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ミレー サースフェーNX 30+5の特徴・使い方・背面長(身長)等で解説レビュー!(関連動画付き)

ミレー サースフェーNX 30+5の特徴・使い方・背面長(身長)等で解説レビュー!(関連動画付き)

長年多くの登山者に愛され続けるミレーのサースフェーが、「NX」として進化しました。その中心モデルである「サースフェーNX 30+5」は、日帰りから小屋泊まで幅広く対応する絶妙なサイズ感と、随所に光る工夫が魅力です。伝統を受け継ぎながらも、現代のニーズに合わせてアップデートされたその実力は、まさに「山の相棒」と呼ぶにふさわしい存在です。

mt ミレー サースフェーNX 30+5の特徴・使い方・背面長(身長)等で解説レビュー!(関連動画付き)

フィット感と収納力を両立しつつ、レインカバー標準装備で雨天にも強い。人気ザックです!いままで実使用や試着含めて二桁以上のザック背負ってきていますが、このザックは背負い心地もかなり良いと思います☆ (アップデート前はいまいちでしたが 笑)

記事のポイント

  • 進化した撥水性と堅牢性:急な雨にも慌てない、心強い味方
  • 抜群の背負い心地:長時間の山行でも疲れにくい、身体に吸い付くフィット感
  • 考え抜かれた収納力:パッキングが楽しくなる、かゆいところに手が届くポケット配置
  • 普遍的なデザイン:初心者からベテランまで、誰が背負っても様になる安心感

著者PROFILE

運営者・著者 Masaki T

名前:Masaki T
経歴:大手アウトドアショップで寝袋・マットのコーナーを中心に約4年間の接客経験に加え、独自の調査・研究を重ね、アウトドア情報を発信し15年以上。無積雪登山・雪山登山・クライミング・アイスクライミング・自転車旅行・車中泊旅行・ファミリーキャンプなど幅広くアウトドアを経験。(詳細プロフィール

目次

ミレー サースフェーNX 30+5の特徴とメリット

ミレー サースフェーNX 30+5
ミレー サースフェーNX 30+5
ミレー サースフェーNX 30+5
  • スペック一覧:まず知りたい基本情報
  • 雨をも弾く!進化した「超撥水」性能の秘密
  • 身体の一部になるような、極上の背負い心地
  • パッキングが芸術になる?考え抜かれた収納ギミック
  • 拡張性がもたらす「+5L」の安心感
  • これぞ定番!所有する喜びを満たすデザイン
  • 長く使える、頼れる相棒としての堅牢性
  • 初心者にも優しい、直感的な操作性
  • 山のあらゆるシーンに対応する汎用性

ミレー サースフェーNX 30+5のスペック一覧

mt ミレー サースフェーNX 30+5の特徴・使い方・背面長(身長)等で解説レビュー!(関連動画付き)

まずは基本となるスペックを見てみましょう。数値だけでは語りきれない魅力がありますが、ザック選びの第一歩として押さえておきたいポイントです。

項目スペック
容量30+5L
重量1,500g
サイズM、L
背面長M=48cm, L=51cm
素材コーデュラ®ナイロン 210D、ナイロン 210D
特徴的な機能2気室構造、拡張可能なウエストポケット、ハンドレスト、レインカバー付属
定価¥28,050(税込)

雨をも弾く!進化した「超撥水」性能の秘密

雨をも弾く!進化した「超撥水」性能の秘密

山での天気は変わりやすいもの。晴れていたはずが、気づけば雨に降られている…なんて経験は誰にでもあるのではないでしょうか。そんな時、ザックの中身が濡れてしまうと、楽しさも半減してしまいます。

mt ミレー サースフェーNX 30+5の特徴・使い方・背面長(身長)等で解説レビュー!(関連動画付き)

このサースフェーNXが持つ最大の進化の一つが、この「撥水性」です。生地の素材には、耐久性に定評のあるコーデュラナイロンを採用し、さらにシリコン加工を施すことで、驚くほどの撥水性を実現しました。

小雨程度であれば、レインカバーを慌てて取り出す必要がないほどです。もちろん、本格的な雨に備えてレインカバーは標準で付属しているので安心です。

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この「濡れにくい」という性能は、快適なだけでなく、電子機器や着替えを守るという安全面においても、非常に大きなメリットと言えるでしょう。

