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タケモ スリーピングバッグ3(シュラフ3)の実力は?特徴・注意点を徹底解説レビュー|動画付き

タケモ スリーピングバッグ3(シュラフ3)の実力は?特徴・注意点を徹底解説レビュー|動画付き

2万円台で750フィルパワー・ボックス構造を実現した「タケモ スリーピングバッグ3(シュラフ3)」。本記事は、この驚異的な3シーズンダウンシュラフのスペック、口コミ、お手入れ方法までを専門家が徹底分析します。

記事のポイント

  • 750FP・ボックス構造を2万円台で実現した圧倒的な価値
  • 平均730gの軽量性と最低使用温度2℃という実用的なバランス
  • モンベル、ナンガなど主要ライバルとの明確な違いと優位性
  • 注意点(ファスナー噛み、サイズ感)とその「対策」までを網羅

著者PROFILE

運営者・著者 Masaki T

名前:Masaki T
経歴:大手アウトドアショップで寝袋・マットのコーナーを中心に約4年間の接客経験に加え、独自の調査・研究を重ね、アウトドア情報を発信し15年以上。無積雪登山・雪山登山・クライミング・アイスクライミング・自転車旅行・車中泊旅行・ファミリーキャンプなど幅広くアウトドアを経験。(詳細プロフィール

目次

タケモ シュラフ3 (スリーピングバッグ3)の特徴とメリット

タケモ シュラフ3 (スリーピングバッグ3)の特徴とメリット

この寝袋が持つ特徴とメリットは、単なる「コストパフォーマンス」という一言では片付けられない、作り手の深い「愛」と「哲学」に満ちているように感じられます。

  • タケモ シュラフ3 (スリーピングバッグ3)のスペック一覧
  • 750FPとボックス構造が織りなす、価格以上の暖かさ
  • 驚くべきコストパフォーマンス:「本物」を、より安く
  • 妥協のない素材選び:20Dポリエステルリップストップ
  • 信頼と安心のYKK製ファスナーと、ユーザーの声に応える「改良」
  • 「ありがとう」と言いたくなる標準付属品

タケモ シュラフ3 (スリーピングバッグ3)のスペック一覧

まずは、このシュラフの「素顔」とも言えるスペックを見てみましょう。数字は冷静ですが、その奥に隠された情熱を感じ取ってみてください。

項目スペック
モデル名スリーピングバッグ3 (Sleeping Bag 3)
税込価格25,300円
カラーオリーブ
平均重量約730g
中わたホワイトダックダウン (ダウン90%, フェザー10%)
フィルパワー750FP
ダウン封入量300g
構造ボックス構造、シングルドラフトチューブ&ネックチューブ
生地20D ポリエステルリップストップ (撥水加工)
ファスナーYKK製 170cm コイルファスナー
収納サイズΦ15cm x 28cm
参考使用温度最低使用温度 2℃
付属品ストリージバッグSサイズ
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平均730gという軽量さで最低使用温度2℃をカバーしている点もさることながら、注目すべきは「750FP」と「ボックス構造」です。

750FPとボックス構造が織りなす、価格以上の暖かさ

750FPとボックス構造が織りなす、価格以上の暖かさ

このシュラフの「心臓部」とも言えるのが、750フィルパワー(FP)の高品質なホワイトダックダウンと、その能力を最大限に引き出す「ボックス構造」です。

フィルパワーとは、ダウンがどれだけ「膨らむ力」を持つかを示す数値です。750FPというのは、高級ダウンシュラフの証であり、少ない量でも多くの暖かい空気(デッドエア)を溜め込むことができます。

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しかし、どれだけ良いダウンを使っても、それを入れる「袋」の構造がシンプル(例えば、生地を直接縫い合わせる「シングル構造」)では、縫い目から熱が逃げてしまいます(コールドスポット)。

タケモは、ここで妥協しませんでした。「ボックス構造」(隔壁を設けて箱状にする構造)を採用することで、ダウンが持つ膨らむ力を最大限に活かし、コールドスポットを排除。封入された300gのダウンが、余すことなくその保温力を発揮できるように設計されています。この「見えない部分」へのこだわりこそが、最低使用温度2℃というスペックに説得力を持たせているのです。

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750FPのダウンにボックス構造を組み合わせる。これは、高級シュラフの「お作法」とも言えるものです。このシュラフが、ただ「安い」のではなく「価値がある」と言える理由がここにあります。

