家族で日光白根山に行ってきました。
今回は、丸沼高原のロープウェイを使って標高2000mまで上がり、私は子供と散策コース、妻は山頂へ登りました。
子供を背負って白根山山頂は私にも子供にも厳しそう、私は既に菅沼から山頂まで登ったことがあり、妻は初白根山ということで、このようになりました。
そのため、ロープウェイ乗口からまったくの別行動です。
妻には早々にロープウェイで山頂目指してもらい、私&子供が子供に朝食食べさしたり、なんだりで牛歩です。
ロープウェイといえば、数十人乗りのゴンドラが数分間隔で運行されているイメージでしたが、ここのロープウェイはスキー場のゴンドラをそのまま使っているため、8人乗りのゴンドラが次々と循環していました。
そのため、全く待ち時間なく、すぐに乗れました。
山麓駅(標高1400m)から2500mほど登って山頂駅(標高2000m)まで移動します。
乗車時間が約15分なので、ゆっくり景色を眺める余裕があります。
山頂駅を降りると、綺麗に整備されたロックガーデンが広がっていました。
そして、その奥に・・・
どどーん、と白根山です。
妻が「山という字に似ている」と言ってましたが、まさにといった感じです。
梅雨時期なのに、雲一つない天気。いつもありがとうございます☆
我々はゆっくり散策コースを歩きます。
入り口に二荒山神社の鳥居あり、くぐります。
ゲートもあります。クマ出没注意の張り紙も。
史跡散策コースを主に歩きましたが、多少のアップダウンはありますが急登などはなく、子供を背負って歩ける程度でした。
途中で休憩したり、子供に歩いてもらったり、行動食食べたり、遅めの昼食を食べたりとしているうちに14時に。
そろそろ妻がおりてくる頃、と思っていたらもうロープウェイ降りたと連絡あり、我々も降りて合流。
子連れだと何かと時間がかかり、また背負ってる荷物&子供合わせると15キロ程度はあるため、散策コースでもかなり運動になりました。
以下、山頂へ行った妻が撮影した写真です。
五色沼が綺麗に見えますね!
ロックガーデンの足湯です。
天候に恵まれ、日光白根山を満喫できました☆
参考リンク
- tenki.jp:http://www.tenki.jp/mountain/famous100/3/12/134.html
- てんきとくらす:http://tenkura.n-kishou.co.jp/tk/kanko/kad.html?code=09150005&type=15&ba=kk
- goo天気:https://weather.goo.ne.jp/place/10002640414/weather/
■日光白根山ローウェイ 運行状況:http://www.marunuma.jp/attraction/ropeway/
■登山ルート
- 登山道・散策路:http://www.marunuma.jp/2017g/wp-content/themes/marunuma/pdf/guide.pdf
- ヤマケイ地図:http://www.yamakei-online.com/yk_map/?latlon=36.798611111100136,139.3758348601361&zoom=15
著者PROFILE
2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆
谷川岳の雪洞で宿泊
今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。
雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)
雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。
自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。
楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆
寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。
キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。
『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。
これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。
『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。
テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