ザ・ノース・フェイスのブリマーハットは、通気性の高いメッシュパネルやUVカット機能を備え、アウトドア活動に最適なハットです。サイズ展開も豊富で、多くのユーザーから高評価を得ています。本記事では、その特徴やメリット、注意点、口コミ、類似製品との比較を通じて、ブリマーハットの魅力を詳しく解説します。

ブリマーハットは発売から数年経過しているロングセラー商品です。
ブリマーハットを数年間、登山・アウトドア・普段遣いで使ってきていますが、非常に気に入っています。
記事のポイント
- ブリマーハットの代表的な特徴と利便性を詳しく解説
- 購入前に知っておきたい注意点やサイズ感の違いを紹介
- 実際に使った人のレビューからリアルな感想を収集
- 他ブランドとの比較で見えるブリマーハットの魅力を検証
著者PROFILE


経歴:大手アウトドアショップで寝袋・マットのコーナーを中心に約4年間の接客経験に加え、独自の調査・研究を重ね、アウトドア情報を発信し15年以上。無積雪登山・雪山登山・クライミング・アイスクライミング・自転車旅行・車中泊旅行・ファミリーキャンプなど幅広くアウトドアを経験。(詳細プロフィール) 名前:Masaki T
ザ・ノース・フェイス ブリマーハットの特徴とメリット




通気性に優れたメッシュ構造で、長時間の着用も快適


ブリマーハットの大きな魅力のひとつが、頭部の側面に施されたメッシュパネルです。風が通り抜ける構造により、真夏の暑さの中でも熱がこもりにくく、長時間かぶっていても蒸れにくい設計になっています。湿度の高い日本の夏には、この通気性の良さが体感的にも大きな差になります。とくに登山やフェスなど、日差しが強く行動量も多いシーンでは、このメッシュ構造が活きてきます。



実はこのメッシュ生地、2枚重ねになっています。私も購入してから気づいたのです。なんで2枚重ねなのかわからなかったのですが、1枚だと厚みが薄くてメッシュの隙間を日光が透過して帽子の内側に日光が入りやすくなってしまう(日焼けする)ため、2枚重ねで厚みだして風は通し、日光は極力入らないように工夫したんじゃないかとおもっています。
紫外線からしっかり守るUVプロテクション機能


紫外線対策は、アウトドア活動において非常に重要です。ブリマーハットには、UPF15~30相当のUVカット機能が備わっており、顔や首周りの日焼けを軽減する設計がされています。つばも広めに作られており、日差しを効果的に遮ってくれるため、肌の弱い方や長時間外で過ごす方にとって安心できる要素です。顔周りの日陰が広がるだけでも、心地よさは大きく変わります。
軽量で撥水性のある素材を採用
使用されている素材は、軽量で扱いやすいナイロン。さらっとした肌触りと、持ち運び時のかさばりにくさが特徴です。加えて、撥水加工が施されているため、急な小雨や朝露などにも対応できます。完全防水というわけではありませんが、ちょっとした天候の変化に強いのはアウトドアでは心強いポイントです。突然の山の天気にも慌てずに済むのは、安心感に直結します。



雨の登山で何度も使っていますが、防水ではないですが撥水なので、雨が染みにくいです。メッシュ部分から雨の侵入が気になったこともありませんね。大雨だとレインウェアのフード被るのもありますが。
あご紐とサイズ調整コードでしっかりフィット


風の強い高地やアクティブに動き回る場面では、ハットが飛ばされないよう固定する工夫が必要です。ブリマーハットには取り外し可能なあご紐が付属しており、風に煽られても安心。さらに、頭囲に合わせて調整できるコードアジャスターが内側に配置されており、個々のフィット感に細かく対応してくれます。これにより、頭に吸い付くようなフィット感を得られるというレビューも少なくありません。



あご紐は登山には必須です。
幅広いサイズ展開で自分に合ったサイズを選べる
サイズ | 頭囲(cm) |
---|---|
S | 54~56 |
M | 56~58 |
L | 58~60 |
XL | 60~62 |
ブリマーハットは、S(約54~56cm)からXL(約60~62cm)までの4サイズ展開。頭囲が大きめの方や、小柄な体型の方でも自分に合ったサイズを見つけやすくなっています。一般的なフリーサイズでは合いにくいと感じていた方には、選択肢の多さが魅力になるでしょう。加えて、サイズ調整コードもあるため、ワンサイズ上を選んで好みのフィット感に整えることも可能です。



