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2017年度の夏も富士山に登ってきました。今回は、女性二人を引率する登山でした。富士登山で一眼レフも初めて持って行きました。絶妙な天候の中、無事登山を終えることができ、とても良かったです。

 

初挑戦内容

  • 登山初心者の女性2人を引率しての登山
  • 一眼レフカメラを携行して登る

 

登山ルート

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■1日目

御殿場口五合目駐車場(車2台で車中泊)-1台置いて水ヶ塚駐車場へ-始発のシャトルバスで富士宮口五合目・登山開始-富士宮ルート頂上-時計回りお鉢めぐり-頂上富士館

■2日目

頂上富士館-御殿場ルート下山-御殿場口五合目到着・事前に置いておいた車に乗る-水ヶ塚駐車場でもう一台回収・終了

この行程にしたのは、

  • 富士宮ルートは、剣ヶ峰や浅間大社奥宮まで最短距離
  • 御殿場ルート下山道は、混雑せず大砂走りのお陰で膝への負担も少ない
  • 万が一の体調不良に備えて、プリンスルートで下山路をショートカットできる

を考慮したためです。登山初心者には、体力的にかなりハードです。

 

感想

登山前日の天気予報は芳しくありませんでしたが、いざ登ってみると、思いの外絶妙な登山日和でした。

初めての一眼レフ富士登山は、思いの外順調でした。

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雨振らず、砂埃もほとんど立たなかったため、カメラ自体が汚れませんでした。カメラバッグの位置を事前にしっかり調整して上げて、ブラブラしないようにカメラバッグ下部をゴム紐でヒップベルトに繋げて抑えておいたため、それほど歩行の邪魔にはなりませんでした。バッグが乗った部分は蒸れました。(登山向け一眼レフ用カメラバッグについてはこちら

いつも使っている防水コンパクトデジカメと違い、一眼レフは毎度撮影する度にバッグから取り出して電源入れて、ズーム調整して・・・と撮影するまでの手間暇多いのですが、素材となる写真を撮影するなら一眼レフは素晴らしいな、と撮影した写真を見て感じます。(女性陣はiphoneで撮影してましたが、かなり綺麗です。iphoneすごいな)

 

今回は、女性2人を連れての富士登山でした。今までは、男性と登ることがほとんどだったので、いつもと違い新鮮な感じがしました。

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富士宮ルートを登る

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浅間大社奥宮

 

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剣ヶ峰

 

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お鉢めぐり

 

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ご来光

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大砂走り

 

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無事、御殿場口五合目に到着

登山慣れない彼女たちが、睡眠4時間で山頂まで登って、さらにお鉢めぐりして約11時間行動、多量の発汗後に風呂はいらず、綺麗とは言い難い山小屋で1泊、御来光みて、途中膝痛に耐えて無事下山。それでも終始、精神的に健常を保っていて、彼女たちの強さが光っていました。

 

以下、時系列の記事です。(富士登山のサイトのリンクです)

 

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富士登山 事前トレーニング

富士登山 前日、登山時、登山後

 

この記事を書いた人寝袋選びで大切なこと寝袋とマットは2つで1つ

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著者: Masaki T

2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆

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雪山 クローズドセルマット

谷川岳の雪洞で宿泊

今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。

雪山 テント泊 八ヶ岳

雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)

雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。

自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。

楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆

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山岳・登山用の寝袋マットの選び方の基本(無積雪期)

寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。

キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。

『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。

これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。

登山ルート上のキャンプ場・テント場

『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。

テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆

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