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Jackery 1000New vs 1500New どちらがおすすめ?違い・価格・重量を徹底比較

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源 Newシリーズには、1000 New(1070Wh・定格1500W)と1500 New(1536Wh・定格2000W)という2つの主力モデルがあります。容量・出力・重量・価格のどれを優先するかによって、自分に合うモデルは変わります。この記事ではJackery公式情報をもとに両機を比較し、キャンプ・車中泊・防災・日常使いの用途ごとに自分で判断できるよう解説します。

Jackery 1000New と 1500New、どちらがおすすめか——まず結論からお伝えします。

持ち運びの負担を抑えたい・コストを抑えたいならJackery 1000 New、防災・高出力家電・長期利用を重視するならJackery 1500 Newが有利です。ただし、1500 New は重量14.5kgのため、頻繁に持ち運ぶ人は価格差3万円より重量差3.7kgを先に判断基準にすることをおすすめします。迷ったら、持ち運び頻度が高い人は1000 New、据え置き中心の防災用途なら1500 New を選んでください。

スペック情報はJackery公式サイト・公式プレスリリースをもとに確認しています。価格・キャンペーン内容は変動するため、購入前に必ず公式サイトをご確認ください。

この記事でわかること

  • Jackery 1000 New と 1500 New の主要スペックの違い(容量・出力・重量・充電時間・寿命)
  • 「価格差3万円・重量差3.7kg」でどちらを選ぶか判断する方法
  • キャンプ・車中泊・防災・日常使いの用途別おすすめ
  • 電子レンジ・電気ストーブ・電気毛布・冷蔵庫の稼働時間の目安
  • UPS機能の正しい理解と注意点(1500 New のUPS制限について)
  • 1000 New で十分な人・1500 New を選んだ方が後悔しにくい人の条件
  • 1500 New を買わなくてもいい人の条件
  • セール時の購入判断のポイント
目次

Jackery 1000New vs 1500New どちらがおすすめ?最初に結論

購入の判断軸は「価格差3万円」だけでなく、「重量差3.7kg」も必ず加えてください。軽さを重視するほど1000 New が有利になり、据え置き・防災・高出力を重視するほど1500 New が有利になります。

こんな人にはおすすめ
持ち運びの負担を抑えたい・キャンプで頻繁に移動する1000 New
スマホ・照明・電気ケトルなど基本用途が中心1000 New
まずポータブル電源を試してみたい・予算119,800円以内に収めたい1000 New
定格1500W以内の家電しか使う予定がない1000 New
電気ストーブや電子レンジの高出力を同時使用したい1500 New
防災・停電対策で、家族3〜4人分のスマホ・照明・一部家電をより長く使いたい1500 New
充放電サイクル6000回の長寿命で長く使い続けたい1500 New
価格差3万円を許容でき、かつ重量14.5kgが問題ない1500 New

この結論は、スペック比較・用途別解説・まとめの3か所で繰り返し確認できます。

1000 New と 1500 New の違いを一覧表で比較

以下はJackery公式サイト・公式プレスリリース・取扱説明書をもとに整理したスペック一覧です(2026年5月24日確認)。価格・キャンペーンは変動します。購入前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。スマートフォンでご覧の場合、表を横にスクロールできます。

なお、両機のサイズ(外形寸法)はほぼ同等ですが、重量差は3.7kgあります。「見た目のサイズ感はほぼ同じなのに、持ち上げると差がある」という点が、購入後に実感しやすいポイントです。

