久々に家族で御岳山に行ってきました(^^)
ルートは、御岳山から関東ふれあいの道を通って日の出山まで往復する、ハイキングコースです。
朝7時頃の自宅を出発し、登山口のケーブルカー滝本駅の駐車場へ。
日曜日なので、駐車場に入れるか気になっていましたが、当日の天気予報が傘マークついていたためか、まだ空きがありました。
ケーブルカーに乗って、御岳山へ移動します。
御岳山駅を下りて、しばらく舗装路を歩きます。
2歳の息子は、とにかくトレッキングポールを使って歩きたくて(いつも私が子連れ登山では使っていて、その様子を後ろからみているためかと)渡すものの、少しあぶなっかしいく、目が離せません。
途中、急な下りでスピード出て止まれなくなり、転倒。。。
うまく転んでくれたので、擦り傷一つなかったが、危ない(^_^;)
2本は持ちは危険、傾斜道の歩行もまだ一人では難しいため、1本持たせて、空いた手は親と手を繋ぐよう伝えるも、自分で歩きたいらしく、何度もやり取りを繰り返す。
次第に疲れて、ベビーキャリアに乗ると、すぐに就寝。
子供が寝て静かになって、白い花がたくさん咲いていることに気づきました。
見たことのない、可愛らしいお花でした。(調べたら、コアジサイという名前でした。)
ちょうど12時頃に日の出山の山頂に到着。
みんなでおにぎり頂きました♪
大きなアリさんがいて、息子が「大丈夫?」と不安がってましたが、私の足をよじ登って歩いているアリの姿をみて「ぜんぜん大丈夫だよ」と伝えると、少し落ち着いて食事を取れるようになりました。
食後は、山頂の標識のまえで記念撮影して頂きました。
睡眠&食後で息子は元気いっぱいです。
自分で歩くと言い、トレッキングポール欲しいというので、1本渡して、手を繋いで一緒に下りました。
幼い子供からすると、かなり段差の階段でも、なんなく下っていく姿に感心しました。
息子は、日の出山山頂から御岳山までの大人で約1時間の道を、ほとんど歩いていきました。
御岳山駅までもう少しのところで、疲れてきたのか足が止まる頻度が多くなってきて、進まなくなってきたので、肩車してあるきました。
いつもよりずっと高い視線で、最初は気に入らなかったようですが、徐々に慣れて、楽しくなったようです。
最後はここで記念撮影。
ケーブルカーに乗って滝本駅まで下山しました。
■感想
大人なら往復2時間程度の道ですが、我々は倍の時間かかりました。
以前から「山に行きたい!」と息子が言っていたので、いっぱい歩いて満足できたかな、と思います。
いっぱい歩いて疲れたのか、帰りの車移動ではずっと寝ていました。
大人であればなんてこと無い道でも、幼子連れだと変化に富んで、充実した山行となりました。
■参考リンク
御岳山コース案内(ビジターセンター) http://mitakevc929.ec-net.jp/courseinfo.html#Anchor-6296
著者PROFILE
2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆
谷川岳の雪洞で宿泊
今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。
雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)
雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。
自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。
楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆
寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。
キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。
『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。
これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。
『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。
テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