カウンターアソールトは、大容量CA290の場合2%の高濃度カプサイシノイドを最大12m先まで8秒間連続で噴射できる米国EPA登録済み熊撃退スプレー。CA290より容量が少ない国内正規モデルCA230は215 × φ53 mm・約310 gと携行性に優れ、モンタナ州でのヒグマ研究を背景に開発された実戦的設計が特徴。熊出没増加が報じられる日本でも注目度が高く、正しい携行と使用が命を守る鍵となります。

日本で最初に販売されたクマ撃退スプレーといわれる『カウンターアソールト』。長年の実績もあり、仕事(調査・研究)する方はこのスプレーを選ぶ人が多い印象です。容量と威力が違う2モデルあります。実売価格は他のスプレーより高めです。
クマ撃退スプレーは劇物です。使い方・注意点・熊との実践における使用方法・廃棄方法などの事前学習が大切です。熊対策の専門家・プロの発信情報を踏まえて多数の情報を記載していますので、ぜひ最後までご確認ください。
著者PROFILE


経歴:大手アウトドアショップで寝袋・マットのコーナーを中心に約4年間の接客経験に加え、独自の調査・研究を重ね、アウトドア情報を発信し15年以上。無積雪登山・雪山登山・クライミング・アイスクライミング・自転車旅行・車中泊旅行・ファミリーキャンプなど幅広くアウトドアを経験。(詳細プロフィール) 名前:Masaki T
熊撃退スプレー カウンターアソールトの特徴とメリット


自然の中で熊や野犬に遭遇し、襲われそうになったときに使うアメリカ製のクマスプレー。レバーを押すと圧縮された唐辛子エキスが勢いよく約12m(※)、約8秒間(※)噴射し、その強力な刺激で熊を撃退できます。グリズリーの生息地として有名なアメリカのモンタナ州で研究、開発されている北米ではポピュラーな熊よけアイテムです。
以下、CA230(スタンダード)とCA290(ストロンガー)の主要スペックをまとめました。
モデル | 射程距離(無風・屋内試験値) | 連続噴射時間(無風・屋内試験値) | サイズ(全長×径) | 総重量 |
---|---|---|---|---|
CA230(スタンダード) | 約9.6 m | 約7 秒 | 215 × Φ53 mm | 310 g |
CA290(ストロンガー) | 約12 m | 約8 秒 | 215 × Φ59 mm | 380 g |
- 射程距離・噴射時間は「無風状態の室内で行なわれた実験に基づくデータ」です。
EPAとは?
EPAは米国環境保護庁の略語です。
主な特徴リスト
- 高濃度2 %カプサイシノイド配合
- 最大射程:CA290は約12 m / CA230は9.6 m
- CA230で7 秒の連続噴射で追い風にも対応
- 310 gの軽量ボディと専用ホルスター
- 代替フロンHFC-134a採用で環境負荷低減
- 米国モンタナ州グリズリー生息域で実証
- EPA登録取得&国内事業者による保証
- 4 年の使用期限表示でメンテナンス容易
CA230正規モデルの基本スペック
国内正規品CA230は全長215 mm・直径53 mmで容量225 g。9.6 mの射程と7 秒噴射を両立し、ヒグマにも十分届く霧状パターンを形成する。素材は唐辛子エキスとHFC-134a。
40フィート(約12 m)ロングレンジの安心感
CA290(ストロンガー)は米国仕様は40 ft(約12 m)射程を誇り、突進開始から距離を取って防御できる。距離が伸びるほど心理的余裕が生まれ、冷静な対処を助ける。
2 %マジョールカプサイシノイドで即効性を重視
許可範囲上限の2 %配合により粘膜刺激が強く、ヒグマ・ツキノワグマ双方で効果を確認。EPA登録済みの品質保証が安心材料。
7 秒連続噴射で追撃を阻止
CA230(スタンダード)で7 秒の連続噴射は、熊が向きを変えるまで霧を途切れさせない長さ。風に揺らいでも再照準しやすい持続時間だ。
310 gの軽量設計と着脱ホルスター