項目1000 New1500 New
容量1070Wh1536Wh(約1.44倍)
定格出力1500W2000W
瞬間最大出力3000W4000W
電池種類リン酸鉄リチウムイオン(LFP)リン酸鉄リチウムイオン(LFP)
充放電サイクル約4000回(公式:10年以上)約6000回(公式:10年以上)
AC通常充電約1.7時間約1.5時間
AC緊急充電モード最速約60分最速約80分
ソーラー充電(400W入力)約3時間(公式)約4.5時間(公式)
ハイブリッド充電(AC+ソーラー)公式記載なし約81分(公式)
Drive Charger 600W走行充電約3時間(公式)約4.5時間(公式)
ソーラー最大入力最大400W最大400W
重量約10.8kg約14.5kg(差:3.7kg)
サイズ(mm)327×224×247330×221×242
AC出力ポート3ポート3ポート
USB-Cポート2ポート(100W+30W)2ポート(取扱説明書・販売ページ上の比較表では100W+30W。公式製品ページでは「最大100WのデュアルPD充電」と表記。購入前に最新仕様を公式サイトでご確認ください)
USB-Aポート1ポート(18W急速充電)1ポート
シガーソケット1ポート1ポート
同時充電可能デバイス数最大7台最大7台
UPS切替速度20ミリ秒(0.02秒)未満10ミリ秒(0.01秒)以内 ※注1
UPS使用時の最大出力公式記載なし1500Wに制限(停電時は定格2000Wに戻る) ※注2
雷サージ保護なしあり(最大3000V)
専用アプリ対応あり(Wi-Fi・Bluetooth)あり(Wi-Fi・Bluetooth)
容量拡張非対応非対応
防水・防塵(本体)非対応非対応
保証期間5年(3年+2年自動延長)5年
定価(税込)119,800円149,800円
1Whあたりの価格(定価ベース・参考値)約112円/Wh約98円/Wh

※注1:1500 New のUPS機能は「0ms での完全な無停止給電には対応していない」とJackery公式取扱説明書に明記されています。データサーバーや精密機器への使用はお控えください。
※注2:1500 New をUPSとして使用中(パススルー状態)の最大出力は1500Wに制限されます。停電時には定格出力(2000W)に戻ります(Jackery公式取扱説明書より)。
※ソーラー充電時間は天候・照度・パネルの設置角度により大きく変動します。「1Whあたりの価格」は定価÷容量で独自算出した参考値です。仕様は公式ページ・取扱説明書・販売ページで表現が異なる場合があります。最新仕様は必ず公式サイトでご確認ください。

価格差3万円は払う価値がある?定価・セール価格・重量差で判断する

3万円で得られる性能差を整理する

定価の差は3万円(119,800円 vs 149,800円)です。その3万円で具体的に何が増えるかを整理します。

項目増える量・変化
容量+466Wh(1070Wh → 1536Wh、約1.44倍)
定格出力+500W(1500W → 2000W)
充放電サイクル+2000回(4000回 → 6000回)
UPS切替速度20ms未満 → 10ms以内に高速化
雷サージ保護新たに搭載(最大3000V)
重量(増加)+3.7kg(10.8kg → 14.5kg)
1Whあたりコスト(定価ベース・参考値)約112円 → 約98円(コストは下がる)

セール時はどちらを買うべき?

Jackeryのセールはモデルや時期によって大幅な割引が行われる場合があります。セール時の判断基準は「定価差3万円」ではなく「セール後の実勢価格差」で見直すことが大切です。

セール時に両機の価格差が1万円以内に縮まる場合は、容量・出力・サイクル数すべてで上回る1500 New が選びやすくなります。逆に価格差が5万円以上に開く場合は、1000 New の費用対効果が高くなります。セール時の実勢価格は公式サイト・Amazon・楽天市場で必ず確認してから購入を判断してください。

なお「重量14.5kgが問題ない・据え置き中心で使う」という条件が揃っていれば、価格差が縮まるセール時に1500 New を選ぶことに合理性があります。頻繁に持ち運ぶ予定の人は、セール価格にかかわらず10.8kgの1000 New を優先することをおすすめします。

1000 New で十分な人・1500 New を選んだ方が後悔しにくい人

1000 New で十分なケース

  • ソロキャンプ・デュオキャンプで照明・スマホ・電気ケトル中心の使い方
  • 車中泊で1〜2泊・照明・スマホ充電・小型扇風機が主な用途
  • 1〜2人世帯の停電対策でスマホ・照明・小型冷蔵庫の確保が目的
  • 使用する家電の最大消費電力がすべて1500W以内に収まる
  • 頻繁に持ち運ぶため、10.8kgという軽さが必須条件
  • まずポータブル電源の使い方を試してみたい・予算を抑えたい
  • 将来的に容量を増やす必要がない用途(拡張性はどちらも非対応)

1500 New を選んだ方が後悔しにくいケース

  • 電子レンジや電気ストーブを、出力に余裕を持って使いたい(同時に他の家電も使いたい場合を含む)
  • 複数の高消費電力家電を同時に使う場面が想定される
  • 家族3人以上の防災・停電対策で長時間の電力確保が必要
  • 停電が数日間続く可能性を想定して容量に余裕を持たせたい
  • 充放電サイクル6000回の長寿命で長く使い続けることを重視する
  • ほぼ据え置き使用が中心で、重量14.5kgが問題にならない
  • 雷サージ保護機能でデジタル機器を守りたい