驚くべきコストパフォーマンス:「本物」を、より安く

スリーピングバッグ3の価格は2万円台です。このスペックを知った後でこの価格を見ると、誰もが「なぜ?」と首を傾げるのではないでしょうか。

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タケモというブランドのコンセプトは「本物と呼べる良いものをより安く!」です。これは単なるスローガンではありません。

この驚異的な価格は、製品の品質を落として(例えば、600FPのダウンを使う、シングル構造にする)実現したものではありません。タケモが大手アウトドアショップなどの中間流通を排し、[amazon]、[楽天]、Yahoo!ショッピング、BASEといったオンライン直販に特化することで、流通マージンを徹底的にカットして実現した「戦略的価格」である可能性が極めて高いのです。

つまり、私たちが支払う25,300円という価格は、そのほとんどが「製品そのものの価値(高品質なダウン、生地、縫製技術)」であり、ブランドの広告費や流通コストに支払う割合が非常に低いことを示唆しています。これは、ギアの「本質」を見極めたいと願う、賢明なキャンパーにとって、この上ない「朗報」です。

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この価格設定は、もはや「企業努力」という言葉だけでは足りないほどの「覚悟」を感じます。私たちユーザーは、タケモの「本物を届けたい」という哲学そのものです。

妥協のない素材選び:20Dポリエステルリップストップ

妥協のない素材選び:20Dポリエステルリップストップ

ダウンの暖かさを支える「ガワ(生地)」にも、明確な意図が感じられます。

素材は、20デニール(D)のポリエステルリップストップ生地です。

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「20D」という太さは、近年の超軽量シュラフ(7Dや10D)ほど薄くはなく、適度な「耐久性」と「軽量性」を両立させた、非常にバランスの良い選択です。生地が薄すぎると、木の枝やテント内のちょっとした突起物で破損しないかと、ヒヤヒヤしてしまいます。その点、20Dの安心感は、フィールドでこそ実感できるメリットです。

また、素材が一般的な「ナイロン」ではなく「ポリエステル」である点も興味深い点です。ポリエステルは、ナイロンに比べて吸湿性が低く、水を含んでも乾きやすい特性があります。生地には撥水加工も施されており、テント内の結露などでシュラフが濡れるリスクを、素材と加工の両面から軽減しようという意思が伝わってきます。

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まさに「実戦的」な選択です。過度に軽量化に走らず、20Dの「安心感」を選ぶ。そして、濡れに強いポリエステルを採用する。これは、実際にフィールドで夜を明かしたことのある人が、経験に基づいて選んだ素材だと感じさせます。派手さはありませんが、実に「誠実」な作りです。

信頼と安心のYKK製ファスナーと、ユーザーの声に応える「改良」

信頼と安心のYKK製ファスナーと、ユーザーの声に応える「改良」

夜中、トイレに起きた時。あるいは、暑くてシュラフを開けたい時。ファスナーが「ジャッ」と生地を噛んで動かなくなってしまった時の、あの焦りともどかしさ。経験したことがある方も多いのではないでしょうか。

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フィールドでのギアトラブルは、時に致命的です。タケモは、その「生命線」とも言えるファスナーに、信頼のYKK製コイルファスナーを採用しています。

さらに、足元からも開閉できるダブルオープンファスナーであり、温度調節が容易です。そして、特筆すべきは、2025年モデルから「YKK製ファスナー噛み込み軽減パーツ」が全モデルに採用されたことです。

これは、ユーザーからのフィードバックに真摯に耳を傾け、製品を改良し続けるタケモの「姿勢」を示す、素晴らしいアップデートだと感じます。

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YKKのロゴは、アウトドアギアにおける「お守り」のようなものです。そこに「噛み込み軽減パーツ」まで加わったとなれば、もう鬼に金棒。些細なことかもしれませんが、この「安心感」こそが、暗闇のテントの中で、私たちの快適な眠りを守ってくれるのです。

「ありがとう」と言いたくなる標準付属品

「ありがとう」と言いたくなる標準付属品

ダウンシュラフは、保管方法が命です。キャンプから帰ってきた後、付属の小さなスタッフバッグに入れっぱなしにすると、ダウンの膨らむ力(ロフト)が回復しなくなり、保温力が著しく低下してしまいます。

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タケモは、そのことを深く理解しています。だからこそ、製品には「標準」で、ダウンをふんわりと保管するための大きな「ストリージバッグ(Sサイズ)」が付属しています。

廉価なシュラフがコストカットのために真っ先に省略するのが、この「保管用バッグ」です。タケモがこれを標準付属にしているのは、販売後の製品寿命までを考慮し、ユーザーに「長く、良い状態で使ってほしい」と願う、ブランドの「製品愛」と「良心」の表れです。モンベルといった高級ブランドも、同様にストリージバッグを付属させています。

