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先日、手持ちの山岳用のモンベルの寝袋(シュラフ)のファスナー(ジッパー)のスライダーを動かした時、極薄の生地が噛み込み、生地をその勢いよく引っ張ったら、小さな穴が空いてダウンが出てきてしまいました。

山岳用シュラフの生地にファスナー(ジッパー)が噛み込み、生地に穴が開く

スライダーが生地を噛み込むことは、良くあることなのですが、ゆっくり丁寧にスライダーを元に戻しながら生地を引っ張れば、生地がやぶけることはありませんでした。今回は、少し勢いよく生地を引っ張ってしまったため、生地に穴が空いてしまいました。

山岳用シュラフの生地にファスナー(ジッパー)が噛み込み、生地に穴が開く

中のダウンが飛び出してしまいます。

山岳用シュラフの生地にファスナー(ジッパー)が噛み込み、生地に穴が開く

ダウンを引っ張ってみました。

ダウンが飛び出しても、反対側から摘んで引っ張れば、とりあえず中に戻ります。

しかし、このままでは、いつダウンが抜けていまうかわかりません。

 

山岳用シュラフの生地にファスナー(ジッパー)が噛み込み、生地に穴が開く

そこで、とりあえずダクトテープを貼って応急処置をしました。

ただ、このままでは何度も登山で使用や、洗濯に耐えられるかは未知数です。

 

モンベル製の寝袋のため、モンベルのカスタマーセンターに電話しました。

その結果、

「モンベルから発売しているリペアシートで応急的な処置が可能です。このリペアシートは粘着力が強くなかなか剥がれないため、数回の洗濯なら耐えられる可能性があります。モンベルでは、寝袋の生地補修を受け付けていて、小さな穴(10cm以下)であれば1100円で修理可能です。」

と回答ありました。

モンベル リペアシートの購入者レビューと実売価格

amazonでのリペアシートの評価はなかなか好評のようですが、価格は ¥762 +税となっているため、わざわざこれを買って貼るくらいなら、きちんと補修してもらった方が安心して使えるので、今後、修理に出す予定です☆

 

この記事を書いた人寝袋選びで大切なこと寝袋とマットは2つで1つ

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著者: Masaki T

2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆

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雪山 クローズドセルマット

谷川岳の雪洞で宿泊

今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。

雪山 テント泊 八ヶ岳

雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)

雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。

自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。

楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆

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山岳・登山用の寝袋マットの選び方の基本(無積雪期)

寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。

キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。

『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。

これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。

登山ルート上のキャンプ場・テント場

『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。

テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆

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