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兄と赤岳鉱泉で雪山テント泊して硫黄岳登山へ


土日に今シーズンはじめて雪山行って来ました(^^)

兄と赤岳鉱泉で雪山テント泊して硫黄岳登山へ

場所は、雪山の初心者用ルートとして定番の八ヶ岳の硫黄岳。

美濃戸~赤岳鉱泉は、登山道に岩や土が露出し、薄氷が張り付いている場所も多く、アイゼン付けても取っても歩行が難しかったです。

雪山始めてからほぼ毎年のようこの時期に八ケ岳登っていますが、こんなに雪が少なかったのは初めてでした。

兄と赤岳鉱泉

中には、完全に登山道が氷で覆われている場所も!

兄と赤岳鉱泉で雪山テント泊して硫黄岳登山へ

そこでアイゼン歩行の練習と、遊びでアイスアックスを打ち込んでみました(^^)

兄と赤岳鉱泉で雪山テント泊して硫黄岳登山へ

 

登山開始から約3時間登ってようやく赤岳鉱泉に到着

兄と赤岳鉱泉で雪山テント泊して硫黄岳登山へ

 

3連休の初日ということもあって、ものすごい登山者の数にびっくり!

テント場にテントがびっしり!

テントもたくさん設営されていて、まるで各メーカーの歴代の雪山テント大集合!みたいに感じました 笑。

兄と赤岳鉱泉で雪山テント泊して硫黄岳登山へ

テント場の設営場所を探すのにも時間がかかりました。

 

兄が奥のほうにひっそりと開けた場所を見つけてくれて、そこにテント設営しました。

兄と赤岳鉱泉で雪山テント泊して硫黄岳登山へ

私がテント泊するのも約1年ぶりでした。

 

今回持ってきた寝袋です。

兄と赤岳鉱泉で雪山テント泊して硫黄岳登山へ

兄と赤岳鉱泉で雪山テント泊して硫黄岳登山へ

takemo タケモ 寝袋・シュラフ スリーピングバッグ9 フィールドテスト

実際に入り比べて、さまざまな評価をしてきました。

 

夕飯を食べるために、山小屋(赤岳鉱泉)はいったら登山者で溢れかえっていて、ビックリ!

下駄箱に雪山登山靴がビッシリ!

兄と赤岳鉱泉で雪山テント泊して硫黄岳登山へ

みんな何履いてるのかなーと観察♪

 

夜になると、夜空に星がキラキラ!

やわらかく光るテントとのコントラストがよかったです(コンパクトデジカメなので、星空は撮れませんが)

兄と赤岳鉱泉で雪山テント泊して硫黄岳登山へ

 

兄と赤岳鉱泉で雪山テント泊して硫黄岳登山へ

さて、そろそろ寝ます。(テント内気温-3℃くらい)

 

翌朝は天候には恵まれました(^^)

兄と赤岳鉱泉で雪山テント泊して硫黄岳登山へ

兄と赤岳鉱泉で雪山テント泊して硫黄岳登山へ

稜線に出ると輝く太陽と、スカッとした青空が広がっていました。

兄と赤岳鉱泉で雪山テント泊して硫黄岳登山へ

兄と赤岳鉱泉で雪山テント泊して硫黄岳登山へ

硫黄岳の山頂に近づくと雪山ならではの猛烈な強風になり、わずかに露出した顔の皮膚に氷のつぶがバチバチあたって痛く、「あー雪山着たなー」としみじみ感じました(^^)

兄と赤岳鉱泉で雪山テント泊して硫黄岳登山へ

兄は初めての雪山登山でしたが、普段ほとんど体験することのない異次元空間がとても楽しかったらしく良かったです(^-^)



著者PROFILE

この記事を書いた人寝袋選びで大切なこと寝袋とマットは2つで1つ

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著者: Masaki T

2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆

運営者情報はこちら

雪山 クローズドセルマット

谷川岳の雪洞で宿泊

今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。

雪山 テント泊 八ヶ岳

雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)

雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。

自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。

楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆

山岳・登山用の寝袋マットの選び方の基本(無積雪期)

寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。

キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。

『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。

これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。

登山ルート上のキャンプ場・テント場

『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。

テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆

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