<2023年更新!>今回はゴールデンウィーク向けのファミリーキャンプ、オートキャンプ、バイクツーリング、登山用の寝袋選びについて考えてみたいとおもいます。

ようやく花粉(杉&ヒノキ)も落ち着き、待ちに待ったゴールデンウィークが迫ってきました!温かな日が差し込み、花が咲き、緑が深くなってきて生命の息吹を感じます。(虫もまだ少なめ)
目次
ゴールデンウィークはどこのキャンプ場も大賑わい!

ゴールデンウィークはまさにキャンプシーズンの幕開けともいうべき時期です。
まだまだ時期的には寒いですが、キャンプ場も山小屋もどこもかしこも本当に大勢の人でにぎわいます。
キャンプ場は家族連れで大賑わい。日中は、子供の元気な声がどこからとなく聞こえてきます。
この時期のキャンプのいいところは、とにかく空気が澄んでいて、虫がほとんどいないことです。
夏のように、暑さと虫(蚊や蛾など)に悩まされることはないとおもいます。そのため、いちいちテントの出入り口をこまめに閉めなくてもO.K.。ただ、夜は冷えるので、寝袋も含めた防寒対策がとても大切です。
ゴールデンウィーク時期の寝袋あるある

この時期のキャンプでよく聞く”あるある”話をまとめてみました!
- 家族でキャンプへ行ったものの、寝袋の保温力が足りなくて夜寒くて家族から大ブーイング!妻から「もう行かない!」と宣言された。(本当によく聞く話です。もはやこの話はゴールデンウィークのキャンプの定番ネタです)
- 防寒対策を怠ったため、子供が風邪をひいてしまった。(これも非常に多い。)
- 数泊のバイクツーリングに出かけたものの、ペラペラ銀マットだったために底冷えし夜中に何度か起こされた(私の実体験)
- 予定よりも天候が悪化し気温が低下!寝袋の保温力に余裕がなく気温の低下に対応できず!ブルブル震えながら朝を迎える。まともに寝れなかったため翌日は予定を変更して民宿泊まりに。(体験談)
- キャンプ場が予想以上に山の上だったため、夜中に想定外の寒さに襲われる!(体験談)
- 海辺のキャンプ場でテント泊。とにかく風が強くて寒くて夜中に起こされる。(体験談)
ゴールデンウィークににキャンプするときの注意点として、夜はとても冷えるので、とにかくしっかりとした保温力のある寝袋を選ぶことが大切です。キャンプが原因で体調不良にならないように、寝袋だけでなく、夜の防寒対策はしっかり準備していきましょう☆
GW期間は3シーズン用寝袋が基本

GW期間中は、場所・標高にもよりますが、関東近郊でも夜中には0℃~15℃程度になるところが多いのではないでしょうか。
テントの保温力は外気温の+3℃程度です。

テントは自宅のような保温力はありません。
寝袋選びの基本として、キャンプ場の最低気温でどの程度の保温力の寝袋が必要か見積もることです。
寝袋は、主に
- 夏用
- 3シーズン用
- 冬用
の3種類あり、GW期間は3シーズン用の寝袋がおすすめです。(因みにこの時期なら冬用でも快適に過ごせます。ただ、冬用は嵩張り、値段も上がるため、冬キャンプの予定がなければ3シーズン用で十分だと思います)
今販売されている大概の寝袋には、保温力表示があり(例えば、快適温度5℃以上、など)、その温度を目安に選びましょう。
実はこの保温力、メーカー独自の基準のためはっきり言ってあくまで目安です。(山岳・登山向けの寝袋では、世界的な保温力の評価規格があり、明確かつ他社間での比較も容易ですが、一般キャンプ向けの寝袋のほとんどは自社基準の保温力表記です。そのため、A社、B社の快適温度5℃の寝袋でも、使用時の体感が異なる可能性が高いです。)
また、温かい、寒いといった体感は人によって異なり、同じ環境の下、同じ寝袋で寝ても、傾向として男性よりも女性の方が冷えを感じやすいです。
そのため、選ぶ寝袋は、行くキャンプ場の最低気温より少し保温力が高いものがおすすめです(これ重要!)。経験上、+3℃~5℃程度余裕があると良いです。例えば、最低気温が5℃だとしたら、快適温度が0℃~2℃程度の寝袋を選ぶのがおすすめです。
厳選おすすめ・人気7選のご紹介

