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Naturehike 軽量 封筒型ダウン寝袋[CW280]を調査。レビュー&紹介動画&実売価格まとめ

ここ数年、通販サイトで上位表示されているNaturehike(ネイチャーハイク):CW280について調べてみました。

  • サイズ展開時:約長さ190×幅72cm 収納時:約12×26cm 重量:約570g
  • 材質:表面 15D400Tナイロン、詰め物:羽毛280g
POINT

ここ数年、amazonで人気のネットブランドの封筒型ダウン寝袋です。(ページには、『Naturehikeは2005年に中国の寧波で設立された専門的なアウトドア製品のブランド会社』と記載あり)。保温力は、最適温度5℃~15℃と記載あり、主に3シーズン向けです。中綿が化繊の寝袋に比べ、収納サイズも重量も小さく、軽量化や収納サイズをコンパクトにしたい方向けです。おおよそ同程度の保温力の中綿が化繊の寝袋に比べて重量・サイズともに1/2~1/3程度です。収納袋はコンプレッションバッグなので、小さく圧縮可能です。

注意点として、横幅が72cmと細いこと、また、個体差があるのか使用時にダウンの匂い(犬の匂いに似ています)が気になる、というレビューがいくつかあります(低評価のレビューの多くがその内容)。ダウンの獣臭は洗濯するとある程度取れますが、そもそもダウンの洗濯はそれなりに手間がかかります。(ダウン寝袋の洗濯方法はこちら

※経験上3シーズン向けの2~3万円するダウンの寝袋は無臭では無いですが、ほぼ気にならない程度です。

横幅が細め、ダウン臭が気になる個体にあたる可能性がある、と理解した上で、荷物を軽量・コンパクトにしたい方向けの寝袋になると思います。(amazonに多数のレビューありますので、ご参考に)

以下、amazonのカスタマーレビューより抜粋。

  • 春秋にちょうど良さそう(2021年2月4日):自分の元に届いたものは、気になる臭いもなく良かったです。かなりコンパクトになりますし、保存用の大きめのメッシュの収納袋も着いていました。季節的に利用はしていないのですが、春秋くらいの気温にちょうど良さそうです。値段もそこそこなので、もっと早く買っておけば良かったと思いました。
  • 肩は寒い(2020年11月15日):マミー型ではないので、肩は寒いですね。事務所で寝ることがあり使用(コット使用)しましたが、フリースが必要です。個人によってはわかりませんが、10度以下では相当寒いかもしれません。
[出典:amazon]
参考動画

「Naturehike 軽量 封筒型ダウン寝袋」の購入者レビューと実売価格

([参考価格]2021/04/09時点:¥ 11,520)

 

 

 

著者PROFILE

この記事を書いた人寝袋選びで大切なこと寝袋とマットは2つで1つ

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著者: Masaki T

2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆

運営者情報はこちら

雪山 クローズドセルマット

谷川岳の雪洞で宿泊

今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。

雪山 テント泊 八ヶ岳

雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)

雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。

自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。

楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆

山岳・登山用の寝袋マットの選び方の基本(無積雪期)

寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。

キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。

『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。

これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。

登山ルート上のキャンプ場・テント場

『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。

テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆

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