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スタッフバッグ(収納袋)はあっても、ストリージバッグ(保管袋)が付属していない製品は、残念ながら少なくありません。タケモのこの「配慮」は、製品を売って終わり、ではなく、ユーザーがそのギアと長く付き合っていくことまでを応援してくれているようで、心が温かくなります。

タケモ シュラフ3 (スリーピングバッグ3)の気になる点・注意点

タケモ シュラフ3 (スリーピングバッグ3)の気になる点・注意点

これほどまでに魅力的なスリーピングバッグ3ですが、どんな製品にも「個性」があり、それは時に「注意点」として映ることもあります。購入してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、このシュラフの「個性」について、誠実にお伝えしておきたいと思います。

  • 保温力 最低使用温度 2℃ 
  • ファスナーの噛み込み:過去の課題と現在の「対策」
  • サイズ感:マミー型特有の「フィット感」
  • ダウンの匂い:天然素材との「上手な付き合い方」
  • 撥水と防水:「濡れ」に対する正しい理解
  • お手入れ:ダウンの性能を維持する「お作法」

最低使用温度 2℃ だと寒い?!

保温力は最低使用温度 2℃なので、 2℃で使うと寒いです。

寝袋には最低使用温度とは別に快適睡眠温度があります。快適睡眠温度が自宅で寝ている状態に近い温度で、最低使用可能温度におおよそおおむね5~10℃をプラスした温度域になります。

mt タケモ スリーピングバッグ3(シュラフ3)の実力は?特徴・注意点を徹底解説レビュー|動画付き

タケモ 2 の「2℃」も、この「リミット」に近い数値です。快適に眠れるのは、恐らく7℃~12℃程度まででしょう。

ファスナーの噛み込み:過去の課題と現在の「対策」

インターネットのレビューを深く探っていくと、過去のモデルにおいて「ファスナーが生地を噛みやすい」という声が、少数ながら存在していました。実際、2022年のYahoo!ショッピングのレビューでは、ユーザーが自らナンガの噛み込み軽減パーツを取り付けた、という報告もありました。

これは、軽量な20D生地を採用するシュラフの「宿命」とも言える問題です。生地が薄く柔らかいと、どうしてもファスナーのレールに吸い込まれやすくなってしまいます。

しかし、この「もどかしさ」に対し、タケモは素晴らしい回答を出してくれました。

前述の通り、タケモの公式サイトでは、「YKK製ファスナー噛み込み軽減パーツ」を「2025年分から全モデルに採用」と明記されています。

サイズ感:マミー型特有の「フィット感」

スリーピングバッグ3は、保温効率を最大化する「マミー型」です。スペック上の内周囲は「肩回り 158cm」となっています。これは標準的なマミー型のサイズであり、無駄な空間を減らして体を素早く温めるための、合理的な設計です。

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しかし、この「フィット感」は、人によって好みが分かれるところです。

あるレビューでは、「165cm 85kg」というがっしりした体型の方でも「そんなに窮屈なこともなく」と好意的な評価をしています。

一方で、別のレビューでは、「157cm 47kg」とスリムな女性が使用した際、「隙間ができてしまう」「女性サイズが欲しい」という声もありました。

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肩回り 158cmは多くの男性は問題なく寝れるマミー型シュラフとしては標準的なサイズ感です。逆に、女性やスリムな男性は、隙間を埋めるためにダウンジャケットなどを中に入れる工夫が必要になるかもしれません。

ダウンの匂い:天然素材との「上手な付き合い方」

ダウン製品を検討する際、特に「ホワイトダックダウン」と聞くと、「獣臭は大丈夫?」と心配になる方がいらっしゃいます。

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この点について、タケモの公式サイトでは、「ダウンは天然素材の特性上ある程度の臭いがあります」「洗浄には細心の注意を払っていますが、購入直後や湿度の高い時期に臭いを感じることがあります」と、非常に正直に記載しています。

しかし、実際のユーザーレビューを見ると、驚くべきことに、「においも個人差はあるのでしょうが気になりませんでした」、「獣臭は、ニト○製布団程度で、私は気になりませんでした」、「匂いもなく」と、匂いが「気にならない」という声が大多数を占めています。

