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藤原喜明vs本物の熊の衝撃映像|今ではあり得ない“伝説のテレビ企画”

藤原喜明vs本物の熊の衝撃映像|今ではあり得ない“伝説のテレビ企画”

「藤原喜明 VS 熊」というフレーズを聞くだけで、思わずザワっとする人も多いかもしれません。プロレスファンのあいだでは、いまでも「テレビ史上もっとも無茶な企画のひとつ」として語り継がれている出来事です。

この記事では、

  • そもそもどんな企画だったのか
  • カナダの現場で何が起きていたのか
  • なぜここまで「伝説」になったのか
  • 今の感覚から見て、どこに問題があったのか

といったポイントを、落ち着いた目線で整理していきます。

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たまたまYoutubeでこの動画を発見し、唸り声を上げ続ける本物の熊と対峙している様子にビックリしました。。。

目次

「藤原喜明vs熊」の映像

「藤原喜明vs熊」の映像がYoutubeに残っています。若き日の出川さんも映っています。

「藤原喜明vs熊」の映像

「藤原喜明vs熊」の振り返り


「藤原喜明vs熊」とはどんな企画だったのか

藤原喜明vs本物の熊の衝撃映像|今ではあり得ない“伝説のテレビ企画”

1994年・TBS系「爆裂!異種格闘技TV」の一企画

一般に「藤原喜明vs熊」と呼ばれる映像は、
1994年にTBS系で放送されたバラエティ番組「爆裂!異種格闘技TV」内の企画として収録されたものだとされています。

  • 演出:テリー伊藤氏が手掛けたバラエティ色の強い番組
  • コンセプト:さまざまな「異種格闘技」をテレビ的に見せる企画群
  • その中の一つとして「プロレスラー vs 本物の熊」が組まれた

文字にするとインパクトがありますが、当時のテレビは今よりもずっと“攻めた”企画が多く、視聴率を取るためにギリギリのラインを狙う風潮が強かった時代です。

対戦カード:人間 vs 本物の熊

対戦の舞台は、カナダの山奥に設置された特設ケージ。

  • 場所:カナダの森林地帯(詳細な位置は非公開)
  • シチュエーション:金網で囲われたケージの中に熊を入れ、その中へ藤原喜明が入って対峙
  • 熊の呼び名:資料によっては「カナディアン・デビル」というニックネームで紹介されることもある

番組側は「サーカスで使われている、調教された熊」といったニュアンスで説明していたとされ、
“ショーとして成立する範囲の危険度”で収めるつもりだったようです。


藤原喜明というレスラー

関節技の鬼・“組長”の異名

藤原喜明は、新日本プロレスやUWFなどで活躍した名レスラーで、
「関節技の鬼」「組長」といった異名でも知られています。

  • アントニオ猪木の弟子としてキャリアをスタート
  • シュート色の強い関節技・グラウンドテクニックに長ける
  • 強面の風貌から、Vシネマでは本物さながらの“組長役”を多数務める

リング上での説得力あるファイトスタイルと、
バラエティで見せる“コワモテなのにどこか愛嬌のあるキャラクター”が、当時のお茶の間でも人気を集めていました。

その「怖そうだけど本当に強い男」というイメージが、
この“熊との対決企画”に直結していったと考えられます。


なぜ「熊」と闘うことになったのか

fujiwara vs kuma1 藤原喜明vs本物の熊の衝撃映像|今ではあり得ない“伝説のテレビ企画”

「サーカスの熊だから安全」のはずが…

後年のインタビューやトークイベントなどで、藤原本人はこの企画について何度も振り返っています。そこでは、番組側の説明としておおむね次のような話が出てきます。

  • 「サーカスで使っている熊だから大丈夫」
  • 「ちゃんと調教されているから危なくない」
  • 「何かあってもすぐ止めるから安心してほしい」

ところが、実際に現地に着いてみると状況はかなり違っていたとされています。

冬眠期直前の“いちばん気が立っている時期”

