Dabbsson(ダブソン)のポータブル電源全11モデルを、2026年9月時点の公式情報をもとに徹底比較します。容量・出力・重量・ソーラー入力・拡張性の違いを整理し、キャンプ・車中泊・防災ではどれを選べばいいのか、初心者にもわかりやすく解説します。

LシリーズとDBSシリーズの違い、モデルごとの向き不向き、後悔しないための注意点まで、この記事だけで比較検討が完結するようまとめました。


名前:Masaki T
経歴:2019年にポータブル電源を初めて購入して以来、現在まで日常的に活用しています。防災やアウトドア(キャンプ・車中泊)など用途は幅広いですが、特にPC電源としての使用経験が豊富です。
日本の大手電機メーカーで、回路設計エンジニアとして約5年勤務。実使用と技術の両面から、信頼性の高い情報発信を心がけています。
ポタ電の失敗&後悔25選 ポタ電源の火災・事故・リコール情報
主な参照先:日本ポータブル電源協会/経済産業省/製品評価技術基盤機構


\ 2026/09/03公開 /



私自身、過去にポータブル電源を購入した時に困ったのは、「同容量帯の競合商品は何個あるの?」と「それぞれの競合商品の現在の最安価格は?」でした。
競合製品を調査したり、価格や性能を比較したり、あちこちページを徘徊するのが結構大変でしたが、このページで容易に比較できるようにしました!(私自身がポタ電購入する時に、こんなページがあったらよかったな、を形にしました!)
各電源の容量クラスごとの今売れている人気の製品、セールになっている製品がすぐ見つかります!ぜひチェックしてみてください☆
↓↓↓


この記事の結論


- ダブソン全11モデルは半固体電池を採用。安全性と長寿命を重視したシリーズです
- 「軽さ・シンプルさ・コスパ」ならLシリーズ、「拡張性・高出力・RV対応」ならDBSシリーズが向いています
- 迷ったら1000L(軽量バランス型)・2000L(防災メイン)・DBS2300 Plus(拡張性重視)の3台から検討するのがおすすめです
- 公式サイト購入なら5年保証・全国送料無料に加え、不要になった製品の回収サービスも利用できます(返送送料は元払い)。他の販売先では保証条件が異なる場合があるので要確認です
この記事でわかること


- LシリーズとDBSシリーズ、どちらが自分向きか
- 2026年9月時点の全11モデルのスペックと用途別のおすすめ
- 3000L vs DBS3500、2000L vs DBS2300 Plusなど、迷いやすいモデル同士の違い
- Power Boost(P-Boost)機能の正しい理解と、やりがちな選び方の落とし穴
- 迷ったらこの3モデル
- 用途別おすすめ早見表
迷ったらこの3モデル


- 軽さ・コスパ重視の最初の一台 → Dabbsson 1000L(1008Wh・1200W・約10.6kg)
ダブソンの1000Whクラスの中では軽量な約10.6kgです。炊飯器・電気ケトル・ポータブル冷蔵庫をカバーでき、縦型でスペースも取りません。拡張は不要で、まずシンプルに使い始めたい方の定番です。 - 家庭の停電対策・防災備蓄の中心に → Dabbsson 2000L(2048Wh・2200W・約18.6kg)
ダブソンの2000Whクラスの中では軽量な約18.6kgです。EPS機能(15ms以内)搭載で、停電時に自動で切り替わります。拡張は不要で、コンパクトに大容量を確保したい方に向いています。 - 将来の容量拡張・本格防災 → Dabbsson DBS2300 Plus(2330Wh・2200W・約26.2kg)
拡張バッテリーで最大16660Wh、並列接続で出力4200Wまで増やせます。3000Lと迷う方も多いですが、「将来もっと大きくしたい」ならDBS2300 Plusの拡張性が活きます。3000Lは軽さが魅力ですが拡張はできず、DBS3500は約40.7kgと重量級で本格的な用途向けです。
用途別おすすめ早見表


| こんな方に | おすすめモデル | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| デイキャンプ・ピクニック・屋外作業 | 300E / 600L | 4.3〜8kgで最軽量。スマホ充電・小型家電に対応 |
| 1〜2泊のキャンプ・車中泊 | 1000L / DBS1300 | 1000Wh超で炊飯器・冷蔵庫をカバー。1000Lは縦型で軽量 |
| 2〜3日以上のロングキャンプ | 2000L / DBS2300 Plus | 2000Wh超で複数家電を同時稼働。2000Lは大容量帯の中では軽量 |
| キャンピングカー(RV)での本格旅 | DBS1400 Pro / DBS2100 Pro | NEMA TT-30R(RV専用30Aポート)搭載 |
| 家庭の停電対策・防災備蓄 | 2000L / DBS2300 Plus / 3000L | 2000Wh以上+EPS機能で主要家電をカバー |
| 容量を将来拡張したい | DBSシリーズ全般 | 拡張バッテリー・並列接続に対応。最大28140Whまで増強可能 |
| ソーラーで短時間充電したい | DBS3500 | 最大ソーラー入力2400W・最大条件で約2時間フル充電 |
| シンプルに軽く使いたい | 300E / 600L / 1000L | Lシリーズの小型3機種は約11kg以下で携帯性が高い |
ダブソン全11モデル比較表