登山や渓流釣りでパック外側に装着しても負担が少ない。取り出し1 秒の位置に装備しやすいホルスターもあります。



スプレー缶を収納するホルスターは基本別売です。ショップによっては併売されているものもあります。クマ撃退スプレーはすぐに取り出せることが重要です。(ザックの奥にしまっていると取り出すのに時間かかりすぎる)
モンタナ州で培われた実戦データ
北米のグリズリー研究を背景に、実猟・レンジャー現場で改良を重ねた実績が信頼の源。
EPA登録&温暖化係数に配慮したガス
環境負荷が低めのHFC-134aを用い、EPAの規制をクリア。法的・環境面の安心感が高い。
4 年の使用期限表示で管理しやすい
缶底に期限が刻印され、山行前のチェックと定期買い替えを促す。
熊撃退スプレー カウンターアソールトの気になる点・注意点
- 機内預け不可・航空輸送に制限
- 有効期限と再充填不可の買い替えコスト
- 逆風時に自分へ被るリスク
- 誤射・残量チェックの難しさ
- 国内価格が海外相場より高め
航空輸送と国内移動の制限
高圧可燃性ガス扱いで機内持ち込みも預けも不可。遠征時は陸路・船便に限定されるため移動計画に注意が必要。
有効期限4 年と保管方法
唐辛子成分は揮発・沈殿で性能低下する。直射日光や高温を避け、年1回軽く振って内部を均一化すると安心。
風向きによる自己被弾リスク
霧状パターンはカバー範囲が広い半面、逆風では自身が浴びる恐れ。山頂稜線など強風地形では噴射姿勢の訓練が必須。
誤射・残量確認の難しさ
安全ピンを外した状態で転倒すると誤射の危険。残量は振っても分かりにくく、使用後は重量測定で確認するしかない。
価格とランニングコスト
正規品は2万円前後と高価。複数本携行や家族分準備でコストが嵩む。ただし命の保険料と考える利用者が多い。
熊撃退スプレー カウンターアソールトの口コミ・レビュー


Amazonレビュー:最終手段だが安心感は大
「熊と遭遇した際に風上確認の余裕はないが、連続噴射しながら退避できる点に救われる」との声。複合装備として鈴やラジオ併用を勧める意見が目立つ。[amazon]
Amazonレビュー:実戦使用で効果を実感
2024年春、北海道でヒグマを威嚇射撃したユーザーは「突進が止まり5 mで回避できた」と高評価。コスパより性能を重視する姿勢が印象的。[amazon]
楽天レビュー:携帯性とホルスターが好評
「ザックのショルダーストラップに装着しても揺れず、片手で抜ける」とのレビューが複数。重量バランスに満足する声が多い。[楽天]
否定的レビュー:逆風時に自己被弾
風向きチェックの難しさと自分の顔面への刺激体験を報告するユーザーも。一時的視界不良が致命的になる場面を想定し、訓練の必要性を訴える。[amazon]
総合レビュー分析
肯定的意見は「長射程・連続噴射・信頼性」、否定的意見は「価格・逆風リスク・機内輸送不可」に集中。購入前に用途と移動手段をすり合わせることが肝要。
カウンターアソールトの使用動画





ロングセラーモデルなので、実際の使用方法を解説したYoutube動画が充実しています!
使い方・注意点等を解説していますので、視聴を強く推奨します!
カウンターアソールト 熊よけスプレー(公式英語版)
クマスプレー正しい使い方
【体験】クマ撃退スプレーを使ってみた
噴射距離検証動画
全体のまとめ
- 2 %高濃度で即効性◎
- CA290(ストロンガー)は(無風で)射程約12 mで早期対応
- 7 秒連続噴射で壁を形成
- 310 g軽量
- EPA登録で品質保証
- 4 年期限で性能を管理
- 機内輸送不可は要注意
- 逆風対策に訓練必須
- 価格は高いが信頼厚い
実売価格