身体の一部になるような、極上の背負い心地

身体の一部になるような、極上の背負い心地

ザック選びで最も重要な要素と言っても過言ではないのが「背負い心地」です。サースフェーシリーズが長年愛されてきた理由も、この点にあります。NXモデルもその伝統をしっかりと受け継いでいます。

背中とザックが当たる部分には、通気性を確保しつつも、身体のラインに沿うように設計された背面システム「SAAS FEE BACK」を採用。クッション性の高いパッドが、荷重を効果的に分散し、肩や腰への負担を和らげてくれます。

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特に、しっかりとしたヒップベルトは、ザックの荷重を腰で支える感覚を明確に伝えてくれ、まるでザックが身体の一部になったかのような一体感を生み出します。

このフィット感が、長時間の歩行でも疲れにくさにつながるのです。初めて背負った時、「お、軽い!」と感じるかもしれません。それは、ザック自体の重量が軽いのではなく、荷重バランスが優れている証拠。

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荷重バランスが非常に優れているため、実際に重り5キロ入れて背負ってみましたが、他メーカーの同等ザックより1ランク上の背負心地に感じました。

パッキングが芸術になる?考え抜かれた収納ギミック

「あの道具、どこに入れたっけ…」と、ザックの中を探し回る時間はもったいないですよね。サースフェーNXは、そんな悩みを解決してくれる多彩な収納を備えています。メインの気室は、ジッパーで1気室と2気室を切り替えられる構造。

パッキングが芸術になる?考え抜かれた収納ギミック

山小屋で荷物を整理する時や、汚れ物を分けたい時に非常に便利です。そして、特に注目したいのが、考え抜かれたポケットの配置です。

すぐに取り出したいスマートフォンや行動食を入れるのに最適なショルダーハーネスのメッシュポケット、

スマートフォンや行動食を入れるのに最適なショルダーハーネスのメッシュポケット、

地図やコンパスの収納に便利な雨蓋のポケット、

地図やコンパスの収納に便利な雨蓋のポケット、

そして何と言っても秀逸なのが、拡張式のウエストポケット。

そして何と言っても秀逸なのが、拡張式のウエストポケット。

普段はスリムですが、ジッパーを開けることで500mlのペットボトルまで収納可能になります。

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この「かゆいところに手が届く」収納設計が、パッキングを一種の楽しみに変えてくれるかもしれません。荷物を美しく、機能的に収納できた時の満足感は、山行の準備段階から気分を高めてくれます。

拡張性がもたらす「+5L」の安心感

拡張性がもたらす「+5L」の安心感
mt ミレー サースフェーNX 30+5の特徴・使い方・背面長(身長)等で解説レビュー!(関連動画付き)

このザックの名前にもなっている「+5L」という数字。これは、雨蓋(リッド)下のスカート部分を伸ばすことで、容量を5リットル分拡張できることを意味します。

普段の日帰り登山では30Lで十分でも、「お土産を買いすぎちゃった」「念のために防寒着をもう一枚」といった場面で、この+5Lが真価を発揮します。この「あと少し」の余裕が、山行の計画に大きな安心感と柔軟性をもたらしてくれるのです。特に、山小屋泊では、着替えや食料などで荷物が増えがち。そんな時も、この拡張機能があればスマートに対応できます。

逆に荷物が少ない時は、サイドのコンプレッションストラップを引けば、ザック全体をスリムに保つことができ、荷物が中で揺れるのを防いでくれます。

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この柔軟な対応力こそ、サースフェーが「オールラウンドに活躍する」と言われる所以なのです。

これぞ定番!所有する喜びを満たすデザイン

これぞ定番!所有する喜びを満たすデザイン

機能性が重視されるアウトドアギアですが、やはり見た目も大切にしたいもの。サースフェーNXは、奇をてらわない、まさに「王道」と呼ぶにふさわしいデザインが魅力です。縫製を極力減らしたクリーンな筒状のフォルムは、洗練された印象を与え、どんなウェアにも自然と馴染みます。

ミレーのロゴ刺繍も、主張しすぎず、それでいて所有する喜びを満たしてくれるアクセントになっています。この普遍的で飽きのこないデザインは、初心者の方が最初に手にする一本としても、経験豊富なベテランが辿り着く一本としても、長く愛用できることを約束してくれるでしょう。

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山で同じザックを背負っている人を見かけると、なんだか嬉しくなってしまう。そんな、多くの人に愛される「定番」ならではの魅力が、このザックには詰まっています。