キャンプ向けの化繊綿の寝袋と、ダウンの寝袋を紹介します。
コスト重視の方は化繊を、多少価格が上がっても軽量・コンパクトにしたい方はダウンを検討してみてください☆
Bears Rock 3.5シーズン 寝袋 MX-604-[楽天ランキング上位]
楽天で2023年03月23日時点で、累計78,183個も販売され、数年間に渡って楽天での寝袋ランキングの上位をキープしている寝袋です。寝袋の中身は一見、外見からはわかりませんが、より快適に使えるようにマイナーチェンジをしています。
内生地の高い吸水性のある吸水性PGポリエステルを使用し、肌を露出して寝る夏でも肌触りがよくなるよう工夫されています(内生地の吸水性が低いと汗ばんだ肌がペタペタと内生地に張り付く)。
横幅も80cmあり、多くの方が十分に快適に寝れる横幅あり、保温力もダブルキルト構造でコールドポイントを低減する工夫がされています。収納袋が圧縮袋となっている点もポイント高いです。
価格も手の届く範囲内に抑えられています。最安ではないけれど、質感にもこだわった寝袋を手頃な価格で探している方におすすめです。
- 良い商品(2023-03-26):子供用に2個追加購入しました。デザインも色々あり子供が好きな物を選ぶ事が出来、気に入っています。連結も出来、様々な状況で使えるため重宝しています。春先の雨キャンプで使用しましたがとても温かく快適に眠れました。
-
買ってよかった(2023-04-02):色違いで3点購入しました。内1点のファスナーの開け閉めがしにくく、たまたま2つ連携して使いたい色だった為苦労しました。それ以外は暖かくデザイン、収納の簡単さなど満足しています。
参考動画

便利な機能や使い勝手が含まれている寝袋で、この価格はかなりコストパフォーマンス高いです。日本メーカーなのでアフターサービスも安心です。
※1 楽天のみの取り扱い
※2 2023/04/04時点でレビュー数が4,400件あります。
コールマン マルチレイヤースリーピングバッグ-[ショップの売上上位]
コールマン マルチレイヤースリーピングバッグは、2019年の新商品として発売されましたが、その後在庫切れになるほどの人気商品となりました。
特徴は3つのレイヤー組み合わせて外気温に合わせて4シーズンまで対応できることです。
この寝袋は、
- 寝心地にこだわりたい3or4シーズンキャンパーの方
- キャンピングカー等で年中車中泊する方
には、非常に魅力的な商品と感じました。また、いつ、どの季節に来るかわからない防災用の寝袋としても非常に優秀だと思います。
気温の安定しやすい屋内と異なり、野外でのテント泊・車中泊はその日の天候や時間によって気温の変動幅が大きいですが、3つのレイヤーで保温力調整ができるので、日本国内であれば多くの期間で対応できる(冬は厳しい)と思います。

とりあえずこれを持っていけば、保温力が足りない、暑いなどの心配から開放される、そんな寝袋です。
2019年春の発売以降、非常に人気で在庫切れになることも。
amazonでは「寝心地重視な方におすすめ」、「10月北海道の秋キャンプで汗だくレベル」、「値段以上のクオリティ」と高評価の口コミ多数。
「コールマンのマルチレイヤースリーピングバッグ」の購入者レビューと実売価格


詳しくは、下記ページにも掲載しています。
⇒【4シーズン対応】コールマンのマルチレイヤースリーピングバッグの特徴・感想・実売価格
コールマン コージーII-[定番]