XLサイズまであるのは本当に助かります。実店舗では置いてあってもLサイズまでが多いです。
因みに私はLでもかぶれますが、登山等では長時間かぶるのもあり、できるだけゆったりかぶりたいのでXLサイズ使ってます。
豊富なカラーバリエーションと落ち着いたデザイン
カラーラインナップも、ブラックやベージュなどのベーシックな色から、ネイビーやカーキ、シーズン限定カラーなど幅広く展開。アウトドアに馴染む自然なトーンが多く、性別や年齢を問わず取り入れやすいのが特徴です。また、派手すぎず落ち着いたデザインのため、街中での使用にも適しており、アウトドアファッションの一部としてコーディネートに取り入れる楽しさもあります。
コンパクトに折りたたんで持ち運びしやすい
ブリマーハットは型崩れしにくい設計でありながら、折りたたんで収納可能です。バックパックのサイドポケットやウェストポーチにも収まるサイズ感で、必要なときにサッと取り出して使える利便性があります。山行の途中で帽子を外すシーンも多いため、こうした携帯性の高さは地味ながら重要なポイントです。軽さと収納性のバランスが取れていることが、長年支持される理由の一つでもあります。
折りたたんでザックにしまうこともあります。折グセは付きますが先端にワイヤー入っているので、それで調整できます。
ワイヤー入りバイザーで変形自在に


上の写真の緑線部分に細いワイヤーが入っています。





このワイヤーのお陰で、前方の視認性というか細かなみやすさを調整できます。これはかなり便利!登山等で眩しかったり、強風だったりで細かく調整したい時に思い通りでき、すごく良い機能だと思います!
汗止め部分はタオル地


内側の汗止め部分はタオル地になっていて、汗を吸収しやすく、肌触りも良好です。



非常にソフトな肌当たりでいいです!
ザ・ノース・フェイス ブリマーハットの気になる点・注意点
ロゴが気になる


機能性は素晴らしいが、おでこ部分のノースのロゴのアピールが強いのが、ちょっと残念ポイントです。



過去何度も、上から違うパッチでも当てようかとおもったことあります。
また、たまに上の写真みたいに横のボタンでカウボーイ風にすることもあります。
強風時にツバがめくれやすい
ブリマーハットは軽量で柔らかいツバが特徴ですが、その分、風が強い場所ではツバがめくれてしまうことがあります。特に高所登山や海辺などの強風環境では、顔にかかって視界を妨げる場面も考えられます。あご紐を使って固定することはできますが、風に煽られる動きそのものは完全には防げないため、使用シーンを選ぶ必要があるかもしれません。



つばが広いハットなのでこれはしょうがないですね。
メッシュ部分から雨水が侵入する可能性
通気性を高めるメッシュパネルは、暑い季節には非常に重宝しますが、逆に雨の日にはデメリットになることもあります。防水仕様ではないため、強い雨が降るとメッシュ部分から雨水が浸透しやすく、帽子の内側まで濡れてしまう場合があります。急な雨に備えて、レインフードやフード付きのジャケットと併用するのが安心です。



基本的に小雨なら入ってくる感じは無いですね。坊主頭とかだったら気になるかもですが、髪の毛あればそんなにわかりません。
撥水性はあるが完全防水ではない
ナイロン素材に撥水加工が施されており、小雨程度であれば問題なく弾きます。しかし、あくまでも“撥水”のレベルであり、長時間の雨や激しい降雨には対応していません。雨天の長時間活動には不向きであることを理解したうえで使うことが大切です。防水ハットを探している場合は、別の専用モデルを検討するのがよいでしょう。



私はノースのゴアテックスのハットも持っていますが、正直、ブリマーハットでほぼ対応できてますね。このハット買ってから、ゴアのハットはほとんど使わなくなってしまいました。
カジュアルすぎると感じる人もいる
シンプルでアウトドア感のあるデザインは多くの方に受け入れられていますが、中には「カジュアルすぎて街使いには抵抗がある」と感じる人もいます。特にファッションにこだわりのある方にとっては、タウンユースに向かないと判断されるケースも。とはいえ、ベーシックカラーを選べば落ち着いた印象にまとまりやすいため、コーディネート次第で十分街中にも溶け込みます。



あくまでアウトドア用、本格的な登山対応のハットです。
ザ・ノース・フェイス ブリマーハットの口コミ・レビュー
通気性の高さが好評。夏場の使用に最適との声


特に目立ったのは、「通気性が抜群で、蒸れにくい」という評価です。登山やフェスなど、汗をかきやすいシーンで着用しても快適だったという声が多く、ブリマーハットにおける最大の特徴とも言えるでしょう。「真夏でも頭が熱くならず、汗のベタつきも感じにくい」「頭のムレが減って、ストレスがなくなった」という体験談が印象的でした。日本の湿気が多い夏において、この快適さは大きな価値となっています。