逆に、1500 New を買わなくてもいい人

中立な比較記事として、「1500 New を選ばなくていい人」も明確にします。

  • 頻繁に持ち運ぶ人:14.5kgは2Lペットボトル約7本半分の重量です。キャンプや車中泊で毎回積み降ろしをする場合、10.8kgの1000 New との体感差が出やすいです。
  • 使う家電が1500W以内に収まる人:電気ケトル・電子レンジ(小〜中型)・照明・スマホ充電が中心なら、1000 New の定格1500Wで対応できる可能性が高いです。1500 New の2000Wの余裕が生きる場面が少なくなります。
  • ソロ・デュオで使う人:1000 New でも1070Whの容量があれば、1〜2人の1〜2泊用途では余裕があります。
  • 予算を優先する人:セール時でも1500 New の方が高くなる傾向があります。機能差より価格差を重視するなら1000 New が合理的です。
  • 容量拡張を前提に考えている人:両機ともに拡張非対応です。将来的に容量を増やしたい場合は、Jackery 1000 Plus(最大5kWhまで拡張可能)など別モデルの検討をおすすめします。

キャンプ・車中泊ならどちらがおすすめ?

ソロ・デュオキャンプは 1000 New が持ち運びやすい

週末ごとにキャンプに出かける、ソロまたは2〜3人での使用が中心なら、1000 New が持ち運びの負担を抑えやすい選択です。10.8kgという重さは2Lペットボトル約5本半分に相当し、車のトランクへの積み降ろし・テントサイトでの設置場所変更がしやすいです。定格出力1500Wがあれば、電気ケトル・照明・スマホ充電・小型ファンなど多くの基本用途に対応しやすいです。

なお、1000 New のUSB-Cポートは100W(高出力)と30Wの2ポート構成です。ノートパソコンなど100W充電が必要な機器には高出力ポートを使い、スマホなどには30Wポートを割り当てると効率的に使えます。

ファミリー・グループキャンプは 1500 New に余裕がある

4人以上のグループで複数の調理家電を同時使用したい、電気ストーブをグループで共用したい、数泊にわたる滞在で電力消費が多い場合は、1500 New の容量と出力に余裕が生まれます。ただし14.5kgという重量は繰り返しの持ち運びで体への負担になりやすいため、ファミリーキャンプでも持ち運びの頻度が高い場合は1000 New も選択肢に入ります。

車中泊は泊数と使用家電で判断する

1泊で照明・スマホ充電・小型扇風機が中心なら1000 New で十分対応できます。夏場のポータブルクーラーや冬場の電気毛布を長時間使いたい場合、連続した車中泊が3泊以上続く旅程では、容量に余裕のある1500 New の方が使いやすいです。

走行中に充電できる「Jackery Drive Charger 600W」(2025年9月発売・別売り)は両機ともに対応しています。車のバッテリーへの直接配線が必要なため、取り付けには取扱説明書に従った設置作業が伴います。充電時間の目安は1000 New が約3時間、1500 New が約4.5時間です(公式情報・走行状況による変動あり)。

防災用なら何人家族まで対応できる?

1〜2人世帯の基本的な備えは 1000 New でも対応できる

停電時に「スマホで情報収集・照明を確保・小型冷蔵庫で食材を守る」という基本的な用途であれば、1000 New でも対応できます。消費電力が平均30〜40W程度の小型冷蔵庫(車載冷蔵庫)を使う場合、1000 New でおよそ15〜25時間の稼働が目安です(変換効率・設定温度・外気温による変動あり)。UPS機能により停電を検知してから20ミリ秒未満で自動切替できるため、冷蔵庫に常時接続しておく備えとして活用できます。

家族3〜4人・高出力家電の同時使用には 1500 New が有利

家族の人数が多い、電気ストーブや電子レンジを停電中も使いたい、冷蔵庫と照明とスマホ充電を同時に稼働させたいという場合は、1500 New の定格2000W出力と1536Whの大容量が安心の根拠になります。電気ストーブ(1000W)を使いながら照明やスマホ充電を行っても出力不足になりにくい構成です。

1500 New は「家電大賞2025-2026」(GetNavi・家電Watch主催)の「防災・アウトドア家電部門」で金賞を受賞しています(Jackery Japan公式プレスリリース 2026年3月11日)。防災・アウトドア用途の製品として、第三者媒体の企画でも評価されています。

