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【2025年】ミレー サースフェーNXジップ 30 の実力は?特徴&注意点を徹底解説レビュー!

ミレー サースフェーNXジップ 30 の実力は?徹底解説レビュー!

登山ザックの永遠のスタンダード、ミレー「サースフェー」。その最新モデル「サースフェー NX ジップ 30(SAAS FEE NX ZIP 30)」は、長年培われた信頼と革新性が見事に融合した逸品です。日帰りから小屋泊まで、あらゆるシーンで登山者を優しく支えるその魅力に迫ります。

mt 【2025年】ミレー サースフェーNXジップ 30 の実力は?特徴&注意点を徹底解説レビュー!

サースフェーNXジップ30は重量約1.15kg、容量30Lのミドルクラスザックです。耐久撥水コーデュラ®ナイロンと広いジップオープンで雨天時も荷物に素早くアクセス可能。背面長調整機構と3層エアパッドで汗抜けが良く、日帰り〜山小屋1泊向けに高い汎用性を備えます。

記事のポイント

  • 登山ザックの普遍的モデルの安心感
  • 雨蓋いらずのジップアクセスという快適性
  • 日本人体型に合わせた抜群のフィット感
  • 堅牢な作りと細部へのこだわり

著者PROFILE

運営者・著者 Masaki T

名前:Masaki T
経歴:大手アウトドアショップで寝袋・マットのコーナーを中心に約4年間の接客経験に加え、独自の調査・研究を重ね、アウトドア情報を発信し15年以上。無積雪登山・雪山登山・クライミング・アイスクライミング・自転車旅行・車中泊旅行・ファミリーキャンプなど幅広くアウトドアを経験。(詳細プロフィール

目次

ミレー サースフェーNXジップ 30の特徴とメリット

ミレー サースフェーNXジップ 30
ミレー サースフェーNXジップ 30
ミレー サースフェーNXジップ 30

長年にわたり、多くの登山者の背中を支えてきたサースフェーシリーズ。その最新作である「NX ジップ 30」が、なぜこれほどまでに心を掴むのか。それは、単なる道具としての機能性を超えた、使う人に寄り添う優しさと、厳しい自然環境に耐えうる揺るぎない信頼性を兼ね備えているからかもしれません。ここでは、その具体的な特徴と、それがもたらす素晴らしい山行体験について、一つひとつ丁寧に解き明かしていきます。

  • 製品スペック一覧
  • 伝統と革新の融合が生んだ「ジップオープン」という新たなスタイル
  • まるでオーダーメイドのような、吸い付く背負い心地
  • 「これだよ、これ」と思わず声が出る、考え抜かれた収納性
  • 厳しい環境でも安心。堅牢性と耐候性がもたらす心の余裕
  • 愛着が湧く、洗練されたデザインとカラーリング
  • 環境への配慮も。サステナブルな取り組み
  • サイズ展開と選び方のポイント
  • 拡張性がもたらす、自分だけのカスタマイズの楽しみ

ミレー サースフェーNXジップ 30のスペック一覧

millet saas fee nx zip 30 7 【2025年】ミレー サースフェーNXジップ 30 の実力は?特徴&注意点を徹底解説レビュー!

まずは、このザックの基本情報を見ていきましょう。数値だけでは語りきれない魅力がありますが、客観的なスペックを知ることは、自分に合ったザックを選ぶための第一歩です。特に重量や素材は、実際のフィールドでの快適性に直結する大切な要素となります。

スペック項目詳細
品番MIS2442
タイプSAAS FEE NX ZIP 30
素材コーデュラ®オックス 210D ナイロン100% / C0 DWR
重量1,480g
容量30L
背面長M:48cm, L:51cm
サイズW27_H61_D18cm
主な機能SAAS FEE BACK、2つのジッパーフラップポケット、コンプレッションストラップ、2つのジッパーサイドポケット、ハイドレーションシステム対応、ボトムコンプレッションストラップ、レインカバー、ジッパーウエストポケット
価格 (税込)¥31,900 (2025年6月時点)

※上記はミレー公式サイトの情報を元に作成しています。

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伝統と革新の融合が生んだ「ジップオープン」という新たなスタイル

millet saas fee nx zip 30 9 【2025年】ミレー サースフェーNXジップ 30 の実力は?特徴&注意点を徹底解説レビュー!

