Jackery 1000New(ジャクリ 1000 ニュー)とEcoFlow DELTA3 Plus(エコフロー デルタ3 プラス)のどちらを買うべきか迷っていませんか。どちらも1000Whクラスの定番モデルで、スペック表だけを見るとよく似ていますが、設計思想はかなり異なります。
一言で言うなら、軽さ・定価コスパ・シンプルさならJackery 1000New、充電速度・機能・拡張性ならEcoFlow DELTA3 Plusです。セール時の価格次第でコスパは逆転することもあります。
本記事では両社の公式スペックをもとに12項目で徹底比較し、用途別の選び方まで詳しく解説します。なお「Jackery 1000New」「Jackery 1000 New」「JE-1000D」はすべて同一製品、「DELTA3 Plus」「DELTA 3 Plus」「デルタ3プラス」も同一製品を指します。本記事では検索されやすい表記も併用しています。
まず結論|Jackery 1000NewとEcoFlow DELTA3 Plusはどっちがおすすめ?
用途ごとにどちらが向いているかを一覧でお伝えします。一言でまとめるなら、「持ち運んで使う人はJackery 1000New、家で据えて使う人はEcoFlow DELTA3 Plus」が最もわかりやすい住み分けです。ただしセール時には価格差が縮まる・逆転することがある点も念頭に置いてください。
| 用途・重視ポイント | おすすめ | 理由(一言) |
|---|---|---|
| キャンプ・ソロアウトドア | Jackery 1000New | 約10.8kgで軽量・LEDライト内蔵(※1) |
| 防災・停電対策(据え置き) | EcoFlow DELTA3 Plus | UPS 10ms未満・充電56分・NAS対応 |
| 車中泊(積み下ろし頻繁) | Jackery 1000New | 約1.7kg軽く・体積も約20%小さい |
| 在宅ワーク・PCバックアップ | EcoFlow DELTA3 Plus | UPS 10ms未満・静音30dB未満・NAS保護 |
| ソーラー発電を積極活用 | EcoFlow DELTA3 Plus | 最大1,000W入力(Jackeryの約2.5倍) |
| 将来の容量拡張を検討中 | EcoFlow DELTA3 Plus | 最大5kWhまで拡張可。Jackeryは非対応 |
| 定価ベースでコストを抑えたい | Jackery 1000New | 定価で約30,000円安い。セール時は要比較 |
| 多ポート同時使用・グループ利用 | EcoFlow DELTA3 Plus | 13ポート(Jackeryは7ポート) |
| 車載走行充電も重視したい | EcoFlowやや有利 | 両社対応。EcoFlowはアクセサリーの選択肢が豊富 |
※1 「1000Whクラス・リン酸鉄リチウムイオン電池搭載・双方向インバーター搭載モデルにおいて業界トップクラスの軽量コンパクト」(2024年6月時点、Jackery Japan調べ)
この記事でわかること
- Jackery 1000New と EcoFlow DELTA3 Plus を12項目で比較した差と理由
- 「最速60分充電」の表記に含まれる注意点と、通常モードでの実際の差
- 重量・USB-C・ソーラー・UPS・拡張性・走行充電など購入判断に直結する違いのすべて
- 定価・セール価格・1Wh単価を踏まえた「今どちらが安いか」の整理
- 家電ごとの使用時間目安と、防災・キャンプでの使用例
JackeryとEcoFlowはどんなメーカー?
