熊撃退スプレーは、唐辛子抽出物であるカプサイシノイドを主要有効成分としており、粘膜や眼に強烈な刺激を与えて熊の突進を数秒で停止させます。濃度は1〜2%に設計され、非致死性と即効性のバランスが取られています。噴霧を安定させるためにエタノールやPEGなどの溶剤が配合され、これらが霧状パターンを保ちつつ揮発して刺激粒子を拡散させます。また、窒素やHFC-134aなどの推進剤が射程と粒径を最適化し、紫外線染料や苦味剤といった補助成分が安全管理をサポートします。さらに、酸化防止剤が辛味低下を防ぎ、缶内腐食を抑制することで4〜5年の使用期限を確保。CO₂や窒素などで気温差に強い圧力を維持し、冬の低温や高所でも射程を保ちます。環境への影響を減らすため、オゾン破壊係数ゼロの代替フロンや生分解性染料を採用するモデルも増えています。

熊撃退スプレーはこれらの成分が一体となり、携行者を守りつつ熊の被害を最小化する仕組みです。
クマ撃退スプレーは劇物です。使い方・注意点・熊との実践における使用方法・廃棄方法などの事前学習が大切です。熊対策の専門家・プロの発信情報を踏まえて情報を記載しています。
記事のポイント
- 有効成分:カプサイシノイド(Capsaicinoids)
- 溶剤(キャリア)
- 推進剤
- 補助成分
- 代表的な製品の成分比率(参考値・拡充版)
- 成分と安全性(詳細強化版)
- 使用期限と保管(拡充版)
1. 有効成分:カプサイシノイド(Capsaicinoids)


