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【晩秋OK寝袋】コールマン タスマンキャンピングマミー/L-8の実力は?特徴・注意点を徹底解説レビュー

【晩秋OK寝袋】コールマン タスマンキャンピングマミー/L-8の実力は?特徴・注意点を徹底解説レビュー

コールマン タスマンキャンピングマミー/L-8は、使用下限温度-8℃・約2.8kgの化繊マミー型シュラフで、冬のオートキャンプや車中泊を想定したモデルです。

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暖かさと寝返りのしやすさ、洗濯機で丸洗いできる扱いやすさが魅力な一方、収納サイズと重量はそれなりに大きく、登山向きというより「車で行く冬キャンプ向き」の性格がはっきりした1本です。

記事のポイント

  • 本州の冬キャンプ〜晩秋・早春キャンプをメインにしたい人向けの化繊マミー型寝袋
  • 「暖かさ重視・コンパクトさは妥協」という割り切りができる人に向いたモデル
  • 同社タスマン/L-15やマルチレイヤースリーピングバッグと比較すると「汎用性重視の中間グレード」
  • 価格は1.3〜1.5万円前後が相場で、コスパ重視の冬用シュラフとして人気がある
目次

結論|タスマンキャンピングマミー/L-8は「冬もキャンプを楽しみたい車&オートキャンプ派」におすすめ

結論|タスマンキャンピングマミー/L-8は「冬もキャンプを楽しみたい車&オートキャンプ派」におすすめ

総合評価レビュー(暖かさ・快適さ・コスパを星で評価)

暖かさ:★★★★☆
快適さ:★★★☆☆
コスパ:★★★★☆

タスマンキャンピングマミー/L-8は、最低気温0〜-5℃前後の冬キャンプや車中泊でも「ちゃんと眠れる暖かさ」を狙ったモデルです。使用下限温度-8℃・快適温度目安-2℃とされており、実際に気温5℃前後の環境で十分に暖かく眠れたという声もあります。一方で、重量約2.8kg・収納サイズ約φ27×48cmとボリュームがあり、ザック泊登山や公共交通機関キャンプにはやや重さが気になるレベルです。20〜50代の男性で「車移動メイン・暖かさ優先・価格は抑えたい」というニーズにうまくハマる1本といえます。

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寒さで眠れない夜を避けたい人にとって、タスマン/L-8は頼りがいのある存在です。反面、「とにかく軽くて小さい寝袋」を求める人には、どうしてもゴツく感じられるボリューム感があります。


一言でいうとどんな寝袋?(ポジション・コンセプト)

一言でいうとどんな寝袋?(ポジション・コンセプト)

タスマンキャンピングマミー/L-8は「真冬寄り3シーズン〜ライトな冬キャンプをカバーする、車移動前提の化繊マミーシュラフ」というポジションです。マミー型の高い保温性と、封筒型に近いゆとりあるシルエットの中間を狙った設計で、寝返りのしやすさと首元の保温性を両立しています。ダウンモデルのような軽量コンパクトさはありませんが、その分価格は抑えめで、多少ラフな扱いをしても気になりにくい化繊中綿を採用しています。いわば「車中泊も冬キャンプもまとめて面倒見てくれる、頼れる相棒タイプ」の寝袋です。

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「冬用シュラフに数万円はまだ出しづらいけれど、ちゃんとしたものが欲しい」という段階にいるキャンパーにとって、タスマン/L-8は次のステップに進むための現実的な選択肢になりやすいモデルです。


おすすめできる人・おすすめシーン(登山・車中泊・キャンプなど)

タスマン/L-8が真価を発揮するのは、本州〜四国・九州エリアの冬〜早春キャンプ、秋深まる高原キャンプ場、そして車中泊です。車でアクセスできるオートキャンプ場であれば、重量2.8kg・かさばる収納サイズも大きな問題になりません。使用下限-8℃クラスの化繊シュラフは、防寒ウェアや断熱マットと組み合わせることで、氷点下数度までの環境でも安心感が大きくなります。一方で、テント泊登山やバックパック一つでの長期旅には不向きで、そこは割り切りが必要です。

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「冬もキャンプ場で焚き火を楽しみたい」「年数回は雪の残るキャンプにも挑戦したい」という人にとって、タスマン/L-8は心強いスタートラインになります。ただし、登山やバイクキャンプにも転用したい場合は、別の軽量モデルを検討した方が長期的には快適です。