Jackery(ジャクリ)は2012年創業・アメリカ発のポータブル電源ブランドで、主要製品は中国で製造されています。日本法人「Jackery Japan」が国内サポートを担っており、軽量・コンパクト設計を強みとします。なお、Jackery Japan公式の正規販売ルート以外(フリマサイト等)で購入した製品は保証対象外になる場合があります(Jackery Japan公式サイト記載)。購入先にはご注意ください。
EcoFlow(エコフロー)は2017年設立・中国深圳を拠点とするブランドです。急速充電技術と拡張エコシステムの充実で急成長し、「EcoFlow Japan」が日本語サポートを提供しています。「売上高・販売台数 世界No.1のポータブル電源ブランド」と公式で謳っています(自社調べ)。
比較の前に|Wh・Wとはなにか
Wh(ワットアワー)=タンクの大きさ。バッテリーに蓄えられる電気の総量で、数字が大きいほど長く使えます。Jackery 1000Newは1,070Wh、DELTA3 Plusは1,024Whで、差は約46Wh(約4.5%)です。
W(ワット)=蛇口の太さ。同時に出せる電力の最大値で、どちらも定格1,500Wです。電気ケトル・電子レンジ・ドライヤーなど多くの家電をカバーできますが、機種によって定格消費電力は異なります。お手持ちの機器を事前にご確認ください。
なお、バッテリーには変換ロスが伴うため、カタログ容量をすべて取り出せるわけではありません。ざっくりした試算では表示容量×約80%が実働目安となります(あくまで参考値です)。Jackery 1000Newなら約856Wh、DELTA3 Plusなら約819Whが目安です。
Jackery 1000New vs EcoFlow DELTA3 Plus 主要スペック比較表
以下は各メーカー公式サイト・公式マニュアル・プレスリリースをもとに作成しています(2026年5月24日確認)。スペックは予告なく変更される場合があります。購入前は必ずJackery公式サイト・EcoFlow公式サイトで最新情報をご確認ください。
| 比較項目 | Jackery 1000New | EcoFlow DELTA3 Plus |
|---|---|---|
| バッテリー容量 | 1,070Wh | 1,024Wh |
| 電池種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池(LFP) | リン酸鉄リチウムイオン電池(LFP) |
| 充放電サイクル後の維持率 | 4,000回以上使用後 70%維持(公式値) | 4,000回以上使用後 80%以上維持(公式値) |
| 定格出力 | 1,500W | 1,500W(X-Boost使用時:最大2,000W) |
| ピーク出力(瞬間最大) | 3,000W | 3,000W |
| AC充電:通常モード | 約1.7時間(公式値) | 約56分・40分で80%(公称値) |
| AC充電:高速モード | 最短約60分(緊急充電モード)(公式値) | 通常モードが最速(56分) |
| ソーラー入力(最大) | 400W(1ポート) | 1,000W(500W×2ポート) |
| ソーラー充電目安 | 400W入力:約3時間、100W入力:約15時間(公式値) | 1,000W(2枚):約70分、500W(1枚):約2時間(公称値) |
| 走行充電(別売アクセサリー) | Drive Charger 600W対応・1000 Newは約3時間(Jackeryプレスリリース値)※DC7909変換接続不可 | Alternator Charger対応(500W・800W系)。公式でDELTA3 Plus + 500Wセットあり |
| UPS切替速度 | 20ms未満(公式値) | 10ms未満・NASサージ保護対応(公式値) |
| 出力ポート数(合計) | 7ポート | 13ポート |
| ACコンセント数 | 3口 | 6口 |
| USB-A | 1口(QC最大18W)(公式値) | 2口(QC 3.0対応)(公式値) |
| USB-C | 2口(最大100W PD対応。詳細な各ポート出力は公式仕様を要確認) | 2口(最大140WクラスのPD 3.1/QC 3.0対応。各ポート出力・同時使用時の上限は公式仕様で要確認) |
| シガーソケット | 1口 | 1口 |
| DC5521ポート | なし | 2口(12.6V×3A) |
| 重量 | 約10.8kg | 約12.5kg |
| サイズ(mm) | 327×224×247 | 398×202×284 |
| 静音性(公称) | 低負荷時は静か(高負荷時・緊急充電時:約40dB) | 600W以下で30dB未満(公称値) |
| 容量拡張 | 非対応 | 最大5kWh(専用エクストラバッテリー使用) |
| 防水・防塵 | 本体は雨天・水濡れ使用を避けること(詳細は公式サイトで要確認) | 本体IP20・バッテリーパックIP65(公式値)。本体は雨天使用不可 |