これは、タケモが記載している通り、ダウンの「洗浄」プロセスが非常に高品質であることを示唆しています。

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私は山岳向けのシュラフ、モンベル、マウンテンイクイップメント、タケモのシュラフも2種類持っていますが、タケモのダウンの匂いは標準的で、普通に使用している中でほとんど気になりません。タケモのシュラフで気になるなら、他の大手メーカー製もダメだと思います。

撥水(はっすい)と防水(ぼうすい)は違います

スリーピングバッグ3の生地には「撥水加工」が施されています。これは、水を玉のように弾く加工のことです。

この加工のおかげで、テントの壁面に発生した「結露」がシュラフに付着しても、すぐに染み込むことを防いでくれます。これは非常にありがたい機能です。

しかし、「撥水」は「防水」ではありません。

「防水」(Waterproof)とは、ナンガの「オーロラテックス」のように、生地そのものが水の侵入を(ある程度の水圧まで)防ぐ機能です。

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タケモのシュラフ3は、防水生地ではありません。そのため、雨で浸水したテントの床に直置きしたり、タープ泊で激しい雨に降られたりした場合は、内部のダウンまで濡れてしまいます。ダウンは一度濡れると保温力を失うため、これは避けなければなりません。

タケモの公式サイトでも、冬季のテント泊などでは「シュラフカバーの併用が推奨」されています。

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経験上、1泊の場合は撥水生地であれば濡れによる保温力低下はほとんど気になりません。ダウン濡れは1泊して生地が結露たまま小さな収納袋に圧縮して入れる時にダウン濡れが広がりやすいです。数泊の登山縦走で使う場合はシュラフカバーが合ったほうが安心ではありますが、荷物が増えるため、可能な限り軽量なものが良いでしょう。

お手入れと洗濯の方法:ダウン製品の「お作法」

スリーピングバッグ3は、高品質なダウンを使用しています。その性能を長く維持するためには、適切なお手入れ、特に「洗濯」が重要です。

ダウンシュラフの洗濯は、少し勇気がいる作業ですが、タケモは公式にその方法を案内しています。

「どうしても汚れや臭いが気になる場合」は洗濯を推奨しており、「コインランドリーにある羽毛布団を洗濯出来る機械も有効」と記載しています。

洗濯の頻度は、年に1回、あるいは30~50泊に1回程度が目安です。何よりも重要なのは、洗濯後、内部まで「完全に」乾燥させることです。

mt タケモ スリーピングバッグ3(シュラフ3)の実力は?特徴・注意点を徹底解説レビュー|動画付き

私はダウンシュラフの洗濯は自宅の浴槽、脱水は自宅の洗濯機、乾燥はコインランドリーの場合がほとんどです。大事なのはしっかり乾燥させることです。

タケモ シュラフ3 (スリーピングバッグ3)の口コミ・レビュー

タケモ シュラフ3 (スリーピングバッグ3)の口コミ・レビュー

実際にこのシュラフで夜を過ごした「先人」たちの声にも耳を傾けてみましょう。

[amazon] の高評価レビュー

オンラインのレビューを横断して見えてくるのは、驚くほど一貫した「満足感」です。

  • 暖かさとコストパフォーマンスへの絶賛:
    • 「ふかふかで、しっかり保温してくれる」
    • 「コストパフォーマンスが高い」
    • 「5度くらいまでは、下着姿でも十分眠れる」(レビューより)
    • 「Best and Bargain(最高にお買い得)」
    • 「標高1000mほどの避難小屋で寒くも熱くもなくちょうどよい」(レビューより)
  • 品質(匂い・収納性)への評価:
    • 「においも個人差はあるのでしょうが気になりませんでした」
    • 「獣臭は、私は気になりませんでした」
    • 「コンパクトに収納できるため、バイクキャンプなどにも適している」
    • 「派手すぎない落ち着いたオリーブ色もgood」(レビューより)

コメント

レビューは、高評価が並んでいます。特に、「暖かさ」と「価格」という、シュラフ選びで最も重要な2点が高く評価されているのは、この製品が「本物」であることの何よりの証拠です。匂いが「気にならない」という声が多いのも、品質管理の高さを裏付けていますね。

[amazon][楽天] の気になるレビュー

一方で、少数ながら存在する「気になる点」のレビューは、私たちにとって宝の山です。

  • ファスナーの噛み込み:
    • 「チャックの噛み込みは、生地にステッチが入っており工夫がされていますが、念のため予め用意しておいたナンガ製噛み込み軽減パーツを取り付けました」(2022年)
  • サイズ感(フィット感):
    • 「妻(157センチ47キロ)では、シュラフの中でも膝が抱えられるため足下やお腹回りに隙間ができてしまう」「女性サイズが欲しい」
mt タケモ スリーピングバッグ3(シュラフ3)の実力は?特徴・注意点を徹底解説レビュー|動画付き

