MENU

冬に筑波山でご来光登山。寝不足の中、ヘッドライトで夜行登山&氷点下ケーブルカー待ちで翌日発熱。

兄に誘われて、筑波山の御来光登山に行ってきました。

IMG_2968.jpg

結局、御来光の時間に間に合わず、中腹での御来光となりました。

2月初旬で寒く、睡眠不足の中、よく登ったな~というのが正直な感想です。

この時期の御来光登山は、筑波山といえど山頂付近は凍結し、慎重に歩かねばなりません。

また、凍結した登山道を下山するのは、アイゼン必須はもちろんですが、難易度が上がります。結局、ケーブルカーの運行時間まで御幸ヶ原のベンチで待ちましたが、かなり寒く、待ち時間も長いため、後日発熱(病院行ってないですが節々が痛くなったのでたぶんインフルエンザではないかと)してしまいました。

この時期の筑波山の御来光登山は、氷上歩行技術はもちろんですが、体力勝負でした。

以下、時系列の写真&ブログ記事です。

 

目次

ブログ記事

早朝2時30分ごろ起床し、兄を迎えに車を走らせ、筑波山神社の駐車場に到着したのは、5:10頃。

IMG_2931.jpg

既に山頂での御来光が厳しい時刻ですが、取りあえず準備して出発します。

 

IMG_2937.jpg

IMG_2938.jpg

久々のヘッドライト登山です。

ヘッドライトに明かりをつけての山を歩くのは、昨年の富士登山以来でしょうか。

 

P2120094.jpg

日の出の方向の関係もあり、今回は白雲橋コースを登りました。

もしかしたら、おたつ石コースの方が良かったかも。

 

IMG_2942.jpg

睡眠時間が3時間程度で、眠りも浅かったので、もう、眠い眠い。

歩行スピードもぜんぜん上がりません。

 

その昔、友人と南アルプスの甲斐駒ケ岳を登っった時、睡眠不足で驚くほど元気がでなくて、ヨボヨボのおじいちゃんのようなスピードで何とか登った記憶がありますが、今回も似たような感じになってしまいました。

日の出の時間が近づいているので、むしろスピードあげたいところですが、むしろ牛歩となってしまいました。

 

IMG_2943.jpg

真っ暗な樹林帯をヘッドライトの明かりを頼りに登っていきます。

兄と2人だからいいものの、1人だと結構心細いかも。

 

IMG_2951.jpg

6:23頃、徐々に空が明るくなり、森の姿が浮き上がってきました。

 

IMG_2955.jpg

標高が徐々に上がるに連れて、残雪も散見されるようになりました。

 

白雲橋コースとおたつ石コースの合流地点に到着し、少しおたつ石コースの階段を降りたところから、橙色に燃える太陽が見えました。

IMG_2960.jpg

 

 

IMG_2972.jpg

直線的な強烈な光が全身に照射され、かなり眩しく、まともに目が開けられないほどでした。

 

 

IMG_2968.jpg

女体山山頂で御来光の予定が、まさかの中腹での御来光になってしまいましたが、頑張ってここまで来てよかった、そう思わせるような御来光でした。

 

無事?御来光を拝して、そのまま山頂へ登ります。

IMG_2975.jpg

筑波山といえば、弁慶七戻りですね!

IMG_2974.jpg

 

IMG_2976.jpg

岩の門をくぐります。

 

 

 

IMG_2985.jpg

登山道が完全に凍結していて、慎重に登ります。

P2120104.jpg

 

 

IMG_2987.jpg

 

7時20頃、女体山の山頂に到着。

すると山頂に多数の人だかりで、随分たくさんいるな、団体で登って御来光を見たのか?、と思って近づいたら、どうやら何かの撮影部隊でした。

松平健さんが、山伏の服装で、立っていました。こんな寒いなか、早朝から本当にご苦労様です。

撮影の邪魔にならないよう、すぐに男体山へ移動しました。そのため、この間の写真がありません。

 

しばらく歩き、7時40頃ようやく御幸ヶ原に到着。

ケーブルカーは9時ぐらいに運行始まるため、しばらくベンチで休憩することに。

IMG_2994.jpg

タイベックで作ったエマージェンシーチェルトに包まります。

この様子に兄も、写真を見た私も「シュールすぎる」と大爆笑。

防寒着全部着て、兄のバーナー&コッヘルでお湯を作り、なんとか暖をとるも、寒い寒い。

天気予報では外気温-5℃くらいで、ジーーと止まっていますから。

 

P2120109.jpg

兄には、SOLのエマージェンシーシートを貸し出しましたが、銀の輻射熱がけっこう暖かいと驚いていました。

 

8:40頃、そろそろ動き出そうか、ということで紫峰杉へ挨拶に行ってきました。

IMG_2997.jpg

IMG_2996.jpg

推定樹齢800年。威風堂々と存在していました。

そのまま、男体山山頂へ向います。

 

P2120110a.jpg

御幸ヶ原から男体山山頂までの道は、雪解け水が完全に凍結して氷なっていたため、アイゼンを着用。

P2120111.jpg

低山と言えど、やはりこの時期はアイゼン必須です。

本当は刃が短い軽アイゼン、チェーンアイゼンが良いと思うのですが、私は12本アイゼンしか持っておらずこれを着けました。

氷上の歩行は良いですが、岩場ではガリガリ、刃も長すぎて、足首が捻られてあるきにくかったです。

 

そうこうしている間に、ケーブルカーの運行時間。

下りの始発はもう行ってしまい、2本目に乗りました。

P2120114.jpg

 

 

IMG_3012.jpg

今日もありがとう、筑波山。

 

IMG_3024.jpg

僅かながら梅が咲いていました。

 

そういえば、筑波山には梅林があり、時期には梅まつりで大賑わいになります。

(今年の梅まつりは2018年2月14日〜3月21日のようです

土日は駐車場待ちの車で大混雑&大渋滞するかもしれませんので、検討中の方は行動早めがおすすめです。

 

最後に

今回の筑波山御来光登山は、睡眠不足で予想以上にハードでした。寝不足と氷点下での御幸ヶ原でのケーブルカー待ちが響いて、翌日発熱しました。

(歩行下山の検討しましたが、体力的にきつい&凍結道の下山は難しいので避けました)

御来光登山するなら、最低限しっかり睡眠とれるよう事前の計画が大切(今回は前夜に突然決まった)だと、しみじみ感じました。

 

参考リンク

 

 

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次