化学繊維の寝袋がおすすめです
化学繊維の寝袋は、値段が手ごろでメンテナンスも楽です。
できるだけ荷物を小さく軽くしたい方はマミー型の寝袋を、自宅の布団のようにゆったり寝たい方は封筒型の寝袋を選ぶとよいと思います。
寝袋の形 | 良いところ | いまいちなところ |
封筒型 |
•普段使用する布団に近い •寝ているときの圧迫感があまりない •価格が安いものが多い •家族単位で使うには便利 |
•重量が重い |
マミー型 | •コンパクトに収納できる •重量が軽い •寒冷地に向いている(体との密着度が強いため) |
•寝ているときの圧迫感が少しある |
※寝袋選びの注意点
多くの寝袋メーカーが公表している最低使用温度で寝袋を使うと確実に寒くてまともに寝れません!寝袋を選ぶときには快適使用温度を基準に選びましょう!それでは、快適使用温度で暖かく寝れるのかというとそうとも言い切れません。体感温度には個人差があるので・・・。特に女性やご年配の方は冷え性の方が多いですし。基本的に寝袋を選ぶときには保温能力に3~5℃くらい余裕を持たせることを強烈におすすめします。(実際に使用する場所の最低気温が5℃くらいの場合は、快適使用温度が0~2℃くらいの寝袋を用意するということです。)
★ゆったり寝れる封筒型寝袋
快適睡眠温度 |
重さ | 収納サイズ | おすすめ度 | 気になる実売価格 | コメント | |
快適睡眠温度:??? 予想20℃~ |
1000g | ??? | ★ | Amazon |
・とにかく安い! ・でも、保温力があまり無いようなので、真夏の低地限定で使用するなら大丈夫かも。。。 |
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快適睡眠温度:約15℃~ |
1900g |
直径24.5×45cm |
★★★ |
・値段が手ごろです ・夏のファミリーキャンプに最適です ・化繊なのでメンテナンスが楽です ・ストレッチによる開放感があります。 |
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快適睡眠温度:約10℃~ |
2700g |
直径30×48cm |
★★★ |
・値段が手ごろです ・お得な枕付き ・夏前後の時期にもつかえてファミリーキャンプに最適です ・化繊なのでメンテナンスが楽です |
安心してキャンプを楽しむならコールマンを選択するのがベストと思います。コールマンは老舗のアウトドアブランドにふさわしく、作りがある程度しっかりしています。
インターネットではかなり値引きされていますので、家族人数分を購入する場合でも出費がかなり抑えられます。
★小さくコンパクトに収納できるマミー型寝袋
快適睡眠温度 |
重さ | 収納サイズ | おすすめ度 | 気になる実売価格 | コメント | |
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快適睡眠温度:約6℃~ |
900g |
φ16×32cm |
★★★ |
・化繊なのでメンテナンスが楽です ・10℃以上の使用に向いてます。(6℃で使うと寒いと思います) ・ストレッチによる開放感があります。 |
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快適睡眠温度:約10℃~ |
1,080g |
φ18×37cm |
★★ |
・化繊なのでメンテナンスが楽です ・10℃以上の使用に向いてます。 |
※イスカは”快適使用温度”を公表していません。イスカのHPに従い「快適使用温度」を公表している最低使用温度におおむね5~10℃をプラスしています。(詳細)
マミー型の寝袋の特徴は、なんといっても封筒型に比べて収納時にコンパクトかつ軽くなることです。
できるだけ荷物を小さくしたい方には、マミー型の寝袋がおすすめです。
著者PROFILE
2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆
谷川岳の雪洞で宿泊
今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。
雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)
雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。
自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。
楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆
寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。
キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。
『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。
これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。
『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。
テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