記事・インタビューによれば、この収録は11月30日ごろにおこなわれており、
熊にとっては冬眠期に入るタイミング、つまりもっとも気が立ちやすいシーズンだったと語られています。

飼育担当者からは、

  • 「春〜夏のあいだは“おとなしいペット”のように見える」
  • 「でも、冬眠前から冬眠期は性格が一変して凶暴になる」

といった説明が、笑い話のようなテンションで告げられたというエピソードも紹介されています。

藤原本人も、「聞いていた話とぜんぜん違う」「冬眠前の熊を叩き起こしたから、最初から機嫌が悪かった」と、かなり強い口調で振り返っています。


カナダのケージの中で何が起きたのか

藤原喜明vs本物の熊の衝撃映像|今ではあり得ない“伝説のテレビ企画”

ここからは、放送映像や各種記事・本人談をもとに、できるだけ刺激を抑えた形で流れを整理します。

登場した時点で、すでに熊はピリピリした様子

  • 熊はケージの中を落ち着きなく歩き回り、低い唸り声を上げていた
  • その様子を見た藤原は、「今日はおかしいな」と違和感を覚えたと語っています

本来ならここで「今日はやめよう」という判断があってもおかしくありませんが、
撮影には多額の費用がかかっており、現場全体が「何としても成立させよう」というムードになっていたと伝えられています。

熊の突進と、プロレスラーの吹き飛び方

映像や関係者の記述を踏まえると、ケージ内ではおおむね次のようなことが起きていたとされています。

  1. 藤原がケージに入り、距離を取りながら構える
  2. 熊が低い体勢から一気にタックルのような動きで突っ込む
  3. そのたびに藤原の身体が、プロレスの受け身を超えた勢いで吹き飛ばされる
  4. 何度かの攻防のなかで、組みつかれたり、押し倒されるような場面もあった

「プロレスラー VS 熊」というと、どこかフィクションめいたイメージが浮かびますが、
実際に映像を見ると“野生のパワーに人間が押しつぶされかけている図”に近く、笑って見ていられるシーンではないという声も多くあります。

現地スタッフによる強制ストップ

あまりの危険性を見て、現地スタッフや関係者が「これ以上はまずい」と判断し、
途中で撮影は打ち切りになったとされています。

藤原自身も、「あと一度同じ突進を受けていたら本当に危なかった」といった趣旨のコメントを残しており、
笑い話では済まないレベルのヒヤリハットだったことがうかがえます。


本人の口から語られる“あの時の恐怖”

fujiwara vs kuma 1 藤原喜明vs本物の熊の衝撃映像|今ではあり得ない“伝説のテレビ企画”

「テリー伊藤にだまされてカナダに連れて行かれた」

講談師やインタビュアーとの対談のなかで、藤原はこの企画を振り返り、
「テリー伊藤にだまされてカナダに連れて行かれて、ひどい目に遭った」と冗談交じりに語っています。

  • 調教済みで“安全”と聞かされていたこと
  • 冬眠期に入る熊の危険性を後から知ったこと
  • ケージの鍵がしっかり閉まっていて、万一のときにすぐ助けられる状態ではなかったこと

などを思い出しながら、
「冷静に考えるとかなり無茶な企画だった」と率直に認めています。

「人間は熊には勝てない」

Number Webなどのインタビューでは、藤原は
「人間は熊には勝てません」という強い言葉を残しています。

この一言には、

  • プロレスラーとして極限の現場を経験してきた自負
  • それでもなお“次元が違う存在”として熊を見ざるを得なかった実感
  • 運よく生きて戻れたという、安堵と反省

といった、複雑な感情が込められているように感じられます。


なぜ今でも「伝説」なのか

ゴールデンタイムで放送された“危なすぎる企画”

