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使用温度で選ぶ(これも重要)

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寝袋(シュラフ)を選ぶときにとても重要なのが、

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使用温度にあった寝袋を選ぶ

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ことです。

 

これはとってもとってもとっても重要です。

 

いざアウトドアフィールドへ行って、寒くて寝れない状況になるのは避けたいですよね。

 

使用温度にあった寝袋を選ぶには、最低気温が何度の状況で使うのかを明確にする必要があります。

 

真夏のキャンプ場に使うのであれば、薄手の寝袋で十分です。

しかし、ゴールデンウィークにもキャンプや登山をするとなると、だいたい0℃くらいに対応した寝袋を用意したほうが良いと思います。

しかも、アウトドアフィールドは断熱材で覆われた家と違い、外気温が睡眠時の周囲温度になります。

そうなると気温も天候により大きく変化します。

私自身、気温が予想以上に低下して夜寝れなかったことが何度もあります。

事前にキャンプする場所の最低気温を確認することを強くお勧めします。

 

あと、寝袋メーカーが公開している保温能力を信用しすぎないほうが良いです。

おそらくメーカーの公開している保温能力は、寝袋がベストの状況(中綿が綺麗に膨らんでいる状況)で算出した値だとおもいます。

実際に使う場面では、小さな収納袋から寝袋を取り出して使うため、中綿のロフトが多少落ちています。

その状況では、なかなかメーカーの公表している保温能力は無いと考えられます。

なので、寝袋の保温能力に5℃くらい余裕を持たせたほうがよいとおもいます。

 

例えば、実際に使う場所の予想気温が10℃だったとすると、保温能力が5℃くらいの寝袋を用意するのがおすすめです♪

 

 

◎まとめ

・使用する場所の予想気温を確認する

・購入しようとしている寝袋をどの時期まで使うか明確にする

・保温能力にだいたい5℃くらい余裕を持たせる

 

 

 

著者PROFILE

この記事を書いた人寝袋選びで大切なこと寝袋とマットは2つで1つ

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著者: Masaki T

2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆

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今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。

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雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)

雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。

自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。

楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆

山岳・登山用の寝袋マットの選び方の基本(無積雪期)

寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。

キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。

『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。

これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。

登山ルート上のキャンプ場・テント場

『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。

テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