ここからは、ダブソン公式サイト(jp.dabbsson.com)に掲載されている現行11モデルすべてのスペックを、表にまとめてご紹介します。
価格はセール時に大きく変動するため、購入時は公式サイト・Amazon・楽天市場などで最新価格をご確認ください。
※以下の表はスマートフォンでは横にスクロールしてご覧いただけます。
- 基本スペック比較(容量・出力)
- 基本スペック比較(P-Boost・重量)
- 充電・ソーラー入力比較
- 機能比較(拡張バッテリー・並列接続)
- 機能比較(EPS機能)
基本スペック比較(容量・出力)
| モデル名 | 容量 | 定格出力 |
|---|---|---|
| 300E | 336Wh | 300W |
| 600L | 768Wh | 600W |
| 1000L | 1008Wh | 1200W |
| DBS1000 Pro | 1024Wh | 2000W |
| DBS1300 | 1330Wh | 1200W |
| DBS1400 Pro | 1382Wh | 2400W |
| 2000L | 2048Wh | 2200W |
| DBS2100 Pro | 2150Wh | 2400W |
| DBS2300 Plus | 2330Wh | 2200W |
| 3000L | 3072Wh | 3000W |
| DBS3500 | 3430Wh | 3000W |
基本スペック比較(P-Boost・重量)
| モデル名 | P-Boost値 | 重量 |
|---|---|---|
| 300E | — | 約4.3kg |
| 600L | 900W | 約8kg |
| 1000L | 1600W | 約10.6kg |
| DBS1000 Pro | 3000W | 約16kg |
| DBS1300 | 1600W | 約16.5kg |
| DBS1400 Pro | 3600W | 約20.5kg |
| 2000L | 3300W | 約18.6kg |
| DBS2100 Pro | 3600W | 約24.5kg |
| DBS2300 Plus | 3000W | 約26.2kg |
| 3000L | 3600W | 約25.8kg |
| DBS3500 | — | 約40.7kg |
P-Boost値は主に電熱線(抵抗負荷)系の家電を対象とした出力値です。
エアコン・冷蔵庫・電子レンジなどモーターやインバーターを使う家電は、機種や制御方式によって対応状況が異なるため、「P-Boost値以下なら必ず使える」とは判断せず、まずは定格出力の範囲で考えるのが安全です。「—」は公式ページに明記がない、または対象外とされている項目です。
充電・ソーラー入力比較
| モデル名 | 最大ソーラー入力 | 最大AC入力 |
|---|---|---|
| 300E | 最大120W | 100W |
| 600L | 最大200W | 600W |
| 1000L | 最大600W | 1000W |
| DBS1000 Pro | 最大1200W | 1200W |
| DBS1300 | 最大400W | 1000W |
| DBS1400 Pro | 最大1200W | 1500W(※) |
| 2000L | 最大800W | 1500W |
| DBS2100 Pro | 最大1200W | 1500W |
| DBS2300 Plus | 最大800W | 1500W |
| 3000L | 最大1200W | 1500W |
| DBS3500 | 最大2400W | 1500W |
(※)DBS1400 ProはAC(1500W)+ソーラー(800W)のデュアル充電で最大2300W入力・36分で80%充電が可能です(公式ページより)。DBS3500はAC(1500W)+ソーラー(2400W)のデュアル充電で最大3400W入力・約1.5時間でフル充電が可能とされています。
最新の正確な入力値は、各商品ページで確認するのが確実です。
機能比較(拡張バッテリー・並列接続)
| モデル名 | 拡張バッテリー(最大容量) | 並列接続 |
|---|---|---|
| 300E | 非対応 | 非対応 |
| 600L | 非対応 | 非対応 |
| 1000L | 非対応 | 非対応 |
| DBS1000 Pro | 対応(本体2台+拡張4台で最大10648Wh) | 対応 |
| DBS1300 | 対応(最大9460Wh) | 対応 |
| DBS1400 Pro | 対応(最大11364Wh) | 対応 |
| 2000L | 非対応 | 非対応 |
| DBS2100 Pro | 対応(最大12900Wh) | 対応 |
| DBS2300 Plus | 対応(最大16660Wh) | 対応 |
| 3000L | 非対応 | 非対応 |
| DBS3500 | 対応(最大28140Wh) | 対応(200V対応) |
機能比較(EPS機能)
| モデル名 | EPS機能 |
|---|---|
| 300E | 記載なし(公式ページで要確認) |
| 600L | あり(15ms以内) |
| 1000L | あり(15ms以内) |
| DBS1000 Pro | あり |
| DBS1300 | あり(15ms以内) |
| DBS1400 Pro | あり |
| 2000L | あり(15ms以内) |
| DBS2100 Pro | あり |
| DBS2300 Plus | あり |
| 3000L | あり(15ms以内) |
| DBS3500 | あり(15ms以内) |
DBS1000 Proの最大拡張容量10648Whは、本体2台を並列接続したうえで、各本体に拡張バッテリー(DBS2100B)を2台ずつ(計4台)接続した場合の最大値です(公式比較ページより)。単体+拡張バッテリー1台の構成とは異なりますので、購入前に各商品ページでご確認ください。
軽さ・ソーラー入力・拡張性ランキング


スペック表を「軽さ」「ソーラー入力」「拡張性」の3つの軸で並べ替えると、それぞれの得意分野がはっきり見えてきます。
- 軽量ランキング(軽い順)
- 最大ソーラー入力ランキング(多い順)
- 拡張可能容量ランキング
軽量ランキング(軽い順)
| 順位 | モデル | 重量/容量 |
|---|---|---|
| 1位 | 300E | 約4.3kg/336Wh |
| 2位 | 600L | 約8kg/768Wh |
| 3位 | 1000L | 約10.6kg/1008Wh |
| 4位 | DBS1000 Pro | 約16kg/1024Wh |
| 5位 | DBS1300 | 約16.5kg/1330Wh |
| 6位 | 2000L | 約18.6kg/2048Wh |
| 7位 | DBS1400 Pro | 約20.5kg/1382Wh |
| 8位 | DBS2100 Pro | 約24.5kg/2150Wh |
| 9位 | 3000L | 約25.8kg/3072Wh |
| 10位 | DBS2300 Plus | 約26.2kg/2330Wh |
| 11位 | DBS3500 | 約40.7kg/3430Wh |
2000L(約18.6kg)は、ダブソンの2000Wh台のモデルの中では最も軽い部類に入ります。同容量帯のDBS2100 Pro(約24.5kg)・DBS2300 Plus(約26.2kg)と比べて5〜7kg以上軽く、持ち運びや置き場所の移動のしやすさに直結します。
3000L(約25.8kg)もDBS3500(約40.7kg)より約15kg軽く、同じ3000W出力ながら移動のしやすさは大きく違います。
最大ソーラー入力ランキング(多い順)
| 順位 | モデル | 最大ソーラー入力 |
|---|---|---|
| 1位 | DBS3500 | 2400W |
| 2位 | DBS1000 Pro・DBS1400 Pro・DBS2100 Pro・3000L | 1200W |
| 3位 | 2000L・DBS2300 Plus | 800W |
| 4位 | DBS1300 | 400W |
| 5位 | 600L | 200W |
| 6位 | 300E | 120W |
注目したいのは、DBS1300のソーラー入力(最大400W)は1000L(最大600W)より少ないという点です。「DBSシリーズだから充電が速い」とは限りません。
ソーラー充電を重視するなら、容量帯だけでなくソーラー入力のW数もあわせて確認しましょう。実際の充電時間は天候・パネルの設置角度・ケーブルロスによって変わります。
拡張可能容量ランキング
| モデル | 最大拡張容量(並列込み) | 対応拡張バッテリー |
|---|---|---|
| DBS3500 | 28140Wh | DBS5300B |
| DBS2300 Plus | 16660Wh | DBS3000B |
| DBS2100 Pro | 12900Wh | DBS2100B |
| DBS1400 Pro | 11364Wh | DBS2100B |
| DBS1000 Pro | 10648Wh(本体2台+拡張4台) | DBS2100B |
| DBS1300 | 9460Wh | DBS1700B |
| Lシリーズ全5機種 | 拡張不可 | — |
LシリーズとDBSシリーズの違い


