今年は、吉田ルートを登り、山頂の山小屋で宿泊し、ご来光見て、御殿場ルートを下山して、バスで出発点に帰還してきました(^^)
2016年に富士山を登るにあたって、どうやって登ろうか、と考えていました。
うーーーん、今年は今までにやってないことで、挑戦してみたい新しい経験をしよう!と決めました☆
そこで事前にリストアップしました。
○今までにやったことなくて、実現したいこと
- 山頂でご来光を見る
- 山頂の山小屋に宿泊する
- 9月に登山する
- 上りルートと下りルートを違うルートにする
そして、今回の富士登山ですべてを実現することができました☆
写真
富士北麓駐車場からシャトルバスで富士スバルライン五合目へ
強風(風速10m以上)で登山者少ない。
六合目前で記念撮影。これから登ります!
富士山の山頂からのご来光。
ご来光と共に。
下山は御殿場ルート。
大砂走りは膝にも優しい。
今回、初めて山頂でご来光を見ましたが、多くの人が、なぜ富士山でご来光を眺めようとするのか、改めてわかったような気がします。
この富士登山に関する詳細な記事は、下記サイトに投稿しています。
- 富士山の東側一周♪吉田ルート登り、山頂の山小屋で宿泊し、ご来光見て、御殿場ルートを下山、バスを乗り継いで出発地点に帰還しました(^^)
- 富士北麓駐車場からシャトルバスで富士スバルライン五合目へ。前日が台風だったため強風で登山者少ない
- 吉田ルートの山小屋数は日本一?多数の山小屋を通過&休憩し、吉田ルート山頂へ。山頂は強風で大荒れ。
- 日本一の標高の宿泊施設、頂上冨士館で1泊した感想。消灯19時、食事はレトルト、山頂でご来光見るなら便利な立地
- 9月1日の富士山山頂からのご来光の写真、日の出時刻、防寒対策、感想
- 富士山山頂のこのしろ池に氷が張りまるで冬。剣ヶ峰を登り、御殿場ルートを下山。
- 駐車場まで富士急行バスで移動(御殿場新五合目→御殿場駅→富士山駅→富士北麓駐車場)して、無事帰還
著者PROFILE
2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆
谷川岳の雪洞で宿泊
今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。
雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)
雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。
自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。
楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆
寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。
キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。
『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。
これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。
『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。
テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