寝袋といっても、さまざまな価格で販売されていて、いったい何が違うんだろう?と思われることはありませんか?
そこで寝袋と価格の関係をざっくり書こうと思います。
低価格な寝袋(数千円程度)の特長
このクラスの寝袋は、基本夏向きの寝袋です。
寝袋の保温力は、基本的に中綿の量に比例しますが、低価格なものは非常に薄く、まるでせんべい布団のようなものがほとんどです。
また、収納サイズをコンパクトにすることもそれほど考えておらず、全体的につくりが大雑把です。
とはいうものの、気温が高い夏はこれでも十分です。
私もこのクラスの寝袋を何度も使ってきていますが、夏のファミリーキャンプとかなら、これで十分だったりします。
ただ、夏は気温が高く、汗をかくので、体と触れる内側の生地に綿をまぜたものは、はだざわりがよくおすすめです。
高価な寝袋(数万円)の特長
保温力があまり変わらないのに、数倍もするような高価な寝袋は、低価格のものよりも、軽量化されてたり、天然素材(ダウンなど)がつかわれてます。
高価な寝袋は、保温力を落とさず、実使用に耐えうる耐久性を持ちつつ、いかに軽量に、コンパクトに作るか徹底的に考えられています。
例えば、使われている生地は、非常に非常に薄い素材が使われていたり、ダウンが最高級品だったりします。
登山やバックパッカーや、自転車旅行など人力で持ち運ぶためできるだけ軽く、コンパクトにしたい方、バイクツーリングのように積載量が限られる用途で使う方はこういう寝袋を選びます・・・というよりも選ぶことになってしまいます。