おすすめしにくい人・シーンとその理由

おすすめしにくい人・シーンとその理由

おすすめしにくいのは、軽量・コンパクトさを最優先したい登山者や、公共交通機関でキャンプに行く人、そして収納スペースが限られたバイクキャンパーです。重量2.8kg・収納サイズ約φ27×48cmというボリュームは、ザックに入れるとかなりのスペースを占拠し、他装備の選択肢を強く制限します。また、道具をミニマムにまとめたいソロキャンプ派には少々オーバースペック気味で、「ここまで厚い化繊はいらなかった」という印象になる可能性もあります。本格的な雪山登山に持ち込むには、保温力も重量も中途半端で、専用の高性能ダウンシュラフの方が安全です。

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タスマン/L-8は「車ベースで、荷物の重さはそこまで気にしない」というスタイルにこそフィットします。逆に、装備を極限まで削りたいスタイルなら、より軽量なダウンや上位の登山用化繊モデルを検討した方が満足度は高くなります。


このレビューの前提条件(使用環境・気温・マット等の装備)

ここでの評価は、本州内陸部のオートキャンプ場・12〜2月・最低気温0〜-5℃前後を想定しています。テントは一般的なダブルウォールの冬対応モデル、地面は土または芝で、R値4前後のインフレータブルマットか分厚いキャンプ用マットを併用する前提です。上半身は中厚手のフリース+ライトダウン、下半身は厚手タイツ+ソフトシェルパンツ程度の服装を想定し、あくまで「平均的な寒がり〜普通体質の成人男性」を基準にしています。これより寒い地域・強風時・標高の高い場所では、同じ温度表記でも体感は大きく変わる点に注意が必要です。

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カタログ上の温度表記だけで判断すると失敗しやすくなります。実際にはテント・マット・着るもの・風の強さなど、複数の条件が重なって「眠れるかどうか」が決まるため、自分のキャンプスタイルに近い前提条件で考えることが大切です。

コールマン タスマンキャンピングマミー/L-8の「特徴(スペック・機能)と注意点」を詳しく解説

コールマン タスマンキャンピングマミー/L-8の「特徴(スペック・機能)と注意点」を詳しく解説

基本スペック一覧表(サイズ・重量・収納サイズ・形状)

タスマンキャンピングマミー/L-8の基本スペックは次のとおりです。

項目内容
メーカーコールマン(Coleman)
品番2000038771
形状マミー型(ゆったり目シルエット)
使用下限温度-8℃以上
使用時サイズ約83×203cm
収納時サイズ約φ27×48cm
重量約2.8kg
表地ポリエステル
裏地ポリエステル
中綿ポリエステル(化繊)
付属コンプレッション付き収納ケース

83cm幅のマミー型としては比較的ゆとりがあり、肩周りや腰のあたりで「ギュッと締め付けられる感じ」が少ない構造です。収納サイズと重量は、同温度帯のダウンシュラフと比べると明らかに大きめですが、オートキャンプ・車中泊用途であれば許容しやすいボリュームです。

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スペックだけ見ると「マミー型なのにかなり重い」と感じる人も多いはずです。このモデルは「背負う」より「車に積む」前提の設計と割り切ると、数字の印象に振り回されずに選びやすくなります。


中綿素材・構造とフィルパワー(ダウン or 化繊の違い)

タスマン/L-8の中綿は、撥水性と耐久性に優れたポリエステルの化繊中綿です。ダウンのようなフィルパワー表記はありませんが、厚めに充填された中綿とマミー型の構造により、首元から足先までしっかりと空気の層を確保する設計になっています。化繊中綿のメリットは、濡れや結露に強く、多少湿った状態でも保温力が極端に落ちにくい点です。また、家庭の洗濯機で丸洗い可能という扱いやすさも大きな特徴です。一方で、ダウンに比べると同じ暖かさを確保するために中綿量が増えやすく、その結果として重量と収納サイズが大きくなる傾向があります。

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「濡れに強く、ガシガシ洗える安心感」を取る代わりに、「軽さとコンパクトさ」を犠牲にしている設計です。川遊びの多いキャンプや、子ども連れで汚れやすいシーンでは化繊のメリットが光りますが、軽量装備を目指す登山用途には不向きです。


対応温度域と快適に眠れる気温の目安(ISO23537基準)

寝袋の保温力の国際規格「ISO23537」
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昨今、寝袋の保温力表示として、国際規格のISO23537(旧 EN13537)が採用されることが一般的です。

寝袋の保温力表示の国際規格
ISO23537って何?