サースフェーといえば、雨蓋(トップリッド)付きのトップローディングモデルが長年の定番でした。それはそれで完成された形なのですが、「NX ジップ 30」は、その伝統に新しい風を吹き込みました。メインコンパートメントへのアクセスが、大きなジッパーでガバっと開く「ジップオープン式」になったのです。

初めてこのモデルを見た時、「おお、こう来たか!」と嬉しくなったのを覚えています。従来の雨蓋式は、荷物を上から順番に詰めていくため、下の物を取り出すのが少し面倒な場面もありました。休憩中に「あれ、どこに入れたかな?」とザックの中をゴソゴソ…なんて経験、誰にでもあるのではないでしょうか。

しかし、このジップオープン式なら、スーツケースのように大きく開口するため、荷物の整理が非常に楽になります。パッキングが苦手な方でも、どこに何があるか一目瞭然。山小屋に着いてからの荷解きも、驚くほどスムーズです。このアクセスの良さは、行動中の小さなストレスを確実に減らしてくれます。雨蓋の便利さも捨てがたいですが、このダイレクトなアクセス感は、一度体験すると戻れなくなるほどの快適さ。

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伝統を重んじながらも、ユーザーの声を真摯に受け止め、より良い形を模索するミレーの姿勢が感じられる、素晴らしい進化だと感じています。

まるでオーダーメイドのような、吸い付く背負い心地

millet saas fee nx zip 30 10 【2025年】ミレー サースフェーNXジップ 30 の実力は?特徴&注意点を徹底解説レビュー!

ザックの性能を語る上で、最も重要なのが「背負い心地」です。ミレーのザックが長年愛される最大の理由は、この点にあると言っても過言ではないでしょう。特にサースフェーシリーズは、日本人の体型を研究し尽くして設計されており、そのフィット感は格別です。

「SAAS FEE BACK」と名付けられた背面システムは、背中のカーブに自然にフィットし、荷重を腰と肩に適切に分散してくれます。実際に背負ってみると、ザックが体の一部になったかのような一体感に驚かされます。ショルダーハーネスやヒップベルトも、厚みや形状が絶妙で、長時間歩いても食い込みや圧迫感が少ないのです。

この優れたフィット感は、特に険しい岩場や、バランスが要求されるような場面で真価を発揮します。ザックが左右に振られることが少ないため、体幹が安定し、無駄な体力消耗を防いでくれるのです。まるで「大丈夫、俺がしっかり支えているから」と、ザックが背中から語りかけてくるような安心感。この感覚こそ、多くのリピーターを生む理由なのでしょう。もし可能であれば、ぜひ一度、店舗で実際にフィッティングしてみてください。その吸い付くような背負い心地に、きっと感動するはずです。

「これだよ、これ」と思わず声が出る、考え抜かれた収納性

mt 【2025年】ミレー サースフェーNXジップ 30 の実力は?特徴&注意点を徹底解説レビュー!

NX ジップ 30の解説動画です

「NX ジップ 30」は、ジップオープンによるメインコンパートメントの使いやすさだけでなく、各所に配置されたポケットの便利さも特筆すべき点です。これが本当に、よく考えられているのです。

まず、ザックのフロント部分には、大きなジッパーポケットがあります。ここには、脱ぎ着する機会の多いレインウェアやウィンドシェルを収納しておくのに最適です。わざわざメインの荷室を開けなくても、さっと取り出せるのが嬉しいポイント。

そして、両サイドには伸縮性のあるワンドポケットに加えて、ジッパー付きのポケットが装備されています。ワンドポケットにはナルゲンボトルなどの水筒を、ジッパーポケットにはすぐに取り出したいけれど失くしたくない、地図やコンパス、行動食などを入れておくと良いでしょう。個人的には、このサイドのジッパーポケットが大変気に入っています。安心感が違いますよね。

さらに、ウエストハーネスのポケットも大型で、スマートフォンやコンパクトデジタルカメラ、日焼け止めなどを収納するのに十分な容量があります。行動中にザックを下ろすことなく、必要なものに手が届く。この「当たり前」が、実は非常に高いレベルで実現されているのです。

mt 【2025年】ミレー サースフェーNXジップ 30 の実力は?特徴&注意点を徹底解説レビュー!

