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寿命

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寝袋・シュラフの寿命は、中綿の種類、使い方、メンテナンスによって大きく変わります。

 

寝袋は基本的に、年に数回しか使わないという方が多いと思います。

使用後に、ちゃんと洗濯して適切な保管をしていれば、比較的長く(だいたい5年以上は)使えます。

 

中綿は、ダウンか化学繊維が使われています。

 

中綿がダウンの場合は、メンテナンスにより寿命が大きく変わります。

ダウンは天然素材なので、メンテナンスが悪いとすぐにカビます。

特に、夏の高温多湿の環境は、ダウンに良くありません。

ビニール袋に乾燥剤を入れて保管してもよると良いと思います。

私がいろんな人から聴いた中で、最長寿命は10年です。

ダウンの膨らむ力が低下していくと、保温力も低下していきます。

ダウンの寝袋を持っている方は、ハードユーザーの方で夏以外季節でもアウトドアを楽しむ方が多いです。

そのため、ダウンの劣化による保温力の低下に対してとても敏感になります。

 

中綿が化学繊維の場合は、素材として中空ポリエステルを使用していることが多いです。

ポリエステルは、シワになり難く、型崩れしにくく、洗濯しても伸び縮みしないです。

そして、乾きやすく、薬品に強く、虫やカビの被害もほとんどありません。

非常に扱い易く優れた繊維です。

ポリエステル自体のの寿命は、正直わかりません。

私が所有する15年前に購入した夏向けの化学繊維の寝袋は、いまだ現役です。

あるアウトドアショップの店員さんは、約20年前にかったモンベル製の化学繊維の寝袋を今も使っていると言っていました。

化学繊維も膨らむ力が年々低下していきます。

しかし、ダウンの寝袋と違い、化学繊維の寝袋をもっている方は、主に夏などの暖かい時期のみ使う方が多いです。

そのため、保温力が多少低下しても、体感しにくいというのが実情のようです。

 

 

◎まとめ

・寝袋・シュラフの寿命は、中綿の種類、使い方、メンテナンスによって大きく変わる

・ダウンの寝袋の場合、寿命は長くてもだいたい10年くらい

・化学繊維の寝袋の場合、年々保温力が低下するものの、腐らないため寿命は未知数

 



著者PROFILE

この記事を書いた人寝袋選びで大切なこと寝袋とマットは2つで1つ

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著者: Masaki T

2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆

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自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。

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寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。

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