- 主成分はカプサイシンおよび関連カプサイシノイドです。これらは唐辛子に含まれる辛味成分で、哺乳類の粘膜や眼球のTRPV1受容体を強烈に刺激し、瞬時に痛覚・熱覚を引き起こします。
- 米国環境保護庁(EPA)登録製品では総カプサイシノイド濃度 1〜2% が標準とされています。これは人体に対する非致死性と、野生動物に対する即効的な忌避効果のバランスを取った値であり、2%を超える処方は規制対象となり一般流通しません。
- 唐辛子由来の Oleoresin Capsicum(OC) 抽出物に含まれる主要カプサイシノイドは、カプサイシン・ジヒドロカプサイシン・ノルジヒドロカプサイシノイド・ホモカプサイシンなど5種類で構成されます。これらは合算して Scoville Heat Units(SHU) と呼ばれる辛味指数で定量化され、熊撃退スプレーでは200万~350万SHUが一般的です。
- SHUが高いほど瞬間的な痛覚は強いものの、揮発性と比重も関与するため「濃度だけでなく粒径と持続時間の総合設計が重要」と専門家は指摘します。
- 近年は純度を高めた「PAVA(ペリペロニルバナニルアミド)」を添加し、低温環境でも沈殿しにくい処方を採るメーカーも登場しています。
2. 溶剤(キャリア)
OC を均一に溶かし、噴霧パターンを安定させる媒介成分です。溶剤の選択は射程・ミスト粒径・可燃性の有無に直結し、ユーザーの安全を左右します。
- イソプロパノール/エタノール:揮発性が高く、霧化しやすい。噴射後すぐに揮発してOC粒子だけが空中に残るため、目・鼻への到達効率が高まります。ただし高温時は気化膨張が大きく、缶内部圧の急上昇を招くことがあるため40 ℃以上の環境での保管には注意が必要です。
- ミネラルオイル・植物油:OC を沈殿させず、保護膜を形成。油性成分が粘膜に薄い膜を作ることで刺激を長時間持続させる効果が期待できます。植物由来の脂肪酸エステルを組み合わせて粘度を微調整する処方も増えており、環境負荷低減と生分解性向上がトレンドになりつつあります。
- ポリエチレングリコール(PEG):粘度を調整し、噴霧の飛散範囲を最適化。分子量の異なるPEGをブレンドすることで低温流動性と常温の付着性を両立させるのが最近の技術的潮流です。またPEGはOC結晶の沈殿を抑制する分散剤としても機能し、噴射パターンが経年劣化でムラになるのを防ぎます。
- t‑Butyl Acetate や MIBK(メチルイソブチルケトン) など、VOC規制適合型の溶剤を部分的に採用し揮発スピードを細かくコントロールするハイブリッド処方も報告されています。
3. 推進剤
熊撃退スプレーの射程・噴霧形状を決定づけるのが推進剤です。ガスの種類によって沸点、膨張係数、粘性係数が異なり、結果として「噴射安全温度域」「飛距離」「ミスト粒径」が大きく変わります。ここでは主要3種に、近年研究が進むハイブリッド方式を加え詳細に比較します。
推進剤 | 主な特徴 | 採用例 |
---|---|---|
窒素(N₂) | 不活性で温度変化に強い。-20 ℃でも缶圧が安定し、内容量に対して60–70 %のガスチャージで最大射程を確保可能。高地でも沸点が変化しにくく、登山用途と相性が良い。 | UDAP、Frontiersman |
二酸化炭素(CO₂) | 放出時に急速冷却され、霧粒径が微細化するため噴霧距離が長い。反面、気温10 ℃以下で圧力低下が顕著。コストが安く、ULモデルで多用される。 | Guard Alaska |
HFC‑134a | 代替フロンでオゾン破壊係数ゼロ。気化潜熱が小さく低温時の性能低下が少ない。ミストが球状になりやすく視覚遮断効果が高いが、温室効果ガスとしてのGWPが課題。 | Counter Assault |
N₂/CO₂ハイブリッド | 初動圧力を窒素が担い、遠射フェーズをCO₂の昇華エネルギーで補強。低温・高温双方への適応幅を広げる次世代方式。 | 欧州新興メーカー試験モデル |
圧縮空気(CAIR) | トレーニング・ダミー缶で使用。非可燃・低コストながら圧力が低く、実戦缶には採用例が少ない。 | 練習用インアート製品 |
推進剤選択のポイント
- 気象条件:冬季北海道なら窒素、夏季低山ならCO₂が伸びる。
- 環境配慮:脱フロンの流れから、GWPの低い窒素・CO₂へ移行傾向。
- メンテナンス性:窒素缶はバルブが錆びにくく、長期保存で圧力減衰が緩やか。
- ユーザー体験:CO₂は噴射音が大きく心理的威嚇効果を補助、HFC‑134aは静音で夜間の誤発見リスクが低い。
コラム:推進剤と高度 富士山頂(3,776 m)では気圧が0.65 気圧まで下がり、CO₂缶の内圧も約30 %低下します。窒素充填モデルは気圧変動の影響が相対的に小さいため、高所登山者に好まれる傾向があります。
4. 補助成分
補助成分は噴霧の視認性・安全性・安定性を高める“影の立役者”です。近年はユーザビリティ向上や環境配慮の観点から多彩な改良が重ねられています。
- 紫外線発光染料(UV Dye):噴射範囲をブラックライトで可視化し、訓練用ターゲットに付着した箇所を後から確認できる。実戦後の自己評価や法的証拠保全にも役立つ。
- 最新モデルでは植物由来蛍光体を採用し、分解時間を従来比30 %短縮。
- 苦味剤(デナトニウム・ベンゾエート等):世界一苦い化合物として知られ、ppmオーダーで添加。人やペットの誤飲を防止するだけでなく、クマが舐め取ろうとする行動を抑制するダブル効果を持つ。
- 近年は苦味に加え強烈な臭覚刺激を与える天然テルペンを組み合わせ、より早い学習効果を狙った製品も登場。