「ああ、ここにこのポケットがあったらな」という登山者の”もどかしさ”を、先回りして解決してくれているような、心憎い設計。その一つひとつに、「そうそう、これが欲しかったんだ」と、思わず膝を打ちたくなります。

厳しい環境でも安心。堅牢性と耐候性がもたらす心の余裕

millet saas fee nx zip 30 3 【2025年】ミレー サースフェーNXジップ 30 の実力は?特徴&注意点を徹底解説レビュー!

アウトドアの道具は、時に過酷な自然環境に晒されます。だからこそ、見た目のデザインや軽さだけでなく、「丈夫さ」という基本性能が何よりも重要になります。その点、サースフェーNXジップ 30は、絶大な信頼を寄せることができます。

メインの素材には、引き裂きや摩耗に非常に強い「コーデュラ®ナイロン」が採用されています。岩場でザックを擦ってしまったり、木の枝に引っかけてしまったりしても、そう簡単には破れません。この安心感は、山行中の精神的な余裕に繋がります。「ちょっとくらいラフに扱っても大丈夫」と思えることで、より目の前の登山に集中できるのです。なんだか、頼れる兄貴分のような存在ですね。

愛着が湧く、洗練されたデザインとカラーリング

ミレー サースフェーNXジップ 30
ミレー サースフェーNXジップ 30
ミレー サースフェーNXジップ 30

機能性が最も重要であることは間違いありませんが、やはり、自分が気に入ったデザインの道具を持つことは、山へ向かうモチベーションを高めてくれる大切な要素です。サースフェーNXジップ 30は、その点においても非常に魅力的です。

全体的なシルエットは、これまでのサースフェーの良さを引き継ぎつつ、よりモダンで洗練された印象にまとめられています。機能美、とでも言うのでしょうか。無駄な装飾がなく、すべてのラインやパーツに意味があるように感じられます。それでいて、どこか武骨すぎない、優雅さも持ち合わせているのがミレーらしいところです。

カラーリングも秀逸です。自然の風景に溶け込むようなアースカラーから、視認性の高い鮮やかなカラーまで、幅広い選択肢が用意されています。どの色も深みがあり、安っぽさを感じさせません。ウェアとのコーディネートを考えるのも、また一つの楽しみになるでしょう。

山道具は、長く使い込むほどに味が出て、愛着が湧いてくるものです。サースフェーNXジップ 30は、流行り廃りのない普遍的なデザインでありながら、古さを感じさせない絶妙なバランスを持っています。数年後、少し色褪せて、傷がついたこのザックを背負っている自分の姿を想像してみてください。きっと、たくさんの思い出が詰まった、かけがえのない相棒になっているはずです。そんな未来を想像させてくれるデザインもまた、このザックの大きな魅力の一つなのです。

環境への配慮も。サステナブルな取り組み

millet saas fee nx zip 30 1 【2025年】ミレー サースフェーNXジップ 30 の実力は?特徴&注意点を徹底解説レビュー!