この映像が語り継がれる最大の理由は、

  • 「ゴールデンタイムのバラエティ」で
  • 「本物の熊と生身で組み合う映像」が流れた

という、現在の感覚からするとほとんど信じがたい事実にあります。

映像そのものももちろん衝撃的ですが、

よくこれを企画して、
よく海外ロケまで行って、
よくオンエアまでこぎつけたな……

という制作側の“攻めすぎた姿勢”に対して、半ば呆れや驚きも含めて語られるケースが多い印象です。

公式ではほとんど再利用されない「封印映像」的な立ち位置

この企画のVTRが、公式に再放送・配信されるケースは非常に限られています。

  • 動物愛護・コンプライアンスの観点
  • タレントの安全配慮の観点
  • 現在の視聴者感覚とのギャップ

を考えると、局としても積極的に再使用しづらい素材だと推測されます。

一方で、YouTube や Dailymotion には、当時の映像の一部やダイジェストがアップロードされていることがあり、

  • 「Yoshiaki Fujiwara vs. A Wild Bear」
  • 「藤原喜明 vs 熊」

などのキーワードで検索すると、視聴できる場合があります(ただし削除・年齢制限などの可能性あり)。

その“半分封印映像”のようなレア感も、伝説性を高めている要因と言えそうです。


現代の視点から見たときの問題点

人間の安全面:明らかに許容範囲を超えたリスク

現在の安全基準から見ると、

  • 熊のコンディション(冬眠期直前で神経質)
  • ケージの構造や避難導線
  • 止めに入るスタッフの準備体制

などを総合して、人命に関わるレベルの危険があったと言わざるを得ません。

仮に大きな事故が起きていたら、
番組そのものだけでなく、局や関係者のキャリアに壊滅的な影響が出ていた可能性も高いでしょう。

熊にとっても良い企画ではなかった

この企画は、人間側だけでなく熊側にとってもストレスの大きい内容でした。

  • 冬眠期のデリケートなタイミングで無理やり起こされる
  • 照明・撮影クルー・歓声など、動物にとっては異常な環境
  • ケージ内で、慣れない動き方を強いられる

近年は世界的に、レスリング・ベアを含む「動物を使った危険なショー」は批判の対象になっており、
この企画もその延長線上にあると考えられます。


アウトドア目線で見た「人間 vs 熊」の現実

山や森での熊との関係を考えると、この企画から学べるポイントははっきりしています。

そもそも「戦う」という発想を捨てる

  • 成獣の熊は、体重もパワーも人間とは比べ物になりません
  • 格闘技のエキスパートであっても、「人間は熊には勝てない」と結論づけている現実があります

アウトドアの現場では、

  • 熊と遭遇しないための行動計画
  • 生息域を理解したうえでのルート選び
  • 食べ物やゴミの管理

といった“戦わないための準備”が基本です。

どうしてもリスクがあるフィールドでは

地域によっては、熊鈴やベアスプレーなどの装備が推奨されるケースもありますが、

  • あくまで「最後の保険」であり
  • 「熊を倒すための武器」ではなく
  • 人と熊双方の被害を最小限にするための手段

という位置づけで考えられています。

「人間が熊と“戦う”」発想は、テレビの中のフィクションであっても、
現実の山では絶対に持ち込むべきではないマインドと言えます。


まとめ:伝説は伝説として、現実には活かす学びもある

藤原喜明vs熊の衝撃映像は、

  • 1990年代のテレビだからこそ成立してしまった、極めて危険なバラエティ企画
  • プロレスラーのタフさと運に支えられて、たまたま大事故を免れた出来事
  • 今となっては「笑い話」ではなく、「二度と繰り返してはいけない教訓」として語られるべき事例

とまとめられそうです。

動画サイトでたまたまこの映像を目にすると、
その迫力や危うさに、思わず息を飲んでしまうかもしれません。

ただ、そのときに頭の片隅に置いておきたいのは、

  • 人間は熊には勝てない
  • 自然や野生動物に対しては、距離を取ることが最大のリスペクト

という、とてもシンプルな事実です。

伝説の映像を「昔はこんなこともやっていた」と笑うだけでなく、
今の時代に生きる自分たちが
「自然とどう向き合うのか」「どこに一線を引くのか」
を考えるきっかけにできると、この企画の意味合いも少し変わって見えてくるかもしれません。

