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度重なる地震により寝袋の在庫が急激に減っています

最近、各地で地震が頻繁に起きています。

さきほども、関東に震度2の地震が起きました。

 

実は度重なる地震と首都直下型地震が騒がれていることにより寝袋市場の在庫が急激に減っています

理由は防災・災害対策用として、寝袋を事前に準備される方が非常に増えているからです。

 

防災・災害対策用の寝袋の買い方の特長は、家族分のまとめ買いです。

普段アウトドアをまったくしない人々が、こぞって大量に購入するのが特長です。

例えば、お父さんが災害を不安に感じて、防災用として寝袋を購入しようとしたときに自分の分だけ用意しないですよね?

おそらく家族みんなの分を用意するはずです。(自分の分だけ買うと家族から非難されるでしょうから。。。)

そうなると、一気に3個とか4個とか、おじいちゃんおばんちゃんの分もいれたら、5個となるわけです。

寝袋の製造は需要と供給のバランスで、主にアウトドアする方むけに生産しているものですから、急に防災用として家族分の寝袋を大量購入すると一気に市場から寝袋が消えます。(消えつつあります。)

 

そうなると、本来、キャンプや登山などで寝袋の使う予定がある人が購入できなくなります

 

実際に、氷点下に対応した4シーズンの寝袋が売り切れている在庫もあります。

残念ながら、もともと冬用の寝袋は生産数が少ないですから、早いもの順になってしまいます。。。

特に、すでにアウトドアで使用する予定が決まっている人は、すぐにでも購入した方が良いと思います。

(じゃないと、残り物の限られた選択肢の中から、泣く泣く選ばなければいけなくなります)

 

災害により寝袋が必要となる状況にならないように願いたいですが、

もし、防災用として寝袋の購入を検討されているなら、できるだけ早い対応をしたほうがいいかもしれません。

すぐにでも防災対策として寝袋の購入を検討されている方は、2011年3月に作成した記事「地震、災害、防災用の寝袋をお探しの方へ」をぜひ参考にしてみてください。

これは、東日本大震災の発生により、防災対策される方、ボランティアで実際に現地へ行かれる方向けに作成した記事です。

 

■追伸

それにしても、頻発している地震は昨年の悲惨な災害を思い出させるので、本当に恐いですね。。。

早く落ちついてほしいものです。

あと、首都直下型地震がとても騒がれていますね。

防災対策は、実際にいつ、どこで、どのように起きるか予測が難しいですから、どこまで準備すべきか難しいところです。

因みに私は、夏のキャンプから厳冬期の冬山登山までする装備がだいたいそろっていますし、寝袋も人に貸せるくらい持っていますので、防災対策として万全?なのかもしれません。

実際に災害が発生したときは、助け合いの精神で、協力し合って難事を乗り切りたいですね(^-^)



著者PROFILE

この記事を書いた人寝袋選びで大切なこと寝袋とマットは2つで1つ

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著者: Masaki T

2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆

運営者情報はこちら

雪山 クローズドセルマット

谷川岳の雪洞で宿泊

今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。

雪山 テント泊 八ヶ岳

雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)

雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。

自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。

楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆

山岳・登山用の寝袋マットの選び方の基本(無積雪期)

寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。

キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。

『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。

これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。

登山ルート上のキャンプ場・テント場

『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。

テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆

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