最近のアウトドア業界では、製品の性能だけでなく、その製品が環境に与える影響についても注目されるようになっています。私たちが愛する自然のフィールドを守るために、メーカー側にもサステナブルな取り組みが求められています。

ミレーは、この点においても先進的なブランドの一つです。サースフェーNXジップ 30に使用されている素材には、環境への負荷が少ない撥水加工(C0 DWR)が施されています。従来の撥水剤には、自然界で分解されにくく、環境への蓄積が懸念されるフッ素化合物(PFC)が含まれていることが多くありました。しかし、ミレーはPFCフリーの撥水技術を積極的に採用し、製品の性能を維持しながら、環境負荷を低減する努力を続けているのです。

また、製品の修理サービス(リペア)にも力を入れています。もしバックルが壊れたり、生地が破れたりしても、安易に買い替えるのではなく、修理して長く使い続けるという選択肢を提案してくれます。これは、一つの製品を大切に使い続けるという、素晴らしい文化を育むことに繋がります。

自分たちが使う道具が、どのような背景で作られているのかを知ることは、とても大切なことだと感じます。環境に配慮した製品を選ぶことは、私たちが愛する山々への、ささやかだけれど確かな恩返しになるのではないでしょうか。そんな作り手の想いを感じられることも、ミレー製品を選ぶ喜びの一つです。

サイズ展開と選び方のポイント

サースフェーNXジップ 30は、より多くの人に最適なフィット感を提供するため、背面長に合わせてサイズが展開されています。具体的には「Sサイズ(背面長43cm)」と「Mサイズ(背面長48cm)」の2種類です。

「背面長」と聞いても、あまり馴染みがないかもしれませんね。これは、首の付け根の骨(第七頸椎)から、腰骨の上端までの長さを指します。この長さが自分の体とザックのサイズに合っていないと、どんなに高性能なザックでも、本来のフィット感を得ることができません。肩が凝ったり、腰が痛くなったりする原因の多くは、このミスマッチにあるのです。

簡単な測り方としては、誰かに手伝ってもらい、メジャーで測るのが一番です。一般的には、身長175cm前後を境にMかLかを選ぶことが多いようですが、これはあくまで目安。骨格には個人差がありますので、やはり一度、アウトドア専門店のスタッフの方に計測してもらうのが最も確実です。

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お店でフィッティングする際は、必ずザックの中に重りを入れてもらいましょう。空の状態で背負うのと、実際に荷物が入った状態で背負うのとでは、感覚が全く異なります。重りを入れた状態でヒップベルトを腰骨の位置でしっかりと締め、次にショルダーハーネスを調整します。この時、肩の上に隙間ができず、かといって荷重がかかりすぎない状態がベストです。少し面倒に感じるかもしれませんが、この一手間が、今後の山行の快適さを大きく左右します。最高の相棒を見つけるための、大切な儀式だと思って、ぜひ楽しんでみてください。

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ミレー サースフェーNXジップ 30の気になる点・注意点

millet saas fee nx zip 30 11 1 【2025年】ミレー サースフェーNXジップ 30 の実力は?特徴&注意点を徹底解説レビュー!

どんなに素晴らしい道具にも、光があれば影もあります。愛情があるからこそ、あえて気になる点や、使う上で少し注意したいことにも触れておきたいと思います。これらを理解した上で選ぶことで、購入後の「こんなはずじゃなかった」というミスマッチを防ぎ、より深くこのザックを愛することができるはずです。

  • 伝統的な雨蓋(トップリッド)がないことの功罪
  • 同クラスのザックと比較した際の「重量」
  • ポケットの多さが、時にアダとなる?

伝統的な雨蓋(トップリッド)がないことの功罪

「NX ジップ 30」の最大の特徴であるジップオープン式は、荷物へのアクセスの良さという大きなメリットがある一方で、従来の雨蓋式に慣れ親しんだ方にとっては、少し戸惑う点もあるかもしれません。

雨蓋の便利な点は、その独立した収納スペースにあります。頻繁に使う小物を入れたり、濡れたレインウェアを一時的に挟んだりと、非常に柔軟な使い方ができました。また、荷物の量に応じて雨蓋を上下させ、容量を微調整するような使い方も可能でした。

ジップオープン式では、この「雨蓋」という概念がありません。もちろん、フロントやトップにポケットはありますが、雨蓋のように「とりあえず突っ込んでおく」というラフな使い方はしにくいかもしれません。全ての荷物をジッパーの中に収める必要があるため、整理整頓が基本となります。これがスマートで良い、と感じる方もいれば、少し窮屈に感じる方もいるでしょう。どちらが良い悪いという話ではなく、これはスタイルの違い。伝統的なトップローディングの使い勝手に愛着がある方は、この点を考慮に入れる必要があるかもしれません。