強い風が吹くと、風が抜けていく感じはあります。
サイズ調整のしやすさとフィット感が高評価
あご紐と内側のアジャスターによって、細かいサイズ調整が可能な点も好評です。頭囲がやや大きめの方からも「ぴったり調整できた」「ズレなくて動きやすい」といった声が多く寄せられています。反対に、小さめサイズを選んでしまい、窮屈に感じたという意見もあるため、購入時にはサイズチャートを丁寧に確認することがポイントとなります。実際に「普段よりワンサイズ上を選んでちょうどよかった」という声も見られました。
デザイン性と汎用性のバランスが魅力
ブリマーハットは、アウトドアらしい実用性を持ちつつも、シンプルでクセのないデザインが特徴です。そのため、「アウトドアだけでなく、普段の散歩や旅行にも使える」といった汎用性の高さが評価されています。カラー展開も豊富で、「服に合わせて色違いで揃えた」「派手すぎず落ち着いた色味で、どんなコーデにも合う」といったコメントも。年齢や性別を問わず選ばれる理由が、ここにあるのかもしれません。
軽さと携帯性の便利さを実感
軽量であることは見た目以上に嬉しいポイントです。帽子を脱いでリュックにしまうシーンは意外と多く、そのたびに型崩れを気にしなくて済む点も評価されていました。「小さく折りたたんでポケットに入れられる」「ハイキング中、暑くなってもすぐ収納できて便利」との声が印象的です。日帰り登山や自転車ツーリングなど、荷物を軽くしたいアクティブな人にとっては特に魅力的な仕様といえます。
総合的な満足度が高く、リピート購入も多数
全体として、ブリマーハットに対する満足度は非常に高い傾向にあります。「買ってよかった」「次は別の色も欲しい」といった声が多く、リピート購入を検討する人も多いようです。中には家族で揃えたという声もあり、安心感と使いやすさが幅広い層に受け入れられていることがうかがえます。価格についてはやや高めとの意見もありますが、「機能性を考えると納得」「長く使えるのでコスパは悪くない」という評価が主流となっています。
ザ・ノース・フェイス ブリマーハットのライバル製品の比較
ザ・ノース・フェイス ホライズンハットとの比較
ホライズンハットは、同じザ・ノース・フェイス製でありながら、デザインや使い心地が異なる定番モデルです。こちらはブリマーハットよりもやや広いつばが特徴で、より強力に日差しを遮ってくれる設計になっています。素材はリサイクルナイロン100%で、環境への配慮も見逃せないポイントです。一方、ブリマーハットは通気性に特化しており、より涼しさを重視したい人に向いています。
商品名 | 特徴 | つばの長さ | 重さ | 付加機能・備考 |
---|---|---|---|---|
ザ・ノース・フェイス ホライズンハット | 軽量で通気性が高く、UVカットや撥水加工が施された高機能モデル。 サイズ調整が可能であご紐付き。 | (前後)7cm、 (左右)7.5cm | 約75g | 頭囲にぐるりと配置したベンチレーションメッシュパネルで通気性を確保。 |
ザ・ノース・フェイス ブリマーハット | ワイドなブリムで広範囲の日除け効果が高く、カジュアルなデザイン。 シンプルな作りで合わせやすい。 | 6cm | 約65g | 両サイドにバイザー止め用スナップボタンを配置し、ワイヤー入りバイザーで変形自在に形作ることができます。 |



我が家にはホライズンハットも2つあります。通気性はブリマーの方が上です。デザイン的にはホライズンハットの方がすっきりして見えます。どちらも優れた完成度の高いハットですが、私は主に登山使用メインで、できるだけ頭部の蒸れを軽減したいので、ブリマーを気に入って使っています。
ホライズンハットの記事はこちら


全体のまとめ
- 通気性の高いメッシュ構造で夏場でも快適
- 紫外線カット機能により日焼け対策も安心
- 撥水加工により急な小雨にもある程度対応
- サイズ調整コードとあご紐でしっかりフィット
- 軽量・コンパクトで携帯性が高い
- シンプルで街中でも使いやすいデザイン
- サイズ選びには若干の注意が必要
- 強風時や雨天時の使用には工夫が求められる
- 他製品と比べても総合的なバランスが優秀
- 長く使える品質でリピーターも多い人気モデル
ブリマーハットは、ザ・ノース・フェイスのアウトドアギアの中でも、実用性と快適性をバランスよく両立したハットです。通気性・撥水性・フィット感といった基本機能に加えて、シンプルで飽きのこないデザインもGOOD!





個人的にはブリマーおすすめ!サイズ選びで迷ったら、ちゃんと頭囲を測って選んだほうがいいです。XLサイズは実店舗で滅多に置いていないので、ネット購入になると思います。日本人にあわせて設計されているので、かぶりやすいです!
Amazon、楽天では大型イベントセール、タイムセール、値引きクーポン、ポイントアップキャンペーンで実質売価は変動します。
amazonの口コミ
- 使い勝手がとにかく良い!:通気性が良く夏場に使用しても蒸れが気にならないのに、軽い雨の日に傘代わりに使用しても髪は何故か濡れない。出張などで鞄に折りたたんで詰めた時、型崩れせず、変な後もつかずにすぐ使えた。サイズ感もちょうど良かった。洗濯は推奨されていないと思うが、普段使いの洗濯ネットに入れて、他の洗濯物と一緒に洗っても型崩れしなかった。悪い点・・・個人的には思いつかない。
- 真夏は汗が染みますが不快無し:以前から気になっていたアイテムでした。真夏は汗が染みますが嫌な不快感はないです!2WAYでツバを変えられるのが便利です!
- 登山に良いです。:登山用に購入しました。軽くて通気性良く買って良かったです。



amazonには300件以上のレビュー付いてます、もちろん高評価!




関連記事