長く使える、頼れる相棒としての堅牢性

長く使える、頼れる相棒としての堅牢性

登山という過酷な環境で使う道具だからこそ、「丈夫さ」は譲れないポイントです。サースフェーNXは、その点でも非常に高い信頼性を誇ります。メイン素材には、引き裂きや摩耗に強い「コーデュラナイロン」を採用。岩場などで多少擦ってしまっても、簡単にはへこたれません。また、負荷がかかりやすいショルダーハーネスの付け根や、各種ストラップの縫製も非常に丁寧で、長年の使用に耐えうる作りになっています。

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ザックは、一度購入すると長く付き合うことになる大切な相棒です。このサースフェーNXの堅牢性は、あなたの数々の山行の記憶と共に、長くその性能を維持してくれることでしょう。

初心者にも優しい、直感的な操作性

初心者にも優しい、直感的な操作性

高機能なザックは、時にその操作が複雑で、初心者の方を戸惑わせてしまうことがあります。しかし、サースフェーNXは、その点もよく考えられています。各ストラップの調整は、グローブをしたままでも操作しやすいように、大きめのバックルやループが採用されています。

例えば、歩きながらでも胸の前のチェストストラップの高さを変えられたり、ショルダーハーネスの上部にあるストラップを引くだけで、ザックを身体に引き寄せ、フィット感を高められたり。これらの直感的な操作性は、登山中の小さなストレスを軽減し、歩行に集中させてくれます。機能が多いことは素晴らしいですが、それを誰でも簡単に使いこなせることこそ、本当に「良い道具」の条件なのかもしれません。

山のあらゆるシーンに対応する汎用性

山のあらゆるシーンに対応する汎用性

「サースフェーNX 30+5」の最大の魅力は、その汎用性の高さにあると言っても良いでしょう。30Lという容量は、夏の低山日帰りハイクには十分なサイズ。そして、+5Lの拡張機能を使えば、着替えや食料が増える山小屋泊にもしっかりと対応できます。さらに、パッキングを工夫すれば、装備の少ない夏場のテント泊まで視野に入ってきます。つまり、このザックが一つあれば、様々なスタイルの登山を楽しむことができるのです。「これから登山を始めたいけど、どんなザックを選べばいいかわからない」という方にとって、これほど頼りになる選択肢は他にないかもしれません。

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季節や山のレベルに合わせて、様々なパッキングを試すのも、このザックの楽しみ方の一つ。あなたの「やってみたい」を、しっかりとサポートしてくれる懐の深さを持っています。


ミレー サースフェーNX 30+5の気になる点・注意点

ミレー サースフェーNX 30+5の気になる点・注意点
  • 重量は最軽量クラスではない
  • 背面の通気性は好みが分かれるかも
  • 価格は決して安くはない
  • サイドポケットの形状
  • ベルト類が多く、少しごちゃついて見える?

重量は最軽量クラスではない

サースフェーNX 30+5の重量は約1,500g。これは、最近のウルトラライト(UL)系のザックと比較すると、決して軽い部類には入りません。もし1gでも装備を軽くしたい、スピードを重視する登山スタイルを好むのであれば、少し重さが気になるかもしれません。しかし、この重量は、裏を返せば堅牢な生地や、身体への負荷を軽減するためのしっかりとしたフレーム、クッション性の高いパッドによるもの。快適な背負い心地と耐久性を実現するための「意味のある重さ」と捉えることができます。

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軽さだけを追求するのではなく、何を重視するか、ご自身の登山スタイルと照らし合わせて検討することが大切です。

背面の通気性は好みが分かれるかも

サースフェーNXの背面システムは、背中にフィットすることを重視した設計です。そのため、グレゴリーのズールのように、背中とザックの間に空間を作って風を通す「トランポリン型」のシステムと比較すると、通気性の面では一歩譲るかもしれません。特に汗をかきやすい方や、夏の低山ハイクがメインの方は、背中の蒸れが少し気になる可能性があります。とはいえ、通気性を高めるための凹凸やメッシュ素材が採用されており、不快になるほどの蒸れを感じることは少ないでしょう。

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トランポリン型のザックも複数メーカー試着してきていますが、確かに背中はスースーですが、空間の分だけどうしても荷物の重さが後ろに側になり、ザックに後ろに引っ張られる感覚が強くなります。これは構造上しょうがないです。