同クラスのザックと比較した際の「重量」

サースフェーNXジップ 30の重量は1,480g。これは、30Lクラスのザックとしては、決して「超軽量」の部類には入りません。最近では、1kgを切るようなウルトラライト系のザックも数多く登場しており、それらと比較すると、少し重さを感じるのは事実です。

では、なぜこの重量になるのでしょうか。それは、このザックが「軽さ」以上に「堅牢性」と「背負い心地」を重視しているからです。丈夫なコーデュラ®生地を使い、背負い心地を支えるしっかりとした背面システムや肉厚なパッドを採用すれば、おのずと重量は増えていきます。

これは、何を優先するかのトレードオフの関係です。少しでも装備を軽くして、スピードを求める山行スタイルの方にとっては、この重量がデメリットに感じられるかもしれません。一方で、岩場での擦れなどを気にせず安心して使いたい方や、多少重くても、しっかりとした背面システムで荷重を分散させ、結果的に体への負担を減らしたいと考える方にとっては、この重量は「安心の重さ」と捉えることができるでしょう。

mt 【2025年】ミレー サースフェーNXジップ 30 の実力は?特徴&注意点を徹底解説レビュー!

自分の登山スタイルと照らし合わせて、この重量をどう評価するかが、一つの判断基準になりそうです。

ポケットの多さが、時にアダとなる?

考え抜かれた収納性は、このザックの大きな魅力の一つです。しかし、あまりにポケットが多いと、「あれ、どこに入れたっけ?」と、かえって混乱してしまうことがあるかもしれません。これは、少しユーモアを込めた指摘ですが、実際にあり得ることです。

フロントポケット、サイドのジッパーポケット、ウエストポケット…と、便利な収納がたくさんあるため、自分の中で「ここにはこれをいれる」というルールを決めておかないと、いざという時に目的のものを探して、あちこちのジッパーを開け閉めすることになりかねません。特に、パッキングに慣れていないうちは、その可能性も。

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この「嬉しい悲鳴」のような問題を解決するコツは、やはり「定位置管理」です。例えば、「行動食は右のウエストポケット」「地図は左のサイドポケット」というように、自分なりのルールを決めて、毎回同じ場所に入れるように習慣づけることです。そうすることで、ポケットの多さは、最高の武器になります。最初は少し戸惑うかもしれませんが、使いこなせばこれほど便利なことはありません。これもまた、ザックとの対話を楽しみながら、自分だけの使い方を見つけていく過程の一つと言えるかもしれませんね。

ミレー サースフェーNXジップ 30の口コミ・レビュー

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mt 【2025年】ミレー サースフェーNXジップ 30 の実力は?特徴&注意点を徹底解説レビュー!

ここでは、実際に「サースフェーNXジップ 30」を使用した方々の声に耳を傾けてみましょう。私一人の視点だけでなく、[amazon]や[楽天]に寄せられた多くのレビューを参考にすることで、より多角的でリアルな製品像が浮かび上がってきます。良い点も、少し気になる点も、包み隠さずご紹介します。

「背負い心地は最高」- フィット感に関する高評価

やはり、最も多くのユーザーから絶賛されているのが「背負い心地」です。これは、サースフェーシリーズの伝統とも言える美点ですね。

[amazon]のレビューでは、「10kg程度の荷物を詰めて歩いても、肩や腰への負担が少なく、ザックの重さを感じにくい」「まるで体の一部になったかのようなフィット感で、岩場でもザックに振られることがなく安定している」といった声が多数見られました。特に、これまで体に合わないザックで苦労してきた経験がある方ほど、その違いに感動している様子が伝わってきます。

また、[楽天]のレビューにも、「ヒップベルトがしっかり骨盤をホールドしてくれるので、荷重がうまく分散されているのが分かる」「ショルダーハーネスのクッションが絶妙で、長時間でも痛くならない」といった、具体的な使用感に関するコメントが寄せられています。