表地/ポリエステル(起毛仕上)、裏地/ポリエステル(起毛仕上)で肌触りとてもよく、首元まで裏地を出すことにより肌当たりがよくなっています。
サイズが幅84×長さ190cmです。実際に入ってみましたが、幅84cmもあるとゆったりでとても快適です。もっと価格の安いモデルもありますが、ある程度長く使う予定で購入するならワンランク上のコージーIIが満足度が高くなると思います。キャンプ初心者からベテランの方までおすすめできる封筒型の寝袋です。(正直、今後何度も使うよ予定があるなら、このクラスの寝袋を推奨☆)
amazonのカスタマーレビューも非常に評価が高いです。以下、コージーIIのamazonカスタマーレビューより。
- [C10]気温10℃の環境ではまず寒くて耐えられないので注意(2022年6月20日):布団感覚で良い商品なのですが、やはり気温15℃くらいまでが限界でしょうか。気温12℃では毛布と併用しても寒く、中に潜っても無理でした。
- [C5]3シーズン対応で値段相応(2023年1月14日):平地なら10月初旬まで使えます。デザインも好みでした。肌触りはよいですが、化繊なので重くかさばります。
- C5(快適温度:5℃以上)
- C10(快適温度:10℃以上)
の2種類あります。
コールマン ファミリー2 in1-[ファミリーに人気]


この寝袋の特徴は、幅168×長さ190cmのサイズで、2~3人で寝られるほどの大きさです。2つに分割すると分割時約84×190cmの寝袋になります。
コージーIIも2つ用意すれば同様の事ができますが、ファミリー2in1には大人と一緒に寝る際、キッズを暖かく保つサーマルスプリットカラーが採用されています。
連結して寝ると、どうしても間に空間がぽっこり空いて冷気が入り込みますが、首元についたサーマルスプリットカラーで冷気の侵入を低減する工夫されています。
もちろん、表地/ポリエステル(起毛仕上)、裏地/ポリエステル(起毛仕上)で肌触りとてもよく、首元まで裏地を出すことにより肌当たりがよくなっています。
「お父さん、お母さんと一緒じゃないと寝れないよ~」という年頃のお子さんと一緒にキャンプを始める場合には、なかなか心強い寝袋です。

コージーIIを2個買うよりも、ファミリー2in1を1個買うほうが実売価格では安いです。
amazonのカスタマーレビューも非常に評価が高いです。以下、ファミリー2in1 C5のamazonカスタマーレビューより。
- [C10]普段使いにもオススメ!(2022年10月25日):夏のキャンプのために購入しましたが、こちら普段使いに最適!洗えるし、コンパクトになるし、デザインも可愛い!非常時にも持ち出しやすい為、防災用にも全ての布団はアウトドア製品に変えようかな?と思える良品に出会えました。冬は少し寒いので、同じシリーズのもう一段階あったかいバージョンも新たに購入してもいいなと思っているところです。なんせコンパクトになるので保管にもストレスがありません。
- [C5]ファミリーに良き!(2022年12月31日):4人家族で、2つ購入しました。子供たちはなかなかシュラフ内で寝ててくれないのですが、このシュラフは広げて1枚の布団のようにしても使えるので、インフレーターマットの上で、大きな布団2枚にして使っています。厚さも丁度良く、夏の後半で少し夜が冷えるぐらいなら、これだけで十分です。
- C5(快適温度:5℃以上)
- C10(快適温度:10℃以上)
の2種類あります。
「ファミリー2 in1 C10/C5」の購入者レビューと実売価格
フリース イージー キャリースリーピングバッグ C0/C5-[春・秋向け]


- 使用時サイズ:約84×190cm
- 材質:表地/ポリエステル 裏地/ フリース(ポリエステル)、フリース 中綿/ポリエステル
「フリースイージーキャリースリーピングバッグ」は、裏地全面に暖かみのあるフリースを使用したスリーピングバックです。快適温度0度と5度の2モデルがあります。夏には向きませんが、春秋冬メインで使いたい方向けのモデルです。収納が嵩張る(C0:収納時サイズ:約Φ28×41cm)ので、車の積載量を考慮が必要です。
以下、amazonのカスタマーレビューより抜粋。
- [C5] あったかい(2022年11月14日):あったかい。春秋のちょっと寒い日でも全く問題なし。
- [C0]暖かい 可愛い 重たい でかい(2023年2月16日):それなりに暖かいです。(ㅅ' ˘ `) そして可愛いです。(*ˊ˘ˋ*) そして重たいです。('ー`) そして とてもでかい です。(/ᐛ\) 荷物に余裕がある方は良いと思います。
「フリースイージーキャリースリーピングバッグ C0/C5」の購入者レビューと現在の実売価格
コールマン パフォーマーⅢ-[メーカー製で低価格]


