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寝袋・シュラフの寿命

PA180081 1 寝袋・シュラフの寿命

寝袋の寿命はどの程度なのでしょうか。中には安くない寝袋も多数あるので気になるところですね。

 

目次

寝袋の寿命は諸条件で変わる

寝袋の寿命は

  • 寝袋の使用頻度
  • 寝袋の中綿の種類(化繊 or ダウン)
  • メンテナンス状況
  • 寝袋のメーカー

によって大きく変わるようです。

この中でも特に影響が強いのが、使用頻度、メンテナンスという印象です。特にメンテナンスは非常に重要で、水濡れや湿ったまま保管してしまうと、カビが生えて短期間で使えなくなります。(カビ臭が発生すると寝袋に入っていられない)

 

使用者の実際の声

私の経験とアウトドアをやりこんでいる周囲の話をまとめると、

  • ①ダウンより化繊の寿命が長い
  • ②ダウンの寝袋はメンテナンスによって寿命が大きく変わる
  • ③使用頻度が多いと中綿より外の生地がだめになる。

というところでしょうか。

 

①ダウンより化繊の寿命が長い

私が聞いたダウンの寝袋の最長寿命は約10年です。(私自身も購入から約10年経過したダウンの寝袋があります)

それに比べて、化繊の寝袋は約20年以上(現在も使えている)です。

どちらもモンベルの寝袋なので、もともとの寝袋の品質は高いとおもいます。

ダウンは天然の羽毛なので、ある意味生ものみたいなものです。

使っていくうちに、徐々に膨らみが悪くなってしまうそうです。

それに比べて化繊の寝袋は、かなり持ちます。

アウトドア暦20年以上の女性に聞いたところ、約20年前くらいに買ったモンベルの化繊の寝袋は今でも現役だそうです。

購入した当時はお金が無くて化繊の寝袋を購入して登山などに使いつづけているそうです。

「モンベルの化繊ってすごいよね~。だって今でも使えるんだよ!」といってました。

これを聴いて、確かにすごいなと化繊の寝袋はもしかして一生もの?と感じてしまいました。

 

今はもう手放しましたが、ホームセンターで購入した化繊の寝袋(モンベルではない)は15年くらい経過しても普通に使えていました。

 

結論をいうと寝袋の寿命は

化繊 >>> ダウン

ですね。

 

②ダウンの寝袋はメンテナンスによって寿命が大きく変わる

ダウンは天然の鳥の羽なので、メンテナンスが悪いとすぐにダメになります。

実際にお客様から、

「押入れにしまっていたらカビちゃって・・・」

という話をたまにききます。

ダウンの寝袋を長持ちさせるには

  • 長期間保管する前には必ず洗濯する。
  • あるていどダウンが膨らんだ状態で保管する。
  • 乾燥した場所で保管する

といったような細かな気配りが大事です

 

③使用頻度が多いと中綿より外の生地がだめになる。

稀に寝袋を普段の布団代わりにしようしている方がいます。(私もたまに使ってます)

お客様でも、

「孫がきたときに使うんだ。」

とか

「普段は封筒型の化学繊維の寝袋でねています」

とか

「布団代わりの寝袋を探しているのですが、何がいいですか?」

といったアウトドアとは全く関係ない場面で使っている方がいます。

 

「普段は封筒型の化学繊維の寝袋でねています」といっていた年配のお客様が、

「だんだん使っていると縫い目から白い中綿がでてくるんだよね。」

と言っていました。

 

寝袋は持ち運ぶことが前提で軽量化されて作られているため、もともと耐久性はそんなにありません。

とくに、多くの寝袋では中綿を包み込んでいる生地が非常に薄くなっています。

なので、中綿が大丈夫でも先に生地がダメになるようですよ。

 

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