東日本大震災による福島第1・第2原発の運転停止により、関東圏が計画的に停電することになってしまいました。
東京電力のホームページで、ご自身が住んでいる計画停電を確認することをおすすめします。
関東圏にお住まいの方には、とても大変な状況になってしまいました。
当然、首都圏の生命線でもある交通機関(電車など)のほとんどは電力で動いています。
その交通機関も停電の影響を大きく受けるようです。
おそらく関東圏にお住まいの方は、計画停電により交通機関と経済活動が麻痺してしまうため、自宅待機になる方も多いかもしれません。
とても大変な状況になってしまいました。
まず大事なのがご自身の自宅の住所がどのグループに入っているのか確認するしたほうが良いと思います。
おそらく多くの方は、日没時間帯に停電すると思います。(私も停電しました。。。)
もうすでに停電を経験された方はご存知かと思いますが、停電されると当然電化製品がまったく使えなくなるだけでなく、電力を必要とする暖房設備、湯沸かし器も使えなくなります。(場所によっては断水してしまうそうです)
3時間という時間ではありますが、もはやその状況はアウトドアとそっくりな状況です。
特に夜の停電の場合は、なにかしら懐中電灯やヘッドライトなどの携帯できる照明がないと真っ暗でトイレさえ行けなくなります。
この状況が4月いっぱい続く見通しという長期間に及ぶので、停電対策(特に夜)は必須となるはずです。
懐中電灯やヘッドライトなどの照明と電池を準備できていない方はすぐにでも用意したほうが良いと思います。
(昨日3/13に、大手電気屋さんへ行ったら、懐中電灯がほぼ売り切れて、レジにはそれをもつ人たちで長い行列ができていました。。。とても驚きました。
本日3/14にスーパーへ行きましたが、電池や懐中電灯はすべて売り切れていました。
ネット通販の場合は、ランタン、燃料系、ライト系商品などの一部の商品に注文が殺到しているため、発送が遅延する場合があるそうですが、もう街のお店には売り切れのため、通販で入手するしかないかもしれません。)
因みに、ヘッドライトと懐中電灯のどちらがおすすめかというと、間違いなくヘッドライトです。
具体例を挙げると、男性が小便をするときに片手がふさがる懐中電灯は不便です。
他にも、物を運んだり、料理をするときにも片手がふさがる懐中電灯より、両手が使えるヘッドライトの方が快適です。
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ただ、頭に付けるのに抵抗があるという方は懐中電灯や全体を照らせるLEDランタンがいいとおもいます。
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それと電池についでです。
個人的におすすめなのが、充電式電池です。
計画停電なので、電池を充電する機会はいくらでもあります。
乾電池では使いきりで、停電期間が4月いっぱいと長期間であることを考えると何度でも使える充電池がいいようにおもいます。
ぜひ、計画停電対策の参考にしてみてください。
著者PROFILE
2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆
谷川岳の雪洞で宿泊
今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。
雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)
雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。
自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。
楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆
寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。
キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。
『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。
これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。
『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。
テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