カウンターアソールトは高濃度と長射程で信頼性が高く、ヒグマ登場エリアでも実績を持ちます。価格と運搬制限がネックですが、命を守る最後の盾として評価は高いです。
携行頻度が高い方は、ホルスターも一緒に用意がおすすめです。
Amazon、楽天では大型イベントセール、タイムセール、値引きクーポン、ポイントアップキャンペーンで実質売価は変動します。
カウンターアソールト
CA230(スタンダード)
amazon・楽天の口コミ
- 実際に使ってみた感想と注意点。:調査や撮影で山に入ります。落ち着いて顔を狙ってかけて下さい。必ず効きます。ちょっと怯んでも再び向かってくることがあります。逃げてゆくまで顔にかけて下さい。熊を避けようとあらかじめ撒いたりすると、においに興味をひかれ寄ってくるという報告があります。熊に出会ってから噴霧してください。熊に襲われ肋骨を折って以来、山に入る時は持つようにしています。怪我を考えると安いですよ。
- 山歩きの安心感が違います:クマ出没注意の山歩きにはいつも持参しています。価格が高いのが難点ですが、本商品を腰ベルトに装着して歩いていると、熊よけの鈴では得られない「安心感」があり、単独山行には欠かせません。
- 熊撃退スプレー:渓流釣りに行くので購入しました。使用しないで済む事を願っております。携帯ホルスターもいいです。
- 有ると無いのでは全然違います❗:前から欲しいと思っていたんですけど、最近は山に山菜取りに結構行きますんで、あると無いのでは気持ち的に全然違うので購入しました。使わないことに越したことはないんですが山に行く時は常に携帯したいと思います。
- 強烈:渓流釣りをするので、山に入るときは鈴、爆竹、笛と併せて必ず携帯していました。幸い使う機会がありませんでしたが、購入して5年以上経過し使用期限が過ぎたので山奥で風下に向けて噴射。風向きが変わって僅かに吸い込んでしまいましたが、息ができませんでした。目はサングラスで無事でしたが、期限が切れても噴射力・威力ともに申し分なかったです。専用ホルスターもマジックテープをさっと外して取り出せるため使いやすいです。セーフティークリップも親指を適切にかければ簡単に外れます。バッグの中での暴発などはないとは思いますが、念の為ジップロックに入れていました。


