今シーズン初、2017年初のアイスクライミングに友人たちと一緒に行ってきました(^^)
そう、毎年おなじみ、シーズン初クライミングは、安全トップロープの岩根山荘アイスツリーとなりました☆
しかも、今回は、岩根山荘に1泊宿泊するのも初体験。(今までは他の近隣の宿を利用していました。)
もうすぐ2歳になる子供連れとなると、関東からの岩根山荘までの日帰りの行き帰りの車移動は難しい(そんなに我慢できない)ため、宿泊しています。
子供が寝ている朝4時に自宅を出発し、移動時間目一杯車で寝てもらうものの、私も約数時間に及ぶ運転に疲れて、途中仮眠。
子供に朝ごはん食べさせたり、北杜のパン屋さんよったりして、結局、岩根山荘についたのは11時。。。
仲間はもう、すでにロープ張って登っていました。
部屋に荷物運んで、私も子供の様子を見つつ、準備します。
(部屋はこんな感じです。)
アイスツリーを登って、トップロープを設置します。
アイスツリーの上部はこんな感じで、工事現場みたいになっています。
スリング2本以上、別支点からとって、カラビナ2個(1個は管付き)をゲートの向きを逆になるようにして、ロープダウン!(ロープ下ろす周囲に誰もいないため小声)
ロープ終端をラビットノット(ループが2つできるので、ロープが痛みにくい)にカラビナ2つ(1つは管付き、もちろん2つのカラビナの向きは別々)を、ハーネスに接続。
いざ登ります☆
シーズン初のアイスクライミングは、えーとどうやって登るんだっけと登り方を思い起こします。
こんな感じだったっけと。
我らのエースクライマー T氏がビレーしてくれました。
真ん中までは斜面が緩くなっていますが、そこから先はほぼ垂直。
腕にきます。
がんばってます。
ようやく登りきりました(^^)
最近購入した一眼レフカメラで撮影してもらったので、写真が綺麗な気がします。
その後、私がアイスツリーの階段を登って、エースクライマー T氏が登る様子を一眼で撮影してみました。
シャッタースピードを早くして撮影すると、氷壁にアックスを打ち込んだ時に飛ぶ、氷の飛沫を捉えることができました。
どうしても氷の飛沫が飛んでくるため、目を守るためにゴーグルは必須です。
暖炉のある休憩&食事部屋で、昼食をとり、再度登ります。
16時ぐらいになると日が落ちてきて、気温も下がってくるため終了。
部屋に戻って仲間と談笑し、18時から夕食です。
おかずがたくさんでてきて、お腹いっぱいです☆
食後は暖炉でゆっくりと。
息子はゆらゆら揺れるロッキングチェア が気に入ったようで、目一杯揺らしてました。
なぜかピアノがあり、妻が簡単な曲を弾いてました。
玄関の加湿器の蒸気を吸って・・・
小さな子連れの宿泊だと、子供のドタドタ足音や、声などで周囲の宿泊者に迷惑をかけないように気を使うのですが、この日は、宿泊者は我々一行のみで、部屋も1階の角部屋で、仲間の部屋と1部屋離してくれたため、夫婦ともに心穏やかに過ごすことが出来ました。
宿泊者が少ないこともあり、女性用のお風呂を家族風呂として使わせていただきました。
もっと子供が幼いころは、外泊先のお風呂を嫌がって泣いていたのですが、今回は何事もなく入浴していて、成長したなーとしみじみ。
子供を寝かせてから仲間と談笑する予定だったのですが、添い寝している私もそのまま寝てしまいました。
翌朝、6時30分から朝食です。
写真には写ってませんが、もちろんごはん付きます。
さあ、朝食たべて、今日も登りますよー☆
昨日は、旅の疲れと子供の世話で疲れて16時ぐらいまで部屋で子供と寝てしまい、登れなかった妻も、「今日は登ります」とやる気です。
妻に貸したのは縦走用の12本アイゼンなので、つま先が横爪で刺さりにくいのですが、なんとか登っています。
初回は途中で降りたのですが、その後の私がビレーしたときには、がんばって登りきりました。
子供の世話で運動不足になりがちで筋力低下&装備もいまいちの中、途中テンションかけて休憩しながらも、登りきりました(^^)
その間、仲間が子供の相手をしてくれました☆
収納カゴに子供を載せて、カラビナかけて、スリングでひいてくれていました。
我らのエースクライマー T氏は登るだけでなく、子供の世話も得意です☆(いつもありがとうございますm(_ _)m)
最後に私も一本登って、
これからまたながーい車移動が始まります。
昼食後は、息子の昼寝を考えて、そうそうに出発準備したのでした。
岩根山荘に初めて宿泊しましたが、子連れには何かと都合がよく、便利でした。
部屋は新しくはないのですが、清潔にされていて、落ち着きます。
また、宿泊者はアイスツリーの利用料金が1日2000円→1日1000円と半額になります。
また機会があれば岩根山荘に宿泊させていただきたいと思います(^^)
・岩根山荘 アイスツリー http://www.iwane-inc.co.jp/sanso/facility.php?id=icetree
追伸
廣川 健太郎さんの著書「新版 アイスクライミング 全国版 (クライミング・ガイドブックス)」が2016/12/15出版されました。
内容紹介
ルート図は2色刷りで見やすくなり、判型を一回り大きくし、口絵カラーに迫力の登攀シーンを掲載したアイスクライムの決定版! ミックスルートでは北海道千代志別エリアを充実させ、日光月山の氷瀑や乗鞍岳山麓青垂滝、二口渓谷・蔵王、大峰地獄谷の閻魔大王等の新ルートも収録。
著者について
1960年2月生まれ。慶応義塾大学卒業。国内外でアイスクライミングを行ない本書収録ルート含め日本国内での初登攀多数。JECC(日本エキスパートクライマーズクラブ)、東京都山岳連盟専務理事。著書に『アイスクライミング』(白山書房)、『チャレンジ! アイスクライミング』(東京新聞出版局)など多数。
以下、アマゾンのカスタマーレビューです。
アイス歴4年です(2017/1/20):私はアイス歴まだ4年で、今年リードに進むくらいの腕前ですが、アイスする人にとっての日本百岩場は、これまで『チャレンジ!アイスクライミング』でした。
こちらは装丁とか表紙の写真があまりチャラさがないので、むしろ、『チャレンジ!アイスクライミング』より古臭く感じられますが、内容は新しくなっており、今、アイスクライミングする人にとっては、日本百岩場と同じような必携の書となっています。
周りでアイスする人はみんな持っています。
さまざまな天然のゲレンデでアイスクライミングするなら、廣川 健太郎さんの本はとても参考になります。