結可能 |
おすすめの季節 | 春から秋にかけてのキャンプ | 春から秋にかけてのキャンプ | 春から秋にかけてのキャンプ |



メーカー製の寝袋で、コールマン コージーⅡ のライバル商品となるのは、同社の パフォーマーⅢ C5とスノーピーク SSシングルあたりかと思います。


パフォーマーは生地がもっとテロテロしていて安価な寝袋といった感じで、横幅もコージーに比べると狭い80cmになっています。


スノーピーク SSシングルのクオリティは コージーⅡと近いです。ただ、横幅が78cmなのと、デザインが落ち着いたもの、かつ収納時にクッションとして活用できるユニークな寝袋となっています。


全体のまとめ
C10とC5のどちらを選ぶべきか?
- 気温の高い時期のキャンプや、車中泊などでの使用がメインであれば、C10がおすすめです。
- 春や秋のキャンプなど、ある程度の寒さも想定される場合は、C5を選ぶと安心です。



以下の”匂い”に関する内容も追記しておきますね。
安価な寝袋の中には、製品から匂いが強いものもあるようです。具体的な製品名は伏せますが、いくつかの安価な寝袋のレビューを調べたところ
- 『使い初めは少し油のような匂いがします』
- 『変な匂いがします。他の商品もそうなのかは知りませんが、オイル臭いです。』
等の書き込みがありました。(私自身もはるか昔に1000円程度の安価な寝袋購入したことありますが、何度も洗濯しても独特の繊維臭?のような匂いが残っていたことを思い出しました。この件について少し調べてみましたが、コスト削減に伴う”低品質なミシン油”や”安い染料”が使われていることが原因かもしれません。油は洗濯で取れても、色染めの染料は何度洗っても匂いが残るようで、確かに洗っても微弱な独特な匂いが残っていた記憶があります)。
寝袋は何時間も体を包む用途ですので、弱い匂いでも長時間吸い続けると気分が悪くなってしまう方がいるかもしれません。ネットブランド品等の安価な製品のレビューの中には匂いに関する口コミが見られます。
経験上、名の通ったメーカー製の寝袋は限りなく無臭に近いです。
キャンプ予定日までの日数が余裕がない方は、返品リスクのある製品よりも安心して使えるメーカー製の寝袋を強く推奨します。



人気・定番の寝袋なので、大手キャンプ用品店での取扱率も高く、実物を確認しやすいのもコージーⅡの魅力でもあります。
今まで様々な寝袋を見て着ていますが、コールマンのコージーⅡはサイズ感、生地の質感含めて上質な割に購入しやすい価格帯で、ファミリーキャンプ用に快適に寝れる寝袋をお探しの方に本当におすすめです!!!
Amazon、楽天では頻繁にセールやポイント還元キャンペーンが実施されています。複数のショップが出品しているため価格比較が容易で、レビューで商品の品質を確認できます。




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著者PROFILE
2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆
谷川岳の雪洞で宿泊
今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。
雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)
雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。
自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。

楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆

寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。
キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。
『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。
これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。

『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。
テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