カウンターアソールト
CA290(ストロンガー)
amazon・楽天の口コミ
- ■熊と遭遇。:以前、タケノコ取りで熊と遭遇し撃退スプレーで4回撃退しました。
- ■イノシシ・サルにも効果あり!! 助かった:静岡県東部に住んでいます。山菜やたけのこをとりに山に入っています。ときおり、サルやイノシシ・鹿に遭遇します。ツキノワグマが怖いので、カウンターアソールトを購入し持っていました。今月にはいり、山に入った年配の方がイノシシに威嚇されたり、サルにおにぎりを取られたとの話がありました。このような点も含め山に入っていましたが、山の中腹部において藪から物音が聞こえたと思ったら猪が飛び出してきて、こちらを威嚇してきました。山菜を持っているため狙っているのかはわかりませんが、対峙してしまいました。結構大きく、突っ込まれたら怪我・転落のおそれがあるためやむを得ず使用しました。(3.5M程)結果は叫び声を上げて逃げていきました。私自身も手がチクチク・ヒリヒリしました。(おそらく飛沫が付いたと思います。)サルでは、山に開けた場所があり、そこで昼食を取っていたとき、サルが現れました。おそらく人間が餌を与えたのか、味を知っているようで、ウロウロしながら様子を見たり、大胆な個体は牙をだしてコチラを威嚇していました。集団できていて、危険を感じました。(伝染病などのおそれもあります。)安全確保のため牙をむく個体に向かい噴射しました。人間と近いのかうずくまり悶えていました。すみやかにその場を安全に退避することができました。動物全般に効くようなので持っていて損はありません。お守りです。非常に有効かとおもいます。ちなみにアルデという販売者は有効期限をホームページにて掲載してくれているので、安心して買えますよ。ホルスターセットも便利です。
- ■安心感!:旧品が有効期限切れになったので入れ替えのため購入。熊に対して使用したことは無いが、登山道の真ん中で座り込んで牙を見せて凄んでいる猿に向けて6メートルくらいの距離から発射したことがあり、自らもむせたが、一発撃退できたことがある。持っているだけで安心感が生まれる。熊さんにはお逢いしたくないから、鈴・笛・爆竹で騒々しくしてご退散頂くように心がけている。
- ■山歩きには欠かせません!:ヒグマ、ツキノワグマ対策で、北海道、東北、関東などでの源流釣りに長年、携行しています。3機目になりました。
- ■保険として:昨年ウナキベツ川から知床岳から岬までの計画で装備しました。海岸を歩いているとちぎれた白い後足が落ちている。ウナキベツ川から登り始めると踏み跡に巨大なできたてウンチ。本州の山では使ったことのない熊鈴をぶら下げるが心許ない。相棒と交互にホイッスルを鳴らしながら歩く。獣臭を感じて熊撃退スプレーを安全ピンを抜いて持ち歩く。稜線の幕場では一夜明けるとテントを中心に半径8メートの円を描くようにウンチがちびちびされている。山から下りてオショロコマを釣って遊んでいると番屋のお兄さんに「この時期山に何泊もするなんて信じられない。」「昨日も親子熊がでた。」「先日は留守にした番屋の犬が熊に尻尾を残して食われた。」「え、それって白い犬ですか。」「何で分かった?」それでも欲をかいて、もう少し上流ならもっと釣れるだろうと。番屋横から少し入った沢の岩場に湯気の立つウンチを見つけて退散しました。少し見晴らしのいいところにはもれなく熊のウンチがついてきます。安全ピンを留めている黄色いバンドは切らすに抜けます。山には入る前に必ず試射をしましょう。その反動に驚きます。試射を終えたらまたバンドを嵌めて安全ピンの脱落を防止します。ホルダーも妙に高額ですが、すぐ取り出せて、かつ保護にも成り実用的だともいます。飛行機には機内持ち込みはもちろんカーゴスペースへの手荷物としても持ち込めません。燃料とともに宿泊施設、予約した個人タクシーに先に送るのがベストです。初日が宿の場合は全装備を送ってしまうのも一手です。キジ撃ちも考えて一人一本装備することをお勧めします。使用期限スリーシーズンは短すぎ、保険にしても高額なので星四つ。


熊撃退スプレーのよくある質問
熊が出没による人身被害の多い都道府県はありますか?
環境省の資料によると、2019年~2024年の熊による人身被害件数が多い都道府県トップ5は、北海道、青森県、岩手県、秋田県、新潟県、福島県、長野県がほぼ占めています。
本州はツキノワグマですが、北海道はより巨体のヒグマで気性も荒いと言われています。北海道は地域によってはヒグマ出没が頻度が多く社会問題になっています。


熊鈴と併用すべき?
クマと出会わない対策が第一。鈴・ラジオで存在を知らせ、スプレーは最終手段です。
クマの専門家の方曰く熊鈴の効果は
- 無風の開けた場所で最大300 m。
- 強風・沢音・密林では大幅に減衰。
- 「威嚇」ではなく“こちらの存在を知らせる手段” と割り切る。
と言われています。熊鈴は鈴型ではなく、音の大きなベル型が推奨です。
ただ、過去に人を襲って食べた熊は熊鈴の音を聞くと逆に寄ってくるという話もあり、過去にそういう事件があって解決していない山域では熊鈴は避けたほうが良いという意見もあります。
熊撃退スプレーの成分は何?


主成分はカプサイシンおよび関連カプサイシノイドでOC(Oleoresin Capsicum)と呼ばれます。これらは唐辛子に含まれる辛味成分で、哺乳類の粘膜や眼球のTRPV1受容体を強烈に刺激し、瞬時に痛覚・熱覚を引き起こします。
OCは溶剤(水溶性と油性がある)に溶かされ、ガス(窒素or二酸化炭素or代替フロンなど)と共にスプレー缶に詰めれれています。


最強の熊撃退スプレーはどれですか?





スペック的にも実績的にも「カウンターアソールト CA290」が最強だと思います。詳しくは下記ページをご参照。


売れている人気の熊撃退スプレーはどれですか?