これらの声から浮かび上がってくるのは、サースフェーNXジップ 30が、ただ荷物を運ぶための「袋」ではなく、登山者のパフォーマンスを最大限に引き出すための「ギア」であるということ。この卓越したフィット感こそが、多くの登山者に選ばれ続ける最大の理由なのでしょう。この感覚ばかりは、実際に背負ってみないと分かりません。購入を検討している方は、ぜひ一度、店頭でのフィッティングを体験してほしいと、心から思います。

「ジップオープンが便利すぎる」- 収納性への称賛

本モデルの最大の特徴である「ジップオープン式」の使い勝手についても、多くの好意的なレビューが寄せられています。

「スーツケースのようにガバッと開くので、パッキングが本当に楽。山小屋での荷物の整理がストレスフリーになった」という声は、[amazon]、[楽天]の両方で非常に多く見られます。特に、荷物の整理が苦手な方や、初心者の方にとっては、この機能が大きな助けになっているようです。「どこに何があるか一目瞭然なので、忘れ物が減った」なんていう、嬉しい副産物についてのコメントもありました。

また、「雨蓋がないことに最初は戸惑ったが、慣れればこちらの方が圧倒的にスピーディ。休憩中にザックを下ろして、さっと中身を取り出せるのが良い」という、従来のトップローディング式からの乗り換え組からのポジティブな意見も目立ちます。

一方で、「上部のポケットがもう少し大きければ…」といった、雨蓋の収納力と比較しての意見も少数ながら存在しました。これは、まさに「功罪」の部分ですね。とはいえ、全体としては、この革新的なアクセス方法を歓迎する声が圧倒的多数。山行における「快適性」を重視する現代のニーズに、見事に応えた結果と言えるでしょう。

「作りがしっかりしていて安心」- 堅牢性・耐久性への信頼

高価な登山道具だからこそ、長く安心して使える「丈夫さ」は重要な選択基準です。この点に関しても、サースフェーNXジップ 30は高い評価を得ています。

[楽天]のレビューでは、「生地がしっかりしていて、岩場で多少擦ってもびくともしない。長く使えそう」「縫製が丁寧で、安っぽさがない。さすがミレーだと感じた」といった、品質の高さを評価する声が印象的です。実際にハードな山行を繰り返しているベテランユーザーからの、信頼の言葉は重みがありますね。

[amazon]でも、「付属のレインカバーがしっかりした作りで、ザック全体をきちんと覆ってくれるのが良い」「ジッパーやバックルなどのパーツ類も頑丈で、壊れそうな不安感がない」など、細部にわたる作りの良さを称賛するコメントが見られます。

これらのレビューは、このザックが、厳しい自然環境下での使用を前提に、妥協なく作られていることを裏付けています。初期投資は決して安くはありませんが、その価格に見合うだけの、あるいはそれ以上の安心感と満足感を得られることが、多くのユーザーの声から伝わってきます。大切な命を預ける道具だからこそ、この「信頼性」は何物にも代えがたい価値があると感じます。

「少し重いのが玉に瑕?」- 重量に関する意見

高評価が並ぶ一方で、やはり「重量」については、いくつかの指摘が見られます。これは、購入を検討する上で正直に目を向けるべき点でしょう。

[amazon]のレビューには、「ウルトラライト系のザックに慣れていると、空の状態でも少し重く感じる」「機能性が高い分、仕方ないとは思うが、もう少し軽ければ満点」といった声が寄せられています。特に、装備の軽量化を突き詰めている方にとっては、この1,480gという数値がネックになることがあるようです。

しかし、興味深いのは、その重さを認めつつも、それを上回るメリットを感じているユーザーが多いことです。[楽天]のレビューでは、「確かに軽くはない。でも、その分、背負った時の安定感とフィット感が抜群なので、結果的に疲れにくい」「このしっかりした作りなら、この重さは納得できる。ペラペラの生地では不安」といったコメントが見られます。