注目すべきは、これらの「気になる点」が、製品の「本質的な欠陥」を指摘するものではない、という事実です。ファスナーの噛み込みは、前述の通り2025年モデルで「対策済み」です。サイズ感は、マミー型の「特性」です。これらのレビューは、タケモ シュラフ3が、改善の余地(女性モデルなど)を残しつつも、非常に高いレベルで完成された製品であることを、逆に証明しているように感じられます。

タケモ シュラフ3 (スリーピングバッグ3)の関連情報

タケモ シュラフ3 (スリーピングバッグ3)の関連動画

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百聞は一見に如かず。製品の「質感」や「膨らみ(ロフト)」は、動画で見るのが一番です。

タケモ シュラフ3 (スリーピングバッグ3)のよくある質問

Q. 電熱機能(ヒーター)は付いていますか?

A. いいえ、付いていません。タケモ シュラフ3は、高品質なダウン(羽毛)の力で保温する、伝統的かつ高性能な寝袋です。電熱機能(ヒーター)付きのシュラフは、ニュートラルアウトドアなど、他のブランドから発売されています。

Q. 洗濯機で洗えますか?

A. タケモの公式サイトでは、「コインランドリーにある羽毛布団を洗濯出来る機械も有効」としていますが、製品の寿命を考えると、基本はダウン専用クリーナーでの手洗いをお勧めします。

Q. 防水ですか?

A. いいえ、「防水」ではありません。「撥水(はっすい)加工」が施されているため、結露などの軽い水滴は弾きますが、雨などで濡れると浸水します。必要に応じてシュラフカバーを併用してください。

Q. 女性や小柄な人でも使えますか?

A. ご使用いただけますが、標準的なマミー型(全長205cm, 肩幅158cm)ですので、小柄な方(レビューでは157cm/47kg)が使用すると、足元や肩口に「隙間」ができ、寒さを感じやすい場合があります。その際は、ダウンジャケットを中に入れるなど、隙間を埋める工夫をお勧めします。

全体のまとめ

akemo sleeping bag 3 1 タケモ スリーピングバッグ3(シュラフ3)の実力は?特徴・注意点を徹底解説レビュー|動画付き
  • 2万円台で750FP・ボックス構造は驚異的
  • 平均730gと軽量で3シーズンに最適
  • 最低使用温度2℃で春~秋を広くカバー
  • ライバル(モンベル)比で1.5万円以上安い
  • ライバル(ナンガ)と違い「防水」ではない
  • レビューでは「匂い」が気にならないとの声多数
  • 課題だったファスナー噛みは2025年モデルで対策済
  • 保管用ストリージバッグが標準付属する「良心」
  • オンライン直販中心だからこその戦略的価格
  • 「本物」を求める賢明なキャンパーの「最適解」
mt タケモ スリーピングバッグ3(シュラフ3)の実力は?特徴・注意点を徹底解説レビュー|動画付き

このシュラフを選ぶことは、単なる「節約」ではありません。それは、作り手の「良心」と「哲学」に「共感」し、その価値を正しく評価するという、ギア選びにおける最も「知的」で「幸福」な選択の一つだと、私は感じています。

実売価格

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タケモのシュラフは高品質なので、レビュー評価も非常に高いです☆価格やポイント還元率は、購入時に各サイトでご確認ください。

Amazon、楽天では大型イベントセール、タイムセール、値引きクーポン、ポイントアップキャンペーンで実質売価は変動します。

ユーザーレビュー(amazon)

  • コスパ良し!:膨らみも良く、価格に対してのクオリティが素晴らしいです。早く使用したいと思います。
  • 良い:あまり有名なメーカーではないようですが、品質はかなり良いと思います。まず天然ダウンなのでかさばりません。快適温度や耐久性についてはまだ不明な点が多いですが、縫製や生地の質感を見る限りはナンガ等と遜色ありません。また、気温7度の中でロンTとジャージを着用の上使用した所では暖かく普通に眠る事ができました。大きさは当方184cmですが、かなりピッタリといった印象です。ご参考までに。
  • あたたかい:8月の2200mあたりでテント泊、9月中旬のキャンプ場でテント泊しましたが、とても温かくて大満足です!
  • 非常に良い製品:羽毛の飛び出し、匂いも一切なく縫製もしっかりしており非常に良いシュラフ。お勧めです。
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