ソーラーパネル「SolarSaga 100W/200W」との組み合わせも有効です。停電が長引いた場合に日中の太陽光で補充電できれば電力切れのリスクを下げられます。1000 New は400W入力で約3時間、1500 New は約4.5時間でフル充電の目安です(天候・照度による変動あり)。

なお、医療機器への使用を検討する場合は、必ずメーカーおよび担当医師に相談のうえ使用可否を確認してください。

電子レンジ・電気毛布・冷蔵庫の使用時間を比較

電子レンジは 1000 New でも使えるが条件確認が必要

電子レンジは「500W設定」と記載されていても、実際に電源から引く消費電力はその約2倍になる場合があります(多くの場合900〜1100W程度)。1000 New の定格1500W の範囲内であれば、一般的な家庭用電子レンジは動作できる可能性があります。

ただし、フル出力の電子レンジや高機能モデルでは最大消費電力が1400W前後になる場合もあります。使用前に必ず接続予定の電子レンジの仕様書で「最大消費電力(定格消費電力)」を確認してください。電子レンジを使いながら別の家電も同時に使いたい場合は、定格2000W の 1500 New の方が出力不足になりにくいです。

電気ストーブは 1500 New を基準に検討する

電気ストーブは多くの場合1000〜1200Wです。1000 New の定格1500W 内に収まりますが、1500W近い電気ストーブや複数家電の同時使用では出力不足になるリスクがあります。1500Wを超える電気ストーブは1000 New では使用できません。電気ストーブを使う可能性があるなら、定格2000W の 1500 New を優先して検討してください。

なお、電気ストーブは消費電力が大きいため、ポータブル電源で長時間使う用途にはあまり向きません。防災時や車中泊での暖房目的なら、電気毛布(55W前後)の方が消費電力を大幅に抑えられ、より長時間の使用が現実的です。電気毛布は強弱設定により消費電力が異なるため、使用する製品の仕様を確認してください。

主な家電の稼働時間の目安

以下は参考として目安をまとめたものです。「公式目安」はJackery公式サイト記載の値、「参考値」は容量×変換効率(目安0.8)÷消費電力で独自算出した概算です。実際の稼働時間は電力変換ロス・家電の動作状態・外気温などにより大きく変動します。

家電の種類消費電力の目安1000 New(1070Wh)1500 New(1536Wh)
スマートフォン充電約20〜25W約45回(公式目安)約65回(参考値)
ノートパソコン約45〜65W約7〜10回(公式目安)約10〜14回(参考値)
電気毛布(弱〜中設定・約55W)約55W(強弱設定で変動)約12時間(参考値)約17時間(参考値)
車載冷蔵庫(小型)約30〜50W約15〜25時間(参考値)約22〜36時間(参考値)
家庭用冷蔵庫(400L前後)平均約30〜35W(平均消費電力ベース)約20〜28時間(参考値)約30〜40時間(参考値)
電気ケトル(700W設定)約700W約1.2時間(連続・参考値)約1.7時間(連続・参考値)
電子レンジ(実消費電力約900W)約900〜1100W約0.8〜1時間(参考値)約1.1〜1.4時間(参考値)
電気ストーブ(1000W設定)約1000W約0.9時間(参考値)約1.2時間(参考値)
ルームエアコン(10畳・冷房)平均約500〜800W約1〜2時間(かなり参考値・振れ幅大)約1.5〜2.5時間(かなり参考値・振れ幅大)
LED照明(10W)約10W約80時間(参考値)約115時間(参考値)

エアコンは機種・設定・外気温により消費電力の振れ幅が特に大きいため、参考値として余裕をもって判断してください。冷蔵庫は起動時の瞬間消費電力が大きく、定格消費電力より大きな突入電流が発生する場合があります。電子レンジの「500W設定」は実消費電力が900〜1100W程度になる場合があり、スペック表の出力設定と実際の消費電力は異なります。

充電時間の違いを整理する

AC充電:容量が大きいのに 1500 New の通常充電が速い

1000 New の通常AC充電は約1.7時間、1500 New は約1.5時間です。容量が約1.44倍に増えているにもかかわらず1500 New の通常充電がわずかに速いのは、最大AC入力電力が大きく設計されているためです。緊急充電モードは1000 New が最速約60分、1500 New が最速約80分です。緊急充電モードはバッテリーへの負荷が高まるため、Jackery はメーカーとして必要な場合に限って使用することを推奨しています。

