当サイト名を変更しました。
変更前)寝袋・シュラフのプロが極秘で教える『失敗しない選び方・使い方』
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変更後)寝袋・マット研究室
サイト名の変更理由
このサイトを作ったのは、2009年です。
当時は、私は登山系のアウトドアショップで働いていて、数ある商品の中でも商材として、寝袋が好きで、好んで接客していました。
その当時は登山系の寝袋の選び方について、わかりやすく書かれたサイトがあまりなく、自分自身の学びのメモ、サイトで広告収益を得る、など様々な理由で、このサイトを立ち上げました。
サイト制作時に、サイト名の最終候補となっていたのが、
- ①寝袋・シュラフのプロが極秘で教える『失敗しない選び方・使い方』
- ②寝袋・シュラフ研究室(or所)
の2つでした。
①は、自分自身が接客してお客様に提案しているのだから、高い意識で情報を発信していく、という意気込みも込めたもので、②は私自身が理系出身で、アウトドアショップで働く前は大手メーカーの研究開発部門で仕事していたこともあり、割と自然な感じに付けられるかな、というサイト名でした。②はちょっとインパクトに欠けるので、最終的に①を採用しました。
時が経過し、私自身の仕事も変わりました。今現在、寝袋を接客販売する機会が無くなりましたし、約10年間、寝袋に関連することを中心に情報発信してきましたが、私自身よく知らないことがたくさんあると実感し、”プロ”という言葉に対して荷が重く感じるようになりました。
そこで、今の自分の状況で、無理なく自然体で活動できるタイトルにしようと、数年前から模索した結果、ほぼ②と同じサイト名となる、寝袋・マット研究室 とすることにしました。(このサイト作成当初は寝袋中心の内容でしが、寝袋と一体とも言えるマットについての記事も増えるようになり、寝袋・マットと一緒に並べることにしました)
10年前と異なり、今はとてもたくさんの方が独自の視点で情報発信されていますが、このサイトも今までの経験を踏まえた視点で情報発信していく予定ですので、今後とも宜しくお願いいたします☆
著者PROFILE
2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆
谷川岳の雪洞で宿泊
今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。
雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)
雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。
自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。
楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆
寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。
キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。
『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。
これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。
『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。
テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