ISO23537 EN13537 【晩秋OK寝袋】コールマン タスマンキャンピングマミー/L-8の実力は?特徴・注意点を徹底解説レビュー
  • コンフォート温度(快適温度)
    標準的な女性(25歳・体重60kg・身長160cm相当)が丸くならずにリラックスして寝ていられる下限温度
    ⇒自宅で普通に寝ている感じに近い温度
  • リミット温度(下限温度・最低使用可能温度)※メーカーで日本語表現が異なる
    標準的な男性(25歳・体重70kg・身長173cm相当)が体をすぼめて丸まりながら 8時間眠れる下限温度
    ⇒いわゆる「耐えられるギリギリの実用下限」に近い温度。
  • エクストリーム温度(限界温度)
    標準的な女性が 命の危険ギリギリで約6時間耐えられる下限温度
    ⇒低体温症や凍傷のリスクが高く、ここを基準にシュラフを選ぶのはNG。メーカーによっては最近あえて表示しないことが増えた。
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寝袋選びでは、通常は①と②を参考に選びます。

ISO23537の温度表記は日本人には寒い?!

この寝袋の保温力の表示規格はヨーロッパ人が作った規格です。

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彼らは日本人よりも寒さに強い人種です。(日本人が長袖・長ズボンでも、欧米人は短パン・Tシャツだったりしますよね。そう、彼らは日本人より寒く感じにくいのです)

私は今までテント泊で夏山から冬山まで計100泊以上、使ってきた寝袋も5個以上ありますし、複数の山仲間とテント泊してきましたが、日本人がこの温度表記を鵜呑みにするのは正直無理あると思っています。

日本人と欧米人の体感温度の差は過去いろいろ調べましたが「約3~5℃違うのでは?」と考えています。

日本人の目安となる温度は?

日本人の目安となる温度は、

  • 日本人男性:コンフォート温度(快適温度)とリミット温度(下限温度・最低使用可能温度)の中間の温度 (例:快適温度5℃、最低使用可能温度0℃の場合、3℃くらいがまともに寝れる目安)
  • 日本人女性:コンフォート温度(快適温度)

ぐらいじゃないかと、経験上感じています。

マットの断熱力も重要

特に外気温が10℃以下ぐらいになるとマットの断熱力も重要になっています。小さく圧縮できる寝袋は、体重がかかる部分はペチャンコに潰れて断熱できません。体重が乗っても身体と地面の間を断熱できるマットが重要です。特に氷点下になると、マットの性能は死活問題になります。

ISO23537の詳しい内容については↓

タスマン/L-8は使用下限温度-8℃以上とされ、ショップによっては快適温度目安-2℃という表記も見られます。ISO23537では本来、「快適温度(Comfort)」「下限温度(Limit)」「極限温度(Extreme)」で指標を示しますが、タスマンシリーズは欧州規格の数値が明示されているわけではなく、あくまでメーカー・販売店の目安値として捉える必要があります。実際の使用では、快適温度より5〜10℃ほど高い気温帯で使うと余裕が生まれ、氷点下に近づくほどマット・テント・防寒着の性能に左右されます。

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「-8℃まで使えるから、どんな寒さでも大丈夫」と考えるのは危険です。自分の寒がり度合いと装備全体のバランスを踏まえて、実際には0〜-5℃程度をメインの守備範囲と考えると、過度な期待をせずに安全側で選びやすくなります。


表地・裏地の素材と耐久性(生地の強さ・防水性・肌触り)

表地・裏地の素材と耐久性(生地の強さ・防水性・肌触り)

表地・裏地ともにポリエステル生地が採用されています。化繊シュラフとして標準的な生地感で、耐久性は日常的なキャンプ利用では十分なレベルです。ただし、防水シュラフカバーのような完全防水生地ではなく、あくまで「水を弾きやすい程度」の撥水性と考えた方が安全です。肌触りはサラッとしたポリエステルで、コットンライナーのようなぬくもり感はありませんが、汗抜けと汚れ落ちを優先した実用的な選択といえます。気になる場合は、インナーシーツやコットンライナーを併用すると、肌触りと保温力の両方を底上げできます。