ダブソンの11モデルは、大きく「Lシリーズ」(5機種)と「DBSシリーズ」(6機種)に分かれます。設計思想の違いを表で見てみましょう。
| 比較項目 | Lシリーズ(5機種) | DBSシリーズ(6機種) |
|---|---|---|
| 設計方針 | 軽量・コンパクト・コスパ重視 | 拡張性・高機能・ハイスペック重視 |
| 形状 | 縦長・スリム | 横長・ボックス型 |
| 拡張バッテリー | 非対応 | 対応(モデルによる) |
| 並列接続 | 非対応 | 対応(モデルによる) |
| アプリ機能 | 基本操作(残量・充電モード) | タイマー設定など高度な機能あり(モデルによる) |
| RV向け30Aポート | 非搭載 | DBS1400 Pro・DBS2100 Proに搭載(NEMA TT-30R) |
| 弱点 | 拡張バッテリーで容量を増やせない | 重く高価格になりやすい。構成が複雑になりうる |
| 向いている人 | シンプルに使い切りたい・コストを抑えたい方 | 将来の拡張・本格防災・RV旅行を検討している方 |
「将来容量を増やしたいかもしれない」と少しでも思うなら、はじめからDBSシリーズを選ぶほうが後悔が少なくなります。
一方、「今の用途で使い切れればいい」「できるだけ軽く使いたい」という方には、Lシリーズの軽さとシンプルさが向いています。



「拡張バッテリーが必要かどうか」が、いちばんシンプルな判断軸です。
ダブソン全11モデルの選び方を3ステップで解説


「結局どれを選べばいいの?」という方のために、選び方を3ステップに分けて説明します。順番に確認するだけで、自分に合う1台が絞り込めます。
- ステップ1:持ち運び重視か、据え置き重視かを決める
- ステップ2:動かしたい家電のW数を確認する
- ステップ3:将来の拡張が必要かを決める
ステップ1:持ち運び重視か、据え置き重視かを決める
まず使い方の「形」を決めましょう。徒歩やバックパックでの持ち運びを想定するなら、約11kg以下の比較的軽いモデル(300E・600L・1000L)から選ぶのが現実的です。
車での運搬が前提なら20kg台のモデルも選択肢に入ります。家庭の据え置き防災用途なら、40kgのDBS3500もありえます。「重さを甘く見た」という後悔は多いので、実際に運ぶ場面を具体的にイメージしてみてください。
参考までに、20kgはだいたい米袋20kg相当、26kgは一人で頻繁に持ち運ぶには負担が大きい重さ、40kgは一人での移動がかなり困難な重さです。
ステップ2:動かしたい家電のW数を確認する
次に、使いたい家電の消費電力を確認します。基本的には、家電の定格消費電力(複数台を同時に使う場合は合計)が、ポータブル電源の定格出力以内に収まるモデルを選びます。
P-Boost対応モデルでは定格出力を超える一部の家電を使える場合もありますが、対象となる家電や条件はモデルごとに確認してください。
よく使う家電の目安は以下の通りです。
- スマートフォン:約5〜25W
- ノートパソコン:約30〜80W
- 扇風機・サーキュレーター:約20〜50W
- ポータブル冷蔵庫:約30〜60W(設定温度・外気温による)
- 炊飯器(炊飯時):約700〜1000W
- 電気ケトル:約800〜1300W
- 電子レンジ:約500〜1500W(機種により大きく異なる)
- ドライヤー:約1000〜1400W
- エアコン:約600〜2000W以上(機種・外気温・設定温度による)
炊飯器を使いたいなら1200W以上の定格出力が目安です。エアコンは消費電力の幅が広いので、機種ごとの確認をおすすめします。
ステップ3:将来の拡張が必要かを決める



「今は1000Whで十分だけど、将来は防災用に5000Whまで増やしたい」という計画があるなら、最初からDBSシリーズを選ぶほうが効率的です。
Lシリーズは拡張できないため、容量が足りなくなったら別のモデルを新たに買い足す必要があります。
拡張バッテリーは本体と同程度のコストがかかる場合もあるため、最初から大容量モデルを選ぶほうが安上がりになることもあります。購入前に「3年後・5年後の使い方」まで想像してみることをおすすめします。
ダブソン(Dabbsson)とはどんなメーカー?怪しくない?





「ダブソンって怪しくないの?」「どこの国のメーカー?」という疑問をお持ちの方も多いはずです。ここで基本情報を整理しておきましょう。
- 半固体電池とは?他社製品との違い
- Power Boost(P-Boost)機能の正しい理解
Dabbsson(ダブソン)は2012年に中国で創業したエネルギー機器メーカーです。2024年に日本法人「株式会社DABBSSON Japan」を設立し、日本語のサポート窓口(support.jp@dabbsson.com)・5年保証(公式サイト購入時)・全国送料無料・回収サービス(返送送料は元払い)を整備しています。
知名度はJackery・EcoFlow・Ankerと比べるとまだ発展途上ですが、日本法人の設立や日本語サポート窓口、保証内容が確認できる正規ブランドです。各製品の法令・認証への適合状況は、購入前に公式サイトの商品仕様でご確認ください。
同じく中国発のEcoFlowやBluettiも、いまでは国内で広く受け入れられています。どのブランドも、購入前に保証内容・サポート体制を自分で確認しておくと安心です。
半固体電池とは?他社製品との違い





