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厳冬期の八ケ岳テント泊 美濃戸から赤岳鉱泉まで登りジョウゴ沢へ

厳冬期の八ケ岳 1泊テントでいってきました(^^)

 

早朝に関東を出発し、美濃戸の駐車場へ

八ケ岳 美濃戸駐車場

 

ここにたどり着くまでの林道は4WDが必須ですが、それでもスリップするところがあって、途中でチェーンを装着しました(^^)

 

八ケ岳 タイヤチェーン

 

積雪期に何度も美濃戸駐車場まで車移動したいかたは、チェーン買うのがおすすめです♪

 

さて、美濃戸に付いたらまずはこれ!

八ケ岳 登山者カード

登山計画書を提出(^^)

小屋の入り口に入れる箱とか、バインダーとかありますので、提出しましょう♪

 

美濃戸からは、しばらく林道を登っていきます

IMGP3653.jpg

テント泊セット+アイスクライミング道具で荷物おも 笑

うーーん、雪山きたーって感じです(^^)

 

雪山での途中の休憩方法はこちら

IMGP3654.jpg

ザックが出かければ、それがイスになります。(中の荷物つぶれますが)

下が雪なので、ザックをべったりと雪面につけても泥汚れしませし、むしろザックの汚れが雪に付着し綺麗になる。

ただ、背中を部分はパッドが入っていて、これを下にすると雪がメッシュ生地につまりますので、必ず背中側ではない方を下にして座りましょう(^^)

 

林道が終わり、途中から登山道になります。

IMGP3661.jpg

天気がいいですねー(^^)

青空と雪と木々のコントラストが美しい♪

 

 

そして、美濃戸から約3時間で赤岳鉱泉に到着!

赤岳鉱泉 アイスキャンディー

冬のシンボルでもあるアイスツリーが聳え立っています

 

さっそく赤岳鉱泉ついて、すぐにテントを設営

厳冬期 赤岳鉱泉 テント泊

 

マットを敷いて、寝袋(シュラフ)を広げておきます

厳冬期 赤岳鉱泉 八ケ岳 テント泊 寝袋 シュラフ

 

ハーネスやアイスアックスなどアイスクライミング装備を身にまとい、ジョウゴ沢へ

 

まずはジョウゴ沢F1を練習を兼ねて、登ります。

八ケ岳ジョウゴ沢 F1 アイスクライミング

まあ、横にまきみちあるのですが、F1ぐらいはそのまま登ります。

 

 

F1を登り、少し歩くとジョウゴ沢F2です(^^)

八ケ岳ジョウゴ沢 F2 アイスクライミング

沢水が徐々に凍り、10mくらいの氷爆となっています

 

今回の大きな目標はジョウゴ沢F2をリードで完登すること。

到着後に準備してリードで登ります。

八ケ岳ジョウゴ沢 F1 アイスクライミング リード

 

無事登った後、上でトップロープの支点つくるが、われらのTOPクライマーT氏に修正の指摘を受ける。

 

T氏もその後リードで登る

八ケ岳ジョウゴ沢 F2 アイスクライミング リード

 

八ケ岳ジョウゴ沢 F2 アイスクライミング リード

 

当初の計画ではジョウゴ沢F2を超えた氷壁までいく予定だったが、日没が近づきタイムオーバー。

何本かジョウゴ沢F2を登り、赤岳鉱泉へ帰還する。

 

テント泊だが、夕飯は小屋で食べる(^^)

理由は、荷物多すぎて 笑

 

赤岳鉱泉 夕飯

 

赤岳鉱泉では夕食を2000円でたべれるのだが、それがとってもゴージャス!

なんとカツ煮の卵とじ!

肉も非常に厚みがあり、もはや山小屋メシを超えています(^^)

 

夕飯を美味しく頂き、テントにもどって寝袋にもぐったのでした(^^)

 

 

この記事を書いた人寝袋選びで大切なこと寝袋とマットは2つで1つ

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著者: Masaki T

2009年末から寝袋と関連装備に特化したこのサイトを開設。いつの間にか運営10年を超える老舗サイトに。ファミリーキャンプから無積雪期登山、厳冬期登山、バイクのキャンプツーリングに自転車旅行、車中泊など、アウトドアを幅広く経験。寝袋の宿泊数は100泊以上~500泊未満。狭い業界ですが、まだまだ知らないこと沢山あり、日々勉強中です☆

雪山 クローズドセルマット

谷川岳の雪洞で宿泊

今まで様々な状況下で寝てきましたが、100泊以上経験してわかったのが、『保温力に余裕のある寝袋を用意すること』です。

雪山 テント泊 八ヶ岳

雪山テントは換気にも注意(テントが埋まると酸欠に)

雨風や断熱材で守られた家と違い、アウトドアフィールドでの宿泊は天候や外気温の変化を大きく受けます。事前の天気予報より、当日の気温が-5℃程度低かった、などは日常茶飯事です。また、多くのキャンプ場は、最寄りの市街地よりも標高が高い事が多く、天気予報で知ることのできる最寄りの市街地の最低気温よりも気温が低いことが多いです。

自然の中で睡眠をとる体験は素晴らしいですが、寝袋の保温力が足りないと真夜中に早朝に目が冷めます。これは外気温は日の出前の早朝4~5時あたりが最も気温が下がり、また体温も下がっているためです。一度このタイミングで目が冷めてしまうと、身体が芯から冷え切っているため、ここからなかなか眠ることができません。そして、寝不足の状態になります。

楽しいアウトドア体験するはずだったのが、思わぬ寝不足でボーーっとしてしまうのは、もったいないです(しかも連泊でこれが続くとかなりキツイです)。少し汗ばむくらいの保温力の寝袋を選んで、ぜひ素敵なアウトドア体験を満喫してください☆

山岳・登山用の寝袋マットの選び方の基本(無積雪期)

寝袋と(キャンプ用の)マットは2つで1つです。

キャンプ用のマットの役割は主に『断熱』と『寝心地を快適にする』の2つです。

『断熱』について・・・アウトドア用の寝袋の中綿として、化繊やダウンが使われていますため、小さく圧縮して収納し持ち運ぶ事ができます。寝袋を収納袋から出して広げると、徐々に中綿が膨らみますが、人間が寝袋に入ったときに身体と地面に挟まれた中綿はぺちゃんこに潰れるため、断熱力がほとんどなくなります。大概の地面は冷たく、身体の重みで密着した部分から体温が逃げ(ヒートロス、熱損失)て、底冷えします。この現象は、体温と地熱の温度差が大きい春・秋・冬ほど熱損失量も増えます。

これを防ぐため、キャンプ用のマットを使います。キャンプ用のマット体重がかかっても断熱効果が得られるよう設計されています。

登山ルート上のキャンプ場・テント場

『寝心地を快適にする』について・・・最近、畳の上で寝たことはありますか?痛くて寝れなかったという方もいるのではないでしょうか。昨今の快適用品の普及により、強い刺激に敏感になっています。よほどふかふかの芝生以外、寝袋のみで寝ると地面の凸凹や石があたって痛くてまともに寝れません。その衝撃を吸収する役割としてキャンプ用マットが使われます。キャンプ用マットは大きくクローズドセルマット(銀マットなど)とエア注入式の2種類あり、寝心地はエア注入式の方が良いです。

テントの中で寝袋の下に敷くマットは、様々な用途に合わせて、多数の商品があります。皆さんの用途にあった、快適に寝れるマットが見つかりますように☆

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