| LEDライト | あり(点灯・点滅・SOS の3モード) | なし |
| アプリ連携 | Wi-Fi・Bluetooth対応 | Wi-Fi・Bluetooth対応(荒天警報システム搭載) |
| 製品保証 | 5年(Jackery Japan正規販売ルートのみ) | 5年(EcoFlow Japan) |
Jackery 1000NewとEcoFlow DELTA3 Plusの勝敗まとめ
機能面ではEcoFlow DELTA3 Plusが優位な項目が多く、携帯性・定価ベースのコスパ・シンプルさではJackery 1000Newが強い、という構図です。
| 比較軸 | 優位なモデル | ひと言メモ |
|---|---|---|
| バッテリー容量 | Jackery 1000New(わずか) | 差は46Wh(約4.5%)。実使用での体感差はほぼなし |
| 長期の容量維持率 | EcoFlow DELTA3 Plus | 4,000回後80%以上 vs 70%。長期使用で差が出る可能性 |
| AC充電速度(通常) | EcoFlow DELTA3 Plus | 約56分 vs 約1.7時間。日常の差は最大約1時間 |
| ソーラー充電 | EcoFlow DELTA3 Plus | 最大1,000W vs 400W。約2.5倍の入力差 |
| 重量・携帯性 | Jackery 1000New | 約10.8kg vs 約12.5kg。約1.7kg軽い |
| UPS切替速度 | EcoFlow DELTA3 Plus | 10ms未満 vs 20ms未満。NAS・PC保護に差 |
| 出力ポート数 | EcoFlow DELTA3 Plus | 13ポート vs 7ポート。ACは6口 vs 3口 |
| USB-C出力 | EcoFlow DELTA3 Plus | 最大140WクラスのPD 3.1対応 vs 最大100W PD対応(詳細は公式仕様で要確認) |
| X-Boost(2,000W対応) | EcoFlow DELTA3 Plus | Jackeryにはない独自機能 |
| 静音性(数値明示) | EcoFlow DELTA3 Plus | 600W以下で30dB未満と公称。Jackeryは条件次第 |
| 容量拡張性 | EcoFlow DELTA3 Plus | 最大5kWhまで拡張可。Jackeryは非対応 |
| 走行充電の選択肢 | EcoFlowやや有利 | 両社対応。EcoFlowはアクセサリー展開が広い |
| LEDライト | Jackery 1000New | 3モード内蔵。EcoFlowは非搭載 |
| 定価コスパ(1Wh単価) | Jackery 1000New | 約112円/Wh vs 約146円/Wh(定価ベース) |
→ Jackery 1000New の在庫・最新価格を公式サイトで確認する
→ Jackery 1000New をAmazonで確認する
→ EcoFlow DELTA3 Plus の在庫・最新価格を公式サイトで確認する
→ EcoFlow DELTA3 Plus をAmazonで確認する
価格・セール・コスパで比較
定価と確認時点の価格・在庫状況
価格・在庫状況は常に変動します。下記はあくまでも参考値です。購入前は必ず各公式サイト・ECサイトで最新情報をご確認ください。
| 項目 | Jackery 1000New | EcoFlow DELTA3 Plus |
|---|---|---|
| 公式通常価格(税込) | 119,800円 | 149,600円 |
| 確認時の公式表示価格(2026年5月24日) | 公式サイトで要確認 | 74,800円(確認時に売り切れ表示あり) |
| 在庫状況(2026年5月24日) | 公式サイトで要確認 | 確認時に売り切れ表示あり(変動・要確認) |
| 1Whあたり単価(通常価格ベース) | 約112円/Wh | 約146円/Wh |
| 1Whあたり単価(表示74,800円ベース) | ― | 約73円/Wh(Jackery通常価格を下回る) |
| 1kgあたり容量 | 約99Wh/kg | 約82Wh/kg |
| 1万円あたりの容量(通常価格ベース) | 約89Wh/万円 | 約68Wh/万円 |
通常価格ベースでは Jackery 1000New がコスパで有利です。ただし EcoFlow DELTA3 Plus はセール時に大幅に値下がりするケースがあり、確認時点では74,800円の表示が確認できました。このとき1Wh単価は約73円/Whとなり、Jackery 1000New の通常価格ベース(約112円/Wh)を下回ります。ただし確認時に売り切れ表示もありました。価格・在庫はリアルタイムで変動するため、購入前は必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。