ソーラー充電:1000 New は3時間、1500 New は4.5時間(公式)

ソーラー充電時間は1000 New が400W入力で約3時間、1500 New が400W入力で約4.5時間が目安です(いずれもJackery公式情報)。同じ400W入力でも容量差がそのまま充電時間の差に反映されます。400W入力を活かすには、SolarSaga 200Wを2枚、または100Wを4枚接続する構成が目安です(接続には専用アダプターが必要な場合があります。最大接続枚数や条件はJackery公式サイトでご確認ください)。ソーラーパネルの発電量は日照条件・設置角度・気温・汚れなどに大きく左右され、カタログ上の最大出力で常時動作するとは限りません。ソーラー充電はAC充電との補助的な組み合わせとして設計しておくと、天候変化に対応しやすくなります。

1500 New のハイブリッド充電と充電効率

1500 New はAC充電とソーラー充電を同時に行うハイブリッド充電に対応しており、約81分でのフル充電が目安とされています(Jackery公式)。なお、UPSとして常時接続している状態(パススルー使用中)は、最大出力が1500Wに制限されます。これはパススルー機能の仕様であり、停電時には定格出力(2000W)に自動的に戻ります(Jackery公式取扱説明書より)。

充放電サイクルと寿命の考え方

4000回と6000回の差は何年分か

充放電サイクルとは、「満充電→使い切る」を1サイクルとして数えたときに、バッテリーが初期容量の70%以上を維持できる回数の目安です。毎日1回充放電した場合の単純計算では、4000÷365日=約10.9年、6000÷365日=約16.4年に相当します。ただしJackery公式の表現はどちらも「10年以上の長寿命」です。

実際の寿命は使用環境・保管状態・充電頻度によって変わるため、カタログ値はあくまで参考として捉えてください。サイクル数の差(2000回)は明確に存在しており、長期所有を前提にするほど1500 New の優位性が出てきます。

なお、Jackery アプリの「バッテリー節約モード」を使用すると充電を85%に制限し、寿命を1.5倍に延長できるとされています(1000 New・公式)。長期保管時には「超ロングスタンバイモード」も活用することをおすすめします。

UPS機能の正しい理解と注意点

1500 New のUPS機能(無停電電源装置機能)は、停電を検知してから10ミリ秒以内で自動的にバッテリー給電に切り替える機能です。ただし公式取扱説明書には以下の重要な注意事項が記載されています。

  • 0msでの完全な無停止給電には対応していません。データサーバーや精密機器など切替時間の要件が厳しい機器への使用はお控えください。
  • UPS使用中(パススルー状態)の最大出力は1500Wに制限されます。停電時には定格出力(2000W)に戻ります。

一般的なパソコン・照明・冷蔵庫のバックアップ電源としては実用的な速度ですが、高精度な無停止給電が必要な機器には適用できない場合があります。医療機器への使用は必ずメーカーおよび担当医師に確認してください。

購入前の注意点:容量拡張・防水防塵・UPSの限界

1000 New のデメリット・注意点

  • 容量拡張は非対応。将来的に増量したい場合は別モデルの検討が必要。
  • 防水・防塵性能は本体には非搭載。雨天・砂埃の多い環境での使用に注意。
  • 定格1500Wを超える家電は使用できない。一部の電気ストーブや大型ドライヤー(1600W以上)には対応しない場合がある。
  • 雷サージ保護機能は非搭載。
  • USB-Cポートは100W(1ポート)と30W(1ポート)の構成。両ポートともに100W出力はできない。

1500 New のデメリット・注意点

  • 重量は14.5kgと 1000 New より3.7kg重い。頻繁な持ち運びがある用途では体への負担を考慮したい。
  • 容量拡張は非対応。1000 New 同様、本体単体での使用が前提となる。
  • 定価は149,800円(税込)と 1000 New より3万円高い。セール時の価格変動が大きいため、公式サイトで最新価格を確認することをおすすめする。
  • UPS使用中(パススルー状態)の最大出力は1500Wに制限される(Jackery公式取扱説明書)。
  • 0msでの完全無停止給電には対応していないため、精密機器・データサーバーへの使用はお控えください。
  • USB-Cポートは、取扱説明書・販売ページ上の比較表では100W+30Wの2ポート構成。公式製品ページでは「最大100WのデュアルPD充電」と表記されている場合があります。最新仕様は公式サイトを要確認。
  • 2025年11月発売と比較的新しいため、長期使用レビューの蓄積がまだ少ない。