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タフさを重視した化繊生地なので、焚き火の火の粉やガシガシした取り扱いにも比較的強い一方、素肌で触れると「ややひんやり」感じることがあります。冷えやすい人は、薄手の長袖インナー+インナーシーツの組み合わせを前提にしておくと安心です。


価格帯とコスパ評価|同メーカーの人気寝袋との簡易比較

公式オンラインショップでの価格は税込1万5千円前後で、実売価格は[amazon]や[楽天]などの通販サイトでおおむね1万3千〜1万5千円台が中心です。同じコールマンのタスマンキャンピングマミー/L-15は、より低温対応(使用可能温度-15℃)で価格はやや高めですが、真冬の雪中キャンプまで視野に入れるならL-15の方が安心感は上です。一方、マルチレイヤースリーピングバッグは封筒型・レイヤー構造で4シーズン対応をうたうモデルで、価格はほぼ同レンジ。重さは約5kgクラスとかなりヘビーですが、複数人での掛け布団兼用など汎用性が高いのが特徴です。総合すると、タスマン/L-8は「そこまで極寒には行かないが、冬キャンプをしっかり楽しみたい層」に向けたコスパ重視モデルといえます。

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「どうせ買うならL-15にしておけばよかった」と後悔しないためには、行く予定のキャンプ場の最低気温を一度チェックしておくことが大切です。-5℃以下の環境に頻繁に出るならL-15、それ以上ならL-8という住み分けで考えると選びやすくなります。

コールマン タスマンキャンピングマミー/L-8の口コミ・関連動画

コールマン タスマンキャンピングマミー/L-8の口コミ・関連動画

コールマン タスマンキャンピングマミー/L-8の口コミ

コールマン公式オンラインショップでは、タスマン/L-8に対して「快適温度-2℃の表記どおり、気温5℃前後のキャンプでも朝までぐっすり眠れた」というスタッフレビューが掲載されています。デメリットとしては、収納サイズの大きさが挙げられています。
[amazon]では星4前後の評価が多く、「真冬の車中泊で寒さを感じなかった」「価格のわりにしっかり暖かい」といった声が目立つ一方、「収納時が大きく、ファスナーが少し噛みやすい」との口コミも散見されます。[楽天]ではレビュー件数は多くありませんが、「コールマンのブランドへの安心感」「タスマンシリーズでサイズ違いを揃えている」というリピーターのコメントも見られます。

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口コミを総合すると、「暖かさと価格にはかなり満足」「サイズとファスナーの動きに少し不満」というバランスです。多少の使い勝手の癖よりも、とにかく寒い夜に安心して眠れることを優先したい人に向いている印象です。


コールマン タスマンキャンピングマミー/L-8の関連動画

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動画やリールは、実際に膨らませた状態のボリューム感や、テント内でのサイズ感を確認できるのが大きなメリットです。特に購入前に「思っていたより大きかった」というギャップを減らす意味でも、一度目を通しておく価値があります。

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「どれが一番いいか」ではなく、「どのスタイルに一番合うか」で見ると選択ミスが減ります。タスマン/L-8はその中でも、冬キャンプデビュー〜中級者まで幅広くカバーする“真ん中の選択肢”という立ち位置です。

コールマン タスマンキャンピングマミー/L-8の向いている人/向いていない人

【向いている人】
・本州の冬キャンプや晩秋〜早春キャンプを中心に楽しみたい人
・車移動がメインで、重量や収納サイズよりも暖かさを重視したい人
・予算1〜2万円で、信頼できるメーカーの冬用シュラフを選びたい人
・家族や友人の冬キャンプデビューを、安心感のある装備でサポートしたい人

【向いていない人】
・テント泊登山やULスタイルなど、荷物の軽量・コンパクト化を最優先する人
・バイクキャンプや公共交通機関キャンプが中心で、嵩張る荷物を避けたい人
・室内の来客用布団や3シーズン中心で、冬はほとんど屋外で寝ない人

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タスマン/L-8は「冬キャンプに本気で取り組んでみたいけれど、まだ雪山までは行かない」という層にもっともフィットします。逆に、登山や超軽量志向のキャンプスタイルとは方向性が異なるため、自分の将来の遊び方のイメージも踏まえて選ぶと後悔が減ります。