フィット感と通気性のどちらを優先するかは、個人の体質や好みによるところが大きいポイントです。

価格は決して安くはない

定価で約28,000円という価格は、登山用ザックとしては標準的な価格帯ですが、決して気軽に購入できる金額ではないかもしれません。特に、これから登山を始める初心者の方にとっては、少しハードルが高く感じられる可能性があります。しかし、その価格には、これまで述べてきたような優れた機能性、快適性、そして何よりも長く使える堅牢性が含まれています。安価なザックを短期間で買い替えることを考えれば、結果的にコストパフォーマンスは高いと言えるかもしれません。長く付き合える「良い道具」への投資と考えるか、初期費用を抑えるかを検討する必要があるでしょう。

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オンラインショップの実売価格はメーカー価格よりも安いです。

サイドポケットの形状

サイドポケットの形状

両サイドに配置されたメッシュポケットは、ナルゲンボトルのような太めのボトルもしっかりと収納できる便利な存在です。しかし、片側が少し浅めの設計になっています。これは、ザックを背負ったままでもアクセスしやすいようにという配慮からですが、背の高いボトルなどを入れた際には、少し安定感に欠けると感じる方もいるかもしれません。また、コンプレッションストラップがポケットの上を通る構造なので、荷物の出し入れの際に少し手間取ることがある、という声も聞かれます。

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些細な点ではありますが、頻繁にサイドポケットを利用する方は、一度実店舗で使い勝手を確認してみることをお勧めします。

ベルト類が多く、少しごちゃついて見える?

機能を追求した結果として、サースフェーNXには多くのストラップやベルトが付いています。これらは、荷物を安定させたり、ギアを外付けしたりと、非常に便利な役割を果たします。しかし、荷物が少ない時や、街中で使用する際には、余ったベルトが垂れ下がってしまい、少しごちゃごちゃとした印象を与えてしまうかもしれません。デザインの好みは人それぞれですが、ミニマルでシンプルな見た目を好む方にとっては、少し気になるポイントになる可能性があります。とはいえ、これらのベルト類を綺麗にまとめるための工夫もされており、慣れれば気にならなくなるという方がほとんどです。

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多機能分だけ、ベルト類が多めのザックになります。登山用と割り切れば問題ないと思います。あえて言うなら、登山ではなく、アルパインルートの登攀やクライミング用途だと、ベルトが邪魔になったり引っかかったりするリスクがあると思います。一般のトレッキングや登山向けです。


ミレー サースフェーNX 30+5の口コミ・レビュー

ミレー サースフェーNX 30+5
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ミレー サースフェーNX 30+5

「買ってよかった!」背負い心地とフィット感を絶賛する声

mt ミレー サースフェーNX 30+5の特徴・使い方・背面長(身長)等で解説レビュー!(関連動画付き)

やはり最も多く見られたのが、その卓越した背負い心地を称賛する声でした。

[amazon]や[楽天]のレビューを見ると、「荷物が軽く感じる」「身体に吸い付くようで、長時間の山行でも肩が痛くならなかった」といった喜びの声が溢れています。特に、ヒップベルトの性能を評価する意見が多く、「しっかりと腰で荷重を支えられるので、ブレが少なく安定して歩ける」という口コミは、このザックの本質を的確に表していると言えるでしょう。あるユーザーは、「今まで使っていたザックは何だったのかと思うほど、肩への負担が減り、下山後の疲労感が全く違った」と感動を綴っていました。これは、サースフェーが長年培ってきた背面システムの完成度の高さを物語っています。

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初めて本格的な登山ザックを背負う方はもちろん、これまでザックのフィット感に悩んできた経験者の方にこそ、この感動を味わっていただきたいと感じます。

「これは便利!」収納力の高さを評価する声

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次に目立ったのが、その考え抜かれた収納力に関するレビューです。「かゆいところに手が届く」と評されるポケット配置は、多くのユーザーから支持されていました。

特に、ショルダーハーネスのメッシュポケットと、拡張式のウエストポケットは評価が高く、「スマートフォンや行動食をザックを下ろさずに取り出せるのが最高に便利」「ウエストポケットに500mlのペットボトルが入るのには驚いた。水分補給が本当に楽になった」といった具体的なコメントが多数寄せられています。また、「2気室の仕切りが便利で、濡れたレインウェアと着替えを分けて収納できるのが衛生的で良い」という声も。パッキングのしやすさ、そして行動中のアクセスのしやすさ、この両立がサースフェーNXの大きな強みであることが、これらの口コミからも伝わってきます。