コールマンの封筒型の寝袋の廉価モデルです。表地、裏地ともにテロっとしたポリエステル生地になって、コージーIIのような肌触りの良さではありません。
サイズも約 幅80×長さ190cmとなっていて、必要十分な大きさになっています。その分、コージーIIよりも軽量になっています。
使用感よりも、予算を抑えたい方におすすめのモデルです。
以下、パフォーマーⅢ C5のamazonカスタマーレビューより。
- [C10]気温10℃の環境ではまず寒くて耐えられないので注意(2022年6月20日):布団感覚で良い商品なのですが、やはり気温15℃くらいまでが限界でしょうか。気温12℃では毛布と併用しても寒く、中に潜っても無理でした。
- [C5]3シーズン対応で値段相応(2023年1月14日):平地なら10月初旬まで使えます。デザインも好みでした。肌触りはよいですが、化繊なので重くかさばります。
- C5(快適温度:5℃以上)
- C10(快適温度:10℃以上)
- C15(快適温度:15度℃以上)
の3種類あります。
「パフォーマーIII C5/C10/C15」の購入者レビューと現在の実売価格
スノーピーク SSシングル(エントリーパックSS)-[高級感あり]

- サイズ/重量:78×196cm/1.7kg
- 材質:表地/68Dポリエステル、裏地/68Dポリエステル、中綿/ポリエステル
- 快適温度:13度、下限温度:5度
- 収納サイズ:49×38×20cm
スノーピークブランドで人気の3シーズン向け寝袋です。サイズ感(78×196cm)も丁度よく、基本を押さえた作りになっています。コールマン等では、子供が喜ぶようなかわいいポップなデザインが多いですが、こちらは見た目に高級感があり、落ち着いたデザインの寝袋をお探しの方におすすめです。
内側にはスマートフォンなどを入れておくのに便利なポケットが付いています。
また、寝袋は未使用時に押入れ等で長期間保管されますが、この商品は収納ケースに入れるとクッションとして使えます。
キャンプの活き帰りの車内・後部座席のお共にや、自宅の普段遣いなど、宿泊以外でも有効活用できます。
この寝袋を購入レビューを見ると、『アウトドア過ぎないデザインが部屋で使えて便利』など、落ち着いたデザイン性に惹かれて購入された方が多いように感じます。
気になった点として、低評価レビューにファスナーに関する内容が散見されます。(例:ファフナーの噛み合わせが合っていない、ファスナーが締めにくい、など)
また、SSシングルが最初から2個セットになったエントリーパックSSもあります。
以下、amazonのカスタマーレビューより抜粋。
- クッションにもなる寝袋(2022年8月21日):スノーピークのこの寝袋は、同じグレーの四角いカバーに収納されていて、チャックを開けて中身を取り出すと、ふかふかの寝袋が入っています。 寝心地は最高!もちろんマットの上に敷いて寝るのですが、キャンプは夏場はちょっと暑いですが、秋などはちょうど良いかと思います。 また、通常、家の中でも日常使いにも最適です。夏場は、家の中ではさすがに暑いので、少し掛かるくらいに使っています。 使わない時は、クッションがわりに、枕元に置いて置くと便利です。色も派手ではないし気に入っています。 寝袋は3個目の購入ですが、これが一番お気に入りです。
- コンパクトで最低限(2023年3月12日):家でこれを使って寝る機会があったが、寝心地は悪くない。コンパクトで安い割に良いと思った。
参考動画
「スノーピーク SSシングル&エントリーパックSS」の購入者レビューと実売価格


Naturehike 軽量 封筒型750FPダウン寝袋[CW400]-[軽量・コンパクト]