- 酸化防止剤・防腐剤(BHT、トコフェロールなど):OC抽出物は酸化劣化で辛味が低減するため、脂溶性抗酸化剤が不可欠。さらに缶内部の金属腐食を防ぐキレート剤を併用し、耐用年数を4年→5年へ延長したモデルもある。
- 粘度調整剤(シリカ微粉末):沈降防止と噴霧パターン安定化を兼ねる。シリカが網目構造を形成し、振動時に流動化する“チキソトロピー”を利用。
- 消泡剤(ジメチルポリシロキサン):連続噴射時に生じるフォームを抑え、ノズル詰まりを防止。特にCO₂缶で顕著な冷却泡立ちを改善する。
- 香料マスキング剤:OC独特の刺激臭を軽減し、保管中に室内へ充満する二次被害を抑える目的で微量添加されることがある。
TIPS:補助成分は製品ごとに“企業秘密”とされる場合が多いが、EPA登録ラベルのSDS(安全データシート)を確認すると一般名で掲載されていることがある。 (※既存内容省略)
5. 代表的な製品の成分比率(参考値)
製品名 | 有効成分濃度 | 推進剤 | 内容量 | 射程 | 噴射時間 | SHU目安 |
Counter Assault CA-18H | 2.0 % CRC | HFC‑134a | 295 g | 10 m | 9 s | 3,200,000 |
Frontiersman 225 g | 2.0 % CRC | N₂ | 225 g | 9 m | 8 s | 2,000,000 |
UDAP #12HP | 2.0 % CRC | N₂ | 260 g | 9 m | 7 s | 3,000,000 |
Guard Alaska | 1.34 % CRC | CO₂ | 227 g | 6 m | 7 s | 2,000,000 |
Body‑Guard BEAR | 1.3 % CRC | CO₂ | 280 g | 7 m | 8 s | 1,800,000 |
SABRE Wild MAX | 2.0 % CRC | N₂ | 325 g | 10 m | 10 s | 2,000,000 |
Mace Bear Spray | 1.76 % CRC | N₂ | 260 g | 8 m | 6 s | 2,400,000 |
PepperPower Pro | 2.0 % CRC | HFC‑134a | 300 g | 9 m | 8 s | 3,100,000 |
射程と噴射時間 はメーカー公式データを引用。実測では気温・風速により最大20 %前後の乖離が報告される。
5.1 表の読み解きポイント
- 濃度とSHUは必ずしも比例しない:抽出純度や測定基準で差が出るため、2 %濃度でもSHUが低い場合がある。体感刺激はSHUの方が近い指標。
- 内容量が同じでも噴射時間は異なる:ノズル径とバルブ流量設定が異なるため。長時間噴射できるモデルはパニック時のリカバリーがしやすい。
- 推進剤と射程の相関:HFC‑134aと窒素は9 m前後、CO₂は冷却収縮の影響で射程が短めになる傾向。
6. 成分と安全性
- いずれの成分も熊の生命を奪うことなく、一時的に視覚・呼吸器を強烈に刺激し行動を制限します。実験データではカプサイシン曝露後15 分以内に自発的後退が確認され、30 分で活動再開するケースが多数報告。
- 人への影響:誤噴射時は激しい咳嗽と灼熱感が生じるが、角膜損傷を残す例は稀。生理食塩水での洗眼を15 分以上行い、症状が60 分以上続く場合は医療機関へ。
- 可燃性溶剤 を含む製品は火気厳禁。高濃度エタノール基剤モデルは焚火の火の粉で引火の恐れがあるため注意。
- 推進剤が低温や経年劣化で減圧すると射程が短くなるおそれがあります。特にCO₂缶は−10 ℃で初速が30 %低下する試験結果があるため、冬季利用者は窒素やHFC‑134aモデルが無難。
- 航空輸送規制:IATA危険物規則では「Class 9 UN1950 Aerosols, irritant」扱いで完全禁止。山岳遠征では現地購入または陸路搬送が必須。
- 法規制:日本国内では猟銃等所持許可が不要だが、自治体により公園・自然公園内での携行を規制する条例が存在する。購入前に居住地域の条例確認を推奨。
7. 使用期限と保管
- 一般的な使用期限は 製造後4年程度 とされていますが、最新モデルでは防錆コーティング缶と改良パッキン採用で5年保証を掲げるメーカーも登場。
- 温度と湿度:−20 ℃〜50 ℃の範囲で性能保証する製品が主流。高温車内(真夏60 ℃超)はシール不良・破裂事故の恐れがあるため絶対に放置しない。
- 缶錆と内容物分離のチェック方法:①振ってチャップチャップ音がするか②ノズルを軽く押して試射ミストが滑らかか。月1の簡易チェックを推奨。
- 廃棄方法:未使用缶は各自治体のスプレー缶廃棄ルールに従い、穴あけ不可の地域が増加。使い切った空缶は中身を完全放出後、資源ごみとして処分する。
- 保管ケース:樹脂ライナー付きアルミケースや難燃シリコン製ホルスターに入れると輸送時の衝撃や高温を緩和できる。
注意:具体的な濃度・内容量はメーカーやモデルによって異なるため、必ず製品ラベルを確認してください。
熊撃退スプレーのよくある質問
熊が出没による人身被害の多い都道府県はありますか?
環境省の資料によると、2019年~2024年の熊による人身被害件数が多い都道府県トップ5は、北海道、青森県、岩手県、秋田県、新潟県、福島県、長野県がほぼ占めています。
本州はツキノワグマですが、北海道はより巨体のヒグマで気性も荒いと言われています。北海道は地域によってはヒグマ出没が頻度が多く社会問題になっています。


