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シートゥサミット (ドライ) コンプレッションサックの種類と特徴・購入レビュー

シートゥサミット コンプレッションサック ウルトラシル コンプレッションサック コンプレッション ドライサック ウルトラシル コンプレッション ドライサック

シートゥサミット  コンプレッションサック ウルトラシル コンプレッションサック コンプレッション ドライサック ウルトラシル コンプレッション ドライサック

シートゥーサミットのコンプレッションサックは4種類あります。それぞれの違いを上げると

[簡易防水](耐水圧2,000mmの防水生地だが、シームテープ処理無し

  • コンプレッションサック(高耐久モデル、Sサイズ(10L)=128g,¥2,090)
  • ウルトラシル コンプレッションサック(軽量モデル、Sサイズ(10L)=66g,¥2,640)
[完全防水](耐水圧2,000mmの防水生地、シームテープ処理済み

  • コンプレッション ドライサック(高耐久モデル、Sサイズ(10L)=129g,¥2,970)
  • ウルトラシル コンプレッション ドライサック(軽量モデル、Sサイズ(10L)=75g,¥3,300)

となっています。

各モデル比較

  • 各モデルによる価格差は、それほど大きくない
  • ほぼ同強度と思われる(生地が同じデニール数)簡易防水モデルと完全防水でも重量差はそれほどない
  • 70デニールナイロンとウルトラシルナイロン(30デニール)モデルでは、同容量でも重量差が2倍程度ある

※デニールとは?:繊維の太さの単位。数字が大きいほど太く、強度も上がる。

各モデルで多少サイズ展開が異なりますが、おおよそ

  • XS=2~6リットル
  • S=3.3~10リットル
  • M=4.5~14リットル
  • L=6.5~20リットル
  • XL=10~30リットル

となっています。

完全防水モデルはシームテープ処理されています。

防水コンプレッションバッグのシームテープ処理 シートゥサミット  ウルトラシル コンプレッション ドライサック

感想

実際に「ウルトラシル コンプレッション ドライサック(軽量モデル、Sサイズ(10L)=75g)」を購入して使ってみたのですが、コンプレッションの機能を損なうことなく、よくここまで軽量化してきたな、と感じました。まだ購入して間もないため耐久性はわかりませんが、よほどハードな使い方しなければ問題無いと思います。中身を出す時の取っ手も便利です。

シートゥサミット  ウルトラシル コンプレッション ドライサック

気になった点として、締めるベルトが薄く、ねじれやすいです。

シートゥサミット  ウルトラシル コンプレッション ドライサック

ねじれたままにしていても問題ありませんが、ねじれないようにするには多少気を使います。

コンプレッション力は十分あり、完全防水のため、今後の登山で雨でも気兼ねなくザックに入れておけそうです。

以下、実際に圧縮してみた時の動画です。

ポイント

  • 寝袋を入れた段階で、できるだけ圧縮する、手で押し込む (これをせずにベルトで圧縮すると袋がダブつく)
  • 膝で押してベルトを引く (体重を上手にかけるとスムーズにしっかり圧縮できる)

 

個人的には登山用途なら完全防水モデルがおすすめです。価格もそれほど変わりません。

ネットショップのレビュー件数を見る限り、イスカのコンプレッションバッグが人気ですが、より軽量化したい方、完全防水にしたい方は、シートゥサミットのコンプレッションサックを検討してみてください。

  • [コンプレッションドライサック]優秀(2020年3月28日):問題はベルトが絡まって若干ストレスに感じることがあるくらいです。 雨で濡れるようなこともなく、荷物を最小限にまとめることができるので大変便利で優れものです。
[出典:amazon]

 

シートゥサミット  コンプレッションサック ウルトラシル コンプレッションサック コンプレッション ドライサック ウルトラシル コンプレッション ドライサック

「シートゥサミット コンプレッションサック(高耐久、簡易防水)」の購入者レビューと実売価格

「シートゥサミット ウルトラシル コンプレッションサック(軽量、簡易防水)」の購入者レビューと実売価格

「シートゥサミット コンプレッション ドライサック(高耐久、完全防水)」の購入者レビューと実売価格

「シートゥサミット ウルトラシル コンプレッション ドライサック(軽量、完全防水)」の購入者レビューと実売価格

 

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著者PROFILE

この記事を書いた人寝袋選びで大切なこと寝袋とマットは2つで1つ

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著者: Masaki T

2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆

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今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。

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雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)

雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。

自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。

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山岳・登山用の寝袋マットの選び方の基本(無積雪期)

寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。

キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。

『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。

これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。

登山ルート上のキャンプ場・テント場

『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。

テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆

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