セール傾向と購入タイミング
EcoFlow はAmazonプライムデー(7月頃)・ブラックフライデー(11月)・楽天スーパーSALEなどの大型セール時に価格が大きく動くことがあります。確認時点でも通常価格より大きく下がった表示がありましたが、在庫状況も変動していました。Jackery も公式ストアやAmazonで定期的なセールを実施しています。どちらも割引率・実施期間は変動するため、購入を急がない場合はタイミングを見計らうことが大切です。
→ Jackery 1000New の在庫・最新価格を確認する(Jackery公式)
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→ EcoFlow DELTA3 Plus の在庫・最新価格を確認する(EcoFlow公式)
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Jackery 1000NewとEcoFlow DELTA3 Plusの違いを12項目で解説
1. バッテリー容量・長期的な寿命
容量差は46Wh(約4.5%)とわずかで、日常的な使い勝手に体感できる差はほとんどありません。どちらもリン酸鉄リチウムイオン電池(LFP電池)を採用しており、熱安定性・長寿命という共通の特徴を持ちます。
4,000回使用後の容量維持率には差があります。Jackery 1000New が公式値で70%維持、EcoFlow DELTA3 Plus が80%以上維持と公表されています。毎日充電するペースで約10年分に相当するサイクル数ですが、長期使用を前提にする場合はこの差を念頭に置いておくとよいでしょう。
2. AC充電速度|「60分」表記の注意点
EcoFlow DELTA3 Plus は独自の「X-Stream機能」により、通常モードで約56分フル充電(公称値)、40分で約80%まで回復します。急な停電予報やキャンプ出発直前の充電忘れでも、1時間以内に対応できる安心感があります。
Jackery 1000New の「最速60分フル充電」は「緊急充電モード」使用時の数値です(公式値)。通常モードでのフル充電は約1.7時間とされており、日常的な充電速度では明確な差があります。緊急充電モードはバッテリーへの負担が通常より大きいとされるため、毎回の使用は避けることが望ましいとされています。充電時間は電圧・温度・残量などの条件で変動しますので、公称値はあくまでも参考値としてご覧ください。
3. ソーラー充電の対応力
EcoFlow DELTA3 Plus は500Wのソーラー入力ポートを2口搭載(合計最大1,000W)しており、2枚のソーラーパネル使用時に約70分、1枚使用時に約2時間でフル充電できる公称値が示されています。Jackery 1000New は最大400W(1ポート)で、400W入力時に約3時間・100W入力時に約15時間(いずれも公式値)とされています。入力容量は約2.5倍の差があります。
ソーラー充電の実際の速さは天候・パネルの角度・気温によって大きく変動します。公称値はあくまでも理想条件下での参考値とお考えください。また防災用途では、天候に左右されるソーラーだけに頼りすぎず、AC充電との組み合わせも想定しておくことが安心です。
4. 重量・サイズ|「1.7kgの差」の体感
Jackery 1000New が約10.8kg、EcoFlow DELTA3 Plus が約12.5kgで、差は約1.7kgです。数字だけ見ると小さな差に感じるかもしれませんが、車のトランクへの積み下ろしを繰り返すキャンプや車中泊では、この差が体の負担として積み重なります。体力に自信がない方や、砂利・坂道の多いキャンプサイトでは Jackery 1000New の軽さが実感しやすい場面です。サイズも Jackery 1000New が一回り小さく(体積で約20%コンパクト)、ラゲッジルームやテント内でのスペース活用に有利です。
5. UPS機能・停電時の切替速度
UPS機能(無停電電源装置機能)とは、停電時に自動でバッテリー出力へ切り替える機能です。パソコン・冷蔵庫・通信機器などをつないでおくと、停電時のデータ消失や食材の傷みを防ぐ効果が期待できます。ただし、ポータブル電源のUPS機能は業務用UPS機器とは設計が異なります。医療機器への使用を検討している場合は、機器メーカー・担当医師・ポータブル電源メーカーへの事前確認が必須です。
切替速度は EcoFlow DELTA3 Plus が10ms未満、Jackery 1000New が20ms未満です。EcoFlow DELTA3 Plus はNAS(ネットワーク対応ストレージ)対応のサージ保護機能も備えており、在宅ワーカーやPCを常時稼働させている方のバックアップ電源として向いています。
6. 出力ポート数・USB-Cスペック