つまり、多くのユーザーは、この重量を「安心と快適性のためのトレードオフ」として、ポジティブに受け入れているようです。単にカタログスペックの数値だけで判断するのではなく、実際にフィールドで使った際の「体感的な負担の少なさ」を重視しているのですね。この点は、ザック選びの本質を突いているように感じます。

デザインやカラーへの満足の声

機能性だけでなく、見た目の「格好良さ」に満足しているユーザーも多いようです。

「デザインが洗練されていて、山だけでなく街でも使いたくなる」「カラーリングが絶妙。派手すぎず、地味すぎず、自然に馴染む色合いが良い」といったコメントが、[amazon]、[楽天]を問わず見受けられます。自分が気に入ったデザインの道具を持つことは、山へ向かうモチベーションを確実に高めてくれます。

特に、「いかにも登山ザック、という感じがしないのが良い」という意見は、最近のトレンドを反映しているように感じます。機能的でありながら、どこか都会的なスマートさも併せ持つ。そんなデザインが、幅広い年代の男性に支持されている理由なのでしょう。

山で使う道具は、機能一辺倒ではなく、どこか心躍るような「遊び心」や「美意識」も大切にしたいもの。サースフェーNXジップ 30は、そんな大人の所有欲をも満たしてくれる、稀有なザックなのかもしれません。

ミレー サースフェーNXジップ 30の関連情報

ミレー サースフェーNXジップ 30
ミレー サースフェーNXジップ 30
ミレー サースフェーNXジップ 30

ここでは、サースフェーNXジップ 30をより深く知るための関連情報や、購入を検討する上で役立つ比較情報などをお届けします。

ミレー サースフェーNXジップ 30の関連動画

百聞は一見にしかず。製品の質感や、実際のパッキングの様子などは、動画で見るのが一番分かりやすいかもしれません。参考になりそうな動画をいくつかピックアップしました。

ミレー サースフェーNXジップ 30/40の解説動画

サースフェーのフィッティング手順

サースフェー全般の解説動画です

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ミレー サースフェーNXジップ 30の向いている人/向いていない人

【向いている人】

  • 日帰りから山小屋泊まで、一つのザックで幅広く対応したい方
    • 30Lという容量と堅牢性は、様々な山行スタイルにマッチします。
  • ザックの背負い心地やフィット感を最優先する方
    • 日本人の体型に合わせた設計は、長時間の山行での疲れを軽減してくれます。
  • 荷物の整理整頓や、出し入れのスムーズさを重視する方
    • ジップオープン式は、パッキングが苦手な方にとっても大きなメリットになります。
  • 一つの道具を、修理しながらでも長く大切に使いたいと考える方
    • 堅牢な作りと充実したリペアサービスが、長期的な使用を可能にします。
  • 登山道具にも、洗練されたデザインや質感を求める方

【向いていない人】

  • 装備の軽量化を最優先し、1gでも軽くしたいウルトラライト志向の方
    • より軽量なモデルが他に存在します。
  • 伝統的な雨蓋(トップリッド)付きのザックの使い勝手に慣れ親しんでいる方
    • ジップオープン式に慣れるまで、少し戸惑うかもしれません。
  • 登山は夏場がメインで、とにかく背中の涼しさを追求したい方
    • グレゴリーのズールやオスプレーのストラトスなど、トランポリン構造のザックの方が通気性は高い傾向にあります。
  • 限られた予算の中で、できるだけコストを抑えたい方

ミレー サースフェーNXジップ 30のよくある質問

Q1. 女性でも使えますか?

A1. サースフェーNXジップ 30は、Sサイズ、Mサイズがあり、Sサイズが女性向けのモデルとなります。

millet saas fee nx zip 30 2 【2025年】ミレー サースフェーNXジップ 30 の実力は?特徴&注意点を徹底解説レビュー!

Q2. レインカバーは付いていますか?

A2. いいえ。サースフェーNXジップは標準で付属していません。

Q3. 飛行機に乗る際の機内持ち込みは可能ですか?