「雨でも安心」進化した撥水性への驚きの声

NXモデルになって大幅に性能が向上した撥水性についても、多くの驚きと満足の声が上がっていました。「小雨の中を1時間ほど歩いたが、レインカバーなしでも中身は全く濡れていなかった」「生地の上を水滴が転がり落ちていくのを見て、性能の高さを実感した」など、その効果を実際に体験したユーザーからのリアルな声は非常に参考になります。あるレビューでは、「ザックカバーをかけるタイミングを迷うような霧雨の時に、この撥水性は本当に心強い」と述べられており、山での実用的なメリットの大きさが伺えます。

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もちろん、付属のレインカバーの存在も安心材料として評価されており、「撥水性が高い上に、しっかりしたレインカバーまで付いているのはコスパが良い」という意見も見られました。

「デザインが好き」所有感を満たす見た目への好意的な意見

機能性だけでなく、その普遍的で洗練されたデザインを気に入っているという声も少なくありませんでした。「シンプルで飽きがこないデザインなので、長く使えそう」「どんな色のウェアにも合わせやすいのが良い」といったコメントは、機能一辺倒ではない、道具としての「愛着」を重視するユーザーの気持ちの表れでしょう。また、「ミレーのロゴが格好いい」「山で同じザックの人を見かけると嬉しくなる」といった、定番ブランドならではの所有する喜びを感じている声も。

mt ミレー サースフェーNX 30+5の特徴・使い方・背面長(身長)等で解説レビュー!(関連動画付き)

機能的でありながら、どこか優しく、自然に溶け込むような佇まい。この絶妙なバランスが、多くの登山者を惹きつける魅力の一つになっているようです。

「あと一歩?」いくつかの改善を期待する声

もちろん、良い点ばかりではありません。いくつかの改善点を指摘する声も、正直なレビューとして参考になります。前述の「気になる点」でも触れましたが、「もう少し軽ければ…」「背中の通気性がもっと高ければ嬉しい」といった意見は、やはり一定数存在します。また、「サイドポケットが左右非対称で、片方が浅いのが少し使いにくい」「ストラップが多くて、最初のうちは調整に戸惑った」という、細かい使い勝手に関する指摘も見られました。これらの声は、決して製品の欠点を非難するものではなく、「もっとこうだったら最高なのに」という、製品への期待と愛情が故の意見と捉えることができます。

mt ミレー サースフェーNX 30+5の特徴・使い方・背面長(身長)等で解説レビュー!(関連動画付き)

これらのポイントを踏まえた上で、自分の使い方に合うかどうかを判断することが、後悔しないザック選びにつながるはずです。


ミレー サースフェーNX 30+5の関連情報

ミレー サースフェーNX 30+5の関連動画

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ミレー公式の動画です。

SAAS FEE NX | フィッティングの手順

ヤマケイの動画

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この動画がとてもわかりやすいです!


ミレー サースフェーNX 30+5の向いている人/向いていない人

【向いている人】

  • これから登山を本格的に始めたい初心者の方:日帰りから小屋泊まで対応できる汎用性と、誰でも使いやすい操作性は、最初の相棒として最適です。
  • 一つのザックで様々な山行を楽しみたい方:30+5Lという絶妙なサイズ感は、あなたの「やってみたい」を幅広くサポートしてくれます。
  • ザックのフィット感や背負い心地を重視する方:長年の定番たる所以である、身体に吸い付くような一体感をぜひ体験してください。
  • 雨天での行動が多い、もしくは心配な方:進化した撥水性能が、大きな安心感をもたらしてくれます。
  • 長く使える、信頼性の高い道具を求めている方:堅牢な作りと飽きのこないデザインは、あなたの良き相棒として長く活躍してくれるでしょう。

【向いていない人】

  • 装備の軽量化を最優先するウルトラライト(UL)志向の方:より軽量なモデルが他にあります。
  • 真夏の低山ハイクなど、背中の通気性を何よりも重視する方:グレゴリーのズールなど、トランポリン型の背面システムを持つザックの方が快適かもしれません。
  • ミニマルでシンプルなデザインを好む方:多機能ゆえのストラップ類が、少しごちゃついて見える可能性があります。

ミレー サースフェーNX 30+5のよくある質問

Q1. 女性でも使えますか?
A1. はい、お使いいただけます。ただし、より女性の体型に合わせて設計された「ウィメンズモデル(サースフェーNX 30+5 W)」が用意されています。ショルダーハーネスの形状や背面長が女性向けに最適化されているため、女性の方はこちらのモデルを強くお勧めします。

Q2. レインカバーは付属していますか?
A2. はい、ザックの底部に専用のレインカバーが内蔵されています。急な雨でもすぐに対応できるので安心です。

Q3. 街中で使うには大きすぎますか?
A3. 30Lクラスのザックなので、普段使いには少し大きく感じるかもしれません。しかし、荷物が少ない時はコンプレッションストラップで薄くすることができるので、旅行や、荷物の多い日などには活躍してくれるでしょう。

Q4. 旧モデルのサースフェーとの一番の違いは何ですか?
A4. 最も大きな違いは「撥水性」です。生地にシリコン加工が施され、格段に水に強くなりました。また、デザインもより洗練され、クリーンな印象になっています。基本的な背負い心地の良さやコンセプトは受け継がれています。

Q5. お手入れはどうすれば良いですか?
A5. 使用後は、泥などの汚れをブラシで落とし、固く絞った布で拭いてください。汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めたぬるま湯で手洗いし、風通しの良い日陰で完全に乾燥させてください。洗濯機や乾燥機の使用は、生地を傷める原因になるので避けてください。


全体のまとめ

ミレー サースフェーNX 30+5
ミレー サースフェーNX 30+5
ミレー サースフェーNX 30+5
  • 長年の定番が、撥水性を大幅に向上させて進化したモデル。
  • 身体に吸い付くような抜群の背負い心地で、疲れにくい。
  • 日帰りから小屋泊まで、幅広く対応できる「30+5L」の絶妙な容量。
  • かゆい所に手が届く、考え抜かれたポケット配置と収納力。
  • 堅牢なコーデュラナイロンを採用し、長く使える耐久性。
  • 初心者からベテランまで、誰にでもお勧めできる王道の逸品。
  • 雨蓋下の拡張機能が、いざという時の安心感につながる。
  • ライバル製品と比較しても、バランスの取れた総合力が光る。
  • 「山の相棒」として、あなたの登山をより豊かにしてくれる存在。
  • 迷ったらこれを選べば間違いない、と言えるほどの完成度。

実売価格

mt ミレー サースフェーNX 30+5の特徴・使い方・背面長(身長)等で解説レビュー!(関連動画付き)

定価は¥28,050(税込)ですが、[amazon]や[楽天]などのオンラインストア、あるいはアウトドア用品店のセールなどを利用すれば、もう少し手に入れやすい価格です。

amazonはではユーザーレビューも100件以上あり、評価も高く、隙がない優等生ザックなのがわかると思います。

Amazon、楽天では大型イベントセール、タイムセール、値引きクーポン、ポイントアップキャンペーンで実質売価は変動します。

ユーザーレビュー

  • 万能のザック!:容量も大きく、縦走から1泊くらいなら難なくこなせる機能が満載です。ショルダーにはペットボトルが収納でき、使いやすいです。唯一は少し重いかな?というところで、日帰りの短時間登山のときは別のザックを利用しています。
  • 軽くてもしっかり:軽い上に、容量も+5L増やせるので、スリーシーズンの日帰りから、テント泊や小屋泊でも許容範囲です。何泊かは、食料や水次第。少々の雨や露でも撥水効果も高い。上蓋も自在に上げ下げ出来る。ベルトの調整が自在に出来る為、身体にフィットして、荷重を感じないほどです。背中の部分にも、内側も外側も工夫されていて、汗対策も万全です。ザックは登山の三種の神器。アフターフォローも万全で、さすがミレーさんと安心でした。山行を楽しませて頂いています。
  • 日帰り登山に最適:富士登山の為に購入しました。適切にベルトをしめると、2リットルの水+雨具、着替え等を入れてても重さを感じないくらい荷重が分散されてます。各ポケットも使いやすく満足です。容量も日帰りなら十分だと思います。
  • 私の期待以上の商品でした:通勤用にミレーのクーラ30を買った時から、次に登山リュックを買うなら、ミレーにしようと決めていました。中でもサースフェーNXの評判がとても良かったので、先日購入しました。実際に何度か使ってみましたが、抜群のフィット感で荷物がとても軽く感じます。ポケットがたくさんありますが、ちょうどいいところにあるのでとても使いやすいです。それと背面構造が蒸れにくくなっているので、汗かきの私にぴったりです。それなりの値段はしますが、期待以上の商品だったので、大変満足しております。

出典:[amazon・楽天]

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