ダブソンの全モデルに採用されている半固体電池は、一般的なリチウムイオン電池(液体電解質)と比べて、電解質をゲル状(半固体)に変えた設計です。
液漏れのリスクを減らし、発煙・発火のリスクを抑えられるとされています。
なお、電池の詳しい種類はモデルによって表記が異なり、DBSシリーズの公式仕様では「半固体リン酸鉄リチウムバッテリー」と明記されています。正確な電池種類は各商品ページの仕様欄でご確認ください。
公式サイトによれば、釘刺し試験でも発煙・発火が生じず、表面温度は約25℃を維持するとのことです(メーカー公表値)。
主要ブランドの多くはリン酸鉄リチウムイオン電池(液体電解質)を採用するモデルが中心です。ただし各ブランドとも安全設計は進化を続けており、「ダブソンだけが安全」とは一概にはいえません。
充放電サイクルはモデルにより4000回以上〜4500回以上とされており(メーカー公表値)、毎日使用しても10年以上の長期利用が期待できる設計です。
Power Boost(P-Boost)機能の正しい理解





多くのダブソン製品に搭載されている「Power Boost(P-Boost)」機能は、よく誤解される点があるので整理しておきます。
Power Boostは、主に電熱線(抵抗負荷)を使う家電を対象とした機能です。電気ケトル・電気ストーブ・ハロゲンヒーター・電熱式調理器などが該当します。
エアコン・冷蔵庫・電子レンジなど、モーターやインバーターを使う家電は、P-Boostの対象外か、対象になるとしても機種によって条件が異なります。



「P-Boost値が3600Wだからエアコンも動く」と単純に判断するのは危険です。
動かしたい家電の消費電力・起動特性と、各モデルの定格出力・P-Boost対応条件を、必ず照らし合わせて確認してください。
各モデルの特徴と向いている人


ここからは11モデルを1台ずつ、写真つきで詳しく見ていきます。気になるモデルだけ読んでいただいても大丈夫です。
- Dabbsson 300E(Lシリーズ)
- Dabbsson 600L(Lシリーズ)
- Dabbsson 1000L(Lシリーズ)
- Dabbsson DBS1000 Pro(DBSシリーズ)
- Dabbsson DBS1300(DBSシリーズ)
- Dabbsson DBS1400 Pro(DBSシリーズ)
- Dabbsson 2000L(Lシリーズ)
- Dabbsson DBS2100 Pro(DBSシリーズ)
- Dabbsson DBS2300 Plus(DBSシリーズ)
- Dabbsson 3000L(Lシリーズ)
- Dabbsson DBS3500(DBSシリーズ)
Dabbsson 300E(Lシリーズ)|容量:336Wh・出力:300W・重量:約4.3kg


ダブソン全11モデルの中で最軽量・最コンパクトなエントリーモデルです。ソーラー入力は最大120Wと控えめで、本格的なソーラー充電よりも日帰りアウトドアや屋外作業でのスマホ・タブレット充電、Bluetoothスピーカー用途に向いています。
重量約4.3kgは車移動や短距離の持ち運びなら扱いやすい軽さです。バッテリーサイクルは4000回以上(メーカー公表値)です。
向いている方:デイキャンプ・ピクニック・屋外作業・車移動中心のアウトドアなど、スマホ充電がメインの方。はじめてポータブル電源を試してみたい方。
向いていない方:炊飯器・電気ケトルなど大型家電を動かしたい方。1泊以上のキャンプで継続的な電力が必要な方。
- 公式ページ:Dabbsson 300E
- 価格比較:300Eの現在価格を比較する(公式・他ショップ)
- 詳しいレビュー:300Eの実機レビューを読む
Dabbsson 600L(Lシリーズ)|容量:768Wh・出力:600W・P-Boost:900W・重量:約8kg


Lシリーズで2番目に小さい中型コンパクトモデルです。ソーラー入力は最大200W、P-Boostは900W(電熱線系家電向け)。定格出力600Wで、電気毛布・扇風機・ポータブルクーラー・小型電気グリルをカバーできます。
通常の定格出力600Wを基準にすると、600Wを超える炊飯器(700〜1000W)は範囲外です。ただしP-Boost対応条件を満たす電熱系家電なら最大900Wまで使える場合があるため、炊飯器を使いたい方は家電側の消費電力とP-Boostの対象条件を確認してください。
バッテリーサイクルは4000回以上(メーカー公表値)、EPS機能(15ms以内)も搭載しています。
向いている方:1〜2日のキャンプで扇風機・電気毛布・ポータブルクーラーを使いたい方。コンパクトで600Wh台の容量が欲しい方。
向いていない方:P-Boost対象外の600Wを超える家電や、900Wを超える高出力の家電を動かしたい方。
- 公式ページ:Dabbsson 600L
- 価格比較:600Lの現在価格を比較する(公式・他ショップ)
- 詳しいレビュー:600Lの実機レビューを読む
Dabbsson 1000L(Lシリーズ)|容量:1008Wh・出力:1200W・P-Boost:1600W・重量:約10.6kg


Lシリーズの中で、いちばん使い勝手の広いバランス型モデルです。ソーラー入力は最大600W、P-Boostは1600W(電熱線系家電向け)。1200Wの定格出力で、炊飯器・電気ケトル・ポータブル冷蔵庫などをカバーできます。
急速充電は50分で80%、EPS機能(15ms以内)も搭載。重量約10.6kgはダブソンの1000Whクラスの中では軽い部類です。縦型のスリムなデザインは車内や室内に馴染みやすく、日常使いから週末アウトドアまでこなせます。
向いている方:1〜2泊のキャンプ・車中泊で炊飯器・冷蔵庫・電気ケトルを使いたい方。軽さと容量のバランスを重視する方。拡張機能は不要でシンプルに使いたい方。
向いていない方:将来的に拡張バッテリーで容量を増やしたい方。2400W以上の大型家電を動かしたい方。
- 公式ページ:Dabbsson 1000L
- 価格比較:1000Lの現在価格を比較する(公式・他ショップ)
- 詳しいレビュー:1000Lの実機レビューを読む
Dabbsson DBS1000 Pro(DBSシリーズ)|容量:1024Wh・出力:2000W・P-Boost:3000W・重量:約16kg