コールマン タスマンキャンピングマミー/L-8のよくある質問

Q1.本当に-8℃まで使えますか?
A.使用下限温度はあくまで「適切な装備と体調、環境が揃ったうえで耐えられる目安」です。実際の快適使用域は0〜-5℃前後と考え、さらにマットや防寒着で底上げする前提で選ぶと安全側になります。

Q2.洗濯機で本当に丸洗いして大丈夫ですか?
A.メーカー公式にも「洗濯機で丸洗い可能」と明記されていますが、ネット使用・弱水流・中性洗剤など、取扱表示に従うことが前提です。脱水は短時間にとどめ、陰干しでじっくり乾かすと中綿の偏りを防ぎやすくなります。

Q3.収納サイズが大きいと聞きましたが、どれくらいですか?
A.収納時サイズは約φ27×48cmで、一般的な3シーズン用マミーシュラフより一回り以上大きい印象です。車のトランクには問題なく収まりますが、バックパックに括り付けるとかなりの存在感になります。

Q4.身長何cmくらいまで対応できますか?
A.使用時サイズ約83×203cmで、目安として180cm前後までなら余裕を持って使えるサイズ感です。190cm近い人は、足元のゆとりが少なく感じる可能性があります。

Q5.タスマン/L-8とL-15どちらを買うべきですか?
A.最低気温が-5℃前後までのキャンプが中心ならL-8で十分な場面が多くなります。-10℃近い環境に頻繁に行く予定があるなら、重量増を許容してL-15を選ぶ方が安心感は高くなります。

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よくある質問の多くは「温度の目安」と「サイズ・重量」に集中しています。どちらも事前にイメージしづらい部分なので、可能であれば店舗で実物を触ったり、レンタルで一度試してみると、失敗をかなり減らせます。

全体のまとめ

全体のまとめ

1.使用下限温度-8℃・快適温度目安-2℃の化繊マミー型シュラフ
2.本州の冬キャンプ〜晩秋・早春キャンプを想定した温度帯
3.重量約2.8kg・収納サイズ約φ27×48cmで車移動前提のボリューム感
4.ポリエステル中綿+ポリエステル生地で濡れと取り扱いに強い設計
5.洗濯機で丸洗いが可能で、メンテナンス性が高い
6.マミー型としては比較的ゆとりのあるシルエットで寝返りがしやすい
7.価格は1.3〜1.5万円前後が多く、冬用としては手が届きやすいレンジ
8.弱点は収納サイズの大きさと重量、ファスナーの噛みやすさという口コミ
9.タスマン/L-15やマルチレイヤースリーピングバッグ、イスカのアルファライト系が主なライバル
10.「冬キャンプを本格的に始めたいオートキャンプ派」にもっともフィットする立ち位置

タスマンキャンピングマミー/L-8は、冬キャンプ・車中泊を見据えた20〜50代男性にとって「最初の本格冬用シュラフ」として選びやすいモデルです。化繊マミー型ならではの安心感と、コールマンブランドの信頼性、そして1万円台半ばという価格帯が絶妙なバランスを作っています。一方で、収納サイズと重量は決して軽くなく、登山や軽量志向のキャンプには向かない割り切った性格を持ちます。どこまでの寒さに挑戦したいか、今後のスタイルをどう広げたいかをイメージしながら選ぶことで、この寝袋は冬の外遊びを長く支えてくれる頼もしい相棒になってくれます。

実売価格

コールマン公式オンラインショップでの価格は税込1万5千円前後です。

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[amazon]や[楽天]などの通販サイトでは、セールやポイント還元を含めて1万3千〜1万5千円前後で販売されているケースが多く、タイミング次第では1万円台前半で購入できることもあります。

Amazon、楽天では大型イベントセール、タイムセール、値引きクーポン、ポイントアップキャンペーンで実質売価は変動します。

ユーザーレビュー(amazon)

  • 大きいが使いやすい:初めて寝袋を買ったので大きさに驚きましたが車があれば問題ありません。機能性はバッチリです。夏以外は問題なく使えます。
  • 軽くて暖かい。:軽く暖かいので、車中泊や本を読むとき、勉強の時の足の冷え対策にも良いかも。ただ床に眠るときはマットや中敷きなど工夫をしないと当然だが腰が痛い。
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