EcoFlow DELTA3 Plus は合計13ポート(AC×6・DC5521×2・USB-A×2・USB-C×2・シガーソケット×1)、Jackery 1000New は合計7ポート(AC×3・USB-A×1・USB-C×2・シガーソケット×1)です。
USB-Cスペックにも差があります。EcoFlow DELTA3 Plus はUSB-C×2を搭載し、最大140WクラスのPD 3.1/QC 3.0充電に対応しています(公式マニュアルより)。各ポートの出力条件や同時使用時の上限については、購入前に公式仕様・マニュアルをご確認ください。最新のノートPCやタブレットへの急速充電ではEcoFlow DELTA3 Plusが有利です。Jackery 1000New は最大100W PD対応(公式値)です。詳細な各ポートの出力条件は公式サイトでご確認ください。なお Jackery 1000New のUSB-Cは出力専用で、本体への入力充電には使えないことにご注意ください。
7. 静音性
EcoFlow DELTA3 Plus は600W以下の出力時に30dB未満と公表しており、図書館内の静かな環境に近い水準です。夜間の就寝中・テント内・在宅ワーク中でも気になりにくい静音性です。Jackery 1000New は低負荷時は静かに動作しますが、緊急充電モード使用時には約40dBになることが確認されています。どちらも静音設計ですが、公称値として数値が明示されている点ではEcoFlow DELTA3 Plusが明確です。
8. X-Boost機能(EcoFlow DELTA3 Plusのみ)
EcoFlow DELTA3 Plus に搭載された独自機能で、定格出力(1,500W)を超える最大2,000Wまでの家電への給電をサポートします。ただし、出力を制御・調整することで実現するものであり、家電本来の性能が一部抑えられる場合があります。詳細は公式サイトをご確認ください。
9. LEDライト(Jackery 1000Newのみ)
Jackery 1000New は本体にLEDライトを内蔵しており、点灯・点滅・SOSの3モードで使用できます。キャンプ中の手元照明や停電時の緊急照明として活用できる場面があります。EcoFlow DELTA3 Plus にはLEDライト機能がありません。
10. 容量拡張性
EcoFlow DELTA3 Plus は専用エクストラバッテリーとの組み合わせで最大5kWh(5,000Wh)まで拡張できます。将来「もっと長時間使いたい」「停電への備えを厚くしたい」と感じたときに、本体買い替えなしで対応できます。Jackery 1000New は現時点で拡張非対応です。Jackeryブランドで拡張性が必要な場合は「Jackery 1000 Plus」が選択肢となります。
11. 車載充電・走行充電
車中泊や長距離ドライブでの活用を考えている場合、走行中に車のエンジンからポータブル電源を充電する「走行充電(オルタネーター充電)」も重要な比較ポイントです。どちらのメーカーも専用アクセサリーを展開しており、走行充電に対応しています。
| モデル | 走行充電アクセサリー | 1000 New / DELTA3 Plusでの充電目安 |
|---|---|---|
| Jackery 1000New | Drive Charger 600W(別売・2025年発表) 12V/24V対応・ガソリン車の90%以上に対応 ※HV・EV非対応。DC7909変換接続不可 | 1000 New:約3時間(Jackeryプレスリリース値) |
| EcoFlow DELTA3 Plus | Alternator Charger(500W・800W系、別売) 公式でDELTA3 Plus + 500Wセットあり | 詳細は公式サイトで要確認 |
走行充電については、どちらも対応しているため「EcoFlowだけが使える」という状況ではありません。ただしEcoFlowはAlternator Chargerの選択肢(500W・800W系)が広く、EcoFlowエコシステム全体との親和性が高い傾向にあります。Jackery Drive Charger 600Wは2025年に発表された走行充電専用アクセサリーで、Jackery 1000 Newとのセット販売も展開されています。なお、走行充電の実際の出力は車両の発電余力・回転数・同時使用電装によって変動します。接続前に各アクセサリーの取扱説明書をよくお読みください。
12. アプリ連携と保証
両モデルともWi-Fi・Bluetoothでスマートフォンアプリと連携でき、充電残量の確認や出力設定の変更が可能です。EcoFlow は荒天警報システムや細かな充電制御など、アプリで操作できる機能が充実しているとされています。Jackery のアプリはシンプルで直感的との評価が多く、ポータブル電源初心者でも操作しやすい印象があります。どちらも保証5年・日本語サポートに対応していますが、Jackeryは公式正規販売ルート以外で購入した場合、保証対象外になる場合があると公式サイトに記載されています。
ソーラーパネルセットで買うならどっち?