両機共通の注意点

  • 本体の防水・防塵性能は非対応。
  • 容量拡張は両機ともに非対応。
  • 起動時に大きな瞬間電力(突入電流)を必要とする家電(エアコン・冷蔵庫・ポンプ類など)は、定格出力の範囲内でも動作しない場合がある。接続前に仕様書の「最大消費電力」を確認すること。
  • 医療機器への使用は、必ずメーカーおよび担当医師に相談のうえ使用可否を確認すること。
  • 長期保管時は完全放電状態を避け、推奨する保管方法に従うこと。

よくある誤解と、スペック数字の正しい読み方

誤解①「定格出力内なら全ての家電が使える」

定格出力は「継続的に供給できる電力の上限」です。エアコン・冷蔵庫・電動工具などモーターを使う家電は、起動時に定格消費電力の数倍の瞬間電力(突入電流)を必要とする場合があります。定格出力の範囲内でも起動しない場合があるため、接続前に仕様書の「最大消費電力」を確認してください。

誤解②「1500 NewのUPSなら完全に無停止で給電できる」

1500 New のUPS機能は10ミリ秒(0.01秒)以内の切替速度ですが、Jackery公式取扱説明書では「0msでの完全な無停止給電には対応していない」と明記されています。また、UPS使用中は最大出力が1500Wに制限されます。データサーバーや精密機器など高精度な無停止給電が必要な機器への使用はお控えください。

誤解③「4000回・6000回サイクルで必ず10年・16年使える」

充放電サイクル数は所定の条件下での試験値です。高温多湿での保管・長期間の完全放電状態・頻繁な急速充電の繰り返しは実際の寿命を縮める可能性があります。6000÷365日=約16.4年という単純計算は補足として参照できますが、公式表現は「10年以上の長寿命」です。

誤解④「ソーラーパネル400Wなら常に400W発電できる」

ソーラーパネルの発電量は日照条件・設置角度・気温・パネルの汚れなどに大きく左右されます。カタログ上の最大出力は理想的な条件下の測定値であり、曇天や斜光の条件では発電量がカタログ値の30〜50%程度になることもあります。公式記載の充電時間(1000 New:約3時間、1500 New:約4.5時間)もあくまで理想的な条件下での目安です。

誤解⑤「容量が大きいほど必ずコスパが良い」

使い方と用途に合っていなければ、大きい容量が必ずしも有利とは言えません。スマホ充電・照明が中心の週1〜2回のキャンプであれば、1000 New の容量でも余裕があります。毎日使う・家族全員分をカバーする・長期保有を前提にするケースでは、1500 New のトータルコストが優位になる場面もあります。

よくある質問(FAQ)

Q1. 防災用にはどちらが向いていますか?

1〜2人世帯でスマホ・照明・小型冷蔵庫の確保が目的なら 1000 New でも対応できます。家族3人以上で電気ストーブや電子レンジも使いたい場合は、出力・容量ともに余裕のある 1500 New をおすすめします。ソーラーパネルと組み合わせると長期停電への備えが一層手厚くなります。なお医療機器への使用は、必ずメーカーおよび担当医師に確認してください。

Q2. ソーラー充電時間は 1000 New と 1500 New で異なりますか?

はい、異なります。Jackery公式によると、最大400W入力で 1000 New は約3時間、1500 New は約4.5時間が目安です(天候・照度・設置角度により大きく変動します)。

Q3. 1500 New のUPS機能は完全に無停止で給電できますか?

いいえ、0msでの完全な無停止給電には対応していません(Jackery公式取扱説明書より)。切替時間は約10ミリ秒(0.01秒)以内ですが、データサーバーや精密機器など切替時間の要件が厳しい機器への使用はお控えください。また、UPS使用中(パススルー状態)の最大出力は1500Wに制限されます(停電時は定格2000Wに戻ります)。

Q4. 充放電サイクルが4000回と6000回で、どれだけ寿命が変わりますか?

毎日1回充放電した場合の単純計算では、1000 New が約10.9年、1500 New が約16.4年に相当します。ただし公式の表現はどちらも「10年以上の長寿命」です。実際の寿命は使用環境・保管状態によって変わるため、カタログ値は参考として捉えてください。

Q5. 容量を後から拡張することはできますか?