関連リンク

熊撃退スプレーのよくある質問

撃退スプレーの選び方と購入

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スペック的にも実績的にも「カウンターアソールト CA290 ストロンガー」が最強だと思います。詳しくは下記ページをご参照。

売れている人気の熊撃退スプレーはどれですか?
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安い熊スプレーでも大丈夫ですか?
【注意】安い熊撃退スプレーで大丈夫!?模造品にご注意ください

熊スプレーの法整備がされていない日本では、近年、関係者の中で「熊スプレーの模造品」を懸念する声が上がっています。

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実際に遭遇した時に効果が期待できない・実践的ではない熊スプレーも販売されていて、安価な傾向があります。

熊撃退スプレーはどこで購入できる?
熊撃退スプレーはどこで売ってる?実店舗と通販のメリット・デメリット

オンラインショップでの取扱は実質amazonでの販売が多くを占めています。実店舗では、アウトドアショップやホームセンター等で購入可能です。

詳しくは下記ページをご参照ください。

熊撃退スプレーの成分と仕様

熊撃退スプレーの成分は何?
熊撃退スプレーの主な成分とその役割

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カプサイシノイド濃度 が最大で2%なのはなぜですか?
熊撃退スプレーの主な成分とその役割

米国環境保護庁(EPA)登録製品では総カプサイシノイド濃度 1〜2% が標準とされています。これは人体に対する非致死性と、野生動物に対する即効的な忌避効果のバランスを取った値であり、2%を超える処方は規制対象となり一般流通しません。

熊撃退スプレーの効果と必要性

熊撃退スプレーって本当に必要?

その昔は仕事や研究調査で積極的にクマの生息域に入る方が携行するものでした。ところが近年は里山・市街地にも出没し被害が多くなる年もあり、出没頻度が多い地域では市町村がクマ撃退スプレーを推奨し、補助金がでている地域もあります。

熊スプレーは効果ある?助かった人はいない?
熊撃退スプレーは本当に効果がある?科学的根拠と限界

熊スプレーの先進国の米国でも日本でも助かった実例が複数報告されています。

熊撃退スプレーを使えば万が一襲われても助かりますか?

熊の専門家の方は「100%はないけれど90%助かる」と言われています。

過去、業務で9回襲われてますが、通常の5倍~10倍激しく攻撃してきた熊でも熊スプレーで撃退できた(以下の動画をご参照)

殺虫剤や自作スプレーが熊スプレーの代用になりますか?
熊スプレーの代用品(殺虫剤/催涙スプレー)と自作スプレーは高リスク!

結論として、殺虫剤(スズメバチ等)や自作では専用設計された熊スプレーと同等の効果は期待できないです。詳しい理由は、下記ページにまとめました。

熊撃退スプレーの使い方

熊が近づいてきた時、熊撃退スプレーはどの距離で噴射したらよいですか?

5m~3m程度まで引き付けて噴射するのが推奨、と言われています。熊撃退スプレーのスペックは無風状態での測定値で、現実には風の影響を受けますので、確実に熊に届く距離が5m~3m程度と言われています。

10mだと風で飛ばされて効果がありません。5m,3m,2mと段階的に噴射します。最初の5mの距離での噴射でほとんどの熊が逃げます。

冬季は噴射力が落ちる?

