コロナウイルスの影響が続く中、どこかに家族旅行に行きたい、でも、宿泊は感染リスクが気になる等々あり、久々に1泊キャンプに行ってきました。
秩父巴川オートキャンプ場へ
場所は、同じ県内の秩父の秩父巴川オートキャンプ場。
8月末といえど、平日のため、かなり空いていました。
近年、我が家は1歳半の幼子がいるため、手のかかることができません。
そこで、バンガローか、常設テントかの2択になったのですが、バンガローじゃ面白くない(幼子いるとこの選択肢に良くなる)ため、今回は常設テント-ティピーサイトにしました。
ティピーサイトには、お客さんは我々だけ。
幼子連れにはほっとできる助かる環境です。
ティピー(小川テント ピルツ12)の隣には、タープとテーブルと椅子も用意されており、幼子連れにはとても助かります。
テント内部はマットも用意されていて、側面やテントの下も板で補強されています。
テント内部から上部を開けて換気できます。
なかなか楽しいテントですが、8月の秩父は暑く(首都圏の-2~3℃)、風もほとんど吹いておらず、日中はテントに居られませんでした。
キャンプ場内で遊ぶ
川遊びは・・・
遠くから見るとキレイだが、
水辺は茶色の藻?があり、入るのためらってしまいました。
水深もあるようで、遊んでた子供はライフジャケットつけていました(キャンプ場でもレンタルしてるようです)
そこで、予定を変更して、キャンプ場内の遊具で遊びました。
ながーいブランコ。大きく揺れて、面白い☆
子供が大喜びして遊んでいたのが、ターザンロープ。
長さもあり、斜度もあり、なかなかのスピードで進んでいきます。
大人が乗ると、途中で足が地面に付いてしまうため、子供向けです。
シャワー室
このキャンプ場にはシャワーもあります。
近隣の温泉もあるのですが、幼子連れの移動の手間を考慮し、最終的にシャワー使いました。
ちゃんと清掃されていて、快適でした。シャンプーは近隣のドラッグストアで購入。サンダル履いたままシャワー浴びましあ。海外のキャンプ場みたいです。
夜でも気温がそれほど下がらず。。。
夜は、近くのスーパーで購入したお惣菜ごはん。(幼子いると、調理もなかなかできません。おむつが取れて、一人でごはんが食べれるようになったら、親の負担も軽くなるのですが)
今の我が家では、このキャンプで精一杯 笑。
夜、テントの中へ。
・・・暑い。
夜にはけっこう温度下がると思いきや、それほど下がらず。
私はTシャツ脱いで(汗でベチャベチャになるので)、パンツ一枚に。
風が殆どないのもありますが、ピルツの風通しもそこそこで、内部に熱がこもります。
深夜には少し気温が下がってくれて、寝袋かけて寝れました。
翌朝も気持ちいい天気。
テントは4つありますが、どこも朝は日陰になり、テント内部の気温上昇が抑えられてました。
エアコン付きのバンガローだともっと涼しく過ごせたと思いますが、非日常を体験するキャンプとしては、やはりティピーサイトが楽しかったです。
ただ、8月はちょっと暑い。。。(秩父の標高は250mくらいのようです。軽井沢は1000mくらいあり、気温の面ではそちらがよかったかも)
もう少し涼しくなった時期がおすすめですが、しっかり整備されて、トイレも綺麗なキャンプ場でした☆
参考リンク
著者PROFILE
2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆
谷川岳の雪洞で宿泊
今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。
雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)
雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。
自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。
楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆
寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。
キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。
『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。
これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。
『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。
テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