1000 New・1500 New はどちらも拡張バッテリーへの対応はしていません。将来的な容量拡張を想定している場合は、Jackery 1000 Plus(最大5kWhまで拡張可能)など別モデルを検討してください。

Q6. 電子レンジは 1000 New でも使えますか?

最大消費電力が1500W以内の電子レンジであれば、動作できる可能性があります。ただし「500W設定」と記載されていても実際の消費電力は900〜1100W前後になる場合があります。接続前に仕様書の「最大消費電力(定格消費電力)」の確認が必要です。出力に余裕がほしい場合や、電子レンジを使いながら他の家電も使いたい場合は、1500 New の方が出力に余裕を持って使いやすいです。

Q7. セール時はどちらを買うべきですか?

セール時の価格差で判断することをおすすめします。価格差が1万円以内に縮まる場合は容量・出力・サイクル数すべてで上回る1500 New の優位性が高まります。ただし「重量14.5kgが問題ない・据え置き中心で使う」という条件が揃っている場合に限ります。頻繁に持ち運ぶ人はセール時でも軽い1000 New を優先することをおすすめします。最新のセール情報はJackery公式オンラインショップ(jackery.jp)・Amazon・楽天市場でご確認ください。

Q8. 1000 Plus や 2000 New と迷っている場合は?

容量を将来的に増やしたい・拡張バッテリーを追加したいという場合は Jackery 1000 Plus(最大5kWhまで拡張可能)が選択肢になります。2000 New(容量:2042Wh・定格出力:3000W)は 1500 New より容量・出力が大きいモデルで、より大型家電の長時間使用や大家族・グループ向けの用途に適しています。各モデルのスペックは公式サイトで最新情報をご確認ください。

まとめ:軽さ・価格なら 1000 New、防災・高出力なら 1500 New

改めて結論をまとめます。

軽さ・価格・持ち運び重視なら Jackery 1000 New。防災・高出力家電・長期利用を重視するなら Jackery 1500 New。ただし、1500 New は重量14.5kgなので、頻繁に持ち運ぶ人は価格差より重量差を先に判断基準にしてください。価格差3万円を許容でき、かつ重量14.5kgが問題ない場合は、総合力で 1500 New が有利です。

記事全体のまとめ

  • 1000 New は2024年7月発売(1070Wh・定格1500W・重量10.8kg・定価119,800円)、1500 New は2025年11月発売(1536Wh・定格2000W・重量14.5kg・定価149,800円)。どちらも現行販売中の現行モデルです。
  • 容量差は約466Wh(約1.44倍)。長時間使いたい・複数の家電を使いたい場面ほど、この差が実感として出てきます。
  • 定格出力は 1500 New が2000W。電気ストーブや1500Wを超える家電には1500 New が必要です。1000 New でも電子レンジや電気ケトルなど多くの家電に対応できますが、同時使用には余裕が必要です。
  • ソーラー充電時間は 1000 New が約3時間(公式)、1500 New が約4.5時間(公式)。同じ400W入力でも容量差が充電時間に反映されます。
  • 充放電サイクルは 1000 New が4000回、1500 New が6000回。公式表現はどちらも「10年以上」ですが、単純計算では4000回が約10.9年・6000回が約16.4年に相当します。
  • 重量差は3.7kg(10.8kg vs 14.5kg)。判断の際は「価格差3万円」だけでなく「重量差3.7kg」を必ず加えてください。
  • 1500 New のUPS機能は0msでの完全無停止給電には非対応。UPS使用中の最大出力は1500Wに制限されます(Jackery公式取扱説明書)。
  • 雷サージ保護(最大3000V)は 1500 New のみ搭載。1000 New・1500 New ともにUSB-Cは、取扱説明書・販売ページ上の比較表では100W+30Wの2ポート構成。公式製品ページでは「最大100WのデュアルPD充電」と表記されている場合があります。最新仕様は公式サイトを要確認。
  • どちらも拡張バッテリー非対応・防水防塵非対応。将来の容量拡張を前提にする場合は1000 Plusなど別モデルを検討してください。
  • セール時は実勢価格差で判断を。価格差が縮まるほど1500 New の優位性が増しますが、重量14.5kgが問題ない場合に限ります。最新価格は必ず公式サイトでご確認ください。
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