容量は1000Lとほぼ同じながら、定格出力は2000Wと約1.7倍です。Power Boostモードでは3000Wまで対応でき、ソーラー入力も最大1200W(1000Lの2倍)で、充電速度でも大きく上回ります。
拡張バッテリー(DBS2100B)との接続で、最大10648Wh(本体2台+拡張4台)まで容量を拡張できます。動作音は公式ページで約30dBとされており、重量は約16kgで1000Lより約5.4kg重くなります。
向いている方:1000Wh台で2000Wの高出力とソーラー充電速度が必要な方。将来、拡張バッテリーで容量を段階的に増やしたい方。
向いていない方:軽さを最優先にしたい方(1000Lより約5kg重い)。
- 公式ページ:Dabbsson DBS1000 Pro
- 価格比較:DBS1000 Proの現在価格を比較する(公式・他ショップ)
- 詳しいレビュー:DBS1000 Proの実機レビューを読む
Dabbsson DBS1300(DBSシリーズ)|容量:1330Wh・出力:1200W・P-Boost:1600W・重量:約16.5kg


DBSシリーズの定番モデルです。ソーラー入力は最大400W、P-Boostは1600W(電熱線系家電向け)。急速充電は80%まで約44〜60分です。
2台を並列接続すると容量2660Wh・出力2300Wに増強でき、拡張バッテリー(DBS1700B)と組み合わせた場合の最大容量は9460Whとされています。バッテリーサイクルは4500回以上(メーカー公表値)です。
注意点として、ソーラー入力(最大400W)は1000L(最大600W)より少ないため、ソーラー充電を重視する方は1000Lや他モデルとの比較をおすすめします。
向いている方:1〜2泊のキャンプ・車中泊で使いながら、将来の拡張も考えている方。2台セット購入時の並列ボックス付属販売を検討したい方。
向いていない方:ソーラー充電速度を重視する方(最大400WはDBS1000 Proの1200Wより低い)。
- 公式ページ:Dabbsson DBS1300
- 価格比較:DBS1300の現在価格を比較する(公式・他ショップ)
- 詳しいレビュー:DBS1300の実機レビューを読む
Dabbsson DBS1400 Pro(DBSシリーズ)|容量:1382Wh・出力:2400W・P-Boost:3600W・重量:約20.5kg





容量はDBS1300(1330Wh)と近いものの、定格出力は2400W・P-Boost 3600W(電熱線系家電向け)・瞬間最大4800Wと大幅に高いモデルです。
独自のDabFlash急速充電技術により、AC+ソーラーのデュアル急速充電(AC1500W+ソーラー800W)でわずか36分で80%充電が可能です。
ソーラー入力は最大1200W、動作音は公式ページで約30dBとされています。キャンピングカー向けNEMA TT-30Rポートを搭載しており、RV旅行での使用も想定されています。拡張バッテリー(DBS2100B)との接続で最大11364Whまで拡張可能です。
※DBS1400 Proは公式商品ページ内でも、Power-Boost値の表記に揺れがあります(ページ上部の紹介文では3000W、詳細仕様欄では3600W)。本記事では詳細仕様欄の数値(3600W)を採用しています。
向いている方:1000Wh台で2400Wの高出力・高速ソーラー充電が必要な方。キャンピングカー(RV)での使用を想定している方。
- 公式ページ:Dabbsson DBS1400 Pro
- 価格比較:DBS1400 Proの現在価格を比較する(公式・他ショップ)
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Dabbsson 2000L(Lシリーズ)|容量:2048Wh・出力:2200W・P-Boost:3300W・重量:約18.6kg


Lシリーズの主力モデルです。ダブソンの2000Whクラスの中で最も軽い約18.6kgは、同容量帯のDBS2100 Pro(約24.5kg)・DBS2300 Plus(約26.2kg)より5〜7kg以上軽く、大容量帯としては持ち運びやすい部類に入ります。
ソーラー入力は最大800W、P-Boostは3300W(電熱線系家電向け)、EPS機能(15ms以内)も搭載しています。拡張バッテリーは非対応のため、容量はこの一台で完結します。
向いている方:2000Wh台でダブソンの中では軽いモデルを探している方。家庭の停電対策に使いたいがコンパクトにしたい方。拡張機能は不要でシンプルに大容量を使いたい方。
向いていない方:将来拡張バッテリーで容量を増やしたい方。
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Dabbsson DBS2100 Pro(DBSシリーズ)|容量:2150Wh・出力:2400W・P-Boost:3600W・重量:約24.5kg


2000Wh台DBSシリーズの主力モデルです。ソーラー入力は最大1200W(DBS2300 Plusの800Wより高速)、P-Boostは3600W(電熱線系家電向け)・瞬間最大4800Wです。
拡張バッテリー(DBS2100B)との接続で最大12900Wh、2台並列で出力4600Wまで対応します。キャンピングカー向けNEMA TT-30Rポートも搭載。
公式FAQによると、DBS2300 Plusとの主な違いはソーラー入力(2100 Proは1200W・2300 Plusは800W)、タイムコントロール機能(2100 Proにあり)、30AのACポート(2100 Proにあり)とされています。
※DBS2100 Proも公式商品ページ内で並列時の出力表記に揺れがあります(紹介文では4400W、詳細仕様欄では4600W)。本記事では詳細仕様欄の数値(4600W)を採用しています。
向いている方:2000Wh台で2400W高出力・高速ソーラー充電(1200W)が必要な方。RVでの本格使用を検討している方。将来の拡張も視野に入れている方。
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Dabbsson DBS2300 Plus(DBSシリーズ)|容量:2330Wh・出力:2200W・P-Boost:3000W・重量:約26.2kg


DBSシリーズで長く人気を集める大容量モデルです。ソーラー入力は最大800W、P-Boostは3000W(電熱線系家電向け)で、並列接続では容量4660Wh・出力4200Wまで増強できます。
拡張バッテリー(DBS3000B)と組み合わせた場合の最大容量は16660Whとされています。DBS2100 Proとの違いはソーラー入力が低い(800W)・RVポートなし・タイムコントロール機能なしですが、拡張可能容量ではDBS2300 Plusが上回ります。
※DBS2300 Plusは公式商品ページ内でも、並列出力(詳細仕様欄4200W/比較表4000W)や重量(詳細仕様欄26.2kg/比較表25.8kg)に表記差があります。本記事では詳細仕様欄の数値(4200W・約26.2kg)を採用していますので、購入前に最新の公式仕様もあわせてご確認ください。
向いている方:拡張バッテリー・並列接続で本格的な家庭バックアップシステムを構築したい方。最大16660Whまで容量を段階的に増やす計画がある方。
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Dabbsson 3000L(Lシリーズ)|容量:3072Wh・出力:3000W・P-Boost:3600W・重量:約25.8kg