両社ともポータブル電源+ソーラーパネルのセット販売を展開しており、個別購入より割安になることが多いです。
| モデル | 主なセット構成例 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| Jackery 1000New | +100Wパネル(Solar Generator 1000 New 100W) +200Wパネル(Solar Generator 1000 New 200W) ※最大400W入力。200W×2枚が上限活用例 | ソロキャンプ・補助的なソーラー活用向き |
| EcoFlow DELTA3 Plus | +160W両面パネル +220W両面パネル +専用エクストラバッテリー+220Wパネル(3点セット) ※最大1,000W入力。500W×2枚で最大活用 | 本格的なソーラー運用・防災備蓄向き |
ソーラーパネルの対応機種・組み合わせ・セット価格は変動します。購入前に各公式サイトで最新のセット商品をご確認ください。また、純正以外のソーラーパネルを接続する場合は、コネクタ形状(MC4・DC8020など)の互換性確認が必要です。詳細は各メーカーのサポートにお問い合わせください。
→ Jackery 1000New ソーラーセットを公式で確認する
→ EcoFlow DELTA3 Plus ソーラーセットを公式で確認する
主な家電の合計稼働時間の目安
以下はすべて「合計稼働時間の目安」です。連続使用時間ではありません。「バッテリー容量×変換効率80%÷消費電力」で試算したものです(あくまで参考値)。電子レンジは定格消費電力が機種によって大きく異なります(600W〜1,500W超のものもあります)。ドライヤーも風量・温度設定によって消費電力が変わります。お手持ちの機器の定格消費電力を事前にご確認ください。冷蔵庫は起動時に定格の数倍の電力を瞬間的に必要とするため、ピーク出力(両モデルとも3,000W)の範囲に収まるかの確認も必要です。
| 機器(目安消費電力) | Jackery 1000New(1,070Wh) | EcoFlow DELTA3 Plus(1,024Wh) |
|---|---|---|
| スマホ充電(約20Wh/回) | 約42回 | 約40回 |
| ノートPC(約50W) | 約17時間 | 約16時間 |
| 電気毛布(約60W) | 約14時間 | 約13時間 |
| 小型冷蔵庫(約60W・平均消費) | 約14時間 | 約13時間 |
| 電気ケトル(約850W) | 合計約60分 | 合計約58分 |
| 電子レンジ(約1,000W目安) | 合計約50分 | 合計約49分 |
| ドライヤー(約1,200W目安) | 合計約42分 | 合計約40分 |
容量差約4.5%の両モデルは、稼働時間もほぼ同等です。1人1日あたりの電力消費を約500Whと仮定すると、どちらのモデルも約1.6〜1.7日分が目安となります。ただし実際の消費パターンは大きく異なるため、あくまでも参考としてご覧ください。長期停電への備えを強化したい場合は、EcoFlow DELTA3 Plus の拡張バッテリー追加か、上位容量モデルの比較も合わせて行うことをおすすめします。
向いている方・後悔しやすい方の特徴
Jackery 1000New が向いている方
- キャンプや車中泊に頻繁に持ち出す予定がある
- 軽さ・コンパクトさを最優先にしたい
- シンプルな操作感と定番の安心感を重視する
- 1,070Wh単体で運用でき、拡張は不要
- LEDライトをキャンプ照明として活用したい
- 定価ベースでのコストを抑えたい
Jackery 1000New で後悔しやすい方
- 毎日素早く充電したい(通常モードは約1.7時間)
- 将来的に容量を増やす可能性がある(現時点で拡張非対応)
- PC・NASのバックアップ用途で切替速度を重視する(UPS 20ms未満)
- 多くのポートを同時に使いたい(7ポート)
EcoFlow DELTA3 Plus が向いている方
- 充電速度を最優先にしたい(通常モード約56分・公称値)
- 防災備蓄・停電対策として自宅に据え置きで使いたい
- UPS切替速度(10ms未満)・NAS保護を重視する
- 将来の容量拡張(最大5kWh)を視野に入れている
- 多ポートで複数機器を同時使用したい
- ソーラーパネルを積極活用して最大1,000W入力を使いたい
- 夜間・就寝時の静音性を重視する(600W以下で30dB未満)
- 走行充電のアクセサリー展開が充実した方が良い
EcoFlow DELTA3 Plus で後悔しやすい方
- 頻繁に持ち運ぶ予定がある(約12.5kgは約1.7kg重い)
- LEDライト機能が必要(非搭載)