気温0 °C付近でガス圧低下が起きます。内ポケット携行で温度を保つのを推奨します。

熊に熊撃退スプレーを噴射している動画はありますか?
bear spray used 藤原喜明vs本物の熊の衝撃映像|今ではあり得ない“伝説のテレビ企画”

海外に実際に噴射している様子の動画が複数あります。

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最近はAI生成の架空動画もありますので、投稿日の古いものをピックアップしました。

熊がどのように人間に近づいてくるかわかります。

熊が木に登ってるのはちょっと怖いですね。

熊が淡々と近づいてくる

熊が少しずつ距離を縮めてくる

熊撃退スプレーの取り扱いと注意事項

人間にご誤噴射したらどうなる?
人間に熊撃退スプレーは危険!誤噴射リスクと具体的な事故例と応急処置

猛獣対策の熊撃退スプレーは対人用の護身用の催涙スプレーの何倍も強力な劇薬です。噴射物が僅かに目に入る・皮膚に付着するだけで数時間の痛みが続くようです

緊急時でも周囲に人がいる状況での使用も最大限の配慮が必要で、安易に噴射して自分にかかって動けなくなった例もあるようです。

誤噴射や被爆による応急処置

  • 内容物が目に入った場合:すぐに流水で15分以上やさしく洗眼し、コンタクトレンズは5分以内に取り外す。
  • 皮膚や衣服に付着した場合:衣類を脱ぎ、ただちに流水で15分以上洗い流す。
  • 症状が改善しない場合は本製品を持参のうえ医療機関を受診する

海外や日本での誤噴射事故も複数件あります。

熊撃退スプレーが目に入ると失明しますか?
熊スプレーと失明のリスク:米国における規制と医学的見地からの詳細解説

熊スプレーの先進国の米国では情報が蓄積されており、結論としては、米国の医学的見解に基づいても、熊スプレーが永久的な失明を引き起こす可能性は「極めて稀」と言われています。

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誤曝露後の米国の救急医療における最重要の対処は、「絶対にこすらない」ことと、「最低15分間の徹底的な洗浄」となっているようです。

熊スプレーは飛行機で運べますか?
【最新】熊スプレーの飛行機・郵送・北海道遠征の持ち運びルールと注意点

スプレー缶は飛行機で荷物として運べません。例えば、東京から北海道まで行く場合は、熊撃退スプレーは「現地で購入」か「手持ちのスプレーを陸送」が必要になります。

使用期限切れは使える?

刺激成分が劣化し効果が落ちる恐れがあるため推奨されていません。

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多くの熊スプレーの使用期限は3~4年程度です。

使用期限の切れた熊撃退スプレーの処分方法は?

万が一用ですので、全く使用せずに使用期限を過ぎるケースがほとんどだと思います。

熊撃退スプレーは劇薬ですので、僅かに成分が目や皮膚に付着するだけで痛みが生じます。安全に処分する方法が公開されていますので、下記ページにまとめました。

熊に関する知識と対策

熊が出没による人身被害の多い都道府県はありますか?

環境省の資料によると、2019年~2024年の熊による人身被害件数が多い都道府県トップ5は、北海道、青森県、岩手県、秋田県、新潟県、福島県、長野県がほぼ占めています。

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本州はツキノワグマですが、北海道はより巨体のヒグマで気性も荒いと言われています。

熊鈴と併用すべき?

クマと出会わない対策が第一。鈴・ラジオで存在を知らせ、スプレーは最終手段です。

クマの専門家の方曰く熊鈴の効果は

  • 無風の開けた場所で最大300 m。
  • 強風・沢音・密林では大幅に減衰。
  • 「威嚇」ではなく“こちらの存在を知らせる手段” と割り切る。

と言われています。熊鈴は鈴型ではなく、音の大きなベル型が推奨です。

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ただ、『過去に人を襲って食べた熊は熊鈴の音を聞くと逆に寄ってくる』という話もあり、過去にそういう事件があって解決していない山域では熊鈴は避けたほうが良いという意見もあります。

熊に遭遇した時の対処法ってあるの?
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約50年クマ研究されてきた日本ツキノワグマ研究所 米田一彦さんの『熊に遭遇した時の対処法』の動画(約35分)が非常に有用です!

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