Lシリーズ最大容量のモデルです。ソーラー入力は最大1200W、P-Boostは3600W(電熱線系家電向け)、EPS機能(15ms以内)も搭載しています。
DBS3500(3430Wh・約40.7kg)と同じ出力水準でありながら、重量は約25.8kgと約15kg軽い点が最大の魅力です。
一方、DBS3500と比べてソーラー入力が半分(1200W vs 2400W)で、拡張バッテリーにも非対応です。「大容量・大出力を軽く使いたいが拡張は不要」という方に向いています。
向いている方:3000Wh超を確保しつつできるだけ軽くしたい方。拡張機能不要でシンプルに大容量・大出力を使いたい方。
向いていない方:大量のソーラーパネルで短時間充電したい方(最大1200W。DBS3500は2400W)。将来の拡張を考えている方。
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Dabbsson DBS3500(DBSシリーズ)|容量:3430Wh・出力:3000W・重量:約40.7kg


DBSシリーズの最上位モデルです。ソーラー入力は最大2400W(全モデル最大)で、最大条件下でのフル充電は約2時間、AC+ソーラーのデュアル充電(最大3400W)では約1.5時間とされています。
拡張バッテリー(DBS5300B)との組み合わせで最大28140Whまで拡張でき、2台の並列接続では200Vエアコンにも対応可能になるとのことです。
動作音は現行公式商品ページの記載では約40dBとされています(公式ブログ記事には25dBの記載も見られますが、商品ページの40dBを参照しています)。
重量は約40.7kgのため本体には大型車輪とハンドルが装備されており、平坦な場所では転がして移動できます。段差・階段がある環境では2人での作業を推奨します。
向いている方:ソーラーパネルを複数枚接続して最大限の発電量で運用したい方。拡張バッテリーで容量を大幅に増やしたい方。家庭の長期停電対策・オフグリッド生活・業務用途を検討している方。
向いていない方:頻繁に持ち運びたい方。まずコストを抑えて始めたい方。
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容量帯別の詳細比較


ここでは、実際に比較検討されることが多い3つの組み合わせを、もう少し詳しく掘り下げます。
- 3000L vs DBS3500:どちらを選ぶ?
- 2000L vs DBS2300 Plus:どちらを選ぶ?
- 1000L vs DBS1000 Pro vs DBS1300 vs DBS1400 Pro
3000L vs DBS3500:どちらを選ぶ?
| 比較項目 | 3000L | DBS3500 |
|---|---|---|
| 容量 | 3072Wh | 3430Wh |
| 定格出力 | 3000W | 3000W |
| P-Boost | 3600W | — |
| 重量 | 約25.8kg | 約40.7kg(約15kg重い) |
| 最大ソーラー入力 | 1200W | 2400W(2倍) |
| 拡張バッテリー | 非対応 | 対応(最大28140Wh) |
| 並列接続 | 非対応 | 対応(200V対応) |
| 動作音 | 公式ページで要確認 | 約40dB(公式商品ページ記載) |



判断は明確です。「軽さ・シンプルさ」を優先するなら3000L、「ソーラー充電速度・拡張性」を優先するならDBS3500です。
出力は同じ3000Wですが、重量差15kgは日常的な移動のしやすさに直結します。
2000L vs DBS2300 Plus:どちらを選ぶ?
| 比較項目 | 2000L | DBS2300 Plus |
|---|---|---|
| 容量 | 2048Wh | 2330Wh |
| 定格出力 | 2200W | 2200W |
| 重量 | 約18.6kg | 約26.2kg(約7.6kg重い) |
| 最大ソーラー入力 | 800W | 800W(同じ) |
| 拡張バッテリー | 非対応 | 対応(最大16660Wh) |
| 並列接続 | 非対応 | 対応(最大4660Wh・4200W) |
ソーラー入力は同じ800W、定格出力も同じ2200Wです。



「拡張不要で軽さを重視」するなら2000L、「将来の容量拡張・並列接続」を考えるならDBS2300 Plusという判断になります。
1000L vs DBS1000 Pro vs DBS1300 vs DBS1400 Pro
| モデル | 容量 | 定格出力 |
|---|---|---|
| 1000L | 1008Wh | 1200W |
| DBS1000 Pro | 1024Wh | 2000W |
| DBS1300 | 1330Wh | 1200W |
| DBS1400 Pro | 1382Wh | 2400W |
| モデル | 重量 | 最大ソーラー入力 |
|---|---|---|
| 1000L | 約10.6kg | 600W |
| DBS1000 Pro | 約16kg | 1200W |
| DBS1300 | 約16.5kg | 400W |
| DBS1400 Pro | 約20.5kg | 1200W |



軽さ最優先なら1000L(約10.6kg)一択です。高出力が必要ならDBS1000 Pro(2000W)かDBS1400 Pro(2400W)が候補になります。
注目:DBS1300はソーラー入力400Wで、1000L(600W)より低いため、ソーラー充電を重視する場合は注意が必要です。キャンピングカー(RV)での使用を考えるなら、NEMA TT-30R搭載のDBS1400 Proが有力です。
ダブソン ポータブル電源の選び方|防災・キャンプ別ガイド


ここでは「防災」と「キャンプ」それぞれの目的別に、必要な容量の目安をまとめました。
- 防災・家庭の停電対策に何Wh必要?
- キャンプ・車中泊に何Wh必要?
防災・家庭の停電対策に何Wh必要?
防災用途では「何日間・何人分・何の家電を動かすか」で必要な容量が変わります。以下は目安です。
- 1〜2日間・1〜2人・スマホ充電+照明のみ:300〜768Wh(300E・600L)
- 1〜3日間・2〜4人・冷蔵庫+照明+スマホ充電:1000〜2000Wh(1000L・DBS1300・2000L)
- 3〜7日間・4人家族・冷蔵庫+照明+スマホ充電、必要に応じて短時間の調理家電:2000Wh以上(2000L・DBS2300 Plus・3000L)。
エアコンを長時間使う場合は3000Wh以上+ソーラーや拡張バッテリーの組み合わせも検討してください。
エアコンは消費電力が機種・設定温度・外気温によって600〜2000W以上と大きく変動します。安定して動かすには2000W以上の定格出力と、複数時間の稼働に耐えられる容量が必要です。