熊鈴と併用すべき?
クマと出会わない対策が第一。鈴・ラジオで存在を知らせ、スプレーは最終手段です。
クマの専門家の方曰く熊鈴の効果は
- 無風の開けた場所で最大300 m。
- 強風・沢音・密林では大幅に減衰。
- 「威嚇」ではなく“こちらの存在を知らせる手段” と割り切る。
と言われています。熊鈴は鈴型ではなく、音の大きなベル型が推奨です。
ただ、過去に人を襲って食べた熊は熊鈴の音を聞くと逆に寄ってくるという話もあり、過去にそういう事件があって解決していない山域では熊鈴は避けたほうが良いという意見もあります。
熊撃退スプレーの成分は何?


主成分はカプサイシンおよび関連カプサイシノイドでOC(Oleoresin Capsicum)と呼ばれます。これらは唐辛子に含まれる辛味成分で、哺乳類の粘膜や眼球のTRPV1受容体を強烈に刺激し、瞬時に痛覚・熱覚を引き起こします。
OCは溶剤(水溶性と油性がある)に溶かされ、ガス(窒素or二酸化炭素or代替フロンなど)と共にスプレー缶に詰めれれています。


最強の熊撃退スプレーはどれですか?





スペック的にも実績的にも「カウンターアソールト CA290」が最強だと思います。詳しくは下記ページをご参照。


売れている人気の熊撃退スプレーはどれですか?





価格が手頃でコンパクトな『ポリスマグナム B-609』が非常に人気です。ただしヒグマは非対応です。詳しくは下記ページをご参照。


カプサイシノイド濃度 が最大で2%なのはなぜですか?
米国環境保護庁(EPA)登録製品では総カプサイシノイド濃度 1〜2% が標準とされています。これは人体に対する非致死性と、野生動物に対する即効的な忌避効果のバランスを取った値であり、2%を超える処方は規制対象となり一般流通しません。


熊に遭遇した時の対処法ってあるの?



約50年クマ研究されてきた日本ツキノワグマ研究所 米田一彦さんの『熊に遭遇した時の対処法』の動画(約35分)が非常に有用です!
冬季は噴射力が落ちる?
気温0 °C付近でガス圧低下が起きる。内ポケット携行で温度を保つと良い。
人間にご誤噴射したらどうなる?


猛獣対策の熊撃退スプレーは対人用の護身用の催涙スプレーの何倍も強力な劇薬です。噴射物が僅かに目に入る・皮膚に付着するだけで数時間の痛みが続くようです
緊急時でも周囲に人がいる状況での使用も最大限の配慮が必要で、安易に噴射して自分にかかって動けなくなった例もあるようです。
誤噴射や被爆による応急処置
- 内容物が目に入った場合:すぐに流水で15分以上やさしく洗眼し、コンタクトレンズは5分以内に取り外す。
- 皮膚や衣服に付着した場合:衣類を脱ぎ、ただちに流水で15分以上洗い流す。
- 症状が改善しない場合は本製品を持参のうえ医療機関を受診する
海外や日本での誤噴射事故も複数件あります。


熊撃退スプレーって本当に必要?
その昔は仕事や研究調査で積極的にクマの生息域に入る方が携行するものでした。ところが近年は里山・市街地にも出没し被害が多くなる年もあり、出没頻度が多い地域では市町村がクマ撃退スプレーを推奨し、補助金がでている地域もあります。




熊に熊撃退スプレーを噴射している動画はありますか?
海外に実際に噴射している様子の動画がありました。熊が木に登ってるのはちょっと怖いですね。
熊スプレーは飛行機で運べますか?
スプレー缶は飛行機で荷物として運べません。例えば、東京から北海道まで行く場合は、熊撃退スプレーは「現地で購入」か「手持ちのスプレーを陸送」が必要になります。
以下の動画で輸送方法について解説されていて、参考になります。
熊撃退スプレーを使えば万が一襲われても助かりますか?
熊の専門家の方は「100%はないけれど90%助かる」と言われています。
過去、業務で9回襲われてますが、通常の5倍~10倍激しく攻撃してきた熊でも熊スプレーで撃退できた(以下の動画をご参照)
熊が近づいてきた時、熊撃退スプレーはどの距離で噴射したらよいですか?
5m~3m程度まで引き付けて噴射するのが推奨、と言われています。熊撃退スプレーのスペックは無風状態での測定値で、現実には風の影響を受けますので、確実に熊に届く距離が5m~3m程度と言われています。
10mだと風で飛ばされて効果がありません。5m,3m,2mと段階的に噴射します。最初の5mの距離での噴射でほとんどの熊が逃げます。
使用期限切れは使える?
刺激成分が劣化し効果が落ちる恐れがあるため推奨されていません。
使用期限の切れた熊撃退スプレーの処分方法は?
万が一用ですので、全く使用せずに使用期限を過ぎるケースがほとんどだと思います。
熊撃退スプレーは劇薬ですので、僅かに成分が目や皮膚に付着するだけで痛みが生じます。安全に処分する方法の動画がモンベルで紹介されていましたので、下記動画をご参考にしてください。


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