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4日間お世話になった、上高地とも今日でお別れです。

キャンプ用品を撤収して、またバスターミナルまでリヤカーで運んで、タクシーで沢渡第二駐車場まで移動します。

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まずは朝食をしっかりといただきます。

そして、キャンプ用品を撤収します。

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テントも大きく、荷物が多いので、撤収に約2時間ほどかかりました。

 

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4日間、お世話になりました☆

上高地 小梨平キャンプ場 リヤカー

目の前にあった、中川にも感謝です。

美しい森の清流のそばで暮らしたい、そう考えたことがありますが、今回の滞在でそれが実現できました。

 

キャンプ場受付に行って、リヤカーをレンタルします。

1.5往復(リヤカーでキャンプ場→バスターミナル、空のリヤカーでバスターミナルからキャンプ場、返却後に再度キャンプ場からバスターミナルへ)するため、時間がかかります。

初日と同じリヤカー1号車があったので、それを借りて荷物を積み込み、移動します。

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荷物を、バスターミナルから少し離れたタクシー乗り場に荷物を置きます(初日と同じ場所)。

そして、リヤカー返却のため再度キャンプ場へ。

 

 

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この大きなリヤカーのお陰で、一度に大量の荷物を運ぶことができました☆

そして、またバスターミナルまで移動します。

 

初日のタクシーは1台に荷物乗りましたが、他のタクシーだとどうだろう?断られたりしないかな、と思いつつ、お客さん待ちしていたタクシードライバーさんに荷物を見せて、「これ乗りますか???」と聞いたとろこ、「大丈夫です」と。

みんなでタクシーに荷物を積み込み、無事、全部のりました。

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タクシーってかなり荷物乗るんですね!

1BOXカーに満載の荷物が、セダンタイプにもなんとか乗るとは驚きました。

片道4200円ですが、これだけ荷物載せてくれて、ほんと満足です。

 

そして数十分後、沢渡第二駐車場に到着。

タクシードライバーさん、ありがとうございました(^^)

 

その他、上高地の小梨平キャンプ場で滞在してをわかったこと、感想等を下記にまとめてみました。

 

ゴミは分別して捨てる

小梨平キャンプ場にはゴミ箱が設置されています。

上高地 小梨平キャンプ場 ゴミ箱

プラスチック、燃えるゴミ、缶、びん、ペットボトルなど分別して捨てるようになっています。

山間部でゴミの処分には手間がかかりますから、できるだけゴミが発生しないよう、心がけたいものです。

 

充電できます

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小梨平キャンプ場には電源はありませんが、受付に行くと1回100円で充電できます。

長期滞在になると、携帯電話、電池、バッテリーが減っていきますから、とてもありがたいサービスです。

私達は充電器を持ってきていたので、ここで照明用に使っていた充電池を充電器にセットして、充電させてもらいました。

長期滞在の方は、充電器を用意しておくと良いかもしれません。

 

レンタル品が充実してます

小梨平キャンプ場はかなりレンタル品が充実しています。

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写真のように、鍋、バーナー、ランタン、毛布?、マット、クーラボックスなど、かなり用意しているようです。

上高地に着いて「あ、忘れちゃった!」となっても、下界に降りて買い物行くとなると時間も手間もお金もかかりますから、ありがたいサービスです。

私達も、テント設営用のペグを車に置いてきてしまい、ここでお借りました。ペグ1本のレンタル料が20円でした。

もし、キャンプ場に着いてから、何か大切なキャンプ用品を忘れてしまったら、借りられるかどうか受付に聞いてみると良いかもしれません(^^)

 

 

上高地郵便局で局留め

上高地バスターミナル近くに、郵便局があるのをご存知ですか?

■上高地郵便局

http://map.japanpost.jp/p/search/dtl/300111324000/

 

滞在中に知り合ったキャンパーの方から、「上高地に荷物を運ぶのに、この郵便局を活用する方法もある」と教えて頂きました。

 

郵便局には、留置(局留め)というサービスがあります。

郵便局留め(ゆうびんきょくどめ)とは、郵便物等を宛先として指定された郵便局で留め置き、受取人がその郵便局で受け取ることのできる日本郵便のサービスである。一般的に、局留めと呼ばれる。
 