家庭の分電盤への接続で全館バックアップとして使用する場合は、資格を持つ電気工事士への作業依頼が必要です。
キャンプ・車中泊に何Wh必要?
- 日帰りキャンプ・スマホ充電中心:300〜600Wh(300E・600L)
- 1〜2泊・炊飯器+冷蔵庫+スマホ:1000〜1330Wh(1000L・DBS1300)
- 2〜3泊以上・エアコン+調理家電+照明:2000Wh以上(2000L・DBS2300 Plus)
- キャンピングカー(RV)での本格旅:DBS1400 Pro・DBS2100 Pro(NEMA TT-30R搭載)
ダブソンのポータブル電源で後悔しやすい選び方





最後に、購入後に「こんなはずじゃなかった」となりやすいポイントを4つ紹介します。
- 容量(Wh)だけで選ぶ
- Power Boost値を定格出力と混同する
- 20kg以上の重さを甘く見る
- 拡張バッテリーの総額を見落とす
容量(Wh)だけで選ぶ
定格出力(W)を見落とすと、容量は大きくても動かせない家電が出てきます。「2000Whもあるのにドライヤーが動かない」という事態を防ぐために、WhとWを両方確認することが大切です。
炊飯器(700〜1000W)なら定格出力1200W以上が一つの目安です。エアコンは100V機・200V機や定格・最大消費電力の違いで幅が大きいため、ポータブル電源側の定格出力だけでなく、エアコン側の電圧や最大消費電力もあわせて確認してください。
Power Boost値を定格出力と混同する
P-Boost 3300Wだからエアコン(2000W)が動く、と判断するのは危険です。
P-Boostは主に電熱線系家電を対象とした機能で、エアコン・冷蔵庫・電子レンジは機種によって消費電力や制御方式が異なるため、P-Boost値だけでは判断できません。動かしたい家電の仕様と、各モデルの対応条件を必ず確認してください。
20kg以上の重さを甘く見る
カタログで数字を見るだけでは実感しにくいのが重量です。20kgは米袋20kg相当、26kgは一人で頻繁に持ち運ぶには負担が大きい重さです。
毎週キャンプに持ち出す、2階へ運ぶ、一人で車のトランクに出し入れするといった場面を想定すると、「軽さ」の価値が見えてきます。2000Lの約18.6kgは大容量モデルとしては軽量ですが、それでも一人での取り扱いには体力を要します。
拡張バッテリーの総額を見落とす



「今は1000Whで始めて、後で拡張バッテリーを追加する」という計画は一見合理的ですが、拡張バッテリーの価格は本体と同程度かそれ以上になる場合があります。
最初から2000Whモデルを購入するほうがトータルコストが安くなるケースもあります。購入前に本体+拡張バッテリーのセット価格も比較することをおすすめします。



こんな方は購入を再検討したほうがいいかもしれません。
徒歩テント泊・バックパッキングで使いたい方は、1000L(約10.6kg)でも重く感じる場面があります。2000Wh以上は持ち運びに向きません。
「大は小を兼ねる」で過剰スペックを選ぶ方も注意が必要です。使わない機能にコストを払うことになるため、用途を明確にしてから選ぶほうが満足度が高くなります。
容量別・家電別の使用時間目安


以下では比較しやすいよう、便宜上「公称容量×85%」を使用可能容量として計算しています。実際の変換効率は出力方式・負荷・気温・機種などによって変わりますので、あくまで目安としてご覧ください。
| 家電(消費電力) | 1000Wh(実質約850Wh) | 2000Wh(実質約1700Wh) |
|---|---|---|
| スマホ1回の充電(約15Wh) | 約56回分 | 約113回分 |
| ノートPC(約50W) | 約17時間 | 約34時間 |
| 電気毛布(約60W) | 約14時間 | 約28時間 |
| ポータブル冷蔵庫(平均約50W) | 約17時間 | 約34時間 |
| 炊飯(約800W・20分) | 約3〜4回分 | 約6〜7回分 |
| 電気ケトル(約1000W・5分) | 約10回分 | 約20回分 |
| 家電(消費電力) | 3000Wh(実質約2550Wh) |
|---|---|
| スマホ1回の充電(約15Wh) | 約170回分 |
| ノートPC(約50W) | 約51時間 |
| 電気毛布(約60W) | 約42時間 |
| ポータブル冷蔵庫(平均約50W) | 約51時間 |
| 炊飯(約800W・20分) | 約9〜10回分 |
| 電気ケトル(約1000W・5分) | 約30回分 |
これらは参考値です。実際の使用時間は家電の機種・設定・環境温度・使い方によって異なります。ポータブル冷蔵庫はコンプレッサーの稼働率(外気温・設定温度)により実消費電力が変動しますし、スマホ充電の回数も機種のバッテリー容量によって大きく異なります。
購入前に知っておきたいポイント