- 定価ベースでのコストを抑えたい(通常価格149,600円)
どちらもおすすめしない方
- 長期停電(3日以上)を1台で賄いたい方。どちらも1,000Wh前後の容量では1〜2日が目安です。長期対応には拡張バッテリーの追加か上位容量モデルの検討が必要です。
- 医療機器を接続したい方。専用の医療用UPS機器との比較・専門家への確認が先です。
迷ったらこの3択|最後の購入判断
ここまで読んでもまだ迷っている方は、この3つの問いで判断してみてください。
- 「キャンプや車中泊に持ち出すことが多い」→ Jackery 1000New。軽さと携帯性を最優先に選ぶなら、現時点で最も合理的な選択です。
- 「主に自宅の防災備蓄・停電対策として置いておく」→ EcoFlow DELTA3 Plus。充電速度・UPS性能・将来の拡張性、そしてセール時のコスパが魅力です。
- 「価格を最小限に抑えて、とにかく1台持っておきたい」→ セールを待ちながら両公式サイトを確認する。EcoFlow DELTA3 Plus が70,000円台まで下がって在庫がある場合、機能面と1Wh単価では非常に有力な選択肢になります。
→ Jackery 1000New の在庫・最新価格を公式サイトで確認する
→ Jackery 1000New をAmazonで確認する
→ EcoFlow DELTA3 Plus の在庫・最新価格を公式サイトで確認する
→ EcoFlow DELTA3 Plus をAmazonで確認する
購入前に知っておきたい注意点
雨・水には注意が必要
EcoFlow DELTA3 Plus の本体はIP20で防水仕様ではありません。キャンプではタープの下・車内への設置が基本です。Jackery 1000New も本体への直接の雨天使用は避けてください。
Jackeryは正規ルートでの購入が保証の前提
Jackery Japan 公式サイトには、公式ルート以外(フリマサイト等)で購入した製品は保証対象外になる場合があると記載されています。購入先は必ず正規販売店・公式ストアをご利用ください。
UPSとして長時間使用する場合は要確認
UPS機能での長時間連続使用については、各メーカーの推奨使用方法・注意事項をご確認ください。パススルー充電(充電しながら給電する機能)とUPS機能は異なる概念です。
走行充電アクセサリーの注意点
Jackery Drive Charger 600WはハイブリッドおよびEVには対応していません。また、DC7909ポートへの変換接続はできません(Jackery公式)。接続前に対応車種・対応ポートをご確認ください。EcoFlow Alternator Charger も対応車種・取り付け条件があります。いずれも取扱説明書をよくお読みください。
よくある質問
どちらが安いですか?
通常価格ベースでは Jackery 1000New(119,800円)が EcoFlow DELTA3 Plus(149,600円)より約30,000円安い設定です。ただし EcoFlow はセール時に大幅に値下がりする傾向があり、2026年5月24日確認時点では74,800円の表示がありましたが、売り切れ表示も確認されていました。最新の価格・在庫は必ず公式サイトでご確認ください。
どちらが軽いですか?
Jackery 1000New が約10.8kgで、EcoFlow DELTA3 Plus(約12.5kg)より約1.7kg軽いです。頻繁に持ち運ぶ用途には Jackery 1000New が有利です。
防災用ならどちらがおすすめですか?
据え置きでの防災備蓄用途なら EcoFlow DELTA3 Plus が向いています。UPS切替速度(10ms未満)・通常充電56分・拡張性(最大5kWh)・NAS対応サージ保護など、防災備蓄に直結する機能が充実しています。持ち出し型の防災グッズとしては Jackery 1000New の軽さも有効です。
電子レンジは使えますか?
どちらも定格1,500Wの出力があるため、一般的な家庭用電子レンジの使用が可能です。ただし機種によっては定格消費電力が1,000〜1,500Wを超えるものもあります。お手持ちの機器の定格消費電力とピーク出力(どちらも3,000W)を事前にご確認ください。EcoFlow DELTA3 Plus は X-Boost機能で最大2,000Wの家電にも対応できます。
ソーラー充電はどちらが速いですか?
EcoFlow DELTA3 Plus が大幅に有利です。最大1,000W入力(500W×2ポート)で約70分フル充電(公称値)に対し、Jackery 1000New は最大400W入力(1ポート)で約3時間(公式値)です。実際の充電時間は天候・パネルの角度・気温によって変動します。
Jackery 1000 Plusとの違いは?
