
<2024年更新!>寝袋とマットは、2つで1つです☆
著者PROFILE

経歴:大手アウトドアショップで寝袋・マットのコーナーを中心に約4年間の接客経験に加え、独自の調査・研究を重ね、アウトドア情報を発信し15年以上。無積雪登山・雪山登山・クライミング・アイスクライミング・自転車旅行・車中泊旅行・ファミリーキャンプなど幅広くアウトドアを経験。(詳細プロフィール) 名前:Masaki T
マット(マットレス・シュラフマット)の役割
マットの主な役割は
- 地面と体を断熱する
- 地面のでこぼこやを吸収し、体を優しく包み込む
の2点です。
地面と体の断熱について


寝袋(シュラフ)の保温力は、中綿の膨らみに比例します。
たくさん膨らんでいると、多くの空気を抱え込むことになって暖かいのです。
寒いときには、服を重ね着したりしますよね?
重ね着することによって、体の周りに滞留しにくい空気(デッドエアといいます)を抱え込むことにより、人体が発生する熱が逃げにくくなってとても暖かくなるのです。
寝袋の中に人が入ると、体の重みで背中の部分がぺっちゃんこになります。
ぺっちゃんこにつぶれた部分は、ほとんど空気層を持たなくなります。
実際に、テントで宿泊した場合にマットを敷かないでいると…

「背中が冷たくて寝れないよ~!」
となってしまいます。
(真夏の場合は、ひんやりした地熱が逆に気持ち良かったりします)
ある程度の厚みのあるマットを敷くと、マット内の空気層により断熱されるので快適に寝れるようになります。
地面のでこぼこやを吸収し、体を優しく包み込む
アウトドアフィールドは、石がごろごろ転がっていたり、木の根や草が生い茂っていた、地面がぼこぼこしていたりします。
その上にテントを建ててマットなしで寝ると、石や木の根などが背中にあたって…
「背中が痛くて寝れないよ~!寝返りもつらい・・・」
となります。
マットは、ごつごつした地面を吸収してくれるクッションの役割を果たしてくれるので、とても快適に寝ることができるようになります。



そのため、寝袋を使うときにマットはほぼ必須になります。