最後に、購入前に押さえておきたい「保証」と「安全な使い方」をまとめました。
- 保証は購入先によって条件が異なります
- 安全に使うために
保証は購入先によって条件が異なります
| 購入先 | 保証の目安 |
|---|---|
| ダブソン公式サイト | 5年保証(3年基本+2年延長、購入時自動適用)・回収サービスあり(返送送料は元払い) |
| Amazon・楽天・Yahoo!等 | 購入先・出品者により異なる(正規販売店かどうかを確認推奨) |
安全に使うために
- 直射日光が長時間当たる場所・高温になる車内への放置は避ける
- 水がかかる場所や湿気の多い環境では使用しない(防水非対応モデルの場合)
- 定格出力を超える家電を使用する場合は、P-Boostの対応条件を必ず確認し、メーカーが対応を明示していない機器は接続しない
- 異常な発熱・膨張・異臭などに気づいたら、直ちに使用・充電を中止する。安全に操作できる場合のみ電源を切り、無理に本体を移動・分解せず、メーカーへ相談する。発煙・発火している場合は近づかず身の安全を確保し、119番通報する
- 長期保管時の推奨充電状態はモデルによって異なるため、各モデルの取扱説明書に従う
- 万が一のトラブル時はダブソン公式サポート(support.jp@dabbsson.com)へ
よくある質問(FAQ)
ここまでの内容と重なる部分もありますが、よく聞かれる質問をQ&A形式でまとめました。
- ダブソンは怪しくない?どこの国のメーカー?
- LシリーズとDBSシリーズ、どちらを選ぶべき?
- EPS機能とUPS(無停電電源装置)は何が違う?
- DBS1000 Proの最大拡張容量は何Wh?
- ソーラーパネルは何Wまで接続できる?
- シガーソケット充電は現実的?
- DBS3500の動作音は何dB?
- 廃棄・回収はどうすれば?
Q. ダブソンは怪しくない?どこの国のメーカー?
2012年創業の中国メーカーで、2024年に日本法人「株式会社DABBSSON Japan」を設立しています。
日本語サポート窓口・5年保証・回収サービス(返送送料は元払い)を整備した正規ブランドです。知名度は発展途上ですが、法令・認証への適合状況は各商品ページでご確認いただける体制が整っています。
Q. LシリーズとDBSシリーズ、どちらを選ぶべき?
もっともシンプルな判断軸は「拡張バッテリーで容量を増やしたいかどうか」です。今の用途で使い切れればLシリーズ、将来の拡張・並列接続・RVポートが必要ならDBSシリーズを選んでください。
Q. EPS機能とUPS(無停電電源装置)は何が違う?
UPSは方式によって切り替え時間が異なります。常時インバーター方式のUPSなら切り替えは原則0msですが、ラインインタラクティブ型など一般的なUPSでは数ms程度の切り替え時間がある製品もあります。
EPSはコンセント給電中に停電を検知して切り替える方式で、ダブソンの場合は多くのモデルで15ms以内とされています。
精密医療機器・サーバーなど瞬断が一切許容されない用途には専用UPSを推奨します。一般家電のバックアップ用途であれば、EPS搭載ポータブル電源でも多くの場面に対応できます。
Q. DBS1000 Proの最大拡張容量は何Wh?
本体2台を並列接続し、各本体に拡張バッテリー(DBS2100B)を2台ずつ(計4台)接続した場合の最大値が10648Wh(公式比較ページより)とされています。単体+拡張バッテリー1台の構成とは異なります。詳細は公式商品ページでご確認ください。
Q. ソーラーパネルは何Wまで接続できる?
各モデルの最大ソーラー入力は次のとおりです。
- 300E:最大120W
- 600L:最大200W
- DBS1300:最大400W
- 1000L:最大600W
- 2000L・DBS2300 Plus:最大800W
- DBS1000 Pro・DBS1400 Pro・DBS2100 Pro・3000L:最大1200W
- DBS3500:最大2400W
ただし、接続できるかどうかはW数だけでは判断できません。ソーラーパネルの開放電圧(Voc)・動作電圧・電流が、ポータブル電源側のソーラー入力電圧・最大電流の範囲内に収まっている必要があります。
たとえば600Lは12〜30V・最大13A、1000LとDBS1300は12〜60V・最大21A、DBS1000 Pro/DBS1400 Pro/DBS2100 Proは12〜60V・最大25Aが公式仕様です。複数枚のパネルを直列・並列接続する場合は、合計の電圧・電流が範囲内に収まるかも確認してください。
実際の発電量は天候・設置角度・ケーブルロスでも変動します。余裕を持ったW数を選ぶのが基本です。
Q. シガーソケット充電は現実的?
多くのモデルがシガーソケット充電に対応していますが、充電速度はAC・ソーラーより大幅に遅くなります。2000Lの場合はフル充電まで約23時間以上とされており、ドライブ中の補助充電や緊急時のサポートとして活用するのが現実的です。
Q. DBS3500の動作音は何dB?
現行の公式商品ページ記載では約40dBとされています。公式ブログ記事には25dBの記載も見られますが、商品ページの記載を参照しています。購入前に各商品ページで最新情報をご確認ください。
Q. 廃棄・回収はどうすれば?
ダブソン公式サイトでは、不要になった製品を元払いで無料回収するサービスを提供しています(返送送料は利用者負担)。回収の詳しい手順は、公式サイトのお問い合わせフォームまたはサポート窓口(support.jp@dabbsson.com)にてご確認ください。
まとめ:軽さならLシリーズ、拡張ならDBSシリーズ


- 全11モデルが半固体電池採用(DBSシリーズは半固体リン酸鉄リチウムバッテリーと公式表記)。充放電サイクル4000〜4500回以上(モデルによる・メーカー公表値)で長寿命設計
- Lシリーズ(300E・600L・1000L・2000L・3000L):軽量・コンパクト・コスパ重視・拡張バッテリー非対応
- DBSシリーズ(DBS1000 Pro・DBS1300・DBS1400 Pro・DBS2100 Pro・DBS2300 Plus・DBS3500):拡張性・高機能・ハイスペック重視
- DBS1000 ProのP-Boost値は公式仕様で3000W(Power Boostモード)。定格出力2000Wに対し瞬間最大4000Wにも対応
- DBS1300のソーラー入力は最大400W。1000L(600W)より低い点に注意
- DBS1000 Proの最大拡張容量は10648Wh(本体2台+拡張4台の最大構成・公式比較ページより)
- 3000L vs DBS3500:重量差約15kg・ソーラー入力差1200W。軽さなら3000L、ソーラー充電と拡張性ならDBS3500
- 2000L vs DBS2300 Plus:ソーラー入力は同じ800W。拡張不要なら2000L(約7.6kg軽い)、拡張を考えるならDBS2300 Plus
- DBS3500の動作音は現行公式商品ページ記載で約40dB(購入前に最新情報を各商品ページで確認推奨)
- 公式サイト購入時は5年保証・送料無料に加え、回収サービスも利用可能(返送送料は元払い)。他販売先では保証条件を別途確認を
重視するポイント別・最終おすすめ表
最後に、「何を一番重視するか」でモデルを選べる早見表と、価格をチェックできるリンクをまとめました。
| 重視すること | おすすめモデル | 価格を比較する |
|---|---|---|
| 軽さ・携帯性(1000Whクラス) | 1000L | 現在価格を比較 |
| 防災・停電対策をシンプルに | 2000L | 現在価格を比較 |
| 将来の容量拡張・本格防災 | DBS2300 Plus | 現在価格を比較 |
| 3000Wh超・できるだけ軽く | 3000L | 現在価格を比較 |
| ソーラー充電・最大拡張性 | DBS3500 | 現在価格を比較 |
| キャンピングカー(RV)旅 | DBS1400 Pro / DBS2100 Pro | DBS1400 Pro / DBS2100 Pro |
| コスパ重視・まず試したい | 300E / 600L | 300E / 600L |
全モデルの最新価格・在庫状況・セール情報はダブソン ポータブル電源 価格比較ページから一括でご確認いただけます。公式サイトの最新情報はダブソン公式サイト ポータブル電源一覧からもご覧いただけます。