Jackery 1000 Plus は容量1,264Wh・定格2,000W・拡張バッテリー対応(最大5,000Wh)というスペックです。拡張性・出力・容量のいずれも1000Newより上ですが、重量は約14.5kgと重く、価格も高くなります。拡張性や高出力が必要な場合に検討を。
DELTA 3(Classic)とDELTA 3 Plusの違いは?
主な違いは次の通りです。ソーラー入力はDELTA 3が最大500W(1ポート)、DELTA 3 Plusが最大1,000W(500W×2ポート)。AC充電時間は両モデルとも最短56分と公表されています(EcoFlow公式比較表より)。容量拡張はどちらも専用エクストラバッテリー対応で最大5kWhまで拡張可能、UPS切替速度も10ms未満で共通です。ソーラーを2枚使った高速充電を重視するなら DELTA 3 Plus が上位モデルとなります。
UPSとして常時接続して使っていいですか?
UPS機能での常時接続(パススルー使用)に対応してはいますが、バッテリーへの長期的な負荷に関わります。長期間の連続使用に関しては各メーカーの推奨使用方法・注意事項をご確認ください。
車内に置きっぱなしにしても大丈夫ですか?
真夏の車内は高温になるため、ポータブル電源の長時間放置は推奨されません。直射日光・密閉車内での長時間保管は避けてください。詳細は各メーカーの保管温度・取扱説明書をご確認ください。
JackeryとEcoFlowはどこの国のメーカーですか?
Jackeryは2012年創業のアメリカ発ブランドで、主要製品は中国で製造されています。EcoFlowは2017年設立・中国深圳を拠点とするメーカーです。どちらも日本法人が国内サポートを担っており、日本語での問い合わせが可能です。
純正以外のソーラーパネルは使えますか?
対応する電圧・電流・コネクタ形状が合えば使用できる場合がありますが、動作保証・安全保証は各メーカーの純正品が前提となります。Jackery 1000New はDC8020コネクタが主流で、EcoFlow DELTA3 Plus も専用のコネクタ形状があります。純正以外を使用する場合は変換アダプターの互換性確認と、各メーカーへの事前確認をおすすめします。
記事全体のまとめ
最終判断:持ち運んで使う人はJackery 1000New、家で据えて使う人はEcoFlow DELTA3 Plusです。セール時の価格次第でコスパは逆転することもあります。
- 容量はJackery 1000New が1,070Wh、DELTA3 Plusが1,024Whで差は約4.5%。実使用での体感差はほぼなし。
- 4,000回後の容量維持率はDELTA3 Plusが80%以上、Jackery 1000Newが70%(いずれも公式値)。長期使用ではDELTA3 Plusが有利な可能性。
- AC充電速度はDELTA3 Plusが通常モードで約56分(公称値)。Jackery 1000Newの「60分」は緊急充電モード時の値で、通常モードは約1.7時間。
- ソーラー入力はDELTA3 Plusが最大1,000W(Jackery 1000Newの約2.5倍)。Jackery 1000Newは400W入力で約3時間(公式値)。
- 重量はJackery 1000New が約10.8kgでDELTA3 Plus(約12.5kg)より約1.7kg軽い。体積も約20%コンパクト。
- UPS切替速度はDELTA3 Plusが10ms未満(NAS対応)、Jackery 1000Newが20ms未満。
- ポート数はDELTA3 Plusが13口・Jackery 1000Newが7口。USB-CはDELTA3 Plusが最大140WクラスのPD 3.1対応・Jackery 1000Newが最大100W PD対応(詳細は各公式仕様で要確認)。
- LEDライトはJackery 1000Newのみ(点灯・点滅・SOS の3モード)。
- 容量拡張はDELTA3 Plusのみ対応(最大5kWh)。Jackery 1000Newは現時点で非対応。
- 走行充電は両社が専用アクセサリーで対応。Jackery Drive Charger 600W(2025年発表、HV/EV非対応、DC7909変換不可)で1000 Newは約3時間(プレスリリース値)。EcoFlowはAlternator Charger(500W・800W系)が選択肢として展開。
- 通常価格はJackery 1000New が119,800円、DELTA3 Plusが149,600円。確認時に74,800円の表示を確認したが在庫状況は変動。どちらも保証5年・国内日本語サポート対応。
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