- Mサイズ)210*75cm 収納時φ16*35cm 重量:約910g
- Lサイズ)220*85cm 収納時φ18*35cm 重量:約930g
- 材質:20Ⅾナイロン
Naturehikeのフード付きのダウンの封筒型寝袋です。保温力は、快適温度5℃と記載あり、主に3シーズン向けです。750FP(フィルパワー)の高品質ダウンが使用されています。フード付きの方が寝袋内の熱を保持しやすいため、基本1人でしか使用しない方はこちらの方が向いているかもしれません。おおよそ同程度の保温力の中綿が化繊の寝袋に比べて重量・サイズともに1/2程度です。収納袋はコンプレッションバッグなので、小さく圧縮可能です。
注意点として、個体差があるのか使用時にダウンの匂い(犬の匂いに似ています)が気になる、というレビューがいくつかあります(低評価のレビューの多くがその内容)。ダウンの獣臭は洗濯するとある程度取れますが、そもそもダウンの洗濯はそれなりに手間がかかります。(ダウン寝袋の洗濯方法はこちら)
※経験上3シーズン向けの2~3万円するダウンの寝袋は無臭では無いですが、ほぼ気にならない程度です。
ダウン臭が気になる個体にあたる可能性がある、と理解した上で、荷物を軽量・コンパクトにしたい方向けの寝袋になると思います。(amazonに多数のレビューありますので、ご参考に)
以下、amazonのカスタマーレビューより抜粋。
- 180cm以上の人はLサイズ(2020年12月2日):私に届いた物は臭いも無く、縫製もシッカリした物でした。つるっとした生地で、強度と軽量化のバランスが取れている印象で、肌触りも非常に良いです。モン○ルのダウンハガーと似た感じの生地になっています。私は身長が183cmあるので、Lサイズにして正解でした。顔の部分を絞ると短くなるので、185cm位の人迄ならLサイズでイケそうです。横幅の太さも気になりませんが、寒い時は空間が無い方が良いので220☓75cmが有ればベストでした。私の場合。総合的に非常にコスパの良い商品と言えます。
- マミーと封筒型のいいとこ取りのシュラフです。(2021年3月4日):マミーと封筒型のいいとこ取りの寝袋です。寝相が悪いので手足が自由に動かせ寝返りも出来るので快適です。172センチで80キロと小太りのため、Lを購入しました。少し長いですが、寒さは感じません。臭いも全く気にならず良い買い物をしました。
参考動画
「Naturehike 封筒型750FPダウン寝袋[CW400](M、L)」の購入者レビューと実売価格
大手通販サイトランキング
上記以外にも、さまざまな寝袋が出回っています。
大手通販サイトのamazonや楽天の寝袋・シュラフの人気ランキングのリンクを掲載しておきますので、購入の際の参考にしてみてください。
大手通販サイトの[寝袋・シュラフ本体]人気・売れ筋ランキング


関連ページ
その他、以下の記事もご参考になります☆
① 寝袋・シュラフを購入する前に[重要度:★★★★★]
② 寝袋とマットは2つで1つ![重要度:★★★★★]
③ マットの選び方[重要度:★★★★★]
④ 寝袋に入るときの服装[重要度:★★★★★]
⑤ 用途で選ぶ[重要度:★★★]
⑥ 使用温度で選ぶ[重要度:★★★]
追伸
もし天気が良くて、キャンプ場でゆっくり過ごす時間があれば、外にマットなど敷いて寝転んで空を見上げてみるといいですよ。
ゆっくりと風に揺られる木々
ゆっくりと流れる白い雲
ゆっくりと聞こえる風の音
日々の仕事や生活を抜け出して、自然の癒しにどっぷり浸かってみてください(^^)
谷川岳の雪洞で宿泊
今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。
雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)
雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。
自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。

楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆
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寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。
キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。
『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。
これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。

『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。
テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆
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2020年から世界的にコロナウイルスの影響が落ち着き、ようやく穏やかに?GWシーズンを迎えられそうです☆ 天候にもよりますが、今年のGWは賑わうのでは?と予想しています。昨年でも、関東近郊の人気キャンプ場は予約で満員だったので、今年は予約はお早めに♪