通常、氷点下の環境下では、寝袋(シュラフ)にシュラフカバーを使います。
それは、結露などの水から寝袋を守るためです。
ところが、-20℃、-30℃の世界では話が違うようです。
アラスカの極寒地域を旅した人の話を聞いたのですが、
————————————————————
-20℃以下ではシュラフカバーを使わない
————————————————————
そうです。
なぜかというと、「使うと寝袋とシュラフカバー間が凍ってしまうため」だそうです。
ゴアテックスのシュラフカバーでもそうなると言っていました。
そのため、シュラフカバーをせずに寝袋のままで使用した方がマシなんだそうです。
想像を絶する氷点下の世界では、シュラフカバーが使われないこともあるようですね。
ただ、おそらくシュラフカバーを使っていなくても持っていっていると思います。
テントが吹っ飛ばされた等の緊急時にシュラフカバーが必要になることもありますので、どちらにしても、氷点下で寝袋(シュラフ)を使用する場合はシュラフカバーを持っていきましょう(^^)