A3. 容量30Lは、一般的に機内持ち込み可能なサイズの範囲内ですが、航空会社や機材によって規定が異なります。パッキングの状態(荷物の詰め込み具合)によってもサイズは変わりますので、事前に利用する航空会社の規定を確認することをおすすめします。

Q4. どこで買うのがおすすめですか?

A4. 最もおすすめなのは、実際にフィッティングができるアウトドア専門の実店舗です。専門のスタッフに背面長を測ってもらい、重りを入れて背負い心地を確かめることで、失敗のないザック選びができます。もちろん、[amazon]や[楽天]などのオンラインストアでも購入可能ですが、その際はサイズ選びに特にご注意ください。

Q4. サースフェー NXジップ 40もあるのですか?

NXジップ 40は、2024年時点では正式なランナップに入っていましたが、2025年にはアウトレット品になって現行モデルのラインナップから外れています。

全体のまとめ

ミレー サースフェーNXジップ 30
ミレー サースフェーNXジップ 30
ミレー サースフェーNXジップ 30

この記事でお伝えしてきた「ミレー サースフェーNXジップ 30」の魅力を、最後に10のポイントにまとめてみました。

  • 長年愛されるサースフェーシリーズの信頼と実績。
  • 荷物の出し入れが革新的に楽になるジップオープン。
  • 日本人の体型に合わせた、吸い付くような背負い心地。
  • 岩場でも安心な、コーデュラ®素材のタフな作り。
  • 考え抜かれたポケット配置で、収納のストレスがない。
  • 環境に配慮した素材選びという、現代的な価値観。
  • 長く使える、飽きのこない洗練されたデザイン。
  • 背負い心地を優先した結果の、安心できる重量感。
  • 日帰りから小屋泊までこなす、絶妙な30Lという容量。

実売価格

mt 【2025年】ミレー サースフェーNXジップ 30 の実力は?特徴&注意点を徹底解説レビュー!

ミレー サースフェーNXジップ 30のメーカー希望小売価格は ¥31,900(税込) ですが、販売店によっては、ポイント還元などでお得に購入できる場合もあります。[amazon]や[楽天]などのオンラインストアではメーカー価格よりかなり価格が安くなっています。

Amazon、楽天では大型イベントセール、タイムセール、値引きクーポン、ポイントアップキャンペーンで実質売価は変動します。

ユーザーレビュー

  • 必要十分:山小屋泊を想定して購入。このサイズは筒状で蓋付きが多いですが、こちらはフルジップタイプになっているので使い勝手が良さそうです。ポケットは沢山あって何処に何を入れるか決めて覚える必要がありそうです。
  • 中身が取り出し易い:以前使っていた雨蓋付きのミレー30Lの背板の部分がクタってきたのと、ファスナーのツマミ部分がキレてきた為、日帰り、山小屋泊の為に新しいのを購入。今回は雨蓋の無いタイプにしました。上からの出し入れだけでなく、ファスナーで下まで開くので、下の物が取出し安いです。腰ベルトも今までのより幅広でしっかりしていて腰で支えられているのがわかります。腰ベルトに付いているポケットが広がり、携帯が入れられるのも便利です。私のやり方がいけないのか、ポールの収納が微妙だったので、⭐️ー1。まだ、日帰りしか使用していない為、山小屋泊の時も使い勝手が良い事を期待です。
  • 最先端のリュック:雨蓋の無いスッキリしたデザインとジッパー開閉のみで荷物の出し入れが出来る特長が購入の決め手でした。現代の登山ツールにマッチしたポケット配置や収納方法も大変よく考えられています。体にフィットする細かな調整が出来るところもGood 。容量は30Lなので、秋から春の低山ハイクや夏から秋の小屋泊まりに使う予定です。
  • サイズ感よくそこそこ軽量:小屋泊や日帰り山行用で購入。ショルダーバッグ で同じ色のサースフェー NX SD とともに使用していますが、背負い心地よく用途のサイズ感がちょうどよいザックでした。レインカバーは付属していないものの撥水性は高い感じがします。

出典:[amazon・楽天]

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