今日も運動がてら筑波山に行ってきました。
登山口の筑波山神社では梅が綺麗に咲いていました。
写真を撮ろうと、近づくと爽やかな香りが漂ってきました。
神社の正門です。
鳥居の奥に見えるのが筑波山の山頂(たぶん男体山山頂)です。
参拝後、神社の東側に歩き、白雲橋コースの登山口へ。
今日は日曜日ですが、思ったほど登山者がいません。
筑波山の中腹まで登ると、なんと雪が現れました。
標高がそれほど高くなく、関東圏の筑波山で雪があるとは予想外でした。
そして、標高が上がるに連れて、雪の量が増えて・・・
足が沈むほど雪が溜まっている箇所も。
ここから先は、登山道は雪に隠れていました。
登山者に圧雪されて、硬くしまっていました。
また、岩場では、薄氷がはっている箇所が多く、非常に滑りやすい状況でした。
滑りやすい普通の運動靴で登っている方は、転ばないように慎重に歩いていました。
樹林帯を抜けると青空と岩と雪。
何度も登っている筑波山ですが、季節変わると景色も変わり、新鮮です☆
筑波山には多数の巨岩がありますが、途中、初めて見る看板を発見。
大仏岩?、そんなのあったっけ?と上を見上げると・・・
ホントだ!大仏が座っているみたい(^^)
なんて、ユニークな岩なんでしょう♪
そして、女体山の山頂に到着。
冬は空が透き通って、山頂からの景色が鮮やかです。
日当たりの良い御幸ヶ原にも雪が残っていました。
コマ展望台で昼食をとり、今日はケーブルカーで下山です。
いつもは進行方向の先頭付近にいたのですが、今回は最後尾へ。
すると、ガラス越しにケーブルカーの滑車が目に飛び込んできました。
ケーブルカーの最上部はこんな作りになっているのね、と新発見。
長い時間かけて登った筑波山も、ケーブルカーで降りると8分で下山です。
今回の登山で、そろそろ私も軽アイゼン用意したほうがいいんじゃないかと思いました。
現在、14本爪のアイゼン(アイスクライミング&縦走用)、12本のアイゼンの2つを持っています。
本格的な雪山登山ではこれくらい必要ですが、山頂の状況がわからない低山でのちょっと積雪・アイスバーンの歩行のために持っていくにはごつすぎます。
とは言うものの、氷のはった斜面はどんなに立派なソールの靴でも滑ります。こんな時には軽くてちょっとすべり止めに使える軽アイゼンが丁度よいです。
軽アイゼンもさまざまなメーカー、本数の違いがありますから、機会があれば検討しようかと思います。(今回の筑波山登山では、モンベルの軽アイゼンの利用者が目立ちました)
光あれ、と言われた。 すると光があった。
著者PROFILE
2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆
谷川岳の雪洞で宿泊
今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。
雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)
雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。
自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。
楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆
寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。
キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。
『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。
これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。
『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。
テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