価格が手頃でコンパクトな『ポリスマグナム B-609』が非常に人気です。ただしヒグマは非対応です。詳しくは下記ページをご参照。


カプサイシノイド濃度 が最大で2%なのはなぜですか?
米国環境保護庁(EPA)登録製品では総カプサイシノイド濃度 1〜2% が標準とされています。これは人体に対する非致死性と、野生動物に対する即効的な忌避効果のバランスを取った値であり、2%を超える処方は規制対象となり一般流通しません。


熊に遭遇した時の対処法ってあるの?



約50年クマ研究されてきた日本ツキノワグマ研究所 米田一彦さんの『熊に遭遇した時の対処法』の動画(約35分)が非常に有用です!
冬季は噴射力が落ちる?
気温0 °C付近でガス圧低下が起きる。内ポケット携行で温度を保つと良い。
人間にご誤噴射したらどうなる?


猛獣対策の熊撃退スプレーは対人用の護身用の催涙スプレーの何倍も強力な劇薬です。噴射物が僅かに目に入る・皮膚に付着するだけで数時間の痛みが続くようです
緊急時でも周囲に人がいる状況での使用も最大限の配慮が必要で、安易に噴射して自分にかかって動けなくなった例もあるようです。
誤噴射や被爆による応急処置
- 内容物が目に入った場合:すぐに流水で15分以上やさしく洗眼し、コンタクトレンズは5分以内に取り外す。
- 皮膚や衣服に付着した場合:衣類を脱ぎ、ただちに流水で15分以上洗い流す。
- 症状が改善しない場合は本製品を持参のうえ医療機関を受診する
海外や日本での誤噴射事故も複数件あります。


熊撃退スプレーって本当に必要?
その昔は仕事や研究調査で積極的にクマの生息域に入る方が携行するものでした。ところが近年は里山・市街地にも出没し被害が多くなる年もあり、出没頻度が多い地域では市町村がクマ撃退スプレーを推奨し、補助金がでている地域もあります。




熊に熊撃退スプレーを噴射している動画はありますか?
海外に実際に噴射している様子の動画がありました。熊が木に登ってるのはちょっと怖いですね。
熊スプレーは飛行機で運べますか?
スプレー缶は飛行機で荷物として運べません。例えば、東京から北海道まで行く場合は、熊撃退スプレーは「現地で購入」か「手持ちのスプレーを陸送」が必要になります。
以下の動画で輸送方法について解説されていて、参考になります。
熊撃退スプレーを使えば万が一襲われても助かりますか?
熊の専門家の方は「100%はないけれど90%助かる」と言われています。
過去、業務で9回襲われてますが、通常の5倍~10倍激しく攻撃してきた熊でも熊スプレーで撃退できた(以下の動画をご参照)
熊が近づいてきた時、熊撃退スプレーはどの距離で噴射したらよいですか?
5m~3m程度まで引き付けて噴射するのが推奨、と言われています。熊撃退スプレーのスペックは無風状態での測定値で、現実には風の影響を受けますので、確実に熊に届く距離が5m~3m程度と言われています。
10mだと風で飛ばされて効果がありません。5m,3m,2mと段階的に噴射します。最初の5mの距離での噴射でほとんどの熊が逃げます。
使用期限切れは使える?
刺激成分が劣化し効果が落ちる恐れがあるため推奨されていません。
使用期限の切れた熊撃退スプレーの処分方法は?
万が一用ですので、全く使用せずに使用期限を過ぎるケースがほとんどだと思います。
熊撃退スプレーは劇薬ですので、僅かに成分が目や皮膚に付着するだけで痛みが生じます。安全に処分する方法の動画がモンベルで紹介されていましたので、下記動画をご参考にしてください。


関連リンク
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【2025年】近年の熊による人身被害事例(市街地・登山・山菜取り)(2021–2025)
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【2025年】使用期限切れの熊撃退スプレーの処分方法
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【2025年】クマ撃退スプレー『カウンターアソールトCA230/CA290』の実力は?特徴・使い方・注意点・ホルスターを徹底解説!(動画付き)
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【2025年】熊撃退スプレーの噴射方法・使用法・注意点(動画付き)・助かった事例
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