郵便物や荷物の受け取りの際にプライバシーを保つためなどの理由により、自宅ではないところで郵便物を受け取りたい場合に用いられる。例えば、旅行先に荷物を送る場合などにも利用できる。また、企業が懸賞等の宛先として利用する場合もある。
事前の手続きは不要で、送料も通常通りである(宛先として指定する郵便局に直接持ち込む場合でも同様)。原則として全ての郵便局を宛先として指定できるが、チルド・冷凍ゆうパックについては日本郵便の支店での保管・受領に限られる。
日本郵便以外の他社の宅配便やメール便等を郵便局留めにすることはできない。
出典:wikipedia 

 

留置(局留め)郵便物の保管期間は10日間です。

そのキャンパーの方は、「自宅に荷物を取りに来てもらって、上高地郵便局に荷物を送っている」と言っていました。

私達はその方法を知らなかったので、すべて自分たちで運びましたが、そんな方法もあるのかーと感心しました。

 

ある程度のキャンプ用品を上高地に運ぶとなると、沢渡での乗り換えも発生するため、普通のキャンプ以上に労力が必要になります。

スマートに荷物を運びたい方は、郵便局の局留めを知っておくと良いかもしれません(^^)

 

上高地の気温・服装・寝袋

私達が滞在したのは8月上旬の晴れが続いた日です。

麓の松本市の天気予報は最高気温が34℃くらいの猛暑日が続いていましたが、標高1500mの上高地では、日中はTシャツ一枚ですが、夜は厚手のフリースを着る程度の気温になりました。

真夏といえど、夜は冷えますので、防寒着を用意するとよいでしょう。

また、寝袋も、真夏用のものでたぶん保温力不足になります。快適睡眠温度が0℃付近の、保温力に余裕のあるものがよいでしょう。

地面も冷たく、何かしらのマットも必要になります。

 

上高地での洗濯について

長期滞在するときに気になってくるのが、洗濯です。

上高地のキャンプ場にはコインランドリーはありません。

いろいろ調べてみましたが、上高地に一般の方が使える洗濯機は無いようです。

 

数泊程度なら、その日数分の下着を用意できますが、それ以上の滞在となると、どうでしょうか。

炊事場で洗うなどで対処することになるかもしれません。

洗うことは良しとして、課題になるのは乾燥の方かもしれません。

キャンプ場は林間のため、日光が木々で遮られる場所が多いようです。

木と木の間に紐を張って干している方もいましたが、日当たりや周囲への配慮が大切になってきます。

また、山間部のため、湿度が高く、あまり乾きが良い場所でもありません。

非常に長い期間・・・例えば1週間以上滞在する場合などは、

  • 事前に着替えをたくさん持っていく
  • 下着はできるだけ着替えない
  • 乾きやすい化繊の下着を選ぶ
  • 定期的に麓に降りて、コインランドリーを使う

など、検討することになるかもしれません。

 

携帯電話の電波状況

上高地は観光地の名所でもあるため、電波があります。

私はauですが、キャンプ場では電波がすべて立っていました。

ドコモ、au、ソフトバンクのサービスエリアマップを見ましたが、上高地周辺はどのキャリアもエリア内に入っています。

 

 

3泊4日の感想

最初は、関東からはるか遠く(約5時間)、小さな子連れにはちょっと厳しいのでは、と思われた上高地キャンプは、終わってみれば「行ってよかった」と心から思えるキャンプになりました。

当初は2泊3日の予定が、あまりに心地よく天気もよかったので、3泊4日の滞在になったほどです。

上高地は過ごしやすい気温、すぐ目の前を流れる清流と聞こえるせせらぎ、太陽に照らされて輝く緑と水面、済んだ青空、そびえ立つ山々、と山の魅力がすべて詰まっていました。

 

幼い子供も、小石で遊んだり、土を食べたり?して、自然の素材に触れて遊んでいました。

キャンプ場の設備も充実しています。

上高地キャンプは、移動の手間がかかるため、キャンプ目的で行くなら2泊以上がおすすめの場所です。

また機会があれば、訪れたい。そう思いました。

上高地 河童橋から

 

参考リンク

 

上高地3泊4日ファミリーキャンプ体験 記事一覧

 

この記事を書いた人寝袋選びで大切なこと寝袋とマットは2つで1つ

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著者: Masaki T

2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆

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雪山 クローズドセルマット

谷川岳の雪洞で宿泊

今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。

雪山 テント泊 八ヶ岳

雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)

雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。

自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。

楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆

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山岳・登山用の寝袋マットの選び方の基本(無積雪期)

寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。

キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。

『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。

これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。

登山ルート上のキャンプ場・